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2008年も残りあとわずかとなりました。今年も相変わらず本当にあっという間の1年でした。1年間、健康で元気に仕事ができた事に感謝です。写真は師走の有楽町。前から思っていましたが、凄いタクシーの数です。この列は東京駅まで連なっています。何か燃料代の方がもったいないですね。来年はどんな年になるのでしょうか?そんなわけで少し早いですが、謹賀新年+明けましてオメデトウございます。今年も宜しくお願い致します。
2008年12月31日
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ Takeさんの韓国見聞録 2008.12.21発行 NO.80 <古くからの友人、韓国をよく理解するための日本人サラリーマン日記>■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■Takeさん@韓国ソウルです。 忘れた頃にやってくる「Takeさんの韓国見聞録」です。韓国に出張する度に美味しいお店でご馳走になるので、ここでも紹介したいと思いながら、毎日の忙しさに流されている次第です。気がついてみれば今年もあと数日を残すのみになってしまいました。激動の2008年はこのまま無事に終わるか?と思いたくなりますが、私には今の現状は何か新しい時代の生みの苦しみのような気がしてなりません。何だか経済評論家のような切り口で始まりましたが、今回も少しだけお付き合い下さい。■本日のサラリーマン日記 「もしも韓国に篤姫がいたなら」 先日、長年の友人でる韓国人K氏と数年ぶりに再会する事ができました。彼は某大手韓国メーカーの日本駐在員として、かれこれ7年近く日本に滞在しており、日本語はもちろん、日本人以上に日本の事をよく知っている人物です。考えてみると日本で会うのは初めての事でした。久しぶりの再会に胸を弾ませながら、どんな事から話をしようかと考えていたら、開口一番、大河ドラマの「篤姫」の話から切り出してきました。私も歴史は好きなのでこのドラマは毎週、欠かさずに見ていたので話は直ぐに盛り上がってしまいました。久しぶりの再会を果たして思い出しましたが、彼は大の明治維新研究家でもあり、坂本竜馬や勝海舟に憧れて、その生家や活躍した舞台を実際に尋ねるのが趣味だったのです。彼の主張はいつもの様に、あの時代に朝鮮半島に坂本竜馬や勝海舟などの人物が出てこなかった事が最大の不幸であり、当時の李氏朝鮮でも明治維新のような革命が成功していたら、近代の韓国と日本の関係もかなり変わったものになっていたであろうというのが持論です。もちろん歴史にIF(もしも)という一文字はないのですが、K氏は李氏朝鮮の時代に舞い戻って、自分が坂本竜馬のような仕事をしてみたいというのが夢なのです。実は韓国にもK氏のような坂本竜馬オタクは意外と多く、司馬遼太郎の歴史小説『竜馬がゆく』の影響だと思われます。誰もが英雄になって支配者になろうとする韓民族気質から見ると、自分は表舞台に立たないで脇役にわまるその姿が、とても新鮮で印象的と言う事なのかもしれません。そんなK氏にとって「篤姫」という存在はまったくの無名の存在であったらしく、しかもそれが女性ときたので、かなりヒートUPした状態でありました。既に鹿児島や東京都内の篤姫ゆかりの地はほとんど行ってきたそうで、残るは大奥のあった皇居ですが、そこに行けないのが残念でならないと言っています。私も恥ずかしながらこのドラマを見るまでは、篤姫という存在そのものも知らなかったわけです。明治維新がいわゆる「無血革命」として成功した事が、近代の日本と韓国の運命を大きく分ける結果になったとK氏は考えており、常に血で血を洗う祖国の歴史と、未だに同じ民族が分断させられている現状を思う時に、焦りと無念の思いが沸いてくると言います。その影の立役者としてこのような女性がいた事に非常に感銘した様子でした。さらにK氏の話は続くわけですが、同じような激動の時代に飲み込まれた女性として、朝鮮王朝末期の国母「閔妃(ミンビ)」が挙げられます。彼女が当時の日本軍と一部の革命派に暗殺された話は有名ですが、K氏に言わせると自分の一族の存亡だけを考えた閔妃と、日本の将来を一番に考え、何の未練もなく大奥を解散させて、江戸城から去っていく篤姫の姿にとても感動したというわけです。更に篤姫は死に際には今のお金で6万円程度の現金しか持参しておらず、最後まで大奥の女達の嫁ぎ先や、その面倒を見ながら死んでいったという篤姫が、もしも当時の朝鮮王朝末期に存在していたらと思いを馳せていました。話は少しそれますが韓国KBSが日本の大河ドラマに倣って、歴史ドラマを制作しています。日本にもファンが多いかと思いますが、K氏に言わせると韓国にもNHK大河ドラマを放送すべきであると主張しています。K氏はKBSやMBCにも友人がいるようで、帰国して彼らに会うたびにこのようなお願いをしているそうです。私の個人的意見では日本の大河ドラマが、韓国の放送局で放映されるにはもう少し時間が掛かるかと思いますが、決して夢ではないと思うので、ぜひそのような日が一日も早く来る事を願うばかりです。