Kathy's Songs~忘れられないコイウタ~

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kathy222 @ Re:よかった(12/10) ami♪♪さん 気にかけていただきありが…
ami♪♪ @ よかった もう、綴らないのかと気にしていました。 …
kathy222 @ Re[1]:もしも。(10/30) のぞみ…さん 温かいコメントありがとう…
のぞみ… @ Re:もしも。(10/30) すごいですね…。 それだけ想えるって…。 …
kathy222 @ Re:終わらない物語(07/30) あかり0729さん そうですね。 終わり…

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2008年10月22日
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カテゴリ: 恋愛 過去



あなたにぶたれたことがありましたね。



当時のわたしは、劣等感のかたまりで

さらに自分が愛し合う夫婦のもとに生まれたのではないことに

どうしようもない虚しさを感じ、思春期特有の難しさもあいまって

自分の存在そのものについて常に疑問を抱いていました。

できることなら消えてなくなりたい・・・・そんなことを考えていたときに

あなたに出逢い、光を見つけた私はやっと生きていきたいと思うようになったのでした。




けれど、そのあなたのことをすこしでも冷たいと感じた時、





きっと私の思い過ごしだったのでしょう、

些細なことで目の前が真っ暗になったわたしは

思いつく限りの罵倒をあなたに浴びせ、言い放ちました。

「わたしなんか生きてたって誰も喜ばない。消えちゃえばいいんだ!」


・・・と、次の瞬間、わたしは左頬に熱を感じました。

あの時のあなたの目をわたしは一生忘れることはできません。

涙を浮かべ、突き刺すように真剣な眼差しでした。

「俺がどれだけお前のことを心配してるのかわからないのか!!」



知ってたよ。痛いほど分かってたんだよ。

あなたがわたしを本当に想ってくれていたこと。

生まれて初めて、愛されていると感じたんだよ。






まっすぐな涙が

ちょっぴり熱を帯びた頬にいつまでも

降り注いで止みませんでした。











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Last updated  2008年10月23日 10時38分09秒 コメントを書く


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