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ご無沙汰でした。今日は8月6日。 広島の原爆記念日です。私の叔父も被爆しました。そして終戦直後の9月1日に亡くなりました。師範学校を卒業後、わずか一週間しか教壇に立てず、予備士官学校を経て、少尉任官直後の被爆死です。私は戦後生まれですので、生前の叔父を知りません。ですが、20歳そこそこで一生を終えるのは、さぞ無念であったろうと思います。時代が悪かったと言えばそれまでですが、納得がいくはずもありません。祖父が早くになくなり、女手一つで4人の子供を育てた祖母の悲しみはいかばかりであったのか。戦後生まれの私の世代も老境に足を踏み入れようとしています。ですが、ここまで平穏に、少なくとも衣食住にそれほど不自由することなく過ごせたことはそれだけでも、感謝しきれないほどの幸運だといえそうです。現代人は、たしかに恵まれています。恵まれすぎて本当の幸せを見失っているかもしれません。叔父だけでなく、幾多の尊い犠牲の上に現在の日本があることを、次の世代にも伝えていきたいと思っています。
2011年08月06日
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3月以来ご無沙汰でした。相変わらず、塾で幼稚園児から浪人生まで指導する日々です。夏期講習会がもうすぐ始まりますので、その準備に忙しくしています。小学生の子供たちを見ていて、こんな子は伸びる、こうやらせれば伸びるということがだいたいわかってきました。簡単にいえば、面白がって勉強させることでしょうか。高校生となると、そうばかり言っておれませんが、基本的には、自信を持ち能動的にやるということが良い結果を生むようです。精神的に前向きであることと、合理的な学習法があればその人の能力は相当高いところまで伸ばせると思います。人数も少なく、データで裏づけもできませんがこの考え方は、大きくは的を外していないと思います。
2011年07月18日
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今年の大学入試の結果も大体出揃ってきました。開成が東大合格者数トップですが、実力ナンバーワンは、灘であることは受験界では常識です。卒業者数が225名で、開成の6割弱、しかも最難関 東大理科三類に17名、京大医学部医学科に25名など、驚異的な数字を出しています。全国の国公立大学医学部の半数は、合格ラインが京大や東工大の合格ラインと同じかそれ以上です。大学受験の世界では、秀才の証明が東大京大の医学部進学ということになっています。たとえば、駿台の東大模試で上位30人中9割ほどが医学部志望です。これは、本来由々しき問題です。中学受験生がこまっしゃくれた言いようで、医者になりたいとか言っているのを聞くと、親に吹き込まれているんだろうなと思います。医者は、高級取りで、社会的地位も高いからでしょうが、どうやらそれだけでもなさそうです。おそらく、理系出身の研究者、技術者の待遇が悪いからです。大学院の博士課程まで出ても仕事がないようでは、有為な人材は集まりません。それと、医師の定員を少なく抑えすぎていることです。先進国の中でも人口1000人に対する医師数は、少ないほうである上、アメリカではフルタイム働く医師の数に換算するのに対し、日本では、免許を持っている人の数で計算しているそうです。実態は、相当の医師不足でしょう。弁護士の数を増やしたら、司法試験の難易度は相当下がったようです。医学部も3割くらい定員を増やせばいいのです。全国模試の最上位層の半数以上が医学部に進むなどという、異常事態をそのままにしておいては、日本の科学技術の将来が案じられます。八つ当たり気味ですが、灘高の理系科目を教える先生たちは、生徒に幅広い科学の世界の目を向けるように啓蒙していないのでしょうか。残念です。
2011年03月22日
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http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12779510下の文はコピペです。 「Fukushima 50」という名前が、われわれ日本人が知らない間に海外で大きく知られる存在になっている。 これは、福島原発で残って作業する東京電力や関連作業員たちの呼称だ。文字通り命がけで戦っている50人のチームに対しての賛辞の報道が、海外メディアでは多く見られる。もちろん、日本では報じられることがないのは残念な限りだが。 詳しく知りたい人は、すでにウィキペディアでも、「Fukushima 50」の項目が作成されているくらいだから、一読してみると良いだろう。 英BBC、米ABC、CBSなどのテレビでは、灯りのない原発施設の中で、白い防護服を着用して原子炉の爆発を防ぐための作業に従事していると報道されている。 まさしく「名もなき英雄」。勇敢な作業員たちに「Fukushima 50」の名前が付けられ、そう呼ばれている。いつ終わるともわからない戦いが続く英雄たち。私心を捨てて取り組む姿には、同じ日本人として誇らしい限りだ。 一番上のアドレスはイギリスBBCのものです。大きく取り上げています。コピペの筆者の意見に全面的に賛成です。高校生にBBCの記事をコピーして読ませようかな。
2011年03月21日
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プロ野球セントラルリーグの開幕日が少し遅くなるようです。といっても4日程度。それも、文部科学省に言われてのことです。東京ドームでナイターをすると、6000世帯が一日に消費する電力を使うそうです。野球をしている時間に限れば、1万世帯分以上に相当するでしょう。経済活動なくして復興はない、という理屈は、理屈として理解できても、その活動がプロ野球ということで、みんなが納得し、声援を送るでしょうか。また、代替手段がないならともかく、西日本の球場を使って、巨人、ヤクルト、横浜の主催ゲームという形でやればいいではないでしょうか。強行しようとするのは、東京ドームの経営などを考えてのことかもしれませんが、極端な話、ドームを政府が半年くらい借り上げて、仮設住宅にすればいいのです。読売新聞も、他人事のような記事を載せていましたが、社としてどういう立場なのか、ハッキリ表明するべきだと思います。
2011年03月20日
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セ、25日開幕方針=選手会に伝達、パは延期-プロ野球時事通信 3月16日(水)22時34分配信プロ野球のセ・リーグ6球団は16日、各球団の選手会幹部らに公式戦を予定通り25日に開幕する考えを伝えた。東日本大震災で楽天の本拠地が被災したパ・リーグは、延期の方針で新たな日程を協議しており、17日にセ、パ分離開幕でまとまる見通し。 両リーグは15日にそれぞれの理事会で方針を決定。直後の実行委員会で加藤良三コミッショナーがプロ野球の一体性を強調、選手会もセに反発して継続協議となったが、両リーグの考えは変わらなかった。加藤コミッショナーも16日は「プロ野球は一体と話したのは基本的姿勢(のこと)。一方で実態の問題もある」と柔軟な姿勢を示した。セの25日開幕には電力消費などの点で批判も予想され、横浜は試合開始時間を早めることなどを検討するという。選手会には依然として反発が強く、ヤクルトの宮本慎也内野手は「納得する理由が一つもない。パに合わせるべきだ」と主張。阪神、横浜などの選手代表も球団の説明に賛同せず、新純生ヤクルト球団常務は「選手の了解なく強引に持っていくことはない」と理解も示した。 パは東京都内に代表者が集まり、新たな日程の作成を進めた。楽天は当面、神戸など関西を拠点とする方向で調整している。今回の地震と津波の影響による停電は、関東中心に多いな影響が出ています。その復旧も、相当時間がかかりそうです。福島の原発が使えないとすると、以前のような電力が確保されるには、かなり時間を要すると見てよいでしょう。各家庭で不自由な思いをし、電車さえ間引き運転するという状況で、ナイターで野球をやろうという発想が理解できません。読売新聞は、ナベアツ氏に何もいえないのでしょうか。朝日新聞は元から信用していませんが、読売新聞よ、お前もか、という心境です。
2011年03月18日
