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高崎だるま 可愛い12色のミニ縁起だるま(0.3号) 群馬県指定ふるさと伝統工芸品 Takas…価格:324円(税込、送料別)達磨[だるま]吉祥念珠 腕輪念珠/数珠/日本製/DAJ0003-17/送料無料【達磨】【和柄】…価格:7,128円(税込、送料込)【袴 二尺袖 2点セット 卒業式 女性 紫地×生成りと薄緑の矢羽ストライプ柄】 レディース は…価格:31,320円(税込、送料込)焚上 1.神社で庭びをたくこと。おたきあげ。 2.護摩の火にお札などをかざして、その燃えがらの昇り方によって豊凶や吉兆を占うもの。以上広辞苑第三版より 詳しい成り立ちとか礼儀作法なんてものはりしませんが”御供養”というのと”捨てるのではない”という2点だけ踏まえて三鷹八幡に初もうでがてら行ってきました。 調べるとお焚き上げ協会なんてものまであって仏壇から神事に関係ない書類まで燃やしていたりする・・・。 さすがは神仏ちゃんぽんのお国柄というか、懐が深いというか。 今回は健康祈願(回復)で以前もらったお守りに、本来はお寺で処理するであろう護摩、達磨(片目)。 願いかなわず・・・というか仕切り直しの意味合いでお焚き上げ。 あ・・・一応火の番をしている神社の方に良いかどうかは聞いています。ぬいぐるみや瀬戸物でなければ構わないよ、とのことでしたのでお言葉に甘えました。 ついでに言うと私は神仏を貴いとか、美しいものという見方はしていますが頼るべきものとは思っておりませなんだ。 だからこのお焚き上げもわざわざ自分などのために思いを込めてくれたもの(者・物)に対する最低限の礼儀という意味での行為。 ビニールかぶせたまま松飾焼いちゃったり、破魔矢を放り投げたりする着物姿の女の子にはそんな意味で腹が立ちましたが・・・。
Jan 5, 2016
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目下リハビリという名の就職活動に励んでいる私ですが、本日職業安定所で不審者の”ような”扱いをとある女性から受けた。 求人検索が終わって帰ろうとすると鼻水を垂れ流す幼稚園には入っていないであろう幼い子供がいた。風邪をひいていて鼻水のつらさを感じている私は、数多く持ち歩いているポケットティッシュを取り出し「ち~んしな。」と子供に渡そうとした。するとそれまで離れたところにいた女性がいきなりこちらに近づいてきて子供の腕を引っ張り。「結構です! 大丈夫ですから!!」・・・・。そんなに不審だったか?身なりはダサいかもしれないが普通のコートにカーゴパンツ。別に薄汚れているわけでもない。髭は確かに今日は出かける予定ではなかったので剃っていなかったが浮浪者という様でもない。マスクも忘れてしまったことを職安についてから気づいたくらいなのでしていない。サングラスなどではなく茶縁の眼鏡だ。 にらまれるような、まして上記のようなセリフを吐き捨てられるようなことはしていないと思うのだが・・・。 たぶんこんなことを経験している人や聞いた人は子供が一人で突っ立っていても我関せずを決め込むようになるだろう。 母親が子供を守っているつもりでいるだろうが逆効果だろう。 頭にくることもなくあきれてしまった。 だが、こんな文章を備忘に残そうと思ったのはその後、自転車でかごから落とし物をして気づかなかった御婦人に大学生ぐらいの青年が自分の行く方向とは逆であるにもかかわらず追いかけて渡している姿を目撃したからだ。 上段のような『お互いさま』の感覚を持たない人もいれば持って、きちんとお礼を述べる方もいる。 世の中凸凹が折り重なって出来上がっているのだが、どうにも昨今は凸の方が声が大きく強い。 捨てたものでもないが、残念でもある。
Dec 10, 2015
