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2007年07月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あれですよね、掲示板にありましたように

民主党にありましたよね。(苦笑)

どうもすみません。。。(苦笑)

でもね、、ただの構想として、
それこそ「学級会内部の空論」として
机上にあったものが、
今回、対案として練られて出てきた事は
重要であると僕は思うんですよね。


ぜんぜん違う。

「頭の体操」の価値はある。(苦笑)

という事で、中編始めます。

民主党と官僚の関係の変化は、
ここから始まっていると思う。
(2003年7月30日
「民主党」「自由党」合併 )

小沢一郎さん率いる自由党が
民主党と合併した時、
まず最初に、
旧社会党系のリーダー

会いに行った。

「あなたと私の憲法に対する
考え方は同じです」

と、やったわけだ。

そして、小沢さんが

(2006年4月8日
新・黄昏ぶらざ~ず大いに語る(10):小沢代表より心配なのは。。。(前編)
新・黄昏ぶらざ~ず大いに語る(10):小沢代表より心配なのは。。。(後編) )

ここではいろいろ書いたけど(苦笑)
重要なのは、

「小沢アレルギー」

を起こすかと思われた
旧社会党系のグループが
代表選で「静かに」
小沢さんに協力したこと。

小沢さんが、
それまでの岡田・前原執行部と
距離を置きながらも、
いつか代表選に打って出るため
着々と旧社会党系グループと
関係を築いてきたことが伺えた。

しかし、僕はこの後、
小沢さんと旧社会党系の関係について
ほとんどなにも書いてこなかった。

Kazutakaさんなどから、

「あれはどうなりましたか?」

と、聞かれたりしてたわけ
なんだけれども、(苦笑)
今回、それに一応の回答を
出してみたいと思います。

結論から言えば、

「旧社会党系の議員は元々、
毎年の予算作成過程等を通じて
キャリア官僚との間に
緊密な関係を築いていた。

小沢代表の下で
その旧社会党系と官僚の関係が
復活している」。

うん。。。

僕は2年前の夏休みと冬休みに
博士論文のための
政治家・官僚・秘書・政党スタッフへの
インタビューを行ったことは
このブログのいろんなところで
書いているので、
ご存知の方もいらっしゃると思う。

このインタビューは、
ある日本の大学教授、
ロンドン駐在の官僚の方、
ある民主党議員に
相談することから
スタートして、
それから、紹介に次ぐ、
紹介に次ぐ、紹介に次ぐ。。。(苦笑)
で、進めていったのだけど、
その途中で、
ある旧社会党系の
金融財政通の民主党議員に
たどり着いた。

ここでは仮に◇◇議員と呼ぶことにする。

インタビューを行った後、
インタビューしたい方のリストを
◇◇議員に見せて、
誰か紹介してほしいと
頼んだとき、
議員はリストを見ながら
ある官僚OBの自宅に
電話をしたんだよね。

「○○さん(官僚OBのこと)が
インタビューを受けてくれるそうですから、
あとで○○さんに君から電話をして
スケジュールを決めてください」

○○さんとは、
金融ビッグバンの実現に
重要な役割を果たした
元大蔵省の大物官僚である。

僕は、あらためて○○さんに
電話を入れて、
インタビューを申し込んだ。

○○さんは、こう言った。

「私は、大蔵省時代のことについては
墓場まで持っていくので、
世界中のいろんな方々からの
インタビューの依頼を
ぜんぶ断ってきました。

しかし、◇◇先生からの依頼ですから
特別にインタビューを受けます。

◇◇先生とは、一緒に予算を作って
徹夜で仕事したり、
飲みに行ったりした仲ですから」

僕が、旧社会党と官僚の意外な関係
そして、

「55年体制下での野党の政策過程」

の存在に触れたのは
これが最初だった。

ちなみに、◇◇議員の紹介によって
このブログで何度か書いたことがある
塩崎恭久さんのインタビューも実現したし、
インタビューはできなかったが、
柳沢伯夫さんにもコンタクトしてくれた。

この、旧社会党と官僚の関係については、
僕の博士論文のケーススタディの1つ、

「大蔵省から金融機能が分離され
金融庁が誕生するまでの過程」

を、調べていくうちに
更にいろいろとわかってきた。

大蔵省改革は、1996年2月に
自民党・社民党・さきがけの連立与党によって

「大蔵省改革与党プロジェクトチーム」

が、作られたところから
スタートしたのだけれど、
そのチームの座長に選ばれたのは
社民党の政審会長・伊藤茂だった。
そして、チームの事務局を務めたのは
社民党の政審会だった。