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地震報道の合間にある広告、内容は否定のしようはないですが、繰り返しが多すぎますね。あんまり可愛くないキャラクターたちのご挨拶女優さんと娘さんのガン撲滅運動思いやり心遣いのミニドラマ元阪神、赤星選手の車椅子国連の難民救済など、もう内容を覚えてしまいました。(テレビばっかり見てるからや、と言われれば、そうではありますが)でも、これは公共広告機構のせいではなさそうです。放送局の判断で使っているだけだそうなのです。詳しくは、こちらをhttp://news.livedoor.com/article/detail/5420059/過ぎたるは及ばざるが如し と、古人も言っております。
2011年03月18日
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ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長の柳井正氏(62)が、東日本大震災の義援金として、個人で10億円を寄付することが明らかになった。 14日の同社の発表によると、被災地への義援金として、柳井氏は個人で10億円を寄付する。米フォーブス誌の2011年世界長者番付では、柳井氏は世界で122位、日本ではソフトバンク社長の孫正義氏に次ぐ2位にランクインしており、総資産額は約6300億円とされる。 このほか、ファーストリテイリングから3億円、世界の同社従業員から1億円の、総額14億円を寄付するという。また同社は被災地への支援物資として、防寒衣料のヒートテック30万点や各種肌着類、アウター類など7億円相当も寄贈するとしている。3月12日付で三井住友銀行と東京三菱UFJ銀行が出したメッセージがあります。今回の地震に対する義捐金です。私のような低額所得者でも、昼食代の数回分くらいは寄付したので、天下の三井住友銀行などは相当な額を出すものと思って見たところ、なんと100億円ではなく1億円だったのです。桁が違いませんか、と怒鳴りたいところです。バブル崩壊のときは、不良債権処理で数千億円の公的資金を注入してもらい、低金利政策に乗っかり、預金者にはすずめの涙ほどの預金金利、手数料だけはきっちり取る。こんな金融機関は尊敬に値しません。モラルを失った金融機関は、単なる高利貸しに過ぎないと思います。(現にこれらの銀行はかつてのサラ金を支配下に置いています。)
2011年03月16日
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一浪して頑張っていた生徒さんが報告に来てくれました。大阪大学 不合格たぶんいけると思っていたのですが…模擬試験でもよい判定を出していました。同志社大学に進みます。歴史に興味があり、大学でも史学を専攻するそうです。振り返ってみると、大学は、よき師とよき友人に出会えればいいのではないかとさえ思います。同志社大学であれば、その可能性は大きいでしょう。今日も話したのですが、文科系といえども、これからは大学院進学を前提に勉強すべきだと思っています。法科大学院、経営学大学院、会計大学院等、専門職を目指す大学院が増えていますが、必ずしもそうでなくても、普通のそれぞれの学問分野の大学院でもいいでしょう。学部レベルとは違う、学問の方法論に接することができるはずです。 学部の3年4年が就職活動で勉強にも支障を生じるような状況では、真の大学卒業生といえるだけの専門に関する学力は身につけにくいと思います。腰を落ち着け、修士課程までしっかり勉強して世に出ても遅くはないと私は考えるのですが……。
2011年03月15日
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今、このとき、福島の原子力発電所で注水作業を行っている、東京電力の職員のみなさん。非常に危険な作業のはずです。とても心配です。命がけで、誇りをかけて仕事に取り組んでおられると思います。ひたすら頭下がります。多くの人の命を救うために懸命の作業を続けていらっしゃるのでしょう。国民、皆が敬意を表し、応援しています。どうか無事に帰還されんことを、心より祈っています。
2011年03月15日
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今回の地震で被害にあわれた方のことを思うと、胸がふさがる思いがします。。自然の猛威の前には、人間の力はあまりに小さいですね。突然、家族や友人をなくされた方の失意は想像を絶します。テレビに映される悲哀に満ちた人々の背後に、同じ哀しみを抱いた何千、何万の人々が今、存在しているのです。日本人は、喜怒哀楽をあまり表情に出しません。ことに哀しみは。そして、こんな大災害の中でも、人を思いやり、整然と行動できるのです。日本人の和を尊ぶ精神、そして謙譲と人を思いやる精神、これは何より世界に誇れることだと思います。バブル以前から、日本は物質面の幸福を追求し続けてきたような気がします。家族や友人、地域社会など、かけがえのないものの価値を、もう一度見つめなおそうと思います。
2011年03月14日
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今回の地震、本当に大変ですね。阪神のときは、神戸から少し離れたところに住んでいるので、震度5クラスでした。地震は天災の最たるもので、防ぎようがないですね。自然の猛威を見せ付けられる思いがします。ところで、1993年、北海道の奥尻島で大津波によって大勢の方がなくなりました。ニュースで悲惨なその傷跡を見た記憶が今も残っています。ですから、サザンオールスターズの「ツナミ」という歌には反発を感じました。たかが、ポップスに目くじらを立てるのもと思い、今まで言ったことも書いたこともありませんでした。ですが、もうこの歌は歌わないでほしいです。哀しくつらい思い出が呼び覚まされる人が今回どれだけ生まれてしまったか。いい曲なのでしょうが、ツナミを比喩に使う必要はないと思います。
2011年03月12日
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今、一人生徒が報告に来てくれました。昨日発表だった、東大に現役合格です。理科一類です。模擬テストだけ受けに来た生徒なので、塾生とはいえません。10回ほど模試を受けに来て、東大模試など常に合格圏でした。その間、いろいろ話をして、僭越ながらアドバイスしたりしました。高校生の物理オリンピックの日本代表で、数学物理は相当得意のようです。高校の勉強だけでたぶん合格しています。大阪の私立トップ高からです。灘、東大寺などの生徒でも塾・予備校通いが普通ですが、彼は自学自習能力があります。彼の高校の先生が言っていました。「あの子はものが違う」と。 ちなみに、中学受験はどこの塾に行ってたか聞くと、「自分で本を買ってもらって家でやりました。」という返事でした。珍しい存在です。今後の飛躍を心から祈っています。
2011年03月11日
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一人、浪人生が合格報告に来てくれました。大阪大学法学部合格センターで伸び悩んで京大から阪大へ変更。将来法科大学院進学を考えているので、学部段階はそのステップと考えてよいと思います。東大、京大はじめ法科大学院は併願可能ですし、彼の能力からすれば、かなりの水準を狙えるでしょう。まあ、ともかく、新しい道に進むことができて、おめでとうといいたいと思います。大学受験生としてお疲れ様でした。ちなみに、彼には今日から塾のバイトに入ってもらっています。
2011年03月10日
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なにをかいわんや という言葉がふさわしいと思います。それがこのニュース。 蓮舫行政刷新相(障害者施策担当)は9日の衆院内閣委員会で、東京マラソンの優勝者に支給される賞金額が一般部門800万円、車いす部門20万円と開きがあることについて、「障害を理由に差別されてはならない」と批判。 主催の東京マラソン財団に問い合わせをしていることも明らかにした。自民党の長島忠美氏の質問に答えた。財団によると、今大会の参加者約3万5000人のうち車いす部門のマラソン参加者は25人で、「海外の大会や参加人数に照らして決めた」と説明している。 やっぱり、れんほう女史もこの程度なのでしょう。行政刷新相ということでスタンドプレーしてみたつもりが、暴走になったというところでしょう。
2011年03月09日