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野球クジなんてものを推進しようとしていた矢先、巨人から戦力構想の外にいるようなレベルの選手(但し現在、この先何人出るかなんて知らない)であろうと野球賭博・・・やっちゃいましたね。 相撲の時も大騒ぎでしたが、ナベツネさん 当時は横綱審議委員ですか、 今回は足元でおきたことですからかなり厳罰で、かなり精査して対処しないと『黒い霧事件』なんてものより長く叩かれる事になるでしょうね。【送料無料選択可!】野球賭博と八百長はなぜ、なくならないのか (単行本・ムック) / 阿部 珠樹 著価格:1,620円(税込、送料別) ただ、個人的には精精もう数人にお勤めに行ってもらって(球団職員とかね)手打ちでしょう。 永久追放のルールは当然適用されるでしょうが。 むしろこれで私が注目するのは監督人事。 事前に『悪名は無名に勝る』なんていっていた読売のドンが 悪名×悪名=大正義 になるなんて考えないでしょうからイメージ一新を図りたいと考えるでしょう。あの人結構この辺の行動は小者ですから嫌いになれない。 例えばラミレス監督に ドラフトでオコエを一位指名とかね。 ラミレスは歴代四番の一人なので決して候補外というわけでもないんですが横浜の某球団ばかり名前が挙がっている。マシンガン打線の3番を囲い込んでいるんだからそろそろ表に出せばいいのにね。 一方で巨人となればインパクトも違うしキューバルートを細める方向に進んでいるので久々の大補強のイメージも良くできる。 まぁ 妄想です。今のセリーグなんてどんぐりですから少しの意識とタイミングで最下位がトップにもなれる。 館山、バレの復帰タイミングと山中の意外な活躍・・・そんなところに他のチームの苦戦が絡んでの優勝。 2軍を焼け野原にしといて喜んでいる場合か! 会社なら表向き営業好調も倒産危機ですよ(TT) そういえばこの前ニュースで長嶋さんが「いろいろ壊して・・・」って意味深な発言をしていましたね。国民の夢を背負った男・ミスター伝説の全て…!!独占!長嶋茂雄の真実 〜父と娘の40年物語〜 DV...価格:6,378円(税込、送料込) ついでに原GMでもやるかもしれませんね。 そうなると東海大ルート磐石ですし。 ストーブリーグファンとしてはなんとも面白い(不謹慎!)状況です。 妄想が止まらない!
Oct 6, 2015
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宿題代行業者「詐欺批判はまったく的外れ」 受験過熱でニーズはさらに増える? (Business Journal 2014/9/2 より) お昼の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で7月21日に宿題代行業者の特集が組まれた。子どもの夏休みの宿題を依頼する親が急増しているとのことで、宿題代行業者は夏の間大繁盛の様子だ。 その放送直後から、インターネット上を中心に宿題を業者に依頼することの是非をめぐって激論が巻き起こっている。「尾木ママ」こと教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏は、自身のブログで「子どもたちに対しては『教育犯罪』そのものです」「れっきとした詐欺罪です」と強い口調で批難した。「子どもに詐欺の正当性を教え、お金でなんでもできるという歪んだ価値観を教えることになります。子どもの学力を奪い誤魔化すことになりますね」と述べ、やりたくないことは金で解決するとした姿勢を子どもに植え付けてしまう危険を説き、学力低下の要因となり得るとの持論を展開した。以下略 これ思い出しましたワ。 別にいいじゃん! 私はこんな感じ。 夏休みの宿題って何のためにやるのか? 私は出題範囲の学力が保持できるのなら必要ない・・・なんて考え方ではないんですが、出しているほうもあんな程度で学力が保持できるとは思っていないんじゃないですかね? 昔に比べて量も少ないですし。 最低限の”学習習慣”の維持と普段の学習では出来ない自由研究などの発想中心の学習。 と、まとめて出された課題に対する納期までの段取りを覚えることが重要。だと思う。 だから下請けに金出してやらせるのもありといえばあり。 でも子どもの金でやれと。もしくは社会勉強としてやっていることを説明の上子どもの判断でやれという話。 学習効果が夏休みの初めや終わりにに纏めてやったりしてあるはずもないし、塾等で課題以外の問題を解いても必要な能力はつくのだからあとは『課題を納期に出す』のが重要なのだろうと。 