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2010.07.09
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カテゴリ: 演奏会
愛知芸文センターで開催された名フィルの定演に行ってきた。

サン=サーンスのオルガン付が聴きたかったので。

金曜でも9割はお客さんが埋まっていた。
C席の3000円の席で、ちょうどオルガンの右手辺り。
間近に見える位置で演奏中も興味深かった。

曲目は以下の通り。
・ガーシュウィン:パリのアメリカ人
・プーランク:2台のピアノのための協奏曲ニ短調
休憩を挟んで、


結論から言うと、オルガン付は生で聴くべき曲だった。
CDを何枚か持っているが、オケとオルガンが一体となった感じは、生でこそ発揮される。
言葉が悪いかもしれないが、初めて名フィルが上手いと感じた。

指揮者は仙台フィルで常任指揮者もしていた円光寺雅彦。
仙台にいたときに聴きに行かなかったのは勿体なかったかも。
仙台フィルのCDも持っているが、
円光寺雅彦は管楽器、特に金管楽器を前に出してくる演奏が多いように思う。
今回の演奏はTpも非常に上手く、ObやClの木管楽器もバランス良く、
上から見下ろすような位置で聴いていたが、これもオケの動きが分かるので面白い。

「パリ」と今年は各都市の名前に関わりのある曲を取り上げている。
パリのアメリカ人はガーシュウィンなので、選曲としては少し微妙かもしれないが。

この曲では遠目で見るに、わりと若い方がTpでソロを吹いていたように思う。
なかなか上手かった。
プログラムを見ても、Tpの常任の団員は1人だけ。
名フィルの首席奏者だった藤島謙治さんがエキストラで加わって厚みを出していた。
曲自体はオーソドックスな演奏だったかもしれない。


今回は3曲共にTubaの出番がある曲。
学生時代にTubaをやっていた自分にとっては、クラシックで活躍できる曲は嬉しい。
意外とソロもあったり、下を支えたりで重要な役所。

プーランクの協奏曲は初めて聴いた。
ピアニストはマテオ・クルー、ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワンの2人。
なかなか軽やかなフレーズもあったり、現代的な部分もあったり面白い曲だった。
アンコールでは、1つの椅子に2人で座って連弾。
まだ若いピアニストで、その様子がコケティッシュに映ったのか、
客席からはちょっとした笑い声も上がっていた。
アンコール曲は、ガーシュウィンのRialto Ripples Rag Time。
お互いの腕を交差したり、こちらも軽やかな少しジャズぽい感じもする曲。

オルガン付。
オルガン奏者は小林英之。
まさに見える位置に座っていた。
曲の最初から登場で出番まで座っていた。
聴いていて思ったが、指揮者に背中を向けていてどうやって合わせているのだろう?
鏡?あるいは誰かが合図を送ったり?

第2楽章でピアノも出番があるので、
ピアニストが1人はピアノの前に、もう1人は脇に座っていた。
プログラムによると山本敦子さんと朽名恭子さん。
途中からもう1人加わって連弾に。
CDだと聞き逃しがちになるが、演奏を観ているといろいろ動きが分かる。
オルガンも手を使わずに足だけで音を出したり。

途中の動機でのTubaもなかなか良かった。吹いてみたい感じ。
吹いていた方は少しミスもあったように聞えたが。

オルガンが入ってきたときの重低音は、まさしく体全体が痺れるような響きだった。
近くをダンプでも通ったかのような体を突き抜ける重い響き。
やはり真正面からオケを聴いていたわけではないので、少しバランスは悪く聞えたかもしれない。
それでも第2楽章後半のオルガンはもう少しボリュームがあってもと思ったり。
聴く場所にもよるかもしれないが。

金管楽器も頑張って、弦も重厚で、生演奏で聴くには良い曲。
余り実演がないが、難しい曲なのだろうか。
一番手前のチェロの方がかなり体を揺らしながら演奏していた。
強めの音の指示も多かったのかも。

オルガニストのアンコールがなかったのは少し残念。


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Last updated  2010.07.12 00:52:25


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