日々のあぶく?

日々のあぶく?

April 9, 2005
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カテゴリ: 本
先日観た映画の原作。映画の感想は↓
3/23の日記

妻殺しを自首してきた梶は警部だった。
殺したことは認めていても、殺害後から出頭までの空白の2日間については黙秘、半落ちだった。

志木和正の章:梶を取り調べる刑事
佐瀬銛男の章:担当の検察官
中尾洋平の章:ジャーナリスト
植村学の章:弁護士
藤林圭吾の章:裁判官
古賀誠司の章:刑務官


映画と原作、細かい違いは勿論あるが大きくは、
中尾の性別(原作では男性だが、映画では女性で鶴田真由が演じた)。
刑確定後の章(古賀の章)があること、そのため、真相は最後の章で明かされ、
裁判中には明かされない。
誰もが躓いた経験をもち、梶の澄んだ目に躊躇する。
みんなの前で真相は明かされるのではなく、梶を思う人々が彼のためにそっと動く。
その方がしっくりくる。
けれども、映像化するには華がなくなるので、裁判中に明かされる、という形をとった脚本でよかったのではないかな。
本を先に読んでいたら映像化にはもっと思うところあるかもしれないが、
あと読みのこともあって、映画と本を両方読む(見る)ことで良さが増すように思う。

映画時に藤林裁判官(判事)の判決について、梶を生かすための判決だったのでは?と感じたのは私の甘さだったと原作で知る。

映画でも描かれていたのだが、判決を書くときの思いを私が汲み取りきれてなかったので、活字で確認。
その方がみんなが梶にほだされるというか梶寄りになるのではないという点で大事な章になっていると思う。





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Last updated  April 12, 2005 11:42:47 PM


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