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木工教室のお時間です。 今日は木材の「横はぎ」をしていました。「横はぎとは?」板と板の側面を張り付け板の幅を広げる事です。 商品によっても異なるのですが、約150ミリほどの幅の木材の側面を張り付けしています。 当店ではこの作業にこだわりをプラスしています。板と板の中心に溝を掘り木材を埋め込み貼り付けます。この加工方法を「雇いざね加工」と言います。正直一番大変な作業です… 当店家具は一枚一枚自分達で加工をして木材を「横はぎ」しています。集成材を購入して家具を作る事もありますが、定番商品のほとんどが自家製です♪ なぜ自分で加工するか♪集成材は幅が3センチほどの材料を張り付けした既製品です。 集成材が劣っている事はなく、木材の幅が狭い分そり・ワレが防げています。しかし木材の幅が狭いので無垢材の表情が単調になります。 正直な所集成材は横はぎが完成した材料が届くので、貼り付け作業が短縮できます。 だけど無垢材家具の魅力アップの為に、自分達で加工し家具にしています。この点もこだわりです♪しかし板の側面がしっかり直角が出ていないとぴったりとくっつきません… 材料のそりを手押しと呼ばれる機械でとり加工・微調節をして貼り付けます。この作業が単調で家具作りの醍醐味とはいえないので… 正直つまらない加工です。でもこの作業がうまくいかないとすべてダメになる大切な作業です♪ 今日はオーダー本箱用の材料の横はぎをしました。ボンドが乾くまで動かせないので次の作業に移ります。 プレスでしっかり圧縮します。直角出てないと手前に飛んできます!手を抜くと怪我です… こんな感じでまず中心に溝を掘ります↓☆ご紹介用に小さな角材に溝を掘ってみました。通常は幅150ミリほどあります。 溝よりもちょっと小さく加工した木材をボンドを塗って差し込みます。 こんな感じで仕上がります。 中心に木材がを埋め込んでいるので、接着面のワレを防ぎます。強度も出ます。今日は愛媛も雪がちらちらと♪ 寒いです…◆ 運営会社・お問い合わせ 有限会社 カントリーウッドガーデン〒791-3310 工場・アトリエ愛媛県喜多郡内子町城廻1296番地(有)カントリーウッドガーデンWebショップ担当:菊野 慶吾 TEL:0893-44-6910 FAX: 0893-44-6911MAIL mail@countrywoodgarden.com 当店楽天ショップ http://www.rakuten.ne.jp/gold/countrywoodgarden/
2010年02月18日
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