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2004年01月24日
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 今日は、有楽町の東京国際フォーラムで行なわれた 「 子どもとインターネット」フォーラム- 子どもが楽しく安心して利用できるインターネット構築を目指して- に行って来ました。

 「子どもとインターネット」フォーラムは、2002年度に文部科学省が実施した調査『「子どもとインターネット」に関するNPO等についての調査研究―米国を中心に―』の報告書が2003年3月に取りまとめられたのを受けて、その内容を中心に、財団法人インターネット協会(IAjapan)の取り組みを発展させた形で、インターネットを利用する子どもを持つ親、小中高の教員、教育関係者、インターネット運営事業者を対象として、文部科学省からの委託事業として開催されたイベントです。

午前中は、知人たちがグループ展を行なっている池袋の画廊に立ち寄りました。

コラージュや油絵など・・こんな風にゆったりと見せていただいたのは、ずいぶん久しぶりのような気がします。

知人の油絵は、丁寧に細やかに描かれた静物画で、存在感のある一枚でした。

あの繊細な色づかいは、いったいどんなふうに作り出されているのだろう。

白いキャンバスの上に何度も何度も塗り重ねられた色の世界は、ある種の立体感を伴って、そこに異空間を創造し、静かに静かに語りかけてくる。

その画廊で20分ほど過ごした後、いよいよ 東京国際フォーラム のある有楽町へと向かいました。

今日は快晴で、本当に気持ちのよい青空が広がっています。

午後1時から午後2時45分時まで、米国・英国からの貴重な報告があり、その後午後3時から午後5時まで、パネルディスカッション― 子どもが楽しく安全に使える環境構築について考える ―を行ないました。

詳細な報告は、1週間から10日後に「インターネット協会」のHP上でアップするとのお話がありましたので、ここでは私が特に印象に残った言葉だけを綴りたいと思います。

米国で、子どもとインターネットに関するさまざまな情報を提供するWebサイト「ネット マム」を運営し、「インターネットサーフィン」という言葉を普及させたジーン・アーマー・ポリーさんは、子どもはインターネットを使うべきであるとお話しされました。

そして、大人はよりよいインターネットを用意する必要がある。
具体的には、フィルタリングソフトの開発、ネチケットの提唱、相談窓口のホットラインの確立などが必要なのです。

昨年の暮れに娘の中学で行ったアンケートの中には、「パソコンはあるが、(危険が伴うので)子どもには使わせない」という回答もあったのですが、ポリーさんは、こんな表現をされました。

「港に停泊している船は確かに安全です。しかし、船の本来の意味は、世界の海を渡ることであることを確認する必要がある。」

英国の事例発表では、チャイルドネット・インターナショナルCEOのスティブン・キャリック・ディビスさんに報告していただきました。

チャイルドネット・インターナショナルは、「世界の人々との協力のもと、インターネットを子どもたちにとって、魅力的で安全な場所にすること」を目指して1996年に発足した英国のNPOです。

インターネットには、有用性と危険性が伴います。子どもたちが、インターネットを安全に利用できるようにするには、大人たちがあらゆる分野で責任を共有することの重要性と、子どもたちのインターネットの使い方が日々変化しており、親や教師は子どもたちのインターネット・スキルについていくのが難しくなっているという問題についてもお話しされました。

インターネット上では、たとえ聴覚障害の子どもでも、何の違和感もなく、コミュニケ―ションを取ることができるのですという言葉が印象的でした。

英国では、公共図書館には必ずインターネットが利用出来るようになっていて、インターネットを使う上でのルールやマナーを習得するための講習も行なっているとのことでした。そういった意味では日本はまだまだ遅れていますね。

パネルディスカッションでは、コーディネータの赤堀侃司さん(東京工業大学大学院社会理工学研究科教授)のコーディネイトが冴えていて、さすがと思わせる場面がたくさんありました。

アジアの女性と子どもネットワーク代表・国連ハビタット親善大使である、マリ クリスティーヌさんは、アジアの子どもたちへの“商業的性的搾取、虐待”を根絶するための運動にも積極的に取り組んでいます。

英語での学校教育しか受けて来なかったとおっしゃっていたクリスティーヌさんですが、彼女が使う日本語は、日本人以上に豊かな日本語であることに驚かされました。

社団法人日本PTA全国協議会監事の藤田毅さんのお話では、日本PTA全国協議会で行なったアンケートからは、親が、我が子のインターネットとの関わり方についてあまり理解していないことが浮き彫りにされ、親子のコミュニケーションが低下しているのではないかという話もありました。

そして、まずはアナログの大切さ。親子の生身のふれあいが大切なのではないか。できるだけ、親子がコミュニケーションをとる時間を作る努力が必要なのではないかというお話になりました。

ちょっと主題とはずれますが、マリ クリスティーヌさんがとても心に残る言葉をおっしゃっていました。

「もちろん、大人が子どもたちの環境を整えていく必要があるのですが、私は“自由と権利は、子ども自らが大人から勝ち取るものである。”と教えられてきました。親から自由と権利を勝ち取るには、子どもの方もルールを守り、親からの信頼を得る努力をしなければいけないのです。」

アメリカらしい教えですね。我が子にも伝えたい言葉です。

結論として、赤堀教授がまとめたことは・・・

 「インターネットはドラッグである」という言葉もあるように、インターネットは病気を治す薬のような役割も果たしながら、その副作用もあり、中毒にも成り得る可能性もあります。私自身もITは必要不可欠なものであり、中毒になりかけているかもしれません。しかしながら、もはや私たち人間が、このインターネットとの付き合いを放棄することは不可能であると考えられます。
 今は、現実の社会とネット上の社会のどちらも真実であり、線を引くことすら難しくなっています。
 私たちは、子どもたちが、安全に、上手にインターネットを利用することができるような環境作りに取り組んでいかなければいけないのではないでしょうか。

とても中身の濃い、有意義なお話を聞くことができました。

これからは徐々に学校教育の中でも取り組んでいく必要がありそうですね。

まずは、PTA主催で行なう2月28日(土)の「親子インターネット安全教室」の意義を再確認できたような気がします。

私にとっても、すでにインターネットはなくてはならない存在になっています。

そうであるなら、より安全に上手にインターネットと付き合っていく努力をしなければいけませんね。

残念ながら、国際フォーラムの中にある、相田みつを美術館にいく時間は取れませんでした。

こちらはまた、別の機会に・・・と思っています。(^_-)☆

それにしても、大阪の15歳の少年に対する親の対応は、同じ親として言葉を失ってしまいます。コミュニケ―ション以前の問題ですね。親としての責任を放棄しているとしか考えられません。

本当に悲しいことです。

「子どもとインターネット」に関する資料のご案内

「インターネットを利用するためのルール&マナー集」

「こどもばん」

「教師・保護者版」

「フィルタリングソフトのしくみ」

「インターネット上の子どもの安全ガイド」

「インターネットルール&マナー検定」











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最終更新日  2004年01月27日 21時24分23秒


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