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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
January 22, 2010
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先におにぎりの話ばかり書いちゃいましたが
グローブ座で観た「冬のライオン」かなり良かったです。

番号を見たけれどピンとこなかった座席。
舞台に垂直に並んだ席の周りを囲むように
馬蹄型の劇場の周囲に沿って配置された席。

私たちが座ったのはその端っこで、
つまり舞台に一番近い席。
桟敷席のような面白い席だった。
なかなかグッド!

今年の初西洋劇です((o(>▽<)o))
歌舞伎ばかり観ていたので。

1183年クリスマスのシノン城を舞台に、
中世のイングランド国王ヘンリー2世と王妃エレノア、
その3人の息子とフランス王を絡め、
権力と人間関係を巡る愛憎を描く。

歴代のエレノア役を演じた女優が
常に絶賛され、さまざまな賞に輝く一方で、
フランス王フィリップ役には
将来が有望な新鋭の美男俳優が
起用されることでも話題になる作品である。


とウィキで調べて
ホホーっとわかったくらいで
予備知識なしで観ちゃいました。
世界史、全くダメです。

大河ドラマで名優だな~と思っていた平幹二朗さん、
舞台で初めて観るチャンス!と思ったのと
「コーストオブユートピア」で最も印象に残った
麻実れいさん観たさに行ったのでした。

お得だったのは、
こまつ座の「あにおとうと」でいいな~と思った
高橋礼恵さんがフランス王女の役で出演していたこと。

王女、役柄的には好きじゃなかった。
だって平さん演ずるヘンリー2世と
麻実れいさん夫妻に養女として育てられたのに
後にヘンリー2世の愛人になってるんだもん。

ヘンリー2世を裏切ったから
幽閉されている妻エレノア。

ちっとも負けてなくて麻実れいさんの存在感と
テレビ以上に迫力ある平さんの駆け引きが面白かった。

3人の息子は帯に短し、襷に長し、で
壮年になっても安堵して引退できないヘンリーに
同情しますわ。

歴史は全然わからなくても十分楽しめる心理劇で
言葉の格闘技!見応えアリ!

ウィキ参照で手抜きですみませんが、

NHK大河ドラマでは、
1970年放送の『樅ノ木は残った』、
1973年放送の『国盗り物語』とで2度に渡って主演。

1988年放送の『武田信玄』では、
武田信虎役で横暴な支配者と失意の流浪者という
全く相反する姿を演じている。
1992年放送の『信長 KING OF ZIPANGU』では
織田家をかどわかす架空の祈祷師・加納随天役で、
不可解さと迫力に満ちた演技を見せつけた。


そうそう。特に『国盗り物語』の斉藤道三、
油売りの商人で「とうとうたらり、とうたらり」と
言ってたのを鮮明に覚えているし、
桜が散る中、刀を振り回す信虎は忘れられない。

そして加納随天は、
一緒に観ていたうちの子が暫くの間
「ズイテン」「ズイテン」と唱えてたくらい
インパクトがあった。
もうすっかり忘れてるけれど。

とにかく平さん観られて良かった!

歴代エレノアが受賞したのもわかるな~。
女優さんが挑戦したくなる役でしょうね。

こんな奥さんはほしくない、と男性が思う役で
女性から見たら、うらやましい役かな。

リア王は三人娘を持ち、自分は三人息子を持った。
同じように裏切られたが、自分とリアが違うのは
リアは土地を手放したが、自分は手放さないことだ


のようなセリフがあったけれど
リアのような老王と思いきや、
50歳の設定なんだよ。

平さんの実年齢の76歳!ってのも
ビックリだけどね。
76歳で朗々と
あの長セリフを聞かせるのは

ブラボー!





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最終更新日  December 29, 2016 03:47:47 PM
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