かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん
スタジアムは燃えて… バロン82さん

コメント新着

ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2006年12月17日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
うちの学校は昨年度あたりから

増えてきたんだよね。

前から書いてきたJYAという
1年間の留学プロジェクトに加えて
私の母校の新設学部からも
1年間の留学プロジェクトを
受け入れるようになった。

いまや、この2つのプロジェクトを合わせて


そうすると、
就職活動の相談なんてことも
時々あるんだよね。

まあ、エントリーシート
見てくださいみたいなことが
多いんだけれども、
私らの時代には
エントリーシートなんて
なかったからね。(苦笑)

まあ、いいよと引き受けてみた。

エントリーシート自体は知らなくても

その良し悪しはわからなくもなかったから。

それで気がついたことを
アドバイスしてみたりしたんだけどね、
私のアドバイスを聞いた子は
みんなエントリーシートの選考は


いや、ほんとの話。。。(苦笑)

昔も今も、会社が求める人材ってのは
そんなに変わんないんだろうね。

エントリーシートってのも
いろいろ見てるとおもしろいもんで、
なにか書いてみたいところなんだけど
それについては後日にします。

今日は、ある学生から
こんな質問があったことを
書いてみたい。

学生(以下G)「総合商社って、いったい何をやっているんですか?
正直、いろんな本とかホームページ読んでもよくわからないんです。」

かみぽこ(以下K)「いい質問だな。
実は、俺がたこちゅーに入社した時の
部長さんがこう言ってたよ。」

G「えっ、なんですか?」

K「『ワシにもわからん』って。」(笑)

G「あれれ。。。」(苦笑)

K「俺がたこちゅーに入った15年前、

『商社不要論は20年前からある』

って言われたもんだ。
だから、少なくとも35年前から
商社不要論はあったわけだな。(苦笑)」

G「へええ。。。」

K「つまり、それだけ
商社のやってることって
わかりづらいってことだな。

俺も客先言った時よく言われたよ。

『なんでメーカーさんとうちの間に
たこちゅーさんが入ってるんですか?』

とかね。客先と飲みに言った時なんか
寄った勢いで

『口銭(いわゆる売買手数料)ドロボー!
たこちゅー野郎!!』

とか叫ばれたこともあったな。」(苦笑)

G「でも、商社ってメーカーと客先の間に入って
サービスをつけるんじゃないんですか?」

K「まあ、そうなんだけどな。。。」

G「僕らがやっぱり商社がいいと思うのは、
メーカーだと自分が作った商品しか
扱えないじゃないですか。

でも、商社はいろんなメーカーの商品を
いろんなユーザーに売ることができる。
メーカーとユーザーのいろんな組み合わせを
考えることができる。

そこに、商品に対する付加価値が生まれ、
商社の存在価値もあるんじゃないですか?」

K「付加価値ねえ。なつかしい言葉。(苦笑)

いや、あれだよな。。。

今、お前が言ったことは
俺が昔、リクルーターをやってた頃に
学生側から商社志望の理由って
散々聞いたことだよな。(苦笑)

つまり、いろんな商売を
コーディネートできると。

でも、実際の商売では、
そういうことは
なかなかできるもんじゃない。」

G「えっ?」

K「商売には商権というものが
あるからな。

例えばこれは
どういうことかというと、
A社の商品をC社に売るのは
B商事と決まっていて、
でも、同じ商品をD社に売るのは
E物産と決まっているということだ。

要するに、いろんなメーカーと
いろんなユーザーがあるのは
確かなんだけど、
その間の販売ルートというのは
長年の商売の中で
固定している部分が多くて
自由に売ったり買ったり
できる部分は少ないんだよ。

これは俺がやった
鉄鋼の商売で言えばな、
鉄鋼メーカーはお客さんによって
商社を使い分けようとするんだよな。

例えば、M重工ならM商事を使うし
M造船ならM物産を使いたいわけだ。

同じ財閥だからな。
商事や物産に営業してもらったほうが
注文が取りやすいだろう?

だから、鉄鋼メーカーで
一番強いところは
M重工→M商事、M造船→M物産
という商権を取るわけだ。

残った鉄鋼メーカーが
M重工→たこちゅーという
商権を得るわけだけど、
それは余りものの商売しか
来ないわけ。(苦笑)

G「ははは。。。」

K「うん。でも、たこちゅーにも
強みがなかったわけじゃない。
繊維業界とか機械業界に強いからな。

こういう会社には、
工場の改修工事とか結構あるわけよ。

こういう工事の材料ってのは
鉄鋼メーカーから直接買うには
量が少なすぎるんだよな。

鉄鋼メーカーが注文受けて、
高炉1回炊いて鉄を作ったら
すごい量なわけよ。

工場の改修工事くらいでは
それを全部買えないだろ?