だから代行業者が自己弁護しようが、その先で訴えられようが知ったことではない。 むしろお国が片親世帯にやたらと学習支援しようとしているほうが問題だろうと。 まず学校での勉強の意味合いをしっかりと再構築しないと『学力は塾頼み』の教育環境になるでしょうに。 手を入れる順番が大人様は間違っていると思うわけですよ。 その塾が代ゼミのごとく事にいたれば『やらされている勉強』は死にますわな。 宿題なんてけちな事いわないで、学校に先生が出ているんだから夏休み寺小屋でもやればいいのに。 アシスタントティーチャーなんていってPTA様が平常授業で付き添いやら何やらするくらいならね。 子どもが宿題やらなくて苦しむのも また経験。 むしろ今はそうした『失敗の経験』を取り返す機会やら猶予がないのが馬鹿馬鹿しい。 失敗したらそれでおしまいならこんな世の中消えてしまえばよいのにね。 まぁ、それもこの先歴史が証明するでしょうよ。 お隣の国では既に苦しくなってますしね。 謝罪”代行”だのも需要があるからやっているんだから、代行業者責めたって根本解決にならないことが分からない大人は他山の石なんて見えないでしょうがね。
Sep 2, 2014
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久々にエントリー。W杯、日本敗退しちゃいました。商売人目線としてはリーグ戦は勝ち抜いて欲しいところでしたがね。商店街で飲食店のテレビ中継だとか、グッズ販売が痛々しいのよ・・・。私個人としては代表サポーター様方が嫌いなので負けてほっとしております。もともと日本のサッカーレベルの向上の目標点として存在したはずの代表サッカーが、盛大に放映権400億なんて糞商売に化けている時点でお察しでしょうに。サッカー協会はザックのサッカーを基本的に引き継ぐ(ザックというより”連動性”をキーにするならオシムだと思うのですが)ということですが、強化方針がハッキリしているのなら協会サイドの人間をしっかり選出すればよいのでは? 責任逃れという言葉が出てこないのがこれだけのビジネスなのに不思議。プロ指導者のライセンスを発行し始めてからどれくらいの時間がたっているのか?『自分たちのサッカー』なんてあいまいな言葉を使ってますけど、例えば4バックはCBが二人になるためそれだけ負担が大きく、DFのレベルが追いつかない日本では難しいという話もオシムあたりで出ていたはず。だけど国内リーグでは人材不足のDFラインを相手にするわけですよ。どこもかしこも4バックなんですから。 『負けてもいいから・・・』なんて言うと誤解がありそうですけど、かつてジュビロがN-BOXやっていたころに『代表には国内最強のチームが選出されれば良いのでは?』なんて記事を見たことがあります。外国籍の選手も入っている部分を海外組みや国内他チームから適任者を選出して連動性を上げるってな話です。 現実には1クラブに負担が大きくなりすぎて難しいんでしょうけど 連動性を語るのならユニットごとの連携に当てる時間をどう確保するのかは頭を使うべきです。 それに代表と所属クラブであまりにもシステムが違えば 優秀な選手同士でも機能しないだろうに、数試合のテストであ~だこ~だ言いまくってこき下ろされれば選手も所属クラブも、そして所属クラブのファンも面白くないのは当然の話。 ここで問題なのはトップチームの方針=クラブの育成・強化方針とはとても思えない点。 以前柏のユースが世界でブレイクした時、不思議なことにトップチームの石崎監督は解任されました。 これってトップチームは強化方針と違うことをやっていたという判断? この後ユースの選手が上がってくるわけですが、じゃぁ結果を出せなかったトップの選手はどうなるのよ?ってことになっちゃいますよね。 選手が海外に出るにせよ残るにせよ、国内にある程度ベースになるチームを作る必要がある。 ここを前提として考えれば代表選考に際して『代表に想定するスタイルに一番近いチーム、適した選手』というのがマスコミ向けにも選手向けにも出てくるはずなんです。 聞いたこともない。 協会にそんなものは存在しないから、宣伝効果として邪魔だからどっかの会社が特定させたくないから・・・・ まぁいろいろ考えられますが日本のサッカーには伝統も完成像も出来上がらない。 