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カテゴリ: 風の詩
 コロンボのピーター・フォークさんが亡くなった。享年83歳は、決して早い死ではないが、若くしての突然死のような錯覚を覚えるのは、作品のイメージが強すぎるせいでもあり、老いた姿を見てないからだろう。


 刑事ドラマの革命的作品として刑事コロンボは、多くのファンを魅了し、その後の刑事ドラマに大きな影響を与えたと、芸能評論家ならずとも言えるのは、その作品の凄さだ。何の変哲のないドラマであり、見栄えの悪い、風采の上がらない、女房の尻に敷かれているといわんばかりに「うちのかみさんが」を決まり文句とするドラマは、最初から犯人が登場し、犯人とコロンボとの知恵比べがストーリだった。


 最初から犯人が分かっていながら、面白い。そんな刑事ドラマの、しつこいまでに小さい事に拘るコロンボのピーター・フォクさんが亡くなった。


 ロス市警の風采の上がらない刑事は独特の雰囲気をかもし出した。まさか、居丈高に構える知能犯は、風采の上がらない中年男が殺人課の刑事とは思わない。軽くあしらってやると、皮肉っぽい笑みを浮かべて対面する。そして、何時しかコロンボのペースに嵌まるパターン。
多くの日本の刑事ドラマは、その名残とも、影響を受けたとも思える展開である。恐らく、「刑事コロンボ」放映以後の日本の殆どの刑事ドラマが、何らかの影響を受けている。


 1967~2003年まで、刑事コロンボはつくられたという。 ピーター・フォークは、コロンボであり続けた。


よれよれコート、もじゃもじゃ頭、手には葉巻を持って、灰皿を探すコロンボ刑事が懐かしい。






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最終更新日  2011.06.29 09:53:16
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