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写真は古布で作ったうさぎのひな人形と、お皿にはおこしものという尾張地方の雛菓子です。
おこしものはお米の粉を練っておひな様や梅、松、鯛、海老の木型につめて形を作り
木型からはずして、食紅で色を簡単につけ、蒸したものです。蒸したてにお砂糖をつけたり
焼いて砂糖醤油(お醤油だけでも)を付けて食べる素朴な雛菓子です
親子で粘土細工感覚で作れます。私も小さい頃、そうしたような覚えがあります。
先日、母の病院へ付き添って行った時です、大きな市民病院で待合も混んでいました。
各科入口は違いますが待合は一緒で母と座っていると後ろで二才ぐらいの女の子が大泣き
「ママがぁ~~いたいよぉぉぉ~~~」
お母さんは看護師さんから体温計を受け取り脇にはさみました。何かを計るのか
看護師さんがカラカラと引いてきた機械をお母さんにくっつけています。それを見て
女の子はママが痛い事をされていると思ったのか、大泣きなんです。
お母さんは痛くないのよとか何か言ってますが、女の子はぐちゃぐちゃの顔で泣いています。
小ちゃいけど、うるさいけど、ぐちゃぐちゃの顔だけど、お母さんを心配するんですね
女の子はお母さんが計り終えると泣きやみ、良い子ちゃんにしてました。
可愛いなぁ~ 親は子供を、子供は親を年齢性別に関係なく思ってるんですね。
待合にいた人たちは大騒ぎを優しく見ていました。
さぁ~、3月3日はひな祭りです。優しい陽と風の中、楽しいおひな様をお迎えくださいね。