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銀色の手紙@ Re:『お札を置きに……』&『メジロの観察……』(01/12) 小鳥と柿のお話、興味深く拝見させていた…
2020.11.24
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カテゴリ: 寺社
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​  元麻布の善福寺を中心に、ぐるっと巡った10月21日……


 大黒坂の中ほどに、坂の名前の由来となったお寺……


 榮久山 大法寺……日蓮宗
 掲示板に今月の聖語『法華経は明鏡の中の神鏡なり』……『鏡の前に立ったとします。あなたの顔、映っていますよね。でも不思議に思いませんか? 一番身近にありながら自分の顔は鏡を通さないと見ることができません。同様に私たちの生き様自体も自分では見えているようで実は見えていません。私たちの姿がありのままに見えているのは仏さまのみです。その仏さまの目を「神鏡」というのです。そんな私たちが
「神鏡」に映った我が身を見る術は、素直な心で一心に仏さまに手を合わせる。この一点に尽きるのです。 (日蓮宗いのちに合掌HPより)


 大法寺本堂……慶長2年(1597年)11月の創立で、開山は慈眼院日利。関東大震災で焼失し昭和14年11月に再建したが、昭和20年4月15日の戦災で再び全焼。昭和29年に仮建築の本堂・庫裏を再建し、昭和42年11月に増改築。創立月の11月にこだわって来られたようです。


 子ども用かしら? これなら私にもダンクできる。


 本堂扁額は大国天……江戸時代は赤門寺と呼ばれていたと。


 表から撮っていたら、ご住職が出て来られ「どうぞどうぞ…」と上がらせていただき、お話をくださいました。ありがたいことです。


 本堂正面の左側には大勢の大黒様……江戸時代より麻布一本松大黒天として地域に親しまれていると。それぞれ古いものです。


 みなさんが触るから黒光り…… 「どうぞ撫でてください」と促され、私も撫で撫でしてきました。コロナの時代に大丈夫かしら? 一応、本堂に上がった時に指の消毒はしましたけど……おさわりも写真もOKなんて珍しいです。


 米俵が3つは珍しい……出会ったことはありません。ちょっといやらしいけど、やっぱりアレを表現しているとご住職が教えてくれました。女性には言わないのでしょうが……でも「子宝大黒天」って書いてあるわ。


 顎鬚(あごひげ)はやしてるのも珍しいかも……それぞれ表情が違います。


 5世妙乗院日亮が伝教大師作と伝えられる三神具足の大黒天を祀り、縁日にはとても賑わったとのことですが、現在もご開帳の正月には行列ができるそうです。 三神具足の大黒天は、 写真右隅に隠れながら写っている厨子に納められています。とても小さく黒くなっていると。 三神具足とは、七福神の中で仏教の神である三神「大黒天の福寿」「弁財天の円満」と「毘沙門天の除災得幸」をその姿があらわしているそうです。大黒天の小槌を持ち、弁財天の髪に毘沙門天の鎧を身に着けているのかしら?


 江戸時代の小槌……古銭がぎっしり入っていて重い重い。振らせていただきましたが、現在の小銭とは明らかに違う音がしました。柄は少々ぐらついていたものの、振っても蓋がはずれないのは江戸職人の技術でしょう。


 鬼子母尊神はご開帳……古くて小さい。千葉から来たそうです。左の扉に「正中山」とあるから「中山法華経寺(市川市)」から譲られたのかも。
 私の記憶が正しければ、鬼子母神は日蓮宗・法華宗の寺院で拝見します。法華経の守護神なのかもしれません。



 優しいご尊顔の鬼子母尊神……左手に子どもを抱えているから子安鬼子母神とでも言うのでしょうか。「右手に持っているのはザクロです」とご住職が教えてくださいました。鬼子母尊神が魔障を払う「吉祥果(きっしょうか)」なる 果実らしく、お経がインドから中国に渡った際、漢訳されたのが「 吉祥果」。ところが訳した人は実物を見たことがなかったのでザクロが代用されたそうです。間違っていたらごめんなさい。


 本堂左……


 墓石でしょうか……檀家は持たないとおっしゃっていたけど……


 正一位稲荷大明神……鳥居もそうとう古い。年代仰っていたけど忘れてしまった。
 左の木は珍しいと思ったら「桐」保存樹。



 左に置かれている「東光」は山形のお酒……ご住職もお酒好きなのかしら


 稲荷社の脇に……


 門前は大国坂……
 正味30分にも渡ってご説明をくださったご住職に感謝いたします。機会があったら、今度は連れ合いとお邪魔させていただきましょう。
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Last updated  2020.11.24 14:29:14
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