日々のあぶく?

日々のあぶく?

March 10, 2007
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大場つぐみ×小畑健の大人気漫画「DEATH NOTE」の番外編にあたるノベライゼーション。

原作で南空ナオミがLの下で働いた時の事件が「ロサンゼルスBB殺人事件」とあったので、それに照準を合わせている。
だけど、この話だとこの事件時にLの下で働いたのは彼女一人。
原作でLは彼女の名前をうろ覚えだし、「私の下で働いてくれていたのか」と大勢いた捜査員の中の一人ともとれる発言をしてるので、ちょっとこの設定は不自然な気が…。
そもそも、語り手がメロという所が微妙。
彼のLに対する感情がなんか違うような。
まぁ、ひとつの絵画をみた時に人が感じる思いが違うように、同じ原作を読んでいても、キャラクタに対する感情もそれぞれ違うから、まぁ仕方ないことかもしれないけれど、
西尾氏がノベライゼーションする意味がちょっと…
どうせなら原案の大場氏が担当してくれたら良かったのにと身も蓋もないことを思ってみたり。


あと、メロがちらりとほのめかす8歳の時のLとワタリの出会い編はあったら読んでみたい…

―ネタバレあるかも―

L.A.で起こった殺人事件。
殺害方法は違えど、密室と、室内に指紋一つ残さない状況、一体ずつ減っていくが、藁人形が打ち付けられていることにより連続とみなされている。
この程度の事件、通常なら見向きもしないだろうに見えたLが捜査に参加。
停職中の南空ナオミに捜査協力がくる。

Lの手足となって現場に赴くナオミの前に竜崎ルエとなのる怪しい探偵が現れ、彼女と共に捜査することに。
実はこの事件の犯人はLの後継者として育てられたが、自ら逸脱したB。
被害者のイニシャルはB.B.、Q.Q.、B.B.、犯行の日付などもBを暗示するようなものばかり。
この事件はBがLに対して挑んだ勝負だった。


L.A.BB=L is aftera BB(ビヨンド・バースディ)を目指したBは親指をかむ癖、体育座のような独特な座り方、過度の糖分摂取とLと酷似した動きをする竜崎としてナオミに接触。

・・・そんな彼の最後はあっけないけれども・・・
四つんばいで現場を捜査する竜崎。
竜崎=Lとミスリーディングをしながら進む話で実際は違うのだが、Lのそんな姿はみてみたいかも(笑)
それにしても、死神にあったこともないのに死神の眼をもつというBの設定、
「ノートを落とす間抜けな死神がいるなら、目を落とす死神もいるのでは」と西尾氏は語っているが、どうだろう?





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Last updated  March 10, 2007 03:18:14 PM


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