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画期的な判決だ。 ヤミ金グループに慰謝料支払い判決が大阪地裁であった。 しかも、「自殺を予想できたた」と司法は判断した。 暴力団の組長や上部組織に対して、 賠償金の支払いや慰謝料命令の判決はあったが、 自殺に対する取立屋の責任は画期的だ。 事件は、悪質なヤミ金の取り立てを苦に、 女性夫婦とその父親の三人が、 JRに飛び込んだ事件だ。 遺族2人がやみ金グループに、 慰謝料7700万円を求めた裁判で、 大阪地裁は約4800万円の支払命令だ。 「逃れる手段は死」と夫婦が思うまで、 追い詰めたことは、 「追いつめられてどうにもならなくて」の遺書で証明できる。 大阪地裁は自殺へのヤミ金の責任を認め、 「自殺を予想できた」と判断した。 やみ金グループが 「自殺を予想できた」と判断した。 個々の取立屋も、グループのリーダーも、 「自殺を予想できた」と判断し、 連帯しての慰謝料支払い命令だ。 「追い出し屋」の、新しい言葉も生まれ、 不況の風は弱い立場の人間を追い詰める。 増え続ける自殺への歯止めの一つになるかもしれない。
2009.01.31
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飲食に制限を受けるメタポリック症候群の友、 メタ友がいよいよ本格的に減量に挑戦すると言う。 別に今更改まって言う必要もないと言うと、 去年までは「ダイエット」であり、 今年は「減量」だと言う。 何処が違うのかと訊くと、 辞書か百科事典で調べるか、それとも検索するかは好きしろの返事だ。 どっちにしろ関係ないことだ。 減量にもそれなりの段取りがあるようである。 先ずは必要な器具をそろえると言う。 そんなもの近くのジムや市営のトレーニングセンターで間に合いそうだが、 家庭にも必要らしい。 器具のりストを見て驚いた。 驚くほどの様々な器具がある。 恐らく奥さんが、テレビや、講演や、雑誌などで集めた情報の集約と言うことだろう。 奥さんを納得され為にか、それとも肉やビールの為かは本人も明確な認識はないのだ。いやそれは間違いで、明確に奥さんを納得されるためも行動だろう。セカンドライフとか第二の人生とか老後とかを歩き始めているが、どう見たって奥さんが主のようである。 兎に角、何かしていない一日は退屈なものであり、飲食のみならず、生活そのものが奥さんの管理下に置かれては、その最大の原因である肥満との戦いが何よりも優先するだろう。山に行く事も海に出ることもままならないのが現実だ。何年か前までエリート・サラリーマンであった男の新たな挑戦が、好きな肉やビールを自由にいただける体作りである。 「何とも情けない限りで、友として同情もするが、協力などは出来ない」 と言うと、 本人は至って元気で何か夢見る少年のような表情だ。 「協力など必要ないが、体重計と万歩計、それ血圧計を調べてくれ、 体重計は体脂肪率やその他のデータが出るやつで、、、、。 この近くではないから、直接俺とお前で買いに行くからな」 奥さんの目を逃れる口実を作ってくれと言っているわけで、 インターネットで注文してやると言うと、絶縁すると言うが、、、。 体重計がそんなにあるとは驚きである。 http://www.kenko.com/product/seibun/sei_841005.html
2007.01.15
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自民党対民主党のスキャンダル合戦の様相だ。 まずは自民党、 鴻池官房副長官の議員宿舎への超一流企業の美人人妻宿泊問題は更にエスカレートして、週刊新潮は情報漏洩の可能性まで言及する記事を掲載している。 週刊誌の記事への反論はないようだが、有耶無耶で終わる問題ではなさそうだ。 対する民主党は、 ねじれ国会の民主党の顔、国会対策委員長の金銭スキャンダルだ。 山岡さんの秘書が市長選挙の応援に派遣され、顧問料というか、手伝い料というか、顧問料を受け取った。しかも、請求して受け取るから、まるで選挙屋だ。そして、顧問業務報告書は、他人の文書の無断借用だ。 しかも、ホームページなどで公になっている文書の無断拝借だった。5部のうち4部は、いわゆる、盗用文書だった。しかも、舛添厚生労働大臣の文書まであるというから、人を食っている。 読売新聞によると、誤字や脱字も原文のままだと言う。誤字や脱字も原文のままは、顧問契約や顧問業務報告書の意味なき無きを証明している。それにしても、大政治家側から市長側に渡された偽報告書は、欺瞞性に満ちた選挙ゲームの証明だ。 勢いがなくなったとはいえ、注目度の高い、舛添厚労大臣の文書を無断拝借とは、理解し難い。いい加減で形式的なものと認識し、誰も気にしないと思ったのだろう。 それにしても情けない思いがする。毎日のようにマスコミに登場する民主党の顔の一人でもあり、ある評論家は、山岡さんの国会対策委員長起用で 小沢一郎の本気度が分かったと言う。それほど、小沢代表の信頼も厚いという山岡さんである。 さて、麻生総理大臣の子飼いとも言われる鴻池官房副長官と、小沢代表の懐刀とも言われる山岡国対委員長のスキャンダルは、どんな展開をするか興味深いが、オバマ大統領誕生のアメリカ的な政治のダイナミズムをみている国民は、情けない思いだ。 スキャンダルに関わった三人は政治家を辞めるべきだろ、実に簡単な結論がでる。市長も、二人の国会議員も、有耶無耶にするには大物過ぎ、現在政府や党の要職にあるだけに、責任も大きいと、単純に思う野次馬的結論である。
2009.01.24
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松阪牛と本居宣長で有名な三重県松阪市に、33歳の市長が誕生した。 松坂市は、 国道42号線と国道23号線が交わり、 紀伊半島の入り口であり、 伊勢志摩への入り口である。 紀伊半島南端部在住者には松坂は特別に親しみがある。 電車で名古屋から来ても、大阪から来ても、 JRでも、近鉄でも、松阪で紀勢本線に乗り換える。 松阪は、紀伊半島への交通の要衝である。 その松坂市で誕生した若い市長は、 松下政経塾出身の元民主党である。 市長誕生と同時に急激な変化ないが、 若さは何かを変化させる予感がある。 多くの、古いしがらみに縛られ、 閉塞感に満ちた地方都市で、 若い市長誕生は滅多に見られない。 しかし、松阪市民は若い市長を誕生させた。 それだけで充分改革への意欲を感じると同時に、 今までのしがらみに捉われていては、 新時代への船出は出来ないと、 松阪市民は若い市長に夢をかけた。 オバマ大統領も若いが、うちの新しい市長は、 更に一回りも若いと松阪市民は、 アメリカに対抗意識を抱く訳ではないが、 松阪は若い市長に夢を掛ける。 繰り返すが、 紀伊半島の南東部熊野灘に面した土地に住むものにとって、松阪は東京名古屋大阪への中継地であり馴染みのある町である。逆だと、JRでも近鉄でも、大阪から来ても、名古屋から来ても松阪で乗り換える。松阪から紀勢本線で紀伊半島を下るが、紀勢本線の数は少ない。乗り換え時間を待つ間、街を散策する。そんな事も多かった。叉、最終に乗り遅れ、松阪泊まりも何度もあった。駅前に出るたび、寂しい思いになった。紀伊半島の南東部の過疎の町に住みながら、松阪の駅前が年々寂しくなっていくような寂しさを感じていた。松阪は賑やかであって欲しいと思うからだ。若い市長誕生だけで、期待が膨らみ、夢が生まれる思いである。 その三重県のもう一つのニュースは、 磯野貴理に「みえの国観光大使」委嘱だ。 知名度抜群の磯野貴里は、 観光大使としてうってつけと期待する。
2009.01.26
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