これは、通説としては

「社民党は大蔵省と関係が薄いので、
大蔵省に遠慮なく改革を進められる」

からだったとされているが、
実態は少し違っていたようである。

僕は伊藤茂さんにも
インタビューしたのだけど
伊藤さんは開口一番、
こう言った。

「福井(俊彦氏、現日銀総裁、当時副総裁)も
武藤(敏郎氏、現に地銀副総裁、当時大蔵省官房長)も、
大学の後輩でねえ。
元々ツーカーの仲だったんだよ。」

だから、伊藤さんが座長だったんだと。(苦笑)

そして、事務局を務めた
当時社民党政審会スタッフの話では、

「当時、社民党と大蔵省は
予算審議をやってた関係で
政治家と局長・部長レベル
スタッフと課長・課長補佐レベルで
非常に密接な関係を持ってましてね。

その関係で、大蔵省改革には
消極的な自民党と
強硬な改革を主張するさきがけの
間に入って調整役をやったわけです。

それで、大蔵省との政審の
事務レベルの議論の中で
大蔵から『日銀法改正』とか
『財政金融分離』の提案が出て、
具体的な内容を詰めたわけです。

それを社民党が
プロジェクトチームに提案し、
自民やさきがけの間を調整して
また、労組の意向も入れながら
まとめたわけです。」

このスタッフの証言は、
伊藤・武藤両氏の関係や
◇◇議員・○○氏の関係を
裏付けるものだし、
実際、当時の新聞や本を
見てもらえばわかるけど、
自民党が消極姿勢である一方で
大蔵行政に詳しくないはずの
社民党サイドから

「座長覚書」(1996年5月15日)
「基本文書」(1996年6月13日)
「座長私案」(1996年7月23日)

など、文書が次々と提案され、
改革がどんどん前に
進められている。

「基本文書」が提案された時には、
あの与謝野馨さんが

「こんなものは受け取れるか!」

と、大激怒して大騒ぎになった
なんて話もあったわけでね。。。(苦笑)

まあ、余談としては
このチームでの議論では
塩崎さんが日銀法改正を主導し、
柳沢さんと大激論をしたとか、(苦笑)
細かい点はいろいろあるんだけど、
大きな流れとしては、
社民党・大蔵省主導で
議論が進んだということだ。

大蔵省は改革に反対だったのでは?
という意見もあろうと思うけど
全面的に反対ではなかったんですね。
そのへんは、話が細かくなりすぎるし、
このエントリーのテーマでもないので
来年1月に出る、
博士論文の一章を切り取った
僕の学術雑誌での論文を
興味があったら
大学図書館にでも行って
読んでやってください。(苦笑)

要するに、ここまで、
意外に密接だった
旧社会党系と大蔵省の
関係を書いたのだけど
この関係というのは、
その後、この大蔵省改革で
急進的な改革を主張していた
さきがけ系が
民主党の政策立案の中心となることで
旧社会党系が排除されたことで
あまり表に出ることもなかった。

しかし、小沢一郎さんが
代表になることで
旧社会党系が政策立案や
国会運営の中心に入っていくことで
再びその関係が生かされることに
なったように思うね。

おそらく、これに、
小沢一郎さんが持っている
官僚への独特の人脈、
(2004年5月17日
突き詰めると、小沢神話って何なのか? )

『一般的に、小沢さんはこの官房副長官時代に
日米貿易摩擦解消に向けた交渉を一手に引き受けたあたりから
党内でメキメキ頭角を現してきたと言われている。

電気通信分野や建設市場の開放問題、FSX(時期支援戦闘機)選定問題
などについて、竹下首相の命を受けてアメリカと交渉。
困難な交渉をまとめて、アメリカから高く評価された。

また、彼の政治力の源泉となる様々な人脈、金脈の基礎を作った。
つまり、この交渉を通じて郵政、建設、防衛などの省庁、
そしてその関連業界に大きな影響力を持つことができたと言われる。』

これが、うまく絡み合って、
機能し始めたように思う。

まあ、元々55年体制の表裏一体で
元々絡んでいたものだったのかもしれない。(苦笑)

この、小沢人脈・旧社会党系人脈と
民主党の政策立案の変化は
まだ非常に見えにくいのだけど
前述の国税・社保庁合併案が
単なる構想ではなく
対案として出てきたこと、
また、例えば、
年金未払い問題に対する対案を
旧社会党系の財政通・峰崎直樹さんを
中心に出していることなど、
小さな変化に注目してみて
ほしいんですね。

これまで対案主義に、
旧社会党系は
あまり関係なかったような
気がするとかね。。。(苦笑)

まあ、一方の国会運営については
旧社会党系が審議拒否に
嬉々となっているところは、
見え見えになってるけどね。(苦笑)

ただ、これもよく見てほしいところがある。

それでは、後編へ。






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最終更新日  2007年07月07日 20時44分28秒


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