おそらく『結果が出たときに、これこそ自分たちのサッカーと嘯く』のでしょう。 順序が逆だと思うの。 最後に。スペインでも敗退するんです。 セルジオさんが『世界との距離を再認識するチャンス』なんていっていますけど、決まった距離なんてないんですが。相手も変化するからね。そしてスペインでどんな選手が冷遇されていたか・・・。 とんでもない世界ですよ。戦前予想をしたり顔でやったってそれだけのものを背負ったもの同士だと不確定要素が膨れ上がる。 そんな中でね、選手が『優勝を目指す!』といって結果が伴わないと『ビッグマウス!』とこき下ろす。 負ける気でやる選手のほうが不要だろうに。 謙虚さが・・・って気持ちは分かりますけどね、 体張って戦った人間を糞インタビュアーが辱めるのが謙虚を知る人たちのやることなんですかね? まぁ協会とマスコミ様・・それに『民意』であるらしい代表サポーター様方が代表を ピラミッドの頂点ではなく、そこだけ切り取った商品としているうちは4年ごとに同じ事を繰り返すんでしょう。 orz
Jun 25, 2014
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ビットコインが話題になって数ヶ月。取引所でのバグ取引で一部利用者に多大な被害が出たのが今のところ。 正直仮想通貨について今後悪用されそうなのは『相続資産としての価値』ではないかと思うんですが・・・。 ビットコインは外から見ていると 極端な話好事家のコレクションみたいなもので、私の小学校のころで言えばビックリマンチョコのシールに価格が勝手についたのもそうですし、今で言えばトレーディングカードやアプリ上のカードに値段がついたのと同様と感じます。 通貨としての兌換性、信頼性というものは正直『利用者の価値共有』で生まれているため、信用を落とすようなことが起こると一気にそこからはマイナスを意識した取引になります。 で、一部の損をした利用者などから『国の補償』を求める動きがあるようですが、国境を越えた通貨が売りのビットコインでそれは本末転倒。ただ、同時に国や個人にとって国境をビットコインを仲介すればいくらでも資金を移動できるし、国に資産価値を認められていなければ相続・贈与時の資産隠しなどにも適した存在になるのでは?という疑問がわきます。 大阪維新の会などは一時『相続税100%』などとのたまって、資産家の海外逃避を促すと批判されていました。しかし、民主党政権時もしっかりと相続税の非課税領域削減に成功しているわけですから あまり彼らの言葉が政権与党にとって非現実的だとはいえないんですよね。 そうなればおそらくターゲットになっている資産家・・・というよりおそらくは団塊世代の資産にたいしておおくの『コンサルタント様』が動き出すのは自明の理でしてね。 ビットコインに見られるような RMTっていうのは一番姑息にして効果的なやり口になりうるのでは?というのが私の危惧です。 「そんなわけないよ(笑)」「たかがそれくらいのこと(笑)」とお役人がせせら笑ってくれていたほうが越後屋さんは動きやすいというのが世の常でして、通貨→(1)仮想通貨 → (2)通貨 の(2)の動きは制限しないといけませんし、消費税増税なんかしてもビットコインで買い物(!)というケースで税制上の売り上げはどのように判断されているのか理解に苦しみます。(通貨での価格で換算したとして、ビットコインの為替差益・差損を一般の小売店が計上できる課目はないと思いますが。 仕入の仮払消費税ばかり増えると納税されなくなりません?) 冗談抜きですでに脱税相当の行為が行われていることになりやしませんかね? 通貨での取引を大前提にしている社会になってしまっているわけですから、逆に物々交換に戻られると政府は現行の課税制度などが機能しなくなり困るはずです。 で、国の中に『第2通貨』のようなものが発生すると現状では対応できないだろうという・・・。 ビットコインの元締めがないことでのリスクは今回も露見したわけですが、リスクを超えても『個人の欲望』の受け皿になりうると見ています。 実際どうするんでしょうね? 【蛇 足】 書いていて一時期経済紙などではやった『地域通貨』も同じかな?と疑問発生。 こちらのほうは商品券的な性質で あくまで『円払い代金の先払い』というもの。