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むかし環境汚染物質検査をした時、「さすが勝田さん、パラベンの尿中濃度がすごく低い!」と専門家に誉められたことがありました。私としては、パラベンの入っているものなど長年使っていないのに尿中に出てくること自体に驚いたものです。
パラベンとは、パラオキシ安息香酸エステルのこと。
あらゆる化粧品、シャンプー、食品にも入っています。
その仲間の安息香酸ナトリウムは、認証のオーガニックコスメにまで入っており、DNAへダメージを与えると言われています。
分子量500以下のものは、経皮吸収されることがありますが、パラベンの分子量は150~230くらいでとても小さく、経皮吸収しやすい成分。
パラベンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用をして攪乱する環境ホルモンの疑いが強く持たれており、男性の性機能に悪影響を及ぼすとも考えられています。
パラベンだけが決して悪者ではありませんが、あらゆるものに入っているため、環境中にもありすぎるんですよね、なので私の尿中にまで出てくる。
パラベンだけでなく、例えばケミカルコスメによく入っているエデト酸塩は292、ラウリル硫酸ナトリウムは289、プロピレングリコールは76で、こうした有害物質は非常に小さいサイズですから簡単に皮膚から身体に侵入すると言われます。
しかしながら尿中から、使ってもないパラベンが出た時、ああすべては循環するんだな、きれいになろうと思ったら食べるものや使う化粧品はもちろんだけど、環境が美しくないと、まわりまわって結局はすべて自分自身に返ってくるのだなと思いました。
なかなかショックな出来事ではありましたが、アンチエイジングから環境問題に目が向いた瞬間でもありました。
すべては循環している。
自然が美しければ、私たちも美しくあれる。
私たちが美しく生きれば、自然もまた美しい。
そんな思いを込めたキャッチコピーです。
そして私たち自体が、本来オーガニックな存在なのだと。
写真は棚田で撮影しました。
直前まで雨で、雨が上がったかと思ったら霧がすごくて何も見えない。
でも祈りを捧げていたら、朝陽と共にどちらも晴れて、神々しい光の中で奇跡的にこの写真が撮れました。
なぜ田んぼで撮ったかというと、ブランドリニューアルの最初の3商品が、世界初玄米の細胞水を配合したトーンアップシリーズであったこと。
もう13年以上、私は田んぼに関わってきていて、田植え稲刈りを欠かした年は1回もありません。
昨年から、福岡県星野村で、「穂増」という幻の古代米を育てています。
江戸時代にさかんに育てられていましたが、今では絶滅。
それを一昨年熊本の農家さんたちが、たった40粒の稲もみから復活させたものを、うちでも頂いて苗にして植えて見事に実りました。
この玄米から、細胞水を取り出したんです。
細胞水って、その植物の情報を全部持っている情報水で、例えば水に数滴垂らしただけでも、その水にその植物の情報を伝達します。
香りがほとんど全部細胞水に移るのも面白い。
情報と香り。というか香りも重要な情報の一部なんでしょうね。
細胞水は分子が活性化していて、振動数が高く、肌につけるととても浸透が良いです。
細胞水だけではなく、自然栽培米甘酒から抽出した麹エキスが入って、自然な潤いや美白作用があります。
細胞水取った後の玄米は、水分がないので酸化しにくい玄米粉になります。
これで玄米麺を作ったら、最高に美味しい麵になりました。
秋に発売予定です。
アップサイクル麺!
