* ホクロやシミ *
1、メラニンを作る細胞メラノサイトが紫外線の刺激を受ける。
2、酵素チロシナーゼが異常に活性化すると
メラノサイトがメラニンを作ります。
3、メラニンを持った細胞が絶えず肌の表面に押し上げられていきます。
4、さらにメラニン肌の表面に押し上げられていきます。
5、肌の表面にシミが溜まっているように見えます。
ホクロは3っのタイプがあるようです。
「境界型」・・・メラノサイトが表皮に留まったもの。
【ホクロも小さめでフラット】
「複合型」・・・メラノサイトの一部が、表皮だけでなく皮膚の深い部分
(真皮)にまで広がったもの。
【大き目のホクロでちょっと隆起している感じ】
「真皮内型」・・・メラノサイトが真皮内にのみ存在するもの。
【真皮型はプックリ盛り上がった感じ】
幼小児期には境界型から複合型だったものが、
時間の経過とともに真皮内型へと推移していくようです。
大人の顔のホクロは真皮内型がほとんどです。--だそうです。
「ホクロ」もある意味メラノサイトの過剰反応の結果と言えます。
ただ、「シミ」は通常のメラノサイトの状態で絶えずメラニンを作り出し、
「ホクロ」はメラノサイト自身が増殖した状態でメラニンを作り出すので、
その量も半端じゃなく多いのです。
「シミ」と「ホクロ」は、メラノサイトの過剰反応ということでは一緒でも、
作り出されるメラニンの量が違うので、
ホクロの方がはっきりくっきり黒いのです。
では、悪性のホクロってなに?
「ホクロ」は、大抵は悪影響が無いものですが、夏、強い紫外線を
浴びたりすると、皮膚が傷つき「ホクロ」が増えたりして、
「皮膚がん」などをもたらす原因になることもあります。
一見すると「ホクロ」や「シミ」に見えるものでも、中には
「悪性のも」のや「前がん」状態のものもあるので要注意。
悪性の「ほくろ」の疑いがある場合、
「ホクロ」の色が黒以外、白、灰、赤等、変色が見られる、
「ホクロ」と皮膚の境界がはっきりせず、凸凹があったりする、
「ホクロ」から出血がある、等があります
癌の一種である、悪性の「ホクロ」は、メラノーマといわれます。
「ホクロ」が急激に大きくなって5ミリを超えるほどになったり、
形がいびつになったり、出血したら、やはり専門医に
診て貰ったほうが良いでしょう。
また、メラノーマは、足の裏に出来易いと言われます。
足の裏に、急に「ホクロ」が出来、痛みを感じたりしたら、
これも、すぐに皮膚科に行く方が良いようです。
最後に復習です。
・少しずつ大きくなってきた。
・形がくずれてきた。
・表面がざらざらしてきた。
・出血がある。
・色がまだらになってきた・・・。
ほくろに、こうした変化が現れれば、
皮膚科の専門医に診てもらった方が良いでしょう。
これ以外、通常のほくろが悪性に変わる、
というのはごくまれなケースですが、
それでも、急に大きくなったり、
潰瘍状にぶよぶよしてきたら、要注意といわれます
資料「ほくろドットコム」さんより拝借
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