予防医学でピンコロ人生!栃木県健康管理士会

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2011年01月04日
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カテゴリ: 食べ物について
タイトルのことを述べるのは鈴木猛夫さん。
今回でこのお話はおしまいです。
【出典】から引用させてもらいます。

・・・・・・・引用ここから・・・・・・・
当時の政府も栄養関係者も、このアメリカからの
資金提供を歓迎した。
そこに大きな問題があるのだ。
つまり日本人の食生活を欧米型にすることが
健康に寄与すると思いこんでこの作戦を

今になってみると、本当に日本人の健康に
寄与してきたのか大いに疑問があるのだ。
そのことの反省なしに一方的にアメリカのみを
非難すべきではない。
この「小麦戦争」については、アメリカ側では
「サクセスストーリー」として語られている。
特にアメリカ農民にしてみれば、
政府は良くぞやってくれたと、その活動を
高く評価している。
戦後の「栄養改善運動」のために、
日本側がアメリカから受け取った

タブーになっていて、栄養学校でも教えられていない。
戦後の食生活の変化を語るとき、
この問題は非常に大事な点だと思い、
栄養学の世界で大きな影響を与えてこられた
東畑朝子先生にこの資金の出所について

口の前でバッテンさせて、
「このことはみんな隠したがっているんですよ」
とタブーであることを正直に語ってくれた。
その理由は、アメリカ側からの資金提供だったため、
当時の栄養関係者としてはできればこの話は伏せて
おきたい気持ちなのだいうことだった。
確かに誰も語らず、書かず、残さずという状態で、
この問題に関する資料・文献はきわめて少ない。
しかしこの大事な点を抜きにして戦後の栄養学、食生活について
語ることは不可能である。今こそ当時の関係者はその全体像を
明らかにすべきではないだろうか。
どの国の食生活もその国、その地域で産出される産物を
基礎にして食形態が形成されるのが大原則で、
最初から外国の農産物をあてにした食料政策、
栄養教育は本末転倒といわざるを得ない。
食糧自給率が先進国中最低の4割にまで
落ち込んでいる大きな原因は、
「栄養改善運動」で欧米型食生活の優位性を信じ、
普及、奨励したことにある。
まずそのことのしっかりした反省が必要ではないか。
【出典】
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活
・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・

【日本の食生活史年表】
日本の食の歴史は、白米を食べるように
なってからは脚気との戦いであった。
その後は昭和29年にアメリカでPL480法案
(通称、余剰農産物処理法)が成立すると
欧米型食生活が定着し栄養過剰との戦いになった。

明治5年 明治天皇、肉食奨励のため初めて牛肉を食べる
明治10年 西南戦争で脚気患者多数発生
明治27年 日清戦争で脚気患者多数発生
明治34年 ベルツ、人力車の車夫の食物と労働耐久力について発表
明治37年 日露戦争で脚気患者25万人
明治41年 「味の素」発売
明治43年 村井玄斎夫人、脚気に炒り糠入り味噌の常食が効用有と説く

この続きは【出典】ブログをご覧下さいね?

【出典】日本の食生活史年表
http://plaza.rakuten.co.jp/morikotu/diary/?ctgy=6

【参考文献】
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活

(為谷)





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Last updated  2011年01月04日 22時18分07秒
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