日々のあぶく?

日々のあぶく?

December 2, 2007
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ロタ王国建国の伝説にまつわるおそろしき神<タルハマヤ>は

母を処刑され、見えない世界の川を下り、その身に宿った"カミサマ"により逃げ出した兄妹。
彼らを追うのは王家に仕える隠密カシャル(猟犬)であるスファルら。
奴隷商人である<青い手>から兄・チキサと妹・アスラを助けようとしたバルサは目に見えぬものに襲われる。
その原因がアスラにあり、彼女が殺されるのを知り、バルサは彼女を抱えて逃亡する。
バルサをともない草市にきていたタンダは、チキサと共にスファルに捕まり、人質となってしまう。
<タルハマヤ>をその身に宿したアスラは、本当に殺されなければならないのか?
揺れるスファルを押しのけ、彼の娘で同じくカシャルのシハナは強攻策を唱え、バルサらを罠にかけようとする。

悩み尽きないロタ国王・ヨーサムは、一握りの者しか知らされない言い伝え<タルハマヤ>の出現を知る。

どの国にもそれぞれ目に見えぬ世界の言い伝え、見るものがある。
だが、その世界との関わり方もまたそれぞれ。
もともと、ロタ王国周辺一体を治めたのは<タルハマヤ>を身に宿したタルの民だった。
その恐怖政治から逃れるため、その側近となっていたタルの民や、
能力があるがために奴隷として働かされた者達とともに、
ロタ人の中で人望の厚かったロタ王の先祖・キーランを旗印にクーデターを起こした。
そして、二度と繰り返さぬよう、側近となっていたものらが影の司祭となって、<タルハマヤ>の現れる通路を見張り、
奴隷にされていたものらがタルの民、司祭らを見張るカシャルとなった。

さまざまな動向も気になるところで、後編(帰還編)に続く。

守り人シリーズ・ 精霊の守り人 闇の守り人 夢の守り人 虚空の旅人





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Last updated  December 2, 2007 03:33:34 PM


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