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2007年04月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

安倍内閣の支持率が
少し持ち直してるらしいね。

その要因の1つとなっているのが、

「公務員改革」

ということらしいんだけどね。
これは、

「渡辺喜美行革担当相」

が、旗を振って

がんばっているわけだけどね。(苦笑)

今日は、この公務員改革について
書いてみたいんだけどね。

この、渡辺よっすぃーさんという人は

「渡辺ミッチーさん」

こと、渡辺美智雄元副総理の
息子さんなんだけれども、
若い方はミッチーさんの息子とか
言われてもよくわかんないだろうね。

ミッチーさんというのは、
行商から身を興したという

政治家だったんだよね。

「日本人は真面目に借金を返すが、
アメリカには黒人や
ヒスパニックなんかがいて、
破産しても明日から金返さなくても良い


こういうことを栃木弁で
ストレートに言っちゃったりして
あわわわわーっな
ところもあったけど(苦笑)
実は東京商大(一橋大)出で
自民党内きっての
財政通という一面もあって、
なかなかの政治家でしたね。

それで、そのミッチーさんの息子
渡辺よっすぃーさんだけれども
この「公務員改革」で
さすがミッチーさんの息子っていう
政治的嗅覚のよさを
見せたとは思うよ。

ただし、詰めの甘さも
ミッチーさん譲りだったんじゃ
ないだろうかね。(苦笑)

ということで、今日は
「公務員改革」の攻防について
書いてみたいと思う。

渡辺よっすぃーさんが
行革担当相に就任したのは
佐田行革担当相が
虚偽の政治資金収支報告書を
国に提出していたことが
発覚したことで辞職した後
だったよね。

ちょうどあの頃は、
本間正明政府税調会長の
女性問題での辞任など
安倍内閣のいろんな問題が
噴出し始めた時で
その悪い流れを変えるための

「突破力を期待して」(安倍首相)

渡辺よっすぃーさんが
起用されたわけだ。

それで、行革担当相として
佐田さんから仕事の引き継ぎを受けた
渡辺よっすぃーさんが
とりあえず取り組んだのが
「公務員改革」ということ
だったのだけれども、ここで

「各省庁による国家公務員の
天下りあっせんを全面的に禁止」

と打ち出した。

これは、さすがミッチーさんの息子だと
うならせる政治的嗅覚だったと
思うんだよね。

だった、という
過去形になっているのが
気になりますが。。。(苦笑)

それはともかくとして、
なんで政治的嗅覚がいいかというと
「公務員改革」に取り組む限り
この「全面的禁止」以外の決断は
ありえなかったからだね。

というのは、この
「官僚の天下り」という問題は
もうずっと前から
行革の中心課題だということで
90年代以降ははどの内閣も
取り組んでいて、

「退職以前5年間の地位に関係する
民間会社へ再就職することを
退職後2年間禁止」(国家公務員法)

とか、具体的に
改革が実現した部分もある。
ところが、

「退職者の再就職が
機密漏洩につながらないと
判断された場合は、
退職後2年経過していなくても、
再就職をすることが可能である」

ということも
同時に決められていたりして、
どこまで天下り禁止なのか
なんだか曖昧である。

官僚の天下りというのは、
小泉構造改革、
特に道路公団改革に
密接に関連していて、
道路関連の公益法人や
建設業者への天下りが
談合・汚職の大きな原因であると
厳しく批判されていたんだよね。

天下りと公益法人の無駄遣いの関係は
猪瀬直樹氏や亡くなった石井紘基氏などが
厳しく告発してもいたしね。

そんなこんなで天下りに対しては
90年代以降は歴代内閣が
改革に取り組んできたし、
世論の厳しい目も向けられてきた。
それにもかかわらず、

「中央省庁の斡旋や仲介で
民間企業に再就職した国家公務員は
2003年までの5年間で3,027人」
(2004年8月31日の閣議決定)

