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2007年04月17日
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カテゴリ: 家族
今朝は早くから起きてしまった。

息子のお弁当と朝食を作り松山へ出かける仕度をする。
今日は母の病院に付き添う日である。

母が2年前に入院した時に同じ病棟・病室だった知り合いが最近、亡くなったと聞いた。
母はおろおろして私に電話をしてきたのだった。

「病は気からって言うでしょ?母さんは月に一度ちゃんと検査をして転移がないかどうか調べているし、自分でも気をつけているでしょう?大丈夫よ。何かあったらすぐに私に言ってね」
「・・・そうね、そうだったね」

電話で1時間近く話を聞いた。
だから、今日の病院では入院している友人の病室へ行けば、その話を聞くことになる。


尤もな意見だと妙に納得してしまった。

そんなことがあったので早くに目が覚めてしまい、病院へも母達がつくより先に着いてしまったのだった。

主治医の先生とバッタリ廊下で会い、そんな話を耳にいれ、母の心配を和らげて欲しい旨を伝えたら、
「よし、分かった。任せなさい。あなたのお母さんは真面目すぎるくらい几帳面だから、気を使いすぎなんだよ。あなたも大変だ。でもいい母娘関係だね」と言ってくださった。

駐車場で待っていると母が父の運転する車でやってきた。

杖をつきながらでなければ歩くのが困難だ。
車椅子を用意して迎えた。

そして、外来へ。
順番も予約もひと月前にちゃんと取ってある。

そして、母の番が来た。

案の定、母は先生の前で落ち込んだことを話し始めた。



「お母さん、このレントゲンを見てください。お母さんの体で今一番気になるところや心配なところは見当たりません。何か自覚症状などがあるのかな?あったら早めに話して欲しいなぁ」
「いえ、自覚症状なんてのはありません。ただ、肩が上がりにくくなっているくらいです」
「傷跡が引きつったりするんでしょう?」
「はい。そうですねぇ」
「僕が肺癌の手術の経験者だったら、お母さんの言ってることがきっと今より良く分かると思うんですよ。でも、その経験がないから本当に申し訳ないが、お母さんの話を沢山聞いて情報を集めることが大切なんです。どんなに小さなことでも話してくださいね」


母の顔色がみるみる明るくなっていく。

さすが先生!
診察を終えて廊下に出るときに先生の方を見てお辞儀をするとウインクで返してくれた。

ほっ。

薬をもらい、病室へお見舞いに行く。

やはり色んな話しが出てきた。が、母はニコニコ笑顔で聞いている。
やっぱり、先生の言葉って重みがある。

遅い昼食を蕎麦屋でとって父母を見送ってから、松山の知人達の元へ。
色々と心配をかけていたので本当に久しぶりにおしゃべりが出来た。

結局、シンデレラタイムに間に合うような形で帰宅。
入浴してブログを書いている。

コメントの返事は又日を改めることにしよう。
今夜はもう休む。おやすみなさい。





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最終更新日  2007年04月18日 00時54分43秒
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