<商品券購入側>1.商品券を購入した場合の仕訳 借方:交際費 貸方:現金or預金 2.実際に商品券を渡したときの仕訳 仕訳不要<商品券店側>商品券が売れれば売れるほど、 あとでお客さんに商品を引き渡す義務(債務)が増加していく1.商品券を発行したとき : 借方:現 金 貸方: 商品券 2.売り上げ時 借方:商品券 貸方: 売 上 <地域振興券店側のケース>1.地域振興券での売り上げ時 借方:現金 貸方:売上2. 商品券を換金し小切手を預金に預け入れた時 借方:預金 貸方:現金 支払手数料 ・・・あれ? たぶん小科目で現金・預金科目内で地域振興券などは分類するんでしょうが、地域振興券換金のケースで差益・差損をどうにかできる科目があればいけるのか? 期末で証券の評価損など使えるのかな? そうすると逆に計上していない店舗は売り上げの過少申告になるし・・・。 計上した場合 取引が法制度上認めていないものに税制上の処理を・・・ってなるのは変ですねぇ。 今度知り合いの税理士さんに聞いてみよう。
Feb 28, 2014
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都知事選は相変わらずの民度でがっかりでしたが、いい加減知名度選挙、ますごみ選挙に違和感はないものかと。 政見放送がまともな時間帯にないのに批判の声が上がらないのも不思議でしょうがない。 雇用問題と少子化問題って今回ほとんどマスコミ様には指摘されませんでしたが(原発オリンピックなんて外来以外の都民にはどうでも良い)そりゃぁ待機児童問題前面に出れば こどもなんてつくらんでしょうよ。 先日書いた雇用問題の続き。リコー、社員“島流し”訴訟で敗訴、退職強要の実態露呈~大企業の追い出し部屋に一石 (Business Journal 1月28日より) 「原告らが訴外リコーロジスティクス株式会社に出向して、同社において勤務する労働契約上の義務が存在しないことを確認する。原告らのその余の請求をいずれも棄却する」 慰謝料こそ認められなかったものの、出向無効を言い渡す、原告の全面勝訴判決だ。 判決文には、こう書いてある。 「リコーロジスティクスにおける作業は立ち仕事や単純作業が中心であり、原告ら出向者には個人の机もパソコンも支給されていない。(略)それまで一貫してデスクワークに従事してきた原告らのキャリアや年齢に配慮した異動とはいい難く、原告らにとって、身体的にも精神的にも負担が大きい業務であることが推察される。 (略)原告らと同様に余剰人員として人選され、本件希望退職への応募を断った者(原告らを含め152人)は、全員が出向対象とされ、リコーロジスティクスを含む生産又は物流の現場への出向を命じられたこと等の事実に鑑みれば、本件出向命令は、退職勧奨を断った原告らが翻意し、自主退職に踏み切ることを期待して行われたものであって、事業内製化はいわば結果にすぎないとみるのが相当である。 以上に鑑みれば、本件出向命令は、事業内製化による固定費の削減を目的とするものとはいい難く、人選の合理性(対象人数、人選基準、人選目的等)を認めることもできない。したがって、原告らの人選基準の一つとされた人事評価の是非を検討するまでもなく、本件出向命令は、人事権の濫用で無効というほかない。この点に関する被告の主張は採用できない」 ほかに会見では、原告の所属する東京管理職ユニオンの鈴木剛書記長が、「いま、他の大手企業の40~50代の会社員からも、似たような追い出し部屋に飛ばされたという相談がたくさんきている。特に(08年の)リーマンショック以降は、賃金を下げないで、『あなたのための出向、配転』といって追い出すかたちが目立って増えた。団体交渉ではリコー側は『一円も給料下げていないじゃないですか。解雇されるよりマシでしょ。働けるんですから』と言っていた。パナソニックなど名だたる企業が、給料は下げていないが、『あなたの仕事は、あなたの就職先を探すことだ』などと、判で押したように同じスキームで退職を強要している」と指摘した。 また、今回の判決は出向の無効だったが、配転についても同じ枠組みであると鈴木氏は指摘し、「多くの人事担当者は、会社側が自由に社員を配転させることができると思っている。だが、そうではない。