そして、岩手県の山葡萄樹液も配合しています。
樹の成長に必要な糖分、有機酸、アミノ酸などの養分がたっぷりと含まれ、糖質やアミノ酸はお肌のうるおい物質として働き、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸は自然なトーンアップをもたらします。細胞賦活、水分とヒアルロン酸量の増加、シミの改善、抗糖化作用などいろいろなエビデンスがあります。
この山葡萄樹液も、とても表面張力が低いです。
白樺樹液の抗酸化作用もですけど、樹液って細胞水と並んでほんと面白いし、パワーがすごいです。
また、お米由来の乳酸菌も今回すべての製品に入っています。
●国産米から単離された植物由来乳酸菌
● 300
株以上の乳酸菌の中から厳選した菌株を使用
●善玉菌の表皮ブドウ球菌を増やす
●悪玉菌の黄色ブドウ球菌などを抑制する抗菌ペプチドを発現
●角質形成を高める
●肌の水分量の向上
●お肌のp H
を弱酸性方向に低下させる
死菌なんですが、こんなに威力を発揮できるエビデンスがあります。
お肌に一定量付けておくと、肌フローラを調えるんです。
私は、このシリーズ使っている間は一度も肌荒れしませんでした。
以上の4つの原料は化粧水、美容液、クリームすべてに入っているんですが、それぞれに特徴的な成分もあります。
化粧水は、一番山葡萄樹液の量が多いです。
私はこの化粧水に、目の周りの白ニキビ発生事件を救われました。
ひりゅう腫、汗管腫というものです。
遺伝的にこれが出来やすい体質なようなのですが、50歳前後で急に増えて。
これが嘘のようにひきました。
美容液は、ポリフェノールの宝箱。
松樹皮エキスのプロアントシアニジンというポリフェノールが多いんですが、わかめのエコールというポリフェノールやマキベリーのデルフェニジンというポリフェノールも多いです。
松樹皮エキスは全種類の活性酸素の消去能があるんですが、原料メーカーの紫外線照射の実験でも肌ダメージから保護する結果が出ていました。
わかめのエコールなんかにも、メラニンの活性を抑える働きがあります。
マキベリーのデルフェニジンには角質にあるだけで抗酸化作用、抗炎症作用があります。
クリームはカロテノイドの爆弾。
藻から抽出したアスタキサンチンは、光が肌にあたった時に発生する一重項酸素という肌ダメージを誘発する活性酸素を消去する能力がすごく高いです。カロテノイドの王様です。
ここにスーパービタミンEのトコトリエノールを入れるとアスタキサンチンとの相乗効果でもっと一重項酸素の消去能が上がります。
そして、インドネシアのパプア島のブアメラオイルという大きいもので直径1mもある果実を搾った血のように赤いオイルを日本で初めて化粧品に使いました。
このブアメラオイルはβクリプトキサンチンというカロテノイドが多いのですが、メラニンの活性を抑えたりUVから皮膚を守る作用が高いです。
↑こんな大きい果実なんですよ!
私は、化粧品の役割は、第一に肌のバリアを増強させることだと思っています。
なので、バリアを壊す懸念のある乳化剤の合成界面活性剤を入れないで「天然レシチン乳化」でコスメを作ります。
レシチンは保湿成分でもあるので、レシチン自体で肌バリアを強化出来ます。
そして、その次には良い水分と良い油を与えることが、バリアを高める道であると。
水分はただの水ではなく、浸透の良い白樺や今回の山葡萄など樹液やフローラルウォーターを使います。
こういう水分は抗酸化作用があり、さらには保湿成分も含んでいます。
ここにヒアルロン酸などを入れて、水分の維持力を高めることも大事です。
油分は、種や実をジュースのように低温で搾ったオイル。
オイルにはバリアを強化して肌を守る作用、乾燥を防ぐ作用、肌をつややかに見せる効果がありますが、低温圧搾のオーガニックオイルはカロテノイドやクロロフィル、ビタミンEなど有効成分をたくさん含んでます。
石油系のミネラルオイルやシリコーンオイルなんかには絶対に含まれていない成分です。
次に大事なのがポリフェノールとカロテノイドを肌に塗ること。
こういう成分は浸透させなくても、肌表面に存在していれば、外敵による活性酸素から肌を守ってくれて、修復もするので肌が美しくなっています。
もちろん、口から入れても体の中から働いてくれるし、ルテインやアスタキサンチンなどのカロテノイドは皮膚の最前線に優先的に送られます。
また、こういう話も含めて、今後もう少しマメに更新しますね!
細胞水には、新しい可能性がいっぱい!
肌には良い水分と良いオイルと、良いポリフェノールとカロテノイドを纏いましょう!
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