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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
January 24, 2010
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『松浦の太鼓』

赤穂浪士を応援する松浦のお殿様を
吉右衛門さんが演じます。

どんな話なのかあらすじを読んで、

忠臣蔵のスピンオフの話なら
面白いのは確かだろうし、

吉右衛門さんだから観たいなと思いつつ
行ける日がなく、最後のお休みの24日。

「なにがあっても行かなくちゃ。」と決意したところ

音楽座を通して親しくなった友達から上京のお知らせ。

博物館やら新国立劇場やら、東京に来たからには
悔いのないよう好きなところを回るのだという彼女。

「彼女に会いたい!」と思いながらも、
『松浦の太鼓』への執着に心を乱し、

結果。

「彼女に選んでもらお!」


実は 、建替え前の歌舞伎座にお見せしたく
 幕見にお誘いしようと思ってました。

 2時前に来てくだされば大丈夫。

 もしダメでも

 東劇で2時半から始まる
 シネマ歌舞伎『法界坊』を観られますから
 つぶしもきくと思って計画したんです。

 幕見の列に並びながら、おしゃべりもできるので
 一石二鳥と思ったのですが…

 他に観たいものがはっきり決まっているなら
 そちらを満喫してくださいね。

 せっかくの機会だから。」

って、「未練がましい!」
とためらいつつも送ったメール。

ところが運命なんでしょうか。

実は 最後なので幕見が観たかったのです。
 でも、並び方もわからなかったので、あきらめたの」


(((o(*゚▽゚*)o)))

「実は」「実は」 っていかにも歌舞伎でしょ。

助六 実は 曽我五郎とか(^^)/

そんなわけで、

実は
孝夫さん(仁左衛門さん)が大好きで
昔から観ていた彼女と並んで、

当日券(幕見)の列でおしゃべりしてたら

あっという間に1時間が過ぎ、
4階だけど最前列センター。


『松浦の太鼓』

銀座 二階建てバス

吉右衛門さん、好きだな~と再認識した
『松浦の太鼓』


吉良さんのお隣なのに、
吉良さんの敵の応援するのはいかなものか、

とか、ちょっと気になりましたけど(⌒▽⌒)


腰元に言い寄って振られた腹いせに
彼女に冷たくあたっているのを

歌六さん@其角に窘められて、
素直に認め謝るところなんかカワイイ。

そうそう。

ここでもお家再興より
仇討を良しとしていましたが
先日の浅草の綱豊卿も
やはり同じ意見でした。


私は敵を討っても、
憎しみや悲しみが増えるだけ、なので

お家再興で、平和に幸せになりたいと思うけど





煤竹売りに身をやつした梅玉さん@大高源吾が登場。



おお、この長ーい竹、こんな風に売り歩いていたんですね。

先日、江戸時代に建てられた名主屋敷の
天井裏の掃除を手伝った時に実物を見ました。



おおらかというより


吉右衛門さん、歌六さん、梅玉さん。
そして腰元お縫の芝雀さん。

みんないいから、またこの顔合わせで観たい!!

「良かったね」と
感慨深く、うなづきあって

お名残りは惜しいけれど

飛行機の時間に間に合わせて、
足早に階段を降りました。

だけど、せっかくだもの、
歌舞伎座の前で彼女の写真を何枚か撮りました。


普段は慎み深い彼女だけど、

私が「記念だから撮りましょう」と提案したら

時計の前、絵看板の前と場所を変えて2、3枚。
抗わず着いてきてくれて良かった。

遠慮してる時間に撮れちゃうものね。

「今度はいつ会えるでしょう。」と思っていたら以心伝心。

「長崎は遠いです(;_;)」と帰宅した彼女からのメール。

「遠いからこそ、今度会えた時の喜びが増しますね」
とお返事を返しました。

『松浦の太鼓』は忘れられない演目になりました!





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最終更新日  April 13, 2025 12:37:23 AM
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