今回の判決により、キャリアに見合っていない追い出し部屋への異動は許されない、と司法は断じている」と語った。 基本的にこの訴訟は原告に象徴的な技術者がいたことで実質勝訴になったし、そもそも原告の勝算はそこにあったと見ています。 で、一度判例が出来れば『キャリアに見合わない異動の無効性』を主張できるというなんだかなぁというもの。 私の基本姿勢は市場で不要になるケースを想定すれば人員整理というのは当然に発生する(そうしないと事業継続できない)ものだというもので、その対象は民間だけにとどまらず お上まで含めてのもの。 自分は文系4大卒から事務系職についてきましたが、これって派遣非正規に加えてアウトソーシング化で狭き門となり、新卒の方々は『公務員=勝ち組事務職』という風潮に・・・。 上記記事の給料を下げない人員整理が企業側にとって『やさしい』となるのも 現実はもっと厳しいから。 現実的に経営者層とそれの候補以外だと 中間管理職がバブル崩壊後に人員整理対象だったことをもっと思い出すべきでしょうね。 営業職も求人を眺めれば年齢給を避ける傾向にあるのは明らかでしょう。 文系ゼネラリスト路線は 崩壊の象徴って事です。 結果こんなものまで出てくる。勤務状況で「うつ休職」予測 人事支援会社が新サービス (朝日新聞 2月9日より) ストレスに弱い従業員が週2回遅刻し、月2回休んだら、「うつ休職」の危険があります――。人事支援システム会社の「サイダス」は今月中旬、欠勤や遅刻の状況から、従業員がうつ病で休む前兆を見つけ、会社に警告を送るサービスを始める。 大量の情報を分析するビッグデータの手法を活用する。同社は約3万人のサラリーマンのデータを集めて、うつ病で休んだ人の性格の特徴や、病気にかかる前の勤務状況を分析。ストレス耐性の低い人が、うつ休職する場合に一定の勤務パターンがあることを見つけた。 たとえば、「週2回遅刻し、月2回欠勤」「月曜と火曜の欠勤が多い」「午後10時以降の残業が頻繁に続く」といった勤務パターンは、危険な兆候という。 ストレス耐性の低い人=うつ ・・・アサハカ。 大企業と中小零細では現場職の人数から福利厚生までまったく違う。 サービス残業隠しが発達している業界もある。 本当にひどいところは休ませませんし。 週休二日制なんて言葉がありますが 正直実質適用は中小零細は減ってきているんじゃないですかね? 雇用条件が悪化する中でストレス耐性をヒトククリで数字評価するのってその対応につながりませんのでまったくナンセンス。 もう少し時間が進んで 団塊世代が完全に退いた後の社会では このままなら取り返しがつかなくなるでしょうね。 家族のため なんて生きる目的も 結婚できない若者が増え、 生きがい なんて言葉が気軽に使われながら生活そのものがちょっとした躓きから再構築できなくなる社会。 なんか変ですね。
Feb 10, 2014
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求むガテン職人…不足が慢性化、平均2・5%(読売新聞 1月28日より) 国土交通省は27日、2013年12月の建設労働需給調査結果を発表した。 建設現場で必要な人数に対する不足人数の割合を表す不足率は8職種の平均で2・5%と、前月より0・4ポイント悪化。5か月連続の2%台で、不足が慢性化していることが明らかになった。 全国の建設業者約3000社を対象に、型枠工や鉄筋工など8職種の技能労働者について調べた。特に、とび工(不足率4・1%)や建築型枠工(同4・0%)が不足している。 今後、確保できるかどうかの見通しについては、3月は36・9%の企業が「確保は困難」と答えた。国交省は、人件費を見積もる基準となる「公共工事設計労務単価」を引き上げる方針だ。 商売としての収入が少ない。 公共事業の競争入札で実際に働いていた現場の人間(下請け、孫受け)にしわ寄せが行った。 意外にバブル後に潰れるべき関係企業が生き残り価格競争が加速。 以前にも書きましたが『必要なものに必要な対価』が発生しないのが今の市場。 前職はインフラ系の受託事業をやっておりましたが 入札のたびに社内に嫌な空気が流れたものですよ。 (ナノに入札でのプレゼンできる内容を向上させようという社内の空気が皆無だったのは未だに謎ですが・・・。) 