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今日は一転天気が良くなった。ここのところ、二転三転、まるで猫の目のように日毎に変化している。寒さも一段と厳しくなったが、今日は昨日よりも穏やかだ。寒さが緩んだのは有難い変化だ 。
15日の原油価格(終値)は上昇した。WTIは大幅、ブレントも僅か上げた。ドルが対ユーロで強くなったものの、株が上げた。二大金融要因では株が勝ったと言うことだろう。ファンダメンタルズからは遊離したままだ。
15 日のWTIは1.58ドル上げてバレル当り94.17ドルになった。なんと94ドル台復帰だ。ひどいもんだ。原油在庫が予想以上に取り崩されたこともその一因になったが、これもエセ・ファンダメンタルズとも言うべきものだ。
基本的に、需要期に在庫が取り崩されるのは当然のことだし、史上、稀に見る高在庫だったのだから、取崩は当たり前だ。未だに、過去と比べれば高在庫のままだ。原油処理量も減ったが、それを上回って原油輸入量が減少した。これからしても概ね当然の結果だ。それでも上げる?
投機のブレントも僅か上げ、74セント上げて107.13ドルになった。ヨーロッパ株がここのところ大きく反発しているせいか?品質で劣るブレントがどうしてWTIより高いのか?一物一価からすれば、まあ、異様だ。
金は続落だった。7.1ドル安のオンス当り1238.3ドルになった。高値も続落だ。10.3ドル下げて1244.6ドルになった。金融緩和縮小の動きが効いたとの声もあるが、それなら原油も一緒の筈だ?妙だ。
16日昼前は、原油がまちまち、金が僅か上げている。即ち、WTIが9セント高の94.26ドルになる一方、ブレントが13セント下げて107ドルになっているのだ。金は、1.6ドル上げて1239.9ドルになっている。
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