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国公立大学2次試験も終わり、発表を待つのみです。センターでうまくいかなかったり、2次の苦手教科を克服できなかったり、苦しんでいる生徒が多いと思います。いずれも、基本事項(といっても易しいというのと決して同義ではありませんが)がどれだけ習得できているかにかかりそうな気がします。センターですと、油断なく仕上げれば、優秀な生徒は90%前後取れると思います。悪くても85%。標準的な生徒(高校入試で偏差値60前後)でも80%近くはとれるはず。2次も、丁寧に勉強し、問題の切り口を基本と結び付けられれば、合格ラインは取れるでしょう。(阪大レベルかそれ以下を想定)各地域の国公立大学ならセンター75%ラインで合格できるところも結構あります。センターの対策なら、過去問です。過去問10年分を徹底的に、どのように基本と結びつき、どのように考えれば正解が導き出せるかを、自らの頭で納得でき、自分の方法論として使えるまで習熟することです。かつての司法試験、国家公務員上級試験といえども方法論は同じです。受身でやっていては、効果が半減します。友人にレクチャーするつもりで、その問題の解き方を真髄まで理解することです。結果から言えば、国語の一部を除いて、ほとんどの問題が基本事項あるいは基本知識(教科書のどこかに書いてある)の組み合わせで解決しうることが分かるでしょう。もちろん、英語、数学それぞれ時間的制約もあり、計算力、速読能力も鍛えなければなりません。しかし、英語の文法問題に時間をとられすぎたり、数学の標準的な途中計算に時間がかかるというのは、前者は基本ができていないためですし、校舎は訓練不足のためです。的確に自分の弱点を見つめなおし、それに対する対策を立て、きちんと実行する。この作業は、社会人となっても重要なものになるでしょう。今回、うまくいかなくて、不本意な結果に終わりそうな人は、これを試練と受け止め、自分を成長させる契機としてください。
2011年03月04日
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高校3年生の子が、後期対策で小論文の練習をしています。昨日、書いていたのが京都大学の問題。受験する大学とは違いますが、高校で渡されたワークに出ていました。やはり難しいです。でもそれなりに合格点くらいは取れそうな気もします。設問に即して答えることが大切なので、『次の文を読んで、それに対するあなたの考えを......』と言うのと『次の文を読んで、それを踏まえて(あるいは参考にして)あなたの考えを......』とでは、全然書き方も違ってきます。前者は、評論に対する肯定否定の評価とその根拠を問うているのに対して、後者は、あくまでも、受験生自身の考えを論理的に記述するのが主眼となるのです。ちなみに、東大などの現代文の『.........とはどういうことか、説明せよ』は小論文ではなく、筆者の考えをその趣旨を損なわず平易に書き表すものでしかありません。小論文は、受験する大学によってその傾向がハッキリしています。問題文のジャンルだけでなく設問の設定の仕方も傾向が見られます。受験生の諸君は、その点に留意して練習を重ねるべきですし、短期間といえども国語の先生に見てもらうなどすれば、急激に上達する契機を得られるかもしれません。本当は、高校1年生から、あるテーマについてのレポートや小論文を定期的に書くような機会が、多くあることが望ましいと思います。
2011年03月03日
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合格の「サクラ咲く」 を祈りつつですが、こんなことも、新聞折込のミニコミ誌に、4月9.10日に実施される日帰りの吉野桜見物ツアーが出ていました。吉野まで1時間ほどでいけるので、特に魅力あるツアーではないのですが、しいて言えば目玉は、普段止まらない特急が直近の駅に臨時停車すること、そして吉野の名門旅館の会席料理と温泉入浴が楽しめることでしょうか。費用は、一人10800円。交通費込みですから、まあ高いとはいえないでしょう。お弁当プランというのもあって、こちらは一人6800円円です。南朝の後醍醐天皇や楠木一族、古くは壬申の乱の折の大海人皇子とその后(後の天武・持統両天皇)、源平の頃は源義経と常盤御前、そして漂泊の詩人西行。吉野ゆかりの人は日本史必須の人に限っても相当な数になりそうです。 まさに吉野は歴史に彩られた土地です。何年か前に行きましたが、自然も雰囲気もあまり俗化せず、今も役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた1300年の歴史を持つ古刹、金峰山寺を中心に信仰の土地でもあります。桜に関しては、おそらく日本一ということに大方の人は異論がないと思います。200種30000本の桜が山全体をその花色で覆いつくすのは、壮観です。お昼ごはんは、どこかで安く済ませば、たぶん3000円もあれば一日楽しめそうです。中学生高校生を誘って春の遠足もいいかもしれません。でも、たぶん、子供たちは興味を示さないでしょうね。
2011年03月03日
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毎晩帰ってみる番組の中に、『暴れん坊将軍』があります。ローカル民放が昼間再放映しているのを録画したものです。1978年から2002年までシリーズ化され放映されてきた「暴れん坊将軍」。今見ているのは、1979年当時のもののようです。女お庭番役で夏樹陽子さんが出ています。私より学年で一個下になります。昔から美人です。主演は言うまでもなく、松平健さん。彼は私より学年で言うと二個下です。当時のものには、有島一郎さんがレギュラーで、ゲストでは美空ひばり、江里チエミなど当時のトップスターが出ています。数日前に出ていたのが、中島ゆたかさんで、彼女も学年では一個下。(夏樹さん、健さんも中島さんも学校は私と違いますよ、念のため)20台の彼女はすばらしく美しかったです。今もおきれいですが。時代劇で、お決まりの勧善懲悪ものですが、時代設定が変わることで見ている間、現実を忘れることができます。気分転換には何よりなのです。現代もののドラマは、どこか今の生活や思い出とつながるところがあり、それが思い出される場合もあって、完全に映像の世界に入りきれません。若い人のドラマは、一部を除き、ほとんど見る気もしません。今夜ある『相棒』は見ます。事件ものは、非日常的な出来事をテーマとしていますから、見ていて楽しめるのです。今見ている再放送『暴れん坊将軍』を、現時点で当時の俳優さん女優さんにやってもらうとすると、平均年齢が60歳は確実に越しそうです。逆に、同世代の人たちが演じているからこそ、古いものでも親近感を持って見て楽しめるのでしょう。
2011年03月02日
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京大入試の最中に、入試問題がネット上に流出し、その解答を求める書き込みがあったと、報道がありました。携帯を用いたカンニングの疑いが濃厚です。京大生に聞くと、実験データやレポートは、適当にでっち上げや人のを丸写しが結構あるということです。特に進学校出身者に多いということでした。彼らは、中学受験から情報に敏感で、また情報収集力もあり、それがいい方向で発揮されれば問題はないのですが、悪くすると上記のような不心得ものを出しやすくなるのです。今回のカンニングは、入試ということもあり、インパクトも大きいと思います。すぐに、受験生も特定され、一件落着となるでしょう。いつの時代にも不正があり、試験といえど例外ではありません。ただ、時代の移り変わりとともに、価値観も変わります。卑怯という言葉が、もう古語になりそうです。私もえらそうなことを言える人間ではありませんが、少なくとも試験などで不正を働いたことは、どんな小さなテストででもありません。卑怯な手段方法で得たものは、すでにその価値がなく、むしろ心の傷として残るような気がします。カンニングをした若者は、これに懲りて、正々堂々と人生を歩んでほしいと思います。ついでに一言東大や京大、カンニングしてまで入る価値のある大学ですかね?私学出身者の僻みと取っていただいて結構ですよ(笑)。
2011年02月28日