なんとなく、わかるよな?」

G「はい、わかります。」

K「だから、繊維とか機械のメーカーは
こういう工事の材料ってのを
鉄鋼問屋から買うわけだな。

それで、たこちゅーは
系列の鉄鋼問屋をたくさん持ってるし
鉄鋼メーカーも問屋向け商売は
たこちゅーを優先的に考えるんだよな。」

G「なるほど。」

K「まあ、これは大雑把な話だぞ。
鉄鋼でも商品によって違いがあったり、
いろいろあるんだけどな。

わかりやすく話をしてみたんだけど、
要するにここで大事なことは、
商社がいろんなメーカーの
いろんな品物と
いろんなユーザーの間を
コーディネートするなんてのは
そんな簡単にできるもんじゃ
ないってことだ。」

G「う~ん、なるほど。。。」

K「次に、客とメーカーの間に入って
サービスするってことだけどな。」

G「はい。」

K「確かにその通りなんだけど、
これも現実には
難しいところがあるんだよね。」

G「と、いいますと?」

K「うん。もちろん商社は
特に俺がいた国内鉄鋼なんかは
客に対してメーカーではできない
細かな営業をしてたよ。

客の細かなニーズを拾ったり、
情報提供したりな。

それから、商品の客への
納入のフォローとかな、
要は納期通りに物が入るかとか
しっかりやったよな。」

G「はい。」

K「ただな、こればっかりずっと
やってるわけにはいかないんだよな。

また次々と新しい客を見つけて
営業していかないと、
売り上げを伸ばすことは
できないからな。

だから、既存の客との関係ってのは
いつまでも手間隙かけて
サービスしているようじゃダメで

『なにもサービスをしなくても
安定して商売が流れていく』

ことを目指すんだよな。

だから、商売が安定したら
客とメーカーが直接話すのも許すし、
商品の納入とかは
子会社に口銭少し渡して
やらせるようにするとかな。

ちょっと話が細かいな。
わかるか?」(笑)

G「なんとなく。。。」(苦笑)

K「そうか。。。(苦笑)

ところがだな、そのうち客が
言い出し始めるわけだよ。

『この商売、なんでたこちゅーさんが
あいだに入ってるんですか?』

ってな。(笑)

この商売を始める時、
どれほどこっちが一生懸命やったかとか
すっかり忘れちゃってるんだよな。

だいたい商売人なんて
調子がいいからな。」(爆笑)

G「あははは。。。」

K「まあ、異動とかで担当も替わるからな。
こっちも担当が替わってるから、
そのへんの経緯がわかんなくなって
しまうからな。

もちろん、異動の時に業務の
引継ぎはやるよ。

だけど、担当レベルで
ごちゃごちゃやった
細かいことまで
いちいち引き継げんからな。」

G「う~ん。」

K「要するにだな、
商社の商売ってのは

『なにもしないでも商売が流れようになる』

ところまで
商売を育てていかないと
いけないんだけど、
そこまでいくと、

『商社さんはなんでこの商売に
入っているんですか?』

って、客に言われてしまうっていう
悲しいところがあるわけよ。」(苦笑)

G「なるほど。」

K「ほんとにわかってる?(笑)

まあこれをもっと
一般的な話にするとな、
その昔、商社がいろんな日本のメーカーを
外国に連れていってあげたわけだな。」

G「はい。」

K「最初、メーカーは外国行っても
右も左もわからんし、
英語もちんぷんかんぷんだから、
商社に連れてってもらったわけよ。

それで、日本のメーカーが
ガンガン輸出しまくって儲けたのが
高度成長期ってやつだ。

いや、ものすごく粗っぽく言ってごめんな。
そこまで物事は単純じゃないけど
ポイントをつかむためだからな。」(苦笑)

G「いえ、すみません。
よくわかります。」

K「うん。それでメーカーは
ガンガン輸出しまくって儲けてな、
海外もひとりで歩けるようになったら

『商社不要論』

とか言い出すわけ(笑)

だけど、メーカーが
ひとり歩きできるまで
面倒見たのは商社なんだよな。

ひとり歩きできるように
なってもらわないと
次の商売に行けないから。」(苦笑)

G「なるほど。よくわかりました。
でも、常に商社は『不要論』と
戦いながらやっていかないと
いけないんですね。」

K「まあ、そうだな。
しかしだぞ、俺は思うんだけど
商社は決して不要にはならんのだ。

たとえ、商売が
客とメーカーの間で
流れるようになっても
メーカーが海外を
ひとりで歩けるようになってもな。」

G「それは、なんでですか?」

それでは、後編へ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年12月17日 12時48分22秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: