作品は、天才子役と言われたキム・ヒョンギ、キム・セロンが15歳の時に出演、現代の元慰安婦役として韓国最高齢の女優キム・ヨンオク、昨年世界的に話題になった「イカゲーム」にも出演、今年4月に初めての主演映画、「Take Care of Mom」が上映されるなど、輝きを増しています。 「慰安婦」がテーマですが、勇ましく日本軍の蛮行を糾弾し、悲惨な場面を訴える内容ではありません。作品のエピソードは元慰安婦の方々の証言が元になっています。また、当時の創氏改名や日本語教育など、事実に即しています。 主人公のヨンエ(キム・セロン)は、立派な皇国臣民になろうとする姿が描かれています。当時の日本による植民地支配がリアリズム表現され、反日映画としてのレッテルを貼ることはできないはずです。この作品の監督、脚本、プロデューサー、主な俳優は全て女性です。