職探しを再開しましたが、困ったことに業種を微妙に変えようとすると職務経験と資格が引っかかる。 30代で業種の衰退とか 人員整理なんかで仕事をやめて 上記のような職に就こうにもおそらくは受け皿のほうで 教育する余裕もないのではないかと。 東京都水道サービスで水道設備の技術者を募集していますが、その中の一文に『若手技術者の指導役として・・・』 局からの天下りだのが散々あったはずなのに何これ? 設備系でもコスト重視、将来性無視のつけは出てきているわけです。 (この辺も前職で需要ありと上に掛け合って、クライアント自治体の技術者に教授してもらう機会が出来たのに。。。一度きりで終わったなんて!) 私は私大文系卒ですが、事務系の経歴はハッキリ言って評価しづらい。 で、事務系の仕事は体調面が理由だろうが なんだろうが正社員の枠はかなり埋まっているわけで。 空きが出れば中途半端な年齢の経験者よりもある程度大手なら新卒を取りますわな。 そうでなければ非正規に切り替えていく。 アベノミクスと持て囃されていますが、この辺の非正規労働の流れっていうのは 新卒、第2新卒、高齢再雇用・嘱託には有利です。逆に40~50代はかなり厳しい。子どもの年齢や住宅の費用なども重いところですから明日書く予定のリコー訴訟ではないですが辞めるに辞められないということになる(あっちは技術者ですがね)。 正直インフラ系は事務処理にもかなりの問題を抱えているので 事務系の出る幕はあるのですが、事業をぶった切りにして設備や利用者対応などをばらばらに委託に出して 自治体職員がお飾りとは言いませんが 問題提起をするマンパワーをもてなかったり、持つ気がない人事(おっと、これはマズイカ?)をしたりすることで問題を抱えたまま旧態依然としているわけです。 そんなの受託する側も面倒ごとが増えるし、利用者に不都合が出ることも当然ある。自治体側も先送りにして喜ぶのは 退職が近い方々ばかりなんですけどね・・・。 公共料金の滞納を増やしているのはこのあたりの体質の問題が一番重い。 で、インフラ、土建に関わらず 雇用の流動化なんてお笑い種とばかりに 非正規化、低賃金化は進められているわけですから、現在 ニュースで言われているようなベースアップの話なんて 正規職員、それも大手に限られる話になるでしょうよ。 中小では 入札で不利になるんですもの。 随意契約がなくなれば(都の水道局は随意同然・・・)元居た会社は吹っ飛びますわ。 都知事候補の細川氏は 脱原発の対策の1つに 海外メーカーから価格を抑えた形での高性能火力発電導入をあげていますが、地元(自国)に金を落とさないで景気が良くなると思っているんでしょうかね? 国内に技術の芽が出てくると思っているんでしょうかね? 商売は基本的に相手のニーズに対してお金がついてくるモノですから仕事だってある時とない時があるのは当然で、その中には人員整理が必要なのも当たり前のことです。 だけど、それだけじゃぁ飢えて死ぬか、働き手が死ぬほど思い社会福祉(保障)の負担をしなければならなくなる。 技術も必要量 継承されなくなるから結局廃れていく。 どっかの民主党議員ではありませんがこういいたい。 最先端だけを追っかけていて良いんですか? 足元が弱いと寿命も、ね。
Jan 29, 2014
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なんだか猪瀬さんでよかった気がしますが。 現状の副知事であっても都政に大きな問題は起きないでしょうし。 私は組織はNO.2がしっかりしていれば形にはなると思っている人なので足の引っ張り合いの都知事選なんか見たくもないんですけどね。 年明けからテレビを見る時間が出来てしまって ながら見をしているんですがネット上の観点とのズレに結構驚きますね。 比較してみると南流石がTVKで来た”変な”メッセージTシャツとか、TVのモラルが問われるようなものには 依然としてTVはだんまりでネットで炎上するといったような・・・。 心身ともにもう少しで 一線を突き抜けそうなのでまたBlogもたびたびかけるようになると思いますが・・・。 今年もすでに一ヶ月がたとうとしていますが 早く社会復帰したいものですよ、本当。
