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小生がここ数年注目するIT関係のベンチャー企業が何社かある。今日はその中で、いち早く上場を果たしたSI、コンサルティングを業とするE社の現況についてである。創業から4年で上場を果たし、他の比較対照となるベンチャー企業に較べ、充実度、成長性ともに抜群と思われた同社であったはずなのだが、ある時を境に業績に著しいかげりが見えてきたのだ。同社のHPに、E社の顧客を契約代金の不払いを理由として、訴訟を起こしたとの記事が掲載されたのがその時であったように思う。掲載記事には、システム開発をE社に依頼した非鉄金属問屋である顧客が検収をあげたにもかかわらず、支払いを拒絶したので訴訟に及んだとある。システム開発の世界では、引渡し完了後も作り直し、機能使用の変更等に伴う追加作業があることは珍しくない。ただ、顧客をシステム開発上の食い違いを理由として訴えるというのはあまり聞かない話である。さらにはその訴訟を起こした事実をHPに掲載するなどというのは前代未聞の事である。HP上の他の事業報告書を見ると、さらに奇妙な事実がわかった。年度ごとに、収益を支える顧客の業界が違うのである。前年は金融業界、今年は建設業界、来年の見込みはサービス業界といった具合である。通例、業界に特化することが常識的なIT業界ではありえない。これでは、まるで新しい業界をつまみ食いしてきたような感じすら与えてしまうことだろう。実際は当たらずと言えども、遠からずだったようである。さて、久しぶりにE社のHPをのぞいてみたところ、人事に関する奇妙な記事を見つけた。代表取締役社長が営業本部長、営業部長、マーケティング部長、技術部長を兼任するというのである。大手の上場企業でも、社長が営業本部長等をタスクフォース的に兼任することはあるが、このようにいくつもの職責を兼任することは実質的には不可能であろうし、対外的にも社長が何もかもかかえているというイメージを与えてしまうではないか。上場企業として企業としての情報公開の義務を忠実に果たしていることにはなるのだろうが、実質的にはマイナスイメージしかもたらさないだろう。営業本部長他が退職して、それを社長が兼任するにいったと受け取るのが一般的だろう。どうも、顧客を訴えたこともそうだが、このような好ましくない人事変更を平気で外部に見せてしまうことについて、あまりにも考えがなさ過ぎると思われる。IR的観点から言っても論外だろう。最近、大手SI会社の資本参加を得て、業績の建て直しに懸命なE社ではあるが、企業としての良識、あるべき姿が見えてこない現状では、衰退の一途をたどり、優秀な知見を備えた技術者集団の解体につながることは必須である。事実、業績も下り坂の一途、人員の減少、技術を支えてきた創業当時の技術者の離脱が目立つ。ベンチャーの企業としての基盤はやはり脆弱である。短期間に上場を果たすことを誰しも望むところではあるが、腰の据わったしっかりした企業となるためにはそれなりの時間と努力が必要なようである。ブロガーを繋ぐSNS
2006年08月16日
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このところ、息子の学習意欲が気になっている。高校生の息子に勉強しようとする意欲が見られないのだ。意欲がわかないようだ。勉強の仕方がわからないといったほうが正しいかもしれない。中学までの勉強は、ある意味、学校の授業をまともに聞いていれば、理解し、こなしていけると思う。しかし、高校の勉強ともなると、そうはいかない。予習をしないと、授業を完全に理解することも、テストで良い成績をとることも難しいのではないだろうか。知らない英単語を辞書で引いて、確認する。古文や、漢文も事前の予習がなければ、授業を聞いただけではおそらく、頭に残るものは少ないのではないかと思う。高校生にもなると、部活を初めとして、興味や関心事が増えてくる。まったく、何事にも無関心というのは、あまりないのではないかと思う。むしろ、あれも、これもと考え、悩みあぐねた末に、何もやらないという選択肢を選んでしまうことになってしまったのではないだろうか。これは、我々、大人も同じである。学生時代、社会人を問わず、若いときは何事にも興味をいだく。しかし、その実現の方法を見つけられずに、時間ばかりが経ってしまったという経験を誰もが持ちうるのではないだろうか。後になって、あの時、あーやっていれば、こーやっていればと、後悔にも似た回想をすることになるのだろう。その後悔の原因となっているのは、まず、何かを始めるという少しばかりの勇気が足りなかった事、そして何より自分にとってのやり方、考え方を身につけていなかったことにあるように思える。勉強についていえば、自分にとって、勉強するという意欲をかりたてるものとは何かをまず見つけ出すことが必要なようだ。ともすると、何ゆえに勉強するのかとか、何ゆえに働くのかといった愚問に時間をとられることもあるのだろうが、それは時間のまったくの無駄にすぎない。その時点において、何をすべきかは自ずと決まっているのである。学生の本分は学業であり、社会人のなすべきことは仕事以外にはない。がり勉である必要はないが、その年齢においてやるべき命題が学業であれば、それに断然いそしむべしと子供には教えていきたい。仮に、大学に進学しないにしても、社会人として、人間として、社会生活を営んでいくために必要な教養を身につけることは大事な事だと知ってもらいたい。無論、小生が仕事に全精力を傾けることに何のためらいもないのだから。ブロガーを繋ぐSNS
2006年08月08日
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新しいコミュニティが出来ました。人には、誰でも思い出の場所がある。時が流れ、その思い出の場所が無くなったり、姿を変えてしまったことを知った時、人は郷愁と淋しさでいっぱいになる。人の生活を快適にする世の中の変化は受け入れなければいけないのだろうが、いろんなところで、いろんな物が姿を変えたり、なくなったりしていくのなんとも忍びない。日常の煩雑さから、あまり思い出すこともない思い出の場所。あの日、あの時、あの人と一緒だった、あの場所。見ることは出来なくとも、貴方の記憶の中に鮮明によみがえる思い出の場所。さて、ブログリングの中に貴方にとって思い出の場所は?というコミュニティを作りました。貴方のとっておきの思い出の場所、そのエピソードなどをご紹介いただきたいと思います。皆さんの積極的な参加をお待ちしております。ブログリング:ブログリングはブロガーの為のSNSです。ブロガーであれば、どなたでも参加できます。(一部、アダルトサイト等を除く)(ブログリングの登録はこちらからどうぞ。)
2006年08月07日
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新しいコミュニティが出来ました。昨日よりは今日、今日よりは明日と思って、頑張っている人もいれば、明日のために今日を生きるのではない斜にかまえる人もいます。今日という時間に繰り広げられるドラマは人の数ほど様々あるんですね。ある人にとっては何気なく過ごした1日が、ある人にとっては新鮮で、憧れの1日になるのかもしれません。誰かに知ってもらいたい、誰かに相談したい、そんな出来事がありますよね。そんな思いをこめて、ブログを書くことがあるんではないでしょうか。知り合いには相談しにくけれども、ブログを書いている仲間にそれとなく、意見を聞いてみたいなんてことがありませんか。さて、ブログリングの中に今日の出来事というコミュニティを作りました。誰かに話さずにはいられない記念すべき今日を送られた方はもちろん、平凡な何気ない今日を送られた方まで、どなたでも参加できます。貴方にとっての今日について語ってください。ブログリング:ブログリングはブロガーの為のSNSです。ブロガーであれば、どなたでも参加できます。(一部、アダルトサイト等を除く)(ブログリングの登録はこちらからどうぞ。)
2006年08月01日
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