K氏も日本で生活する前は、洗脳に近い反日教育を受けてきた世代なので、とりわけ明治維新を成功させた人物たちにかなりの偏見を持っていたようです。しかし、自分で事実を調べていくうちに、民族と国の存亡を賭けて命がけで犠牲になっていく生き様は、韓国も日本も同じ事であるという結論に到達したわけです。最後にK氏はアメリカ主導のグローバリゼーションが大きな曲がり角に来た今、隣国の韓国や中国を含めて、もう一度、日本の行く道を考え直す時に来ているのではないか?と言っていました。韓国版-坂本龍馬を標榜するK氏が日韓外交の表舞台に出てくる日も近いのかもしれません(笑)■編集後記 ここまで読んで下さり有難うございました。今日で大河ドラマ「篤姫」が最終回を迎えてしました。これに合わせてメルマガを書くつもりは無かったのですが、何故か先週の土曜日にK氏に会いこのような流れになってしまいました。始めて韓国に行った頃は今のように日本の番組など観れなかったので、大河ドラマの存在すらも忘れかけていましたが、今回の篤姫をきっかけにまた楽しみが増えた次第です。実はこの篤姫にはまっている人間がもう一人いまして、それは他ならぬ私の息子であります。この手の歴史ドラマのセリフは、韓国ドラマも同様に理解する事が難しいのですが、どういうわけか面白いという事で毎週、楽しみにしています。ちなみにうちの家内にはまだまだ難しいようです。私も子供の頃に見た「黄金の日々」という大河ドラマを未だに覚えていますが、息子の記憶の中もこの篤姫が残ってくれたらと思います。それでは皆さん、アンニョンヒケセヨ~!!
2008年12月20日
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通勤電車の話ばかりで申し訳ありません。実は昨日の朝、京葉線の海浜幕張付近で人身事故がありました。朝から駅が異様に人で溢れかえっているのを見て、何かあったとは直ぐにわかったのですが、やはり人身事故(自殺)でした。朝の超ラッシュ時の自殺はもの凄い影響があります。私も急遽、コースを変更して40分遅れで会社にたどり着きました。以前から感じていた事ですが、日本は列車による飛び込み自殺が異様に多いと思います。韓国でも毎日のように地下鉄を利用していましたが、人身事故で遅れるというのはほとんど経験した記憶がありません。日本では日常茶飯事のようで、乗客も「またか、、、」という感じで慣れきってしまったようです。何だか怖いですね、、、、死体の処理もかなり手早くやってしまうのでしょう、、、、韓国では自殺と言えば「ハンガンへの飛び込み自殺」とうのが定番で、IMFの時は夜になるとそれぞれの橋に警備員が配置されたものでした。
2008年12月13日
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続きをお話しする。こんな感じでいつものように座席をゲットし、連日の激務から居眠りモードに入っていた私であった。蘇我を過ぎる頃になると、車内は超満員状態になるのだが、気が付いてみると斜め前の若い女性がうずくまっている。おそらく気分が悪いのか、軽い貧血なのかもしれない。蚊が飛ぶような小さな声で、私の横に座っていた中年男性に座席を譲ってくれるようにお願いしてきた。私はてっきり譲ってあげるのかと思いきや、何とこのオッサンから出た言葉は「あちらの優先席でお願いして下さい」と言ってくるではないか!!可愛そうに彼女は _| ̄|○ 、、、 な感じで言葉も出ない。周囲もほとんど知らん顔。スリッパでこのオッサンの頭を殴りたくもなったが、そこはグッと抑えて、代わりに席を譲ってあげた。このオッサンが特別だと信じたいが、それにしても何だか悲しくなる。経済大国、日本人の心はここまで荒んでしまったのであろうか?モノ売りや携帯の話し声の無いのは良いが、異様に静まりかえった朝の通勤ラッシュに慣れるまでに少し時間を要したものだ、、、
2008年12月06日
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毎朝、7時27分発の京葉線に乗り、東京駅までの小旅行が始まる。約1時間10分を電車の中で過ごすわけだが、座席をどのように確保するのかが最大のポイント。私の乗る木更津駅では大抵、座れるがそれでもたまに座席にありつけない時もある。しかし、そんな時でも焦ってはいけない、、、ネクタイ姿のリーマンは100%、終点の東京駅まで行くことはわかっている。やはり狙いは高校生。大抵は隣町の高校に通う子が多い。最近は学生服と降りる駅のリストが頭の中で整理できたので、車内をスーとスキャナーして、その子の前に立てば良し。まあ、こんな感じで仮眠モードか読書タイムを確保できるわけだが、この時間は実に貴重である。思い起こせばソウルに居た頃も同じような事をしていたっけ?続きがあるのだが、また明日のお楽しみ、、、
2008年12月04日
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