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蔓無源氏(26度)



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国分酒造さんの焼酎 「蔓無源氏」 、アル度26度です。
蔓無源氏といえば、オリジナルは黄緑ラベルのアル度34度ですけど、こちらは茶色のラベルです。

裏ラベルの能書きです。

「老麹(ひねこうじ)」を使い大正時代の製法を復元した焼酎「大正の一滴」に続き、夢を馳(は)せ芋作りから挑んだ焼酎「蔓無源氏(つるなしげんじ)」。
明治四十年に発見され、今では殆ど栽培されていない、貴重なさつまいも「蔓無源氏」を使用。
鹿児島農業試験場から十本も苗を分けてもらい、桐嶋氏の農家谷山秀時さんに栽培を依頼。
糖度が高く、通常の芋に比べツルが短い事が特長の蔓無源氏は、現在の気候・土壌に馴染むまで三年の月日が流れました。
製法・芋ともに大正時代を復元した豊かな香りとロマン溢れる芋焼酎です。


原料の芋を前面に出してくる焼酎って、宮路さんの「くりあずま」が有名です。

谷山さんの蔓無源氏は、まだまだ、あまり広まっていないかなぁ。

国分酒造さん、大正時代の製法を復元して作ったのが「大正の一滴」。
でも、製法を復元しても昭和の芋「コガネセンガン」を使ったのでは、完全復元にはならない、ということで、芋まで復元しよう、と、大正時代に使われていた芋「蔓無源氏」を再生させたとか。
こだわってますね~。

でも、大正時代の焼酎にそこまでこだわる必要があるのかなぁ、とも思います。
平成の世には、平成に求められる焼酎もあると思いますが。
まぁ、時代に迎合する、とも言いますけど。


お湯割でいたでいております。

飲んだ感想は、「濃い」です。

濃厚な味わいですね。
平成の焼酎に多い飲みやすさの対極にあるのでしょう。
こういう飲み口に、杜氏さんのポリシーを感じますね。

エグさとかはないのですが、キレがある味わいでもなく、ずどぉぉぉんと直球を投げ込んでくる田中まーくんみたいな感じです。
って、全然わかりません、って声が聞こえてきそうです。

香りの中にほのかな甘みを感じますが、飲んだ時には、甘みを感じない不思議な味。

後味もずぅっと引っ張って、苦味などが残りますが、この余韻は楽しみたい部類だと思います。

毎晩飲むには、少し重たいのが難点ですが、月に1回ぐらい、飲みたいですね。

☆☆☆☆はいけそうです。


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【製造元:国分酒造協業組合】
【原料:蔓無源氏】
【麹:米麹(白かなぁ)】
【蒸留:常圧蒸留】
【アルコール度数:26度】


【芋】蔓無源氏26度1800ml


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