「2003年8月から1年間に退職した
中央省庁の課長・企画官以上の
国家公務員1268人のうち552人が
独立法人・特殊法人・認可法人・公益法人へ
再就職した」(2004年12月27日の政府発表)

ってな感じでね、(苦笑)

「官僚の天下りをなんぼ規制しても、
抜け穴ばっかりで天下りは減らないし
汚職や贈収賄は一向になくならない」

こういう印象を、
国民はベッタリと
持ってしまっていると
僕は思うんだよね。

断っておくけど、
これは官僚の天下りの実態を
言っているわけではなくて、
あくまで、国民の印象と
いうことなんだけどね。

しかし、国民のこういう印象というのは
決して馬鹿にはならないものだ。

国民が「天下り規制は抜け穴ばかり」という
印象をベッタリと持ってしまっていると、
これからどんな改革を行っても
それが効果的に天下りを規制する
優れた政策であったとしても、
少しでも天下りの余地を残していたら
やっぱり「抜け穴」があるんじゃないかと
国民はしらけてしまうんだよね。
だから、

「官僚の天下りあっせんを全面的に禁止」

とぶち上げた
渡辺よっすぃーさんの政治的嗅覚は
公務員改革に対する
国民の持っている印象というものを
よく感じ取っていて
なかなかのものだったと思う。

渡辺よっすぃーさんが大臣になった時
お役人さんが「公務員改革」について
細かくいろいろな「ご説明」を
したと思うけれども、よっすぃーさんは

「そんな話は国民には通らない。
天下りあっせんは全面禁止以外
ありえない!」

と、突っぱねたんだろうね。
容易に想像つくわね、これ。。。(苦笑)

まあ、渡辺よっすぃーさんには
全面禁止で自民党と
大バトルになることも
折り込み済みだったはず。

安倍内閣はケンカが足りない。
ケンカが足りないから
人気が盛り上がらない。

ここはひとつ
自民党と派手にドンパチやって
内閣支持率を上げようと
思ったはずだ。

渡辺よっすぃーさんは
TVに出まくって
自民党となんの根回しもせずに

「各省庁による官僚の再就職あっせん全面禁止し
新しい『人材バンク』に移行させる」

と、ぶち上げたわけだ。

案の定、自民党は
激しく食いついてきた。

「新人材バンクは機能するものにしなければならない。
(現在の)人材バンクは情報も信用も人的ネットワークもない」
(片山虎之助参院幹事長)

「全面禁止は無理だ。
安倍晋三首相が目指しているより、
もっともっと激しいことをやろうとしている。
『首相も自民党も関係ない』
ということであれば問題だ」
(中川昭一政調会長)

 「役人は天下りして悪いことをするという
前提に立って議論すべきではない」(野田毅元自治相)

「官僚性悪説をとってはいけない。
むしろその能力を生かすべきだ」(深谷隆司元通産相)

「公務員をいじめるような印象を与えてはならない。
やる気をおこさせる改革でなければいけない」
(丹羽雄哉総務会長)

「省庁によるあっせんを全面禁止すると、
職権を利用して職探しをする公務員が出てくる」
(尾身財務相)

いい感じ、いい感じ、
うひょひょ。。。(笑)

渡辺よっすぃーさんは思ったはずだ。
まあ、うひょひょ。。。とは
思わなかっただろうけど。。。(苦笑)

尾身さんという閣僚からの批判は
余計だったかもしれないね。
まあでも財務省からの抵抗も
インパクトが強くていいと
思ったかもしれない。

渡辺よっすぃーさんも
一歩も引かない構えを見せた。

「首相の指示が出たから、
その線で突っ走るしかない。
改革後退は許さない。
首相は不退転だ!」

でもね。。。

ここまではこれでよかったのだけど、
渡辺よっすぃーさんはここから先、
これもミッチーさん譲りの
詰めの甘さを見せてしまったと
思うんだよね。(苦笑)

それでは、後編へ。





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最終更新日  2007年04月24日 08時43分41秒


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