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2012年11月27日
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カテゴリ: 映画
「クローズZERO」シリーズで圧倒的な乱闘シーンを、「十三人の刺客」や「一命」では

次々と人を殺していくという点では、深作欣二監督の「バトル・ロワイヤル」を思い出しました。

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【あらすじ】
ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった。(シネマトゥディ)


先日、この映画の上映会に参加したAKBの大島優子ちゃんが
「この映画は嫌いです」と発言したことでも話題となってましたが
確かに、次々とためらうことなく人を惨殺していくという点では
単なる暴力的な映画と感じられたのかもしれませんね。


誰にでも優しく、人付き合いも良く、一見人格者のように見える人物が
困っている人に優しくするのは相手の弱みにつけ込む方法だったり
自分を慕ってくる女子生徒を自分の都合のいいようにコントロールしている姿。
ひょっとして、身近な人にもこういう計算した「善意」を装っている人がいるのでは??
という猜疑心すら覚えます。

蓮見を演じているのが、あの伊藤英明であることが
さらにこの映画の主人公の面の姿と裏の姿のギャップの大きさを、より引き出しています。

自分の行動を疑っている同僚を殺すシーン。
自分と付き合っていた女子生徒を屋上から突き落とすシーン。
自分の生徒達を次々と猟銃で殺戮するシーン。
いずれのシーンも、日常生活の中のごくごく普通の行動の一環であったり、

しかも、追い詰められた生徒達の泣き叫ぶ姿を尻目に
容赦なく銃弾を浴びせ、自らも血まみれになる蓮見の姿は
かなり凄まじく、衝撃的な映像です。

この映画を見てどう感じるか、その感想の振れ幅はかなり大きい作品だとは思います。
私自身は、人間の心のかなり深い部分にある「悪」の部分に焦点を当てた

見終わった後、結構疲れました。





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最終更新日  2012年11月28日 00時33分27秒
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