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2005年06月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
なんだか東京は蒸し暑いですね。過ごしやすい季節はもう終わりに近づいています。あーあ、梅雨だなあ。


読み終わりました、 『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』 を。これは面白かった。どこまで本当のことだかわかりませんが、名作です。


まず、 この人の文章は非常に読みやすい 。一つ一つの文章が適切な長さだし、文全体の構造もしっかりしている。途中、日本外交や日露外交について説明・分析するくだりがあるのですが、その辺の学者より数段わかりやすく説得力のある文を書いています。


それから、 ストーリーがよく出来ている 。「ストーリー」というと筆者に怒られるかもしらないが、事実を知らないのだからこれを真実というわけにもいかない。

しかし、日露交渉から田中真紀子が外務省を引っ掻き回し、最後に逮捕にいたり、その後どうやって検事と人間関係を作っていったかという状況が頭の中で明確にイメージできる。筆者の描写力と「事実」そのものが作り物より面白いということでしょう。


しかも、 外交資料として、特に日露関係を考えるに当たって非常に有用なものだと思います

もちろん、現場のことをただ書き連ねただけでなく、筆者の外交に対する考え方もしっかりわかります。日露関係や北東アジアの外交を考える上で参考になる本です。


うーん、、、こんな面白い本には当分の間出会えないだろうなあ。


さ





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Last updated  2005年06月01日 11時08分01秒
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