出産 （ 誘発１日目）
１２月１１日、朝９時。
いよいよ、誘発剤を使って出産です。
シャワーを浴びて、分娩用の服に着替えます。
そして、喉が渇くと聞いたので
ペットボトルのお茶を持って分娩準備室へ。
分娩準備室で待っていると
助産師さんがやってきてお腹に
モニターをつけて赤ちゃんの状態チェック。
そして、いよいよ誘発の点滴開始です。
誘発剤の点滴は４０分でワンサイクル。
４０分経過するごとに、
誘発剤の量を倍に増やしていきます。
投与から１時間経過。
たいした痛みもなく、
余裕でテレビなんか見たり･･･。
点滴量も『もっと行けます』っと
余裕の発言かましていました。
投与から２時間経過。
結構、辛くなってきました。
２０分間隔で陣痛がやってきます。
でも、まだ喋ったりする余裕アリ。
一緒にいたダーリンに腰をさすってもらったり
お茶を飲ましてもらったり。
投与から三時間経過。
もう、めちゃくちゃ痛いです。
昼ごはんはほとんど食べれず、
ダーリンに食べてもらいました。
冷や汗ダラダラ。『うーーー』っと唸り、
呼吸をするのが精一杯でした。
そして、投与から４時間。
もう、言葉もありません。
痛い、辛い、苦しい。
トイレに行くのもやっとです。
トイレに行くと軽く出血していました。
助産師さんに尋ねると
『お産が近づいてる証拠だよ』
といわれました。
夕方の４時過ぎになると
仕事が終わった母親が来てくれました。
そのときの私は母親に
『どう？』っと聞かれて
『痛い』としかもういえないほど
くったくたに弱っていました。
そんな私の様子を見て、
母はそっと腰をさすってくれました。
お母さん、ありがとう。
そして、ずっと、側に
ついててくれたダーリン、ありがとう。
さて、夕方５時すぎ。
もう痛みはピークで、泣きそうです。
エンドレスの痛みにグッタリです。
いつ産めるんだろう～？
今日中に産めるかな？
なんて、思っていたら
内診室に来るように呼ばれました。
そして、内診の結果、
『また、明日にしましょう』ですって･･･。
なんてこった！！！！！
ということで、
この辛い痛みは明日に
持ち越されることになりました。
今日中に産まれると思っていた一同、ガックシ。
こんなに痛い思いをしたのに
悔しいのと、辛いのと･･･
点滴をはずされ、
痛みだけが残る体でよたよたと部屋へ。
晩御飯も食べれず、グッタリでした。
さて、明日は生まれるかしら･･･
誘発、二日目に続きます。
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