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今朝といっても遅めにおきて、いつものように、まずテレビ。チャンネルを回していると、NHKのドキュメンタリー番組に遭遇。途中からですが見ているうちに、ぐいぐい引き込まれていきました。NHKも大河ドラマのつまらなさには失望するだけでなく、歴史的事実と明らかに異なることさえ平気でストーリー化するなど、見る価値があるとは思えません。描く時代も、ほとんどが戦国時代か幕末。何度でも同時代人を主人公に、一年もの長編ドラマをやるのですから、飽き飽きします。まだ、韓国の歴史もののほうが、新鮮な分楽しめます。閑話休題件のドキュメンタリーですが、私の見たのは途中、取材対象の女性37歳が、病院で腹水を抜いてもらうところからでした。彼女は、胃がんで、映像では3リットルもの腹水を抜く状態でした。抗がん剤の治療も始めていて、そのきつい体で、餡入りのお菓子の屋台をやっているのです。元から足が悪いらしく、歩行もやや困難で、抗がん剤の副作用で髪のボリウムも少なくなっています。どうやら離婚しているようで、6歳くらいの女の子と4歳くらいの男の子を、女手ひとつで育てているようです。子供たちの将来、親の責任を果たしたいという希望、そういうもののために、つらい治療に耐えています。母親の愛情を子供たちに注ぐことを生きがいにしているようです。医師に見てもらう場面で、彼女が、笑顔で、といってもどこか無理やりつくったかんじの笑顔で、「生存率は」とたずねるのです。医師の答えは、「1年半から2年。抗ガン剤治療を開始してから。」というもの。すなわち、あと、一年も生きられないということを意味していました。医師は、彼女の顔も見ないで、事務的な口調で告げていましたが、主治医としては、あのような態度をとらざるを得ないのかもしれません。下手な同情は偽善的行為になりかねませんから。そのあと、子供たちが進級して、女の子が小学校に入り、彼女は店をやめて自宅で子供たちとの生活を送る姿が映し出されていました。ドキュメンタリーの凄いのは、表情一つ一つに、偽りがないからです。安っぽいドラマでは、驚きを目を見開いて表現するなどの陳腐な演技が見られますが、真実の映像ではそんなことはなく、淡々と自体が推移していますそこで映像が終わりました。その数秒後テロップで、「2009年7月 彼女の名前 死亡」 と出ました。映像のラストから数ヶ月後のことでしょう。このドキュメンタリーは、遺児たちには、悲しいけれど何にも変えがたい宝物になるでしょう。母親の、子供を愛する姿と、子供のためにのみ懸命に生きようとする姿が描かれていますから。
2011年02月24日
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週2回の、出張というほどでもない自転車でのお出かけの道すがら、当地の中では高級な住宅地に、社宅がありました。使われていないようで、もったいないなと思っていたのですが、今年になって取り壊されました。土地の面積は300坪はありそうです。環境がいいので、40~50坪程度の住宅に分割して販売するのではないかと思います。取り壊している最中に通りかかると、建物の周囲の植木はそのままになっていました。その住宅地は50年ほどの古さがあるので、植木もその時分から植えられていたものもあると思います。かすかな希望としては、お金持ちの人が、敷地を丸ごと買い取って、植木をそのままにしておいてもらうことだったのでした。現実は厳しいです。というか、植木ごときは、よほど価値あるもの以外は、産業廃棄物扱いなんですね。つまらないことですが、そこを通るとかなしくなります。NPOかなんか作れないでしょうか。そんな運命の植木などの植物の引き取りてを見つけたり、移植することを手伝ってくれるような組織です。この世に生きとし生けるもの山川草木悉有仏性であるはず。つまらない繰言だと思われるでしょうが、誰からも顧みられない植木がかわいそうです。
2011年02月23日
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コンピューターを使った教育システムの「天神」を入れてみました。生徒の食いつきはよく、かなり使えそうです。能動的に取り組まないと進みませんし、ビデオでの解説や、英語の音声もしっかりしています。今のところコンピューター4台(大阪日本橋で、4台まとめてで6万円で購入)で小学生と中学生20名分の登録が可能です。使いかたしだいでしょうが期待が持てます。
2011年02月22日
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ひさしぶりです。楽天ブログ。もうひとつのブログでしばらく書いていました。生徒との間で色々、考えることもあり、落ち込んだりしていました。どうも、距離のとり方が難しいです。調子に乗ってしまった私も愚かですが、少々誤解を招いた点もあり(それもつまるところ私の責任)、反省しています。具体的にはかけませんが、苦しい思いをきっとしているだろうという生徒で、感性も鋭いため傷つくことも多かったと推測します。(わたしも、その傷つけた一人になってしまいましたが)興味を持って話せることや話題づくりを探している中に、その生徒が、立腹する内容が多くあり、それに気がつかないまま話題にしていました。ほかの生徒との関係についても、気配りが足らず、色々、嫌な思いをしたようです。教師として、人間として、まずかったなと思っています。ここで書いたところで、読んでいただく方には悪いですが、なんのことやら分からず、時間の無駄をさせてしまうのですが、自分自身の反省文として書いておきます。
2011年02月22日
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先程から、塾生の一人に今日の試験の様子を聞こうとメールのようなもの(メールではありませんが)をしていますが、返事がありません。気にかけていることは分かっていると思うのですが。ひょっとして、出来が悪くて落ち込んでいるのではないかとか、不安になってきます。ただ、もし、ご家族と食事だと、邪魔になるので、ひたすら待っているのです。塾生の中でも一番気がかりな生徒だけに、落ち着きません。
2011年02月21日
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今日は喉をやられて声が変です。朝から医院へ行き薬をもらってきました。声がろくに出ないので、急きょ、塾生の子に小学5年生の授業を担当してもらいました。彼女は大学受験生ですが、もう成人です。難関大の医学部志望の多浪生です。性格もいいですが、やはりしっかりしているので、授業も無事こなしてくれました。昨日、某高校の校長先生たちとの集まりがあり、塾長連中十数名と意見交換をしてきました。大阪の私立中学で男子校は4校のみになりました。副校長の見解では、こと進学面に限ると、中学からの男女共学はマイナスではないかということです。確かに共学化した学校の受験時の人気は上がっていますが、卒業時の進学実績の伸びはもうひとつです。私は高校まで公立ですので、共学が当たり前と思う一方、男子校、女子校のよさも理解できます。関東以北では公立高校で男女別学もあるのですが、それなりに当然視され受け入れられているようですね。私立中学共学化に躊躇する理由としては、中学1年生時点ではどうも女子の方が精神年齢も高く、入試の上位者を集める学校では成績面も含め男子の影が薄くなりがちになるのではないかという考えもあるようです。男子校のカラーで校風を作り上げてきた学校としては、そのアイデンティーを維持することが難しくなるのでしょう。東京の私立でも、男女別学のが学校が進学面の上位校に多いようですが、育てやすさがあるのでしょうか。男女の問題は、いつの時代でも大きなテーマで、議論は尽きないようです。
2010年05月22日
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万国博には行きませんでした。街をぶらぶらして、いろいろ気付きました。新郎新婦にどこが見たいか聞かれて、長江と上海駅の電車と答えると、困っていました。長江本流の河口から少しさかのぼったあたりまで行くのは、かなり時間がかかるそうです。また上海駅で電車を見たいというと、万博中でもあり、治安警察などの警戒が厳しく、中に入るのは難しいだろうということでした。結局長江はあきらめました。ただ、長江の支流のさらに支流に当たる河を見ましたが、それでも大阪一の淀川並です。次の機会にはぜひ見たいと思います。上海駅へは一人で行きました。地下鉄に乗って行ったのですが、地下鉄の駅でも荷物検査をしていました。テロを警戒してのことでしょう。上海駅は地方からくる人帰る人でごった返していました。お金持ちに見える人はほとんどいなくて、恐らく民工とよばれる出稼ぎの人々なのでしょう。駅の外をうろうろしてから、地下に降りると、小さな土産物屋さんが並んでいました。携帯電話を売る店も多くありました。少し改造すると安く通話できるようです。食事は新郎新婦とともにいただいた以外に、一人で食べたのは、ほとんどホテル近くです。近日オープンのユニクロ上海店、中国での旗艦店だそうですが、そのすぐ近くのホテルでした。近くに吉野家もあり、日本のラーメン屋もありました。マクドナルドやケンタッキー,それにコンビニは数多くありますが、自動販売機はあまりありませんでした。迷った挙句、日本の食べ物が食べたくなってラーメン屋? に入りラーメンと出し卵、サラダを注文しましたが、これで約1000円。日本と変わらないか少し安めというところでしょうか。店は中国人の若い人たちでほぼ満席でした。ラーメンは昔は中華そばなどと呼ばれていましたが、今では本家の中国の麺より美味しいのでしょう。新婦のお父さんに案内してもらって行ったのがお寺です。「上海のお寺が見たい」という私のリクエストによるものです。連れて行ってもらったのは、いま建設中の金ぴかの禅宗寺院。金閣寺以外金ぴかのお寺仏像に慣れてない私には、少し違和感がありました。文化大革命の影響でしょうか、古いお寺は少ないようです。お父さんは英語も日本語もダメ。私とは身振り言語といくつかの単語、現物指さしというコミュニケイションでしたが、まあ何とかなりました。そのお父さんに連れられて入った食堂は上海の一般的メニューがそろっていて、日本円に換算すると結構安くボリュームもありました。上海料理は四川料理と違ってあまり辛くありません。上海でいただいた料理は、ぜいたくを言うようですが、どれも味が似ている気がしました。日本料理はおいしいです。ご飯からして違います。多様性もあります。日本料理万歳です。ということで家内の作ってくれる料理をありがたく頂くことにします。
