「シェエラザード」（下巻）・浅田次郎さん

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2003/05/12

(3)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91904)

カテゴリ：読了本

連合国側の捕虜向けの救援物資を運び終え、シンガポールへ戻ってきた”弥勒丸”・・・復路は、まっすぐ日本へ・・・のはずが！！

マニラを制圧され、今度はここシンガポールが戦場となるという日本軍のふれ込みに、この”弥勒丸”に乗って日本への帰還する者を募る。膨大な人数になった。
こんなのどかなシンガポールが戦場に・・？？
でも、人々は”弥勒丸”に乗船していく。
そして、向かった先は、日本ではなく上海目指して・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
これ以上は、ネタばれになるので＝＝
モデルとなった歴史上の事件が実際に合ったということ。
”阿波丸”という名前で、連合国側の要請で捕虜や民間人への救援品の輸送にあたっていた。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
戦時下での軍の策略。軍人として　しかし人間としての迷い、悩み・・・
”弥勒丸”を恋人のように思っている、乗組員。
そして、ロマンと悲劇・・・

実際の出来事が余りに悲惨だったためにロマンを盛り込んでいるようです。

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最終更新日 2005/06/16　06:22:42 PM
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■コメント

Re:「シェエラザード」（下巻）・浅田次郎さん(5/12)

123mao さん

浅田さんんてこういうのも書くのですね。 日本軍とか聞くと､昔は読みたいという気持ちはおきなかったのですが、最近は少々興味があります。 しかも、モデルの事件がある。うーん、面白そう。 ところで『シェエラザード』ってどういう意味なのでしょうか？ (2003/05/14　12:49:13 AM)

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Re:「シェエラザード」（下巻）・浅田次郎さん(5/12)

らな♪ さん

音楽ついたね～♪ もう、何回やっても入らないから メッセージ全部消したら入った（笑） たった一言だったのに・・ れいんぼしゃんのメッセージより短いと 思ってたけど、ファイル名が長かったんだろうね・・ (2003/05/14　10:14:32 AM)

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Re:Re:「シェエラザード」（下巻）・浅田次郎さん(5/12)

☆かよさん

123maoさん ＞浅田さんんてこういうのも書くのですね。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ファンタジー系の「地下鉄（メトロ）にのって」とか「鉄道員（ぽっぽや）」は、読んだ事無いんで。 私の好きな浅田さんは、ピカレスク・ロマン（どういう意味？）とされてるほうです。 ＞ところで『シェエラザード』ってどういう意味なのでしょうか？ 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「シェエラザード」といのは、「千夜一夜物語」で夜ごとに面白い話を王様に聞かせて王様の心を説かせた王妃の名前です。 この物語をもとにロシアの作曲家が交響組曲「シェエラザード」を作って、”弥勒丸”の船内で　このレコードがいつも流されるんです。 (2003/05/14　10:43:03 AM)

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