いけばな日記

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2014年04月13日

気仙沼支部創立50周年記念式典・特別講習会

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テーマ：いけばな ★彡　(3265)

カテゴリ：いけばな小原流

きょうは、気仙沼支部創立50周年記念式典と講習会に、仙台支部から貸し切りバス

ご存知のように気仙沼市は東日本大震災の時の津波の被災地です。

仙台のように沿岸の一部が津波の被害にあった土地と違い、市全体が漁業を中心とした街ですので、被害の規模も大きいです。

実際に支部の役員、会員さんの中にも命を落とされた方もいたようです。

震災から1年で支部研究会も再開して、震災から3年のこの度は50周年記念行事を開催することになりましたので、同県内で一番大きな仙台支部からはぜひみんなで参加したいということで、今回バスツアーを企画しました。

昨年、隣県の山形支部の周年記念行事に参加した時はバス2台で、まず昼食会場も別に準備するというツアーを企画しましたが、今回同じ県内でもそれより遠い場所なので、昼食はバスの中でお弁当が配られました。なんかおやつも沢山

高速道路で隣県岩手県までいったん入り、そこから沿岸まで一般道路というコースでした。

まだ震災の爪あとが残る空き地などがたくさんある市内を抜け、海岸近くの高台にある「サンマリン気仙沼ホテル観洋」が今回の会場です。

第1部記念式典では、この度新しく就任した気仙沼支部長や、小原規容子小原流理事長挨拶でも復興のお話がありました。

第2部は、「－リアスの未来－」と題した、小原流研究院副院長・鈴木英孝先生の特別講習会です。

ステージいっぱいにいけられた大きな作品で、工程ごとに写真を撮ったのですが、その中の一部をアップします。

まずは、大きな流木のようなものが台の上に打ち付けられ、そこに出てきたのは陸前高田の松です。

大きな松で舞台そでからでは入れられず、客席側からの登場です。

それから本桜と吉野桜、右側の黄色は山茱萸と連翹が入りました。

日本石楠花が入り、板宿楓、黄金楓が最後に入りました。4枚目が出来上がりの作品です。

会場であるホテルの3階から撮った海の写真はあの日が嘘のようにきれいでした。