2010年05月16日
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上海から帰って6日目。忙しさに旅を振り返る余裕もない状態です。活気はあります。アパート群の多さにも驚かされます。交通マナーはかなり悪く、信号通りに歩いていると事故にあう可能性大です。自分の身は自分で守ることが大切な街です。賑やかな繁華街です、高層ビルもずいぶん多いのですが、日本のような百貨店レベルのショッピングセンターはいまだ数が少ないようです。日本製品も多く出回っていて、信頼度も高く、潜在的な購入希望者は数多く存在しているでしょう。今回の結婚式の新郎新婦はともに一人っ子。20年後には中国も深刻な高齢者社会を迎えることになりそうです。彼らの新居にもお邪魔しましたが、1平方メートル当たり80万円ほどの値段だそうです。日本より高いのではないでしょうか。スーツ姿の警備員が24時間常駐し、温水プールつき会員制のスポーツジムも併設というのですから、一般市民とは少し生活レベルが違うのでしょう。上海の店員さんは無愛想です。でも、私一人で地下鉄に乗ろうと思って、切符の買い方に迷っていると、老人がぶっきらぼうですが、頼みもしないのに教えてくれました。若者に道を聞いても親切でした。英語でしか、それも少ししか会話できないのが残念です。中国語を話せたら、いろいろ知りたいことが聞けるのにと思った次第です。
2010年05月15日
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6日から9日まで、中国の上海へ行ってきます。万博を見に行くのではなく、以前に保証人をしていた中国人留学生の結婚式に出席するためです。彼女は、中学の時、上海の少年合唱団の一員として来日しました。その折、我が家に一泊したのをご縁にして、高校卒業とともに再来日、仕送りなしで頑張り大阪教育大学を卒業。彼女は、大阪と上海を行き来して、仕事をしています。この冬に、結婚相手の人を連れ我が家に来てくれ、楽しいときを過ごしました。彼女と我が家族の付き合いも10年を超え、私にとっては娘のようでもあり、新しい家庭を築き幸せになってほしいと願っています。海外に出た経験は一度しかない私なので、上海で困ったことに遭遇しないように、慎重に行動しようと思います。新婦のご両親へのお土産は資生堂製品を組み合わせて持っていきます。中国では資生堂製品への評価が高いそうなので。
2010年05月04日
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求人誌に広告を出しました。幼稚園児(小学低学年児も)を指導してくれる人を募集したのです。なんと、かつての塾生の保護者の方が2名に加えて、さらに6~7名のお問い合わせがありました。今日までに3名の方と面接、明日も別の3名様と面接予定です。約3万円の求人広告代にたいして反応は上々です。週末には決定を下して、5月からの幼稚園児指導をスタートさせたいと思っています。ところで、旧塾生の保護者の方の話によると、その息子さん(大学1年時は講師もしてくれました)が有名商社に就職が決まったとのこと。中学時代は偏差値60少しの子だったのですが、当時学区で3番目のレベルの公立高校に進学し、部活にも活躍、体育祭では応援団長を務め、関西有数の私立大学の推薦で合格、大学時代は勉強に励み成績も相当良かったようです。オーストラリアに1年留学し、TOEICのスコアも950点を記録したそうです。その総合商社は、良い人材を確保したと思います。国立の一流大学の学生でも自立できていないうえに、考えが甘く、問題解決能力に乏しそうなタイプに出会うことがよくあります。ある意味で、公立中学高校出身者の潜在的能力は、中高一貫の私立出身者をはるかにしのぐことがあり得るのです。公立高校の生徒こそ、高校3年の1年間そして大学入学後は人一倍勉強に励んでほしいと思います。 ついでに昨日センター模試を受けにきたMくん、すでに、1月のセンター同日試験で8割の得点をマークしているのですが、今回の試験終了後雑談をしていて、中学受験の時の塾は?と聞くと、塾には行っていないということでした。独力でやったようです。在籍高校は大阪の私立ナンバーワンの高校で、東大志望です。塾漬け、塾依存、受け身でやらされる勉強。こんな子は中学以降伸び悩みます。おおらかに知的好奇心を持ち続ける子こそが大成するような気がします。私立の有名進学校といえども、その中の一部fだけです、本当に優秀なのは。公立の生徒諸君は、自分の可能性にもっと目を向けてほしいと思います。
2010年04月19日
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今日は朝からセンター試験模試で来ています。受けに来たのは5人。内部生2名欠席、外部から1名。今年の在塾生には、3人の女子浪人生がいます。三人ともこの春から当塾に来たのですが、うち二人は国立医学部志望。話して今年の敗因などを聞いてみると、勉強にムラガあり、確実完全な定着を図りきれていないようです。この一年、言う通りやってくれれば、かなりの確率で第一志望に合格できると思うのですが。なかなか、納得してもらうのが難しいのが勉強方法についてです。勉強方法といえば、以前に高いお金を払って手に入れた勉強法の本が、昨年夏に中経出版から出ました。「E判定からの大逆転勉強法」1680円というものです。相当本質を突いていると思います。頭のいい人から順に合格するのではなく、気持ちの持ち方・勉強のやり方・勤勉さを身につけた人から合格を勝ち取るようです。昔司法試験のための研究室室員だったころの先輩ゃ同期生、そしてそののち試験対策ゼミを一緒にやった人たちを思い起こしてもそう思います。合格する人はあれもこれもと手を出しません。基本書をしっかり読みこみ、完全な定着を目指します。表面的な理解にとどまらず、深く本質を捕まえようと勉強します。やはり基本書の反復です。次に問題の分析力、答案構成力の錬磨です。適宜段階に応じて、入門書、基本書、演習書・過去問と使い分けることにはなりますが、心すべきは必要に応じて基本書に戻ることです。先ほどの本をぜひ読んでみてください。細かい点で同意できない個所もあるかもしれませんが、伸び悩んでいる人には大きなヒントになると思います。なお、講談社現代新書、斎藤孝著「地アタマを鍛える知的勉強法」に書かれていいることとも多くの共通性があるように思います。こちらもぜひご一読を。
2010年04月18日
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春爛漫 いいですね 今日はお天気も良くて、さわやか相変わらず塾をやっています。毎年受験の結果を見て、反省することも多いのですが、今年もやはり。ただ、改めて発見したのは、やる気で最後の最後まで粘った子には幸運の女神がほほ笑んでくれるということです。夏ごろ、英語数学とも、センターで3割前後だった子が頑張りぬいて、関西大学の後期理系で合格しました。真剣に、勉強方法を誤らず勉強すれば半年で偏差値20以上アップもできるということです。今年の塾出身者の、浪人組も含めた進学先は、京都大学3名、広島大学1名 同志社大学1名関西大学1名、近畿大学1名でした。4年間で京都大学6名合格は、我が塾のようなマイナーなところでは思いがけない数字です。あるていど、こうやれば伸びるという方法が見えてきました。問題は、それを実行できるかどうかです。今年も、生徒諸君に折に触れて語りかけていこうと思います。
2010年04月11日
