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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
July 2, 2009
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マドモアゼル・モーツァルトは音楽座ミュージカル。
信長が女だったら、という設定はこちら。

女信長

その信長は黒木メイサちゃん。
「嵐」の二宮くんと共演した「拝啓、父上様」

フランス語を習っている女の子で、
今日はフランス語しか話さない日、と決めたら
フランス語でしか話せない。

フランス語はからきし、ダメ!な二宮君が相手でも。
当惑など気にもかけず押し進めるくせに
彼がギブアップすると「書くのはOK」と軟化。
ノートで筆談していたヘンテコなデートのシーンが印象的だった。

そんな妙なことを言いだしても、彼女なら許せるって感じ、
すっかりこのエキセントリックな美女にお熱の二宮君の
振り回されっぷりが可愛かった。

固い感じで、演技はちっともうまいと思わなかったけど
涼しげな美少女ぶりに好印象だったので劇場へ。

もちろん、共演の中川晃教クン目当ての染子様のお誘い。
久しぶりの青山劇場。前の日、幕が開いたばかりのせいか
いま一つな感じも否めないが、黒木メイサちゃん大奮闘で
なかなか華があって良かった!

低めの声のセリフも決まってて、そう、それに長セリフ、
これがビシッと決まって気持ちいい!

斉藤道三が石田純一さんで、なぜに石田純一?
見る前の疑問が見ても解けなかった!

私は大河ドラマの平幹二郎の道三が刷り込まれているので
ちょっとやそっとでは払拭できないのだ。
(ちなみにこのときの濃姫は松坂慶子でこれも鮮烈!)
なので、どうしても石田さんでは納得できないまま。

信長が女と知って手ごめにする道三、
そういう役だから、のオファーなら
ただの○○オヤジってことではないですか。

女を武器に天下統一をはかる信長ってことで
メイサちゃんが色っぽい声で、シナシナするシーン多し。

これは意外性にドッと笑いが起きるシーンでもあるけれど
私はメイサちゃんがピッと凛々しくあってほしかった!

ま、これは好みの問題で、
そういう原作なんだよね、きっと。
ただ、セクシーさが武器といっても、
洗練された演出だったらいいのにね。


殺陣が売り!
怪我をしないで手順通りに動くのって大変だと思うけど
メイサちゃんはホント、かっこよかった!

そして中川晃教君の久々の生歌も、もちろん大満足!
広い会場がピッタリの伸びやかでスケールのある歌唱。
もっと、聴きたかった~。

ちょっと気の毒な気がするくらい出ずっぱりで、
座長として引っ張っていていたメイサちゃん。
良い女優さんになると思うので、次回作が楽しみ。

でも、なにしろ若いので、たとえば
道元のお芝居に出ていた栗山千明ちゃんみたいに
大勢のベテランに囲まれて
ノビノビ演じられるような役ならいいのに、
他の役者さんから教わったり、盗んだり
勉強しながらステップアップ、
なんて、ついつい母親目線。

花束

人気者でお稽古も大変だろうメイサちゃん、
その熱演に惜しみない拍手を!

そうそう、その後も通い続けた染子さんによると、
どんどんテンポも良くなり、
なかなか見ごたえのある舞台になってたとか。
油がのったころに千秋楽になるのが、
どのお芝居も定めなのね。

6月6日 「女信長」 マチネ 青山劇場





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最終更新日  June 22, 2016 01:23:58 AM
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