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2007年09月04日
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カテゴリ: 健康
月に一度の検診日である。

今日は母が肺癌の手術をしてから2年が経つので(正確には9月5日)CTを撮り全身のチェックをするらしかった。

9時少し過ぎに病院に着くと母は、もうCTを終えていた。

診察と検査結果までには時間がかかるので、母はお見舞いに行くといって私も付き添った。
個室の彼女はカーテンの奥で目を閉じて震えていた。

熱が出ているが微熱のために注射をしてくれないとか細い声で訴えた。

母の手を握りながら
「たすけて・・・たすけて」とうわごとのように言う。
「・・・もう、ラクになりたい。死んだ方がましよ」



それでも母はずっと手を握り、さすったり揉んだりしながら30分以上彼女の言葉に頷いていた。

暫くすると彼女は落ち着いて「気持ちがいい。手をさすってくれたらラクになってきたわ」と言って私にお茶を飲ませてと言った。
そっと飲ませると「おいしい」と言いながら水分をとってくれた。

持っていったブドウも皮をむいて口に運ぶと母の顔を見ながら懸命に食べている。

約1時間ほど病室にいた。「そろそろ」と言うと
「もう帰っちゃうの?寂しい」と手を離さない。

いたたまれなかった。


何とか外来に戻ったが母の表情は寂しそうだった。

その後、先生との話で検査結果を聞いて驚いた。
「心臓の弁が・・・来月、検査をしましょう」
「えっ?」




とても疲れてしまった1日だった。





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最終更新日  2007年09月05日 09時04分19秒
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