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UTUBEで見たのですが、この前の日曜、朝のTBSサンデージャポンで、ニュース速報が流れました。中川元財務大臣、自宅で遺体発見というものです。そのとき、話の中身というと爆笑問題田中の離婚。ところが、青木某という女子アナいわく、「速報は注目しないでください。」そのまま何もなかったかのように、お笑いタレントの離婚話。あきれて物が言えないとはこのことです。もとよりTBSの報道にはあまりにも恣意的な部分が多く、もはや報道機関として私はなんら価値を見出しませんが、まさに、それを自ら露呈したのがこの発言かと思います。中川氏の「酔いどれ」会見バッシングをやり、情緒的な評価のみに終始。報道機関は、見識を持って是々非々、政策遂行能力をシビアに評価すればよいのです。中川氏のご冥福を祈るとともに、日本の報道機関のお粗末さを嘆かざるを得ません。次回、サンデージャポンでこれに関する釈明がないときは、TBSへ抗議メールを送ろうと思います。(こんな気になったのは初めてです)
2009年10月06日
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久しぶりのブログです。塾は相変わらず。生徒の増減もなく、真面目にやる高校生と小学生が多いのが救いです。地頭が鍛えられていて、学習意欲を持ち、継続的に学習が出来れば、ほぼ間違いなくトップレベルの成績がとれます。ただし、学習教材の選択、使い方が間違っていると、可能性はぐんと低くなってしまいます。私立中学高校の多くが極めてロスの多い学習方法をとり、生徒の意欲の低下を招いているのを目にすると悲しくなります。教育の成果は全人格的なものにもかかわるので、数字だけでしかも短期的なもので評価はしづらいのですが、教科指導に限っては、なにか有効なやり方があるはずです。私も長年模索していて、漠然とその方法が見えてきた気がします。教育の関する方法論は、根幹の部分は普遍性をもたなければいけないでしょう。そのような方法のデータベースや意見交換の場があればいいと思います。文部科学省も、武道場の整備、電子黒板、校庭芝生化などより、予算も桁違いに少なく済むはずの、上記のような場を作ってほしいと思います。
2009年10月05日
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今日は、短時間の豪雨が数回ありました。今は降っていません。富田林でPLの花火大会が開かれます。日本一の規模だそうです。土砂降りだと、中止になるかもしれません。このまま降らないでほしいものです。PLといえば、高校野球予選で勝ち残っています。今年の大阪のベスト8はすべて私立高校。それも、野球特待の生徒を集めていそうなところばかりです。こんな高校野球を美化し過剰に報道するのには反感も感じてしまいます。ところで、テレビ。我が家の古いブラウン管テレビで、DVDレコーダーに録画して見るのは、たかじんのそこまで言って委員会、ぶったまの青山氏のニュース解説、NHKの土曜の時代劇陽炎の辻、そして、テレビ大阪の張禧濱チャンヒビン。特に、チャンヒビンは80話を過ぎ、最終100話に向けての大詰めです。全国ネットのゴールデンタイムで放映してもきっと高視聴率をとりそうな番組です。朝鮮の1600年代末の朝廷が舞台ですが、日本の同時代と比べてみると興味深いものがあります。週末の放映はないので月曜日からの分を楽しみにします。
2009年08月01日
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こんな記事が出ていました。 「次、あくびしたら」教頭、児童の口にチョーク...高知3か月の減給処分に 高知県教委は28日、公立小学校の50歳代の男性教頭が6月、担任する男子児童の口の中にチョークを入れ、心的ストレスを与えたとして、減給3か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。児童は中学年で、チョークを入れられた翌日から、ほとんど学校を休んでいるという。 県教委によると、教頭は6月24日、児童数人が授業中、あくびをし、全員に「次にあくびをしたら口にチョークを入れる」と注意。うち1人が「入れや」と口を開けたため、チョーク(長さ2~3センチ)を口の中に入れたが、すぐに取り出した。この児童は翌日から夏休みに入るまでの間、4日しか登校しなかったという。 教頭は児童と家族に謝罪、県教委に、「申し訳ないことをした」と話しているという。(2009年7月29日 読売新聞)この先生のとった方法については批判がああるのはやむをえないことでしょう。しかし、3ヶ月の減給処分は重すぎるのではないかと思います。先生が警告を与えたにもかかわらず、児童は挑戦的にしかも口をあけて「入れろ」といっているのです。先生が形だけでもチョークを入れて、告げたことは実行することを周知しなければ、警告しても無視されるようになってしまいます。チョークは炭酸カルシウム100パーセントですから、人畜無害です。もし有害なら、長年教師をやっている人は全員、疾患を持っているはずですから。許される体罰はあってよいと思います。ただ、教師の冷静さと教育的配慮に基づかなければ単なる暴力になってしまいます。報告義務や第三者の検証を必要とし、一定の要件のもと認めてよいと思います。無条件に体罰を禁止することは、かえって子供たちの教育にマイナスになりかねません。報道された範囲で判断する限りではありますが、当該児童は自業自得といわざるを得ないのではないでしょうか。
2009年07月30日
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また、しばらくブログが休眠状態でした。塾も、夏期講習。といっても小学生の授業がメインで、中学高校生は個別指導です。17日からの京都行きも決めました。2泊3日で勉強合宿、高3生5名と私だけです。ところで、先日の新聞に高校の同期生の名前がありました。悪いことをして捕まったのではなくて(私だとそれくらいしか載ることはないのですが)、国土交通省の官僚ナンバー2のポストについたという記事です。高校時代、話をしたこともなく、運動会で颯爽と走る雄姿が記憶に残る程度なのですが、消息についてほとんど知らなかったので、驚きました。官僚がバッシングされていますが、私の知る範囲(といってもごくわずか)のキャリア連中は根は真面目だし、それなりの志を持っていると思います。50台半ばで、同期が局長級になれば、退職を余儀なくされるそうです。天下りは基本的にだめでしょうが、まだ、働く意欲のある人にはそれなりの処遇をすることも必要でしょう。「官僚たちの夏」というドラマが放映されていますが、これからも、単なる権力亡者ではなく高い志を持つ優秀な若者が、高級官僚の道を目指してもらいたいと思っています。官僚をコントロールするのは政治家の役割です。だめな政治家に使われる官僚はかわいそうですし、官僚になめられるような見識しか持たない政治家は論外です。ところで、最近読んだ本で一番面白かったのは、幻冬舎新書「日本を貶めた10人の売国政治家」です。ちなみに、1位は河野洋平 2位は村山富一 3位は小泉純一郎 以下略もっともだと思いました。共感するところ大です。問題は彼らはある種の確信犯であって、国民はムード次第でその言に誘導されかねないということです。検証の役割を担うべきマスコミは、朝日新聞のごとく全く当てにならない体たらくです。今回の選挙も決してムードに流されずに、冷静に判断しなければなりません。残念ながら期待薄で、浮動票が民主党に流れ、民主大勝に終わる可能性がおおきいようです。私は、民主党が絶対だめというわけではありません。マニュフェストをきちんと検証し、大事な生活のことを考えるのは当然だとしても、長い目でこの国のあり方も考えて投票に臨みたいと考えています。立派な政治家を政党の枠をはずして選ぶのが今回ベストの選択かもしれません。(小選挙区制ではむつかしいことですが)立派な政治家と、その手足となって国家百年の計を考える官僚がいれば、この国の形もくっきりとしたものなるでしょう。
2009年07月29日
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8月に、京都で2泊3日の勉強合宿を予定しています。17日から19日の3日間で、ホテルに滞在しての勉強です。 参加予定は高校生5人。中学生以下には声をかけませんでした。 少人数ですが決行します。 生徒さんの参加費用はぎりぎりに抑えてあるので、学生講師は連れて行けませんが、京都大学に在学中の塾生OBが4人いますので、助っ人としてきてくれないか頼んでみようかとも思っています。 ホテルは一流のところにしますが、贅沢しようというのではありません。安全面や、便利さ、快適さ、さらに経済性を考えてのことです。京都の夏は暑いせいか、結構いいホテルでも、一人当たり一泊4000円くらいで泊まれます(食事なし、連泊で)。 ですから、交通費、食事代(夕食)込みで2万円少しでなんとかなるのです(夕食のうち一回はバイキング形式で)。 私の分は、自己負担。持ち出しになりますが、私自身も気分転換できてちょうどいいのです。 2日目の午前中には、嵐山方面散策、3日目の午後は清水、祇園方面経由で帰路に着くということで、お楽しみも3割くらい入れてあります。 それまでの夏休みどれだけ勉強の貯金が出来るか、参加する生徒には高いハードルを用意しようと思っています。
