『G M O』（上、下巻）・服部真澄さん

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2004/02/13

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91889)

カテゴリ：読了本

＜国際謀略ミステリー＞
GMO・・・遺伝子組み換え作物の英語略

米国在住の翻訳家、蓮尾一生は、隣家の少年アダムとボートに乗ったり語らうのが唯一の楽しみの孤独な生活。
ある日出張から帰宅すると、アダム一家は殺され放火されていた。
蓮尾の物置小屋にも飛び火し、お気に入りのワイン達が焼失。
”何故、アダムまでが殺された・・・”
蓮尾は、犯人と理由を探偵に依頼する。
辛さを忘れる為にも仕事をしようとする蓮尾。
世界的科学ジャーナリストのレックスの最新本を翻訳して、アメリカと日本の同時発売を考え、レックスに意向を伝える。

アメリカ屈指の大企業「ジェネアグリ」はボリヴィアに葡萄畑を作り、ワインを作ろうとしていた。
遺伝子組み換えによっての強い葡萄で。
ボリヴィアは、コカ畑が広がる国。
麻薬撲滅運動によって、コカ畑を他の作物にと考える、ボリヴィア国やその他の国々。
しかし、他の作物では農民は生活が出来ない。
コカは高く売れる。
麻薬があればマフィアが見え隠れする、売人も。
麻薬、アメリカの大企業の企み、アメリカの陰謀。

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最後にやっぱりアメリカって気がした。

でも、この本を読んでる時間だけでも”遺伝子組み換え作物”について考えただけでも良かった気がする。
安定供給は良いけど、将来的な副作用とか無いんだろうか？

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