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2018年06月12日

単衣を縫うのに、もう１年近くかかっています
いろいろあって休みがちだったのもありますが、我ながら遅すぎると反省しています

今は衿をつけているところなんですが、先生に言われてやってはいるものの、いまいち自分がやっている工程が理解できていません。
なので、また単衣を縫おうと思っても先生無しでは到底仕立てられそうになく
こんなんでいいのか？と思いつつも少しずつ形になってきた単衣を見て、ちょっぴりうれしい

今まで着物を着ていて気付かなかったんですが、和裁って本当に奥が深いです。
洋裁と違って和裁 (着物) の場合は基本的に縫い目が見えないように縫っていきます。
それに重要箇所にへらで押さえて印をつけるだけで、洋裁のように縫う位置に線を引っ張ったりしません。

場所によっては自然にカーブするように縫ったりしますが、全て感覚です。
なので、本当に技術と経験が必要です。
私なんて、真っ直ぐ縫うだけでも難しいです。

和裁職人さんは、なんて素晴らしいんだろうと本当に尊敬します。
同時にこの和裁という技術をいつまでも後世に残していきたいとも思います。
私じゃ役不足だけれど(笑)

写真は１年がかりで縫っている単衣です。
ヤフオクで麻混の反物を買って、せっせと縫っています。
柄が全て上向きなので柄合わせで先生と悩みましたが、完成はこんな感じになる予定。
とっても涼しげな生地なのでこの夏に着れるといいなと思っています。
今は衿付けの途中ですが、衿と袖が縫い終わったら完成です！

和裁の道具たち