2009年07月16日
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麻生降ろしの動きが活発化しています。民主党との決戦で敗れることは間違いないでしょう。その敗北のダメージを最小限にとどめようと、麻生首相を降ろし、新しい表紙で選挙を戦おうとしている自民党議員が大勢いるということです。桝添氏、小池氏などの名が取りざたされていますが、誰に替えても大勢に影響はないでしょう。むしろ、この期に及んでの内紛は見苦しいの一語につきます。主義主張が異なれば、党を出ればよいのです。1年前に自らが麻生氏を選び、昨日の不信任決議に反対票を投じた連中が、今になってじたばたするのは、どんな理屈をつけたところで、自己保身としか国民の目には映らないでしょう。現代の民主政治は、暴力を用いません。江戸時代以前の歴史上の政権奪取は、それこそ命のやり取りの世界でした。敗者は命も奪われることが多かったのです。しかし、平和な今、政治家は少なくとも命までは奪われないのですから、たとえ一度や二度敗れようとも、政治理念を実現しようと思うなら、長期的に信頼される政治行動をとるべきでしょう。 今回は、自民党員は、正々堂々、この4年間の政治実績と、民主党との政策の違いを訴えてもらいたい。たとえ敗北するにしても、潔くあってほしいと願います。衆議院議員選挙はたいてい2~3年くらいの周期でありますから、今の議員諸氏も、議員の地位を失おうとも、地を這うようにして支持者を増やし、政策研究を怠らなければ、また、国政の表舞台に復帰できるでしょう。内紛で足を引っ張り合うような様は、人間の品格まで問われかねません。自民党の議員諸氏、矜持をお持ち下さい。
2009年07月16日
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いよいよ、解散、衆議院議員総選挙ですね。このままだと民主党大勝利は間違いないでしょう。民主党が政権をとった場合、期待できる点も多々ありますが、危惧せざるを得ない部分もいくつか存在します。なにより、防衛外交問題。日米同盟関係をどうするのか。インド洋の自衛艦派遣問題、沖縄の基地問題など、少なくとも日米の溝を深める方向へ進んでいきそうです。次に、外国人地方参政権問題など、外国人の地位に関する問題です。安易なヒューマニズムで、決めていい問題ではありません。地方参政権に限っても、外国人の団体が大きな政治的パワーを持ちかねません。まして、道州制を含め地方分権が声高に叫ばれている昨今のことですから、格別の慎重さを要するのです。民主党政権になったら、上記2点だけでなく、バックにいる連合とそれを構成する官公労の発言力も増すはずです。本当に行政改革などできるのでしょうか。農林水産省の組合の傍若無人な振る舞いが最近の新聞紙上をにぎわしていますが、民主党議員は彼らの支援を受けているのです。ひるがえって、自民党については、下野して、公明党との関係も白紙に戻し、真の保守の中核となる人材を結集し、臥薪嘗胆、雌伏(女性差別にはなりませんよね)の時期を甘んじて過ごすべきです。数年を経ずして、民主党ではだめだということになるでしょうし、その際には、政界再編がなされ、本当に理念の一致する人々が2大政党を組織して、日本の政治にダイナミズムを取り戻すことを切に希望する次第です。
2009年07月13日
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古文研究法という名の受験参考書があります。 ずいぶん古くからある本です。なにしろ、40年ほど前、私の高校時代に使った本ですから。著者は小西甚一先生。大著「日本文芸史」の著者であり、天下の碩学です。本来大学の研究者を指導するレベルの先生が、高校生相手に情熱をこめて書かれたのが「古文研究法」なのです。 手元にないので、詳細は不正確ですが、たしか、語学的理解、精神的理解、歴史的理解のアプローチがあったと思います。たんなる表面的解釈技術にとどまらない学問の香りが、未熟な高校生であった私にも感じられた記憶があります。 いま、書店には参考書があふれています。 その大部分は、ややもすればデータ重視、ノウハウ伝授的な要素が多く、便利ではありますが、心に残らない物ではないでしょうか。 受験を通して、精神的にも成長が図れるような参考書と出会えた受験生は幸せですね。 これを書いたのは、読売新聞7月11日の特別編集委員橋本五郎氏の「小西甚一という碩学」の記事を目にしたからなのですが、今日7月12日の読売新聞文化蘭に鵜という署名で書かれた囲み記事も面白いものでした。 その中で高田瑞穂著「新釈現代文」を取り上げ、こう述べています。 「最近の参考書は、解法のテクニックばかり洗練され、わかりやすいことこの上ないが、本書はとてもこわもてである。」そして、新釈現代文から抜粋して、「『現代文がわからないという場合の多くは、実はあなた方の問題意識が極めて希薄』だからと断言し、そういう人は『無理をして精神年齢を引き上げなくてはなりません』という。そして、41の例題を通して、『人間主義・合理主義・人格主義』の大切さを啓蒙する。現代文は人格陶冶のために必須という熱い思いが伝わる。ただの受験本ではなく、近代的思考のための良き入門書だ。」まったく同感です。新釈現代文は、筑摩学芸文庫で復刊されたそうです。さすがですね。
2009年07月12日
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ニュースは見ますが、キャスターなる人物のコメントには、私はほとんど価値を感じません。もちろん、なかには傾聴に値するコメントを述べるキャスターもいるのですが(フジ系列)。そもそも、キャスターなどと名乗るのがおかしい、若手女性アナもどきもいて、テレビの報道のレベルの低さを露呈している感があります。私が、いま一番信頼するのは青山繁晴氏です。近畿地方の放送局、関西テレビの土曜日朝の「ぶったま」という番組でニュース解説をしています。U-tubeでもたいていアップされています。今日は、中国のウイグル人対漢人の紛争を取り上げていました。新疆ウイグル自治区での暴動の原因などです。ウイグル人の他地方への強制移住や漢人の流入で、ウイグル人の自治区での人工比率は減少し、同化政策の名の下、実質的には漢民族による乗っ取りが行われようとしているのです。これは、侵略以外のなにものでもないと思います。チベットもそうですが、本来固有の中国の土地ではないのですから。中国は、ナショナリズムをあおる教育をしています。また、軍事力増強にも余念がありません。民主化への道は当分閉ざされたままでしょう。中国のことそしてチベットやウイグルのことを日本人はもっとしるべきであり、その場合良質なメディアにアクセスすることが大切だと思います。
2009年07月11日
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大阪府知事の橋下氏が、地方分権推進のために、支持政党を決めるそうだ。 しかし、これはおかしい。 地方自治体の首長が、ひとつの政策だけを基準に政党支持を表明することは、国民をミスリードしかねないのだ。 国政選挙は、地方分権だけがテーマではない。 外交・防衛問題、教育問題も含めて、首長が支持するというのなら、その政党の党員になり、公認出馬すべきである。 また、マニュフェストを過大評価するのもおかしい。 政党にはそれぞれ綱領があり、これこそがその政党の政策の根幹を成すもののはずである。マニュフェストごときは、極論すれば枝葉末節。 国の基本は、国民・領土・主権。それを保全し、国民の福利を増進することが、政府の役割だとすれば、外交・防衛は避けて通れない論点のはずである。 民主党がこのままでは圧倒的に勝ちそうだが、この党で外交・安全保障は大丈夫なのか。アメリカとの同盟関係に重大な亀裂が生じないか、危惧せざるを得ない。 田中角栄氏、金丸氏の薫陶を受けた小沢氏の発言力が大きいこの党では、代表が誰であっても、外交防衛に対する不安がある。 民主政治では、やむをえないことだが、言葉自体がキャラクター化し、イメージで訴求する面がある。 「地方分権」も、そのひとつ。 金科玉条のごとく言われるが、地方に税源を移譲すれば本当に効率よく成果が出るのか。 私の住む大阪府で今までどれだけ多くの府会議員が汚職で逮捕されてきたことか。 下手をすると、地方の中小土建業者と議員との癒着が深まり、マスコミの目が行き届かない分、今より大きくなる利権が悪徳議員の懐を肥やすことになりはしないだろうか。 悲観的なことばかり述べてきたが、私は、何年か後には、健全な保守政党が政権を担っていることを期待し、可能性もあると思っている。 今の自民党の中の選良と民主党の若手が、同じ旗の下に結集することはそれほど困難ではないのではないか。問題はその旗を誰がいつ掲げるかだ。
