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2004年08月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
北島康介、すごかった。。。

実は、昨日は「北島が負けた時」
に書くことを考えていた。

ハンガリーの15歳・ジュルタが出てきたからだ。
この子、オリンピックに入ってから
いきなり3秒くらいタイムを縮めて
予選・準決勝を1位通過。

こういう瞬間最大風速的に五輪に突然出現する新星というのは、
必ずどの大会にもいる。


あの岩崎恭子だ。

こういう子が出てくるともう手のつけようがない。
どんなに長い期間、どんなに緻密に五輪のために準備してきても、
一瞬にして全てが無駄になってしまう。

その上、このタイプの子が出てくると困るのは、
手がつけようがないのがこれ一回きりだったりすることだ。
1年後にもう一度競うと、ものすごく弱かったりする。
あるいは、決勝にすら残ってこないので
二度と戦うことがなかったりする。

これはなぜなのか。
専門的にはわからないが、

瞬間的にどんぴしゃに合ってしまったいうことだろう。

まあ要するに、五輪でのあれは何だったのかと思うと、
後からものすごく悔いが残ったりする。

その「瞬間最大風速男」が今回、
事もあろうに北島の種目で現れてしまった。。。。


これはあかんかもしれない。
TVで準決勝を観て、私は正直そう思った。

昨日、私は仕事の関係で
1日中外出して夜帰ってきた。
EUROSPORTSのダイジェストで北島のレースを観たのだが。。。

北島の圧勝だった。

スタートからゴールまでずっとトップで、
五輪新の圧勝だった。

ちなみに世界記録・男ハンセンは
思い切りジュルタにまくられていた。
ジュルタはまぎれもない
本物の「瞬間最大風速男」だったようだ。

しかし、北島はこの「瞬間最大風速男」を
全く問題にしない、本物の王者だった。

参りました。脱帽である。

今回、実はアン・ラッキーだったのは、
「瞬間最大風速男」になれたのに、
そこに本物の王者がいて金メダルに到達できなかった、
ジュルタだったのかもしれない。



今年の3月まで、
私に英会話の先生がいたことは
このHP・メルマガを以前からご覧の方は
ご存知だろう。

ニールさん。

10年間、日本の大学で英語の講師を勤め昨年帰国。
それは子供の教育を考えてのことだった(と、私は理解していた。)
それで、こちらを拠点にやっていくはずだったのだが、
なぜか今年の3月から再び日本の大学に赴任(単身赴任で)。

なんでだろう。。。
この人は英語教授法の博士号取得者なので、
こちらでもいくらでも仕事はあったはずだ。
それでもわざわざ日本に行くのは、
日本の快適さが忘れられなかったのだろうか。

そうなると子供は。。。

この人は私より年上の41歳なのだが、
このへんの人生設計の支離滅裂さは
いかにも英国人という感じがしないでもない。(苦笑)

そのニール氏が英国に夏休みで帰国してきたと連絡があった。

これは私にとって、ラッキーなタイミングだった。

なぜなら、ちょうど9月と11月に学会発表する予定の
ペーパーの原稿が出来上がったところだったからだ。

このペーパー、以前

「いいアイディアひらめいた!
ドン・キーンに見せたら、顔つきが真剣になった」

とこのHP・メルマガに書いたことを文章にしようとしたものだが、
6月末に書き上がるはずが、苦心惨憺を続けていた。

ニールさんには6月末にこの原稿をメールで送り、
英語をチェックして日本から送り返してもらうことになっていた。

それが、のびのびになって。。。。

「8月に日本に帰るから、直接そちらで会おう」

とわざわざ気を遣ったメールを送ってもらう羽目に。。。(苦笑)

なかなか書き上がらなかったのには理由がある。
他の研究者が似たようなアイディアで、
似たようなケーススタディを使ってすでに本にして出版してたからだ。(笑)

アメリカの大学でPhDを取得した若い研究者の本だったが、
それをじっくり読み込む必要が生じた。

幸いなことに、この本は突っ込みどころ満載だった。
いかにもアメリカ的というか政治経済学的なシンプルなモデルで、
上から下まできれいにすっきり説明するという感じだったが、
きれいに説明はできているのだけれども、
それだけに、突っ込みどころは多かった。

これを思い切り突っ込んでから、
新しいモデルにすればいいのね、
ああラッキー、ではあったのだが、
時間はかかってしまった。

まあ、それでなんとかかんとか約10000WORDSの原稿の形にして、
ニールさんの実家に向かった。

久しぶりに会うニール氏は以前より顔色がよかった。
よほど日本が彼には合っているのだろう。
英語教師にとって日本は天国というのは本当なのかもしれない、
などと考えながら、原稿を手渡す。

「なにしろ、今はものすごく暇だから、1日でできるよ。」

と言ってくれた。ありがたい話だ。
実際、翌日に電話が来て、
英語チェックされた原稿を受け取った。

それでも彼は、このチェックに半日くらいかかりきりだったようだ。

彼には最初に言ってあるのだけれど、
私は彼に原稿を渡すとき、
実はあんまり読み返したりしないで、
ダーッと書いたものをそのまま渡す。

だから、同じことが2度書いてあったりとか、
文章の前後がおかしかったりする。
意味不明な文章も時折ある。

それは英語チェックを受けた後、自分でチェックするから
文法だけチェックして気にしないでくれと言ってあるのだが、
彼は熱心に文章の順番なども直そうとする。

その上、ご丁寧に内容についてもコメントをつけてくる。

「私はこの部分に反対だ!」

とかね。ほっといてくれ、こっちはプロなんだから。(笑)

でも、彼のコメントにはいつも助かっている。
なぜなら、これはこっちで教育を受けると

「論文・エッセイというのは、
その内容について専門的でない人が読んでも
理解できるように書け」

と厳しく指導される。
この、誰が読んでも理解できるように
きちんと書けているのかどうか
チェックしてもらっているということになるからだ。

まあ、それだけ熱心にやってくれて彼の費やす時間が長くなると、
それだけ彼に払うお金が増えるわけで、
(彼には1時間10ポンドと決めて、彼の言い値で払っている。)
彼にとっても熱心にやる動機付けはあるということなのだが。(苦笑)

さて、ニール氏の英語チェックを受け終わると、
まず文法のミスを直して、
次に彼のコメントに従って内容を多少手直しして、
それをドンとソフィアの指導教官陣に提出。
ここまでを来週中にやる。

同時に、9月7日の学会発表用に、
今度はこの原稿を短くしなければならない。
どこをしゃべって、どこを削るか。
これも案外難しいし、時間がかかるんだよね。

まあ、9月より11月が重要と考えてるから、
9月の分は、それなりの準備でいいと思うけど。

まあ、ということで、
かみぽこもこう見えて、
実は結構まじめに本業はやっていたということで。(笑)

それでは、また。





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最終更新日  2004年08月19日 21時48分26秒


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