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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
April 24, 2009
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さて、青山円形劇場の
『ダウンタウンフォーリーズ観劇』の前に

歌舞伎、なんて荒業はほんとうはしたくない!


余韻を楽しみたいから。

この日は『ダウンタウンフォーリーズ記念日』とか
この日は『歌舞伎観劇記念日』とかね。

一幕見自由席入口.jpg

けれど職業婦人のため、
やむなし…(ノД`)・゜・。

行ける時に行くしかない。

伽羅先代萩』

センターの席に座ったけど

さすがに舞台までは
遠いのでオペラグラスは必携。

おでこに張り付けておきたいくらい!

染五郎さんのお相撲さん、
あの染様が120キロの力士

絹川谷蔵 を演じるので楽しみにしてた。


殿 様の橋之助さんを狙う悪者たち。

この悪者がユーモラスで
お殿様には遠慮気味に襲いかかる。


飛んで入ったごひいきの力士の 谷蔵 には

容赦なく戦いを挑んでくるところが
なんとも言えず♪


ここでガラっと殺陣が真剣みを増すので、


花水橋 足利頼兼と絹川谷蔵.jpg

玉様の 政岡 と子役たちのシーンは涙なしには見られず。


若君 とわが子を慈しみ、
守り抜く 政岡 の姿は胸を打つ。


若君 も上手だったけど、 千松 が健気で愛くるしい。

でかしゃった!

千松 秋山悠介君
イヤホンガイドの説明の時に聞いた名前

忘れないからね。

2001年4月25日生まれって
千秋楽の頃、8歳になるんだね。

毎日ちゃんと舞台にあげるのに苦労して
いるんだろうな、その苦労も並みじゃないなと
余計なことまで考える。

だって、泣いちゃったりして演技してくれないと
ここにいる1000人以上の大人はお手上げだものね。

もう子役ちゃんも子役ちゃんのママも

みんな、みんな

でかしゃった!



それにしても酷い!

よく、あのいたいけない 千松 を刺し殺すことができるもんだ。

ギロっと睨んだあの仁左衛門さんの目つきは夢に出そう!

いや、 八汐 という役のせいなんですが。

「鏡山」の時に学びましたが、

歌舞伎では

女方は悪役をしないので

「鏡山」や「先代萩」などは
立役が勤めるんですよね。

そして 八汐 の兄の  仁木弾正

その名前は聞いたことがあるものの

吉右衛門さんの悪役を初めて見ましたが、

いつもの慈愛に満ちた柔和な笑顔の
吉右衛門さんと同じ人にはみえません。

それがひときわ、印象的だったのは
暗闇の中、面明かり
(長い柄の先の板にろうそくを乗せたもの)の
ほのかな灯りに照らされて

弾正 が花道を引っ込む時でした。

もちろん、
幕見の4階席からは
その姿がみえませんが、
ゆっくりと去っていく姿が

大きい大きいシルエットになって
浮かび上がり、大迫力。


伽羅先代萩.jpg

歌舞伎は役者さんありき、
と思ったのは

前半悪役だった歌六さん
(ひもじさを耐える幼子たちに
執拗に毒入りのお菓子を勧める栄御前)が、

後半は
お家のために命を賭して働く忠義者の役、

そして、 千松 を手にかけた
非情な 八汐 の仁左衛門さんが
悪を滅ぼす正義の味方に変わること。

ごひいきの役者さんのカッコいい姿を見て

「あー、良かったね」

満足して気持ちよく帰っていただけますね😊

昼はどうにか観られましたが、
夜の部を観に来るのは無理そう。


でも、せめて吉田屋だけ幕見に並ぶかな!
美しいお二人の吉田屋が観たい!

吉田屋 廓文章.jpg

(2009年4月18日 昼の部)


詳しく書いていらっしゃいました。
さすが歌舞伎俳優さん、かゆいところに手が届くような
具体的な説明でとても勉強になりました。
梅之さん、ありがとうございます。

面明かり(差し出し)の黒衣さんのお話



子役だった秋山君は当代團十郎さん門下で
歌舞伎役者になりました😄

梅之さんは名題さんとして ご活躍されてます。
今のお名前は梅乃さん😊





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最終更新日  May 30, 2024 08:14:28 AM
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