2009年07月08日
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また今日から、通常のパターンに戻りました。新型インフルエンザの影響で、通塾を控えていた子もいたので、いつもより少ない人数の一週間でしたが、中間テストも繰り延べになったので、今週は大勢来るでしょう。きのう「エチカの鏡」という番組で、横浜サイエンスフロンティア高校を取り上げていました。大阪にもSSHがいくつかあります。SSHというのは………わからないので、某高校のHPからコピペです。各県のトップレベルの高校が指定されています。私の母校もSSHで、いろいろな企画や実践をしているようですが、大学入試との兼ね合いもあって、純粋にサイエンスの好きな思考力ある生徒を育てることには専念しにくいようです。 コピペSSHについて文部科学省が科学技術・理科、数学教育研究を重点的に行う高等学校を指定する研究事業で、現在全国で101校が指定を受けています。SSH指定校では、大学や研究機関と連携して魅力的なカリキュラムを開発するなど、科学技術に夢と希望を持つ創造性豊かな人材の育成に取り組むほか、学術拠点として地域へ成果の普及を行います。横浜の高校は、新設校ですが、設立にかかわる人々の情熱が伝わってきました。教育は理念と人とが大切だと思います。他県のことですがエールを送りたいと思います。また、土曜日深夜NHKBSの「クール」では自動車を取り上げていましたが、その中でトヨタ勤務の若者が熟練工を目指して修練する様子が紹介されていました。日本の技術力の大きな支えである彼らの存在をもっと知るべきですし、社会も熟練工の技を引き継いでいくシステムを作らねばならないと思います。トヨタというと日曜夜の「ステップ」はトヨタの提供番組です。今回は4人の若者が、電気店のない離島で、故障した家電を修理するお話でした。壊れたミシンを修理することになった若者の苦戦と修理できて感謝されたて、大泣き四手いる彼の姿が爽やかでした。テレビばっかり見ているうさぎ塾長でした。
2009年05月25日
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昨晩、テレビの音楽番組で着うたのカウントダウンをやっていました。すると、ロッテのガムのFit'sという商品のCM音楽が上位にランクされていました。http://www.youtube.com/watch?v=x_z1Icyu5gI&feature=channel_page40年以上前にあったTVアニメのおおかみ少年ケンのテーマ曲です。YouTubeで探すとありました。YouTubeでは自分のお気に入りが作れるので、私は200近くの映像をそのお気に入りに入れてあります。主に音楽ですが、とても楽しめます。著作権の問題もあるので、カットされるものもありますが、それでも、探せばどんどんお気に入りが増えます。お金のかからないマイコレクションというわけです。
2009年05月24日
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第一生命保険が22日発表した「サラリーマン川柳コンクール」ベスト10 第一位 しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ 世の奥様方スマートな方も多いですよね。 でも油断大敵。 かく言う私は典型メタボです。 第二位 久しぶり ハローワークで 同窓会 第三位 ぼくの嫁 国産()なのに 毒()がある 第四位 朝バナナ 効果があったの お店だけ 第五位 やせたのは 一緒に歩いた 犬の方 第六位 「ストレスか?」 聞かれる上司が その原因 第七位 コスト下げ やる気も一緒に 下げられる 第七位 「パパが()いい!」 それがいつしか 「パパは()いい」 第九位 胸()よりも 前()に出()るなと 腹()に言()う 第十位 篤姫に 仕切らせたいな 国会を みんな佳作ですが、例年に比べてちょっと低調かも。私も一句ではなく一首 我がいとしの教え子に読める 「新型で 体調問わば 答えかし 頭以外に 悪きところなし」
2009年05月22日
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きのう、注文した参考書が届きました。代々木ゼミの西きょうじ先生の「英文読解入門基本はここだ!」と「ポレポレ英文読解プロセス50」です。高校3年生にまず、前者を渡し、ノートに要点をまとめるように指示しました。品詞や文型から説き起こしており、基礎の脆弱な受験生にうってつけの参考書です。いわゆる「はじてい」すなわち「はじめからていねいに」もありますが、英語に関しては、あまりお勧めできません。ほかに「ALL IN ONE Re-Start」もお勧めです。ただ、高校生には説明が少しわかりづらいかもしれません。その場合は、いっそ、「フォレスト総合英語」をやり直すほうが早道でしょう。問題は、量が多いことです。反復に時間がかかります。良い本であることは間違いないのですが、高校3年生で効率よく勉強するには、やはり、冒頭の本くらいが最適なのです。巷には学習参考書があふれかえっています。良い本もたくさんあります。良い本に出合えれば、あとはどれだけその本にエネルギーを注ぎ込めるかです。ネコに小判(ニャース!)、ブタにインフルエンザではなく真珠にならないように心がけましょう。
2009年05月22日
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ついに関東にも!昨夜のテレビを見ていると、東京と神奈川で新型インフルエンザ患者が確認されたというニュース。大阪は来週から中学高校再開でしょう。小学校は当地は平常どおりです。あまり、過剰に反応する必要もなさそうです。学校を含め社会全体の活動に必要以上のブレーキをかけないほうが良いと思います。不謹慎かも知れませんが、今度の休み?に、神戸の異人館や神戸港など観光地に行ってもいいかなと思ったりして(仮定法未来形)。きっとすいているでしょうね。しかし、来月の14日まで一日も休みはありません。来月7日には、四谷大塚の全国統一小学生テストがあります。今のところ申し込みは50名ほど。まだ増えそうなので、市民会館の部屋を4つ確保しました。対策授業の実施や案内の発送など、付帯業務がいくつもあって、気ぜわしい思いの毎日です。
2009年05月21日
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今、3人高校生が勉強中です。今週学校がお休みなので、朝から自習に来ています。どの学校も、この一週間分を、夏休みにでも補講するのでしょうか。昨晩、高校生の宿題(一週間分大量に出た高校があります)の解説をしていたのですが、ついでにセンターレベルの基本単語50語をテストしてみました。結果は、50%さえ怪しいレベルが多数です。一応、偏差値レベル60超の高校の3年生がこの現状です。英語力を強化しないと。週1回英語の授業をやっていて、前回も重要構文の整理をしたのですが、語彙力がないとどうしようもありません。単語の習得計画を立てさせて、短期間で実行させようと思います。 素質もあるし、やる気もある生徒たちなので、成果はすぐに出ると期待しています。
2009年05月20日
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今日は、塾を午前10時から開けています。私の住んでいるのは大阪の南東部ですが、今のところ我が市以南での、新型インフルエンザの認定患者はいません。しかし、大阪全域で、中学高校が一週間の休校になりました。ただ、当地の公立小学校は平常どおりです。兵庫と大阪で、あわせて130万人の中学高校生がこの対象になっています。公式患者数が200名にもなっていないので、この休校措置が妥当かどうかは議論が分かれるところでしょう。私の塾は、高校生に関しては、自己判断で来塾を認めました。リスクは極めて少ないと判断したからです。今も、3人が勉強中です。
2009年05月19日
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