お気に召すまま気の向くまま

お気に召すまま気の向くまま

2008.01.07
XML
カテゴリ: テレビ
そろそろセンター模試です・・

受験生は追い込みに入っていますがNHKスペシャルで
「小皇帝の涙」激流中国が放送されました。
中国は「ひとりっこ政策」を実施、その結果「小皇帝」と言われるたった一人の大事な子供が過保護に育てられその批判はいろいろといわれていますがその代わりその子供に対する過剰な期待もはなはだしくいわゆる教育に対する偏った考え方が国中を支配しています。




高学歴でないと全く出世できない、幸せになれない、お父さんが出世できないのは学歴がないからだ、お母さんはリストラされたからお前は絶対に医者のようにリストラの対象にならないように高学歴を目指せ・・・と
子供は遊ぶことも許されず学校側が「優秀」「普通」「悪い」と評価してクラス分けをするため子供たちにも差別が蔓延・・・
座右の銘が「朱に交われば赤くなる」で「成績の悪いことは遊ばない」と公言する小学生

体罰も当たり前で子供が泣いて「一生懸命やってもまったく認めてくれない。私の心をわかってくれない」と訴えても

と頭からねじ伏せられる・・・
日本も確かに学歴社会で先日エリート医師一家殺人事件( 「僕はパパを殺すことに決めた」 で一度取り上げてます)に見られるようなスパルタ教育の家もないではないが
この放送を見ていると本当に胸が痛くなってきます。

この激流中国というのはシリーズ作品で現代の中国を取り上げているため
ネットでこのスペシャルを見た中国国民から大反響・・・
しかしそれがまた中国でのネット規制に拍車をかけたということも言われています
(現在中国のインターネット上で「激流中国」で検索しても「エラー」がかかるか「あなたの入力したキーワードは関連法規に抵触している可能性があります」という警告が表示されるという)
ただ走り始めた近代化、自由化の波はもう国の力でも押し戻すことはできないことも確かですね・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.01.07 07:25:43
コメント(20) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: