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カテゴリ: 風の詩
 紀南地方海岸部、海辺の過疎の町で、地球の反対側、ぺルーの大統領選挙を考える。日系人大統領の娘に応援した日本陣は多いだろう。日本人女性の顔は、日系人女性だから当然だが、でも、あまりににも日本人的な顔である。


 私は、ケイコ・フジモリさんが、父親の遺産を引き継いで、ペルーの大統領になると思ったが、決選投票で負けた。でも、負けはしたが、日系人女性の、凄いパワーを世界に示した。いや、日本人女性の凄いパワーだ。


 ペルー大統領選、36歳のケイコ・フジモリさんは惜敗した。父娘2代の日系人大統領誕生なら、東日本大震災の日本にも夢と力が与えられたと思うが負けた。でも、敗れても、日本に夢と力を与える凄いパワーを示した。



 報道では、 「チーナ、チーナ」の支持者の声。連呼される「チーナ、チーナ」は藤森元大統領の「チーノ」から来ているとか。


 偉大な父を持つ娘の挑戦は、父の偉大さとの闘いでもある。毀誉褒貶相半ばする父の正負の遺産を受け継ぐ娘の最大の適は父親であり、最大の味方は当然父である。彼女は巧みに父親の業績を利用したが、同時に、父親とは違う自分もアピールした。父の遺産を利用しながらも、自らを強く打ち出す強かさを感じた。


 日系人女性の、強さを代表するかのようだ。



 父親の「負の遺産」も背負う娘は父の業績を前面に打ち出す。背負う負の遺産は大きい。業績を強く打ち出せば反動がある。フジモリ政権の憲法停止、国会閉鎖などの強権政治を多くのチリの人々は忘れていない。彼女の大統領の可能性は、あるいは父親の強権政治が阻んだかも知れない。彼女を大統領の手前まで導いたのは父親である。敗れたとはいえ、ケイコ・フジモリは凄いパワーを示してくれた。








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最終更新日  2011.06.07 06:51:32
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