ミニコミ 「志」

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indigo bird@ Re:地平線の彼方から(05/13) 突然のコメント失礼します。ウン十年前に…
しゅり@ Re:地平線の彼方から(05/13) 私も確か中学生の時に合唱コンクールで歌…
みほまま@ Re:地平線の彼方から(05/13) はじめまして。中学生の頃に学校の合唱コ…
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2008.12.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日の「ジーンの教室」は、僕から見たもの
今日のブログは、同じ授業を授業を進めたジーン本人から見たもの
両面から見ると、非常に大きな学びがありますので
本人の了解を得て紹介できることになりました。
ーーーーーーーーーーーーー
今日の授業は、いつもの延長線上とはいえ、まあまあよく出来たと思います。
心打たれるほどの発言はありませんでした。子どもたちの自身の追究はシャープでした。

国語のごんぎつねは、「魚がほしかった」と前時に発言したハッセーのために授業をデザインしました。
このハッセーの発言を生かし考えを変えることを授業の目標に置きました。


と発言したことから明らかで、あの時点で「やった!成功」という手ごたえです。

ただ、自分としては、「魚がほしかった」という考えを、ごんの意識としてではなく、
兵十の意識として再確認できればなとも考えていたのです。兵十はそう考えていたはずです。
あのぬすっとぎつねめが・・・と文中にあります。

実際には、子供の思考は兵十にはいかなかった。それどころか、村人たちに対するごんの関わりに
子供たちの思考が流れていったのです。あのグッサンの発言「兵十を困らせたかったのではなく、村人たちを困らせたかったんだ。」という意見を聞いたとき、素直におもしろいなと感じました。
よし、こっちでいこうと、決心しました。クラスのみんなもその意見に乗っかっていきました。

ハッセーは、みんなの話し合いの中で、自分の意識を変えていった。グッサンはみんなに新しい
ステージの土台を作った。そのことを最後にみんなで確認できた。
そうした学びあいのある授業になったと思います。

ハッセーにしても、グッサンにしてもペーパーテストをするとあんまり点数はとれません。

でも、学びあいの中で自分は生かされていると実感していると思います。
すると、ペーパーテストって、何の力をはかっているのだろうという疑念が
わき起こります。

本当のその子の力とは、集団や社会の中で、どう自分の力を生かすことができるか
役だてることができるのかということだと思うのです。


自分の予想外の意見は、0度の場所がすぐに見つかるでした。なるほど確かにそうだ。
そして「三浦大根」事件?があったために時間がなく、「直線が引ける」ということに
あまり時間を割くことができなかったことは、反省です。この直線が引ける機能があって
初めて、分度器単体で定められた角度の角を描くことができます。全円分度器には無い
機能です。そこには、立ち入ることができませんでした。

算数は普段別の先生が中心になって教えています。算数的な表現力は育っていません。
ここはジレンマです。

「三浦大根」事件はうれしかったですね。となりの組のトノチャンが欠席の子の荷物を届けにきて、
そのままうちの教室に拘束されて。T君の担任がインフルエンザで休みのときに、私が
社会をしたときのことです。その発言をうちのクラスに紹介しました。「潮風の影響で
野菜が育ちにくいって言っているけれども、三浦で育てている野菜は、キャベツ、大根、
スイカ、カボチャ、メロンなど、土の中や土のすぐ上でできるものだから、きっと潮風
の影響を受けにくいんだと思う。」うちのクラスは拍手喝采です。それをトノチャンに伝えたかった。

三浦大根を手に入れたうちのタッシーは意気揚揚と登校してきました。トノチャンにも見せました。
うちのクラスでは社会学習で実物資料を手に入れた者はヒーローなのです。
絶妙な紹介の場となりました。となりのクラスとうちのクラスのちょっとした学びあいです。

はっきしいって、これまたタッシーだってペーパーテストの点数はあまりよくない。
でも、おじいちゃんからもらった三浦大根を、みんなに見せたいと、学校まで持ってきた
とは、うれしいじゃありませんか。もちろん、教室のみんながそれを認めています。

うちの教室でも、インターネットはすぐに見れるし、グーグルアースもスタンダートです。
でもああいう実物資料に勝る資料はない。それをゲットする意欲とおもしろさ。明日から
冬休みだというのにね。






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Last updated  2008.12.30 17:26:38
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