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2007年08月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
地方に住んでいると、すれ違う人のほとんどが知っている人になる。

具体的には知らなくても、「あの辺に住んでいる人」とか、「この時間帯にはよくいる人」くらいには知っている。

つまり、その人と自分には、「未来」がある。
「次」がある。

「次」がある人は、ないがしろにはできない。
田舎に住んでいる人に、ひとがいい人が多いのは、「次」がある人間関係がずっとずっと続いていて、ネガティブな言い方をすれば「この人が自分のことをどう思うか」「次回、どういう態度で自分に接してくれるか」が結構重要になってしまい、慎重に人間関係を紡いでいかなくてはならないから、とも言える。

都会には、「次」がない関係が田舎に比べて圧倒的に多い。
「次」がないから、いちいち自分をよく見せようとしたり、相手を気遣わなくてもよい場合が多くなる。
そこで登場するのが、この言葉。



《「山上宗二記」の中の「一期に一度の会」から》茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであること。

つまり、田舎に「次」が多くて、都会に「次」が少ないのは、ただの現象ともいえます。
だから、田舎にいい人が多いのは、「たまたま」とか「自然な流れ」かもしれません。
けれども、一期一会とは、人間関係をもっともっと意識的に捉えている状態です。
一期一会を念頭に置けば、未来も次も、一見さんも常連の関係ありません。
すべての出会いを、大切にできるのです。

すごい言葉だなぁ、と、思います。





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最終更新日  2007年09月07日 21時10分23秒


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