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2009年08月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

少々時間がたってしまったけれど、
麻生太郎首相が衆院を
遂に解散したわけです。

ようやく、というところですね(苦笑)。

麻生首相による
衆院の「解散権」行使は
麻生首相が就任した
昨年10月から

わけだからね。

そもそも、麻生首相は
解散総選挙を断行するために
総理総裁に選ばれたと
いうこともあったからね。

『本日、衆院を解散し、
総選挙に臨むにあたり、
私の決意と覚悟を申し述べる。

冒頭、反省とおわびを
申し上げなければならない。

1つは私個人についてだ。


国民に政治への不安・不信を与え、
結果として自民党の支持率低下に
つながったと深く反省している。

もう1つは都議選をはじめ
一連の地方選で目的を果たせなかった。


私に対する評価や自民党内の結束の乱れが
良くない影響を与えたことは否めない。

党内をまとめ切れなかった
私の力不足について
申し訳なく思っている。』

うん。。。

これは、解散当日の
自民党両院議員懇談会での
麻生首相の発言だけれどもね。

これはずっと
言ってきたことだけれども、
麻生首相はいまだに
事の本質をおわかりでは
ないのだなと思いますね。

「麻生首相のブレた言葉」

が、本質的な問題なんじゃ
ないんだよね。むしろ、

「麻生首相がブレざるを得なくなった
政治手法の稚拙さ」

こそが問題なのだと
「かみぽこ政治学」では
何度も言ってきた。
(2008年12月22日
麻生批判から考える(前編):たとえ「失言」がなくても麻生内閣は迷走した。 )

私は、「ブレなかった」小泉元首相が
麻生首相よりも強いとか
人格的に優れているとか
首相としての資質があるとか
そういうことは
言いたくないんですよね。

ただ、小泉元首相は
なにかを外に向けて
言うときには
それなりに党内向けに
準備をしていた。

あるいは、小泉元首相自身は
なにもしないでも
その意を察した誰かが
裏で自発的に動いた。

このへんは、「かみぽこ政治学」では
何度も書いてきたところだけど
要するに、小泉元首相が発言する時、
既に何らかの形で
党内の情勢が整理されていたから
ブレないですんだのだ。

それに対して、麻生首相は
事前の段取りが稚拙というか、
なにも段取りしないで
いきなり発言してしまう。
まるで、

「首相が決めたんだから、みんな従うべきだ」

と言わんばかりなんですよね。。。

だから、ありとあらゆる
麻生首相発言の直後に、
党内から異論反論が噴出して
首相はブレなければ
ならなくなったのだと思う。

繰り返すが、これは
首相の人格問題でも
資質の問題でもなく
これは「手法」の問題と
と考えるべきなのだ。

別の言葉で言えば、
たとえ、麻生首相のいわゆる

「失言」「漢字の読み間違い」

などが、1つもなかったとしても
結局、「手法」の問題で
麻生首相の支持率は
同じように激減しただろうと
私は思うんですよね。

そこを麻生首相は
徹底的に勘違いしているように
思えます。

麻生首相の言葉を聞くと、

「政策は間違ってない。
手法も間違ってない。
ただ、感情的にマスコミが
煽っているだけだ」

と、言っているように
聞こえるんだよね。

でも、それは非常に
傲慢な考えというか
国民を軽く見すぎていると
思うんですよね。

確かに、マスコミは煽った。

しかし、国民は煽られるままに
感情的になっただけじゃ
ないと思うんだよね。

世論調査などには、よく

「首相の指導力がない」

という評価があるけれど、
私は、決してこれは
感情的なものではなくて
自民党内の度重なる混乱、
その原因である麻生首相の
「根回し不足」「調整不足」を
多くの国民が
わかっていたからだと思う。

いつものことだけれども、
私は、政策については
ここではその是非を
論じるつもりはない。

麻生首相の持つある種の信念に
基づいたものだということも
認めているつもりです。
(2009年5月4日
ゴールデンウィーク雑感(2):麻生首相とJCと保守主義 )

ただ、麻生首相の
政治手法については

「ド素人並み」

だったと評価せざるを得ないし、
仮に感情問題があったとしても
それは人格問題ではなく
あくまで「手法の稚拙さ」が
本質的な問題だったということだ。

これが、私の麻生首相評価である。

正直、総務相・外相時代に
私は麻生さんの手腕を
高く評価してきた。
(2006年7月26日
対北朝鮮国連安保理決議の交渉過程を考える。(前編)
対北朝鮮国連安保理決議の交渉過程を考える。(中編)
対北朝鮮国連安保理決議の交渉過程を考える。(後編) )

だから、首相として
こういう評価を
下さざるを得ないのは
少し寂しい感じがする。





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最終更新日  2009年08月12日 07時50分34秒


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