Jan 24, 2014
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やはり体調がよろしくない。 医師からの勧めもあって本日退職願を提出・受理されましたとさ。 色々あったんですが自己都合(失業給付の日数は減るけどさ)で妥結。 医師からは「体が嫌がっているのに悪環境に拘泥しているのはダメ。 はっきりきりをつけて 次の職がを探しなさい」とのお言葉なんで。 まぁ 幸い「あと一歩のところで停滞」と医師に言われている状況なので 見ようによっては 『毎日が挑戦!』などとも言えない事は無いですな。 うん、少し前向きだ。 今の段階でもあれやこれや葛藤はありますけどね・・・。 退職の手続きなんかで調べモノしている時は結構頭がクリアーになっていたりするから人間は面白い。 以前総務・経理で人事系の手続きも一手に担当していた時(それも10年前か・・・)は面倒で面倒で・・・。経験はするもんだ。 わたしゃぁ 鬱とは診断されとらんのですが露骨に手術を要するような外科、内科以外の状況では なかなか理解を得られにくいことはだいぶ実感できました。 曰く「甘え」 だとか、 曰く「仕事をしたくない言い訳」 だとか きついところになると 「医者が長期間薬を投与して安定した収入を得る為の家畜」なんて声も。 断っておきますが、私の所属した企業は業務の色はホワイトではないですがとりあえず長期間待ってくれたのは事実ですし、医師も薬の投与に否定的な方なので今現在の置かれる状況とすれば かなりマシなのだろうとおもえます。 でも、上のような・・・特に上二つのような声が同じ病院の待合室でジジババから漏れ聞こえたり(30代が少ないので目立つのですよ)するので状況をあまり肯定的に捉えられていないのもまた事実なのですヨ。 周りに状況説明するエネルギーが一番重荷だったりするのって やっぱり状況を考えると悪循環を生みますからね・・・。 むあとチョイの辛抱に 再び遅い来る転職のジワジワトシタストレス・・・。 なるようになるか。 いっそ障碍者として認められる状況ならどんなに楽だったろうと何度も思いながら、自分がその立場に行くことを望んでいるのかと自問すると真っ暗な気持ちになる現実。 下に見ているわけではないものの 望んじゃぁいないんですよね。いろいろと見栄も有って。
Nov 26, 2013
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正直やなせ作品には子育てでお世話にもなり、且つ 子供にねだられて”やなせ税”と我が家で呼ぶにいたるまで苦しめられたのも良い思い出。 敢えて『立派な~』とか『偉大な~』という形容は行わず、『幼児教育のおじいちゃん』としてご冥福をお祈りいたします。 その氏に対してこんな記事がありました。故・やなせ氏に無報酬で仕事依頼していた自治体も……吉田戦車が痛烈批判 「恥じろ」 ( 10月18日RBB TODAYより) 心不全のため亡くなったマンガ家・やなせたかし氏が地方自治体などから無償で仕事を依頼されていたことについて、マンガ家・吉田戦車氏が「そこに作品に対する敬意はあるのか?」とTwitter上で言及している。 数多くのご当地キャラクターの制作も手がけていたやなせ氏。コピーライター・糸井重里氏の公式サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載されている対談によると、なんと高知県だけで50以上、全国では200ものご当地キャラを生み出したという。さらに驚くべきことには、数件を除いて全てノーギャラで依頼された仕事だそうだ。 やなせ氏は「俺は巨匠にならないと決めたんだから、くだらない仕事であろうとやらなくちゃいけない」とフォローし、笑い話のように語ってはいるが、「原稿料なしなの。つまりですね、すごく軽く見られてるんだよ」と衝撃的な事実を明かしている。 吉田氏は17日、「ボランティアが適切である場合は、もちろん除いて」と補足しつつも、「あの人の『タダ働き』に甘えてきた多くの自治体とか組織は恥じろ、と思いますね」と痛烈に批判。無料で仕事を引き受け続けたやなせ氏も良くなかったと言えば良くなかったかもしれないが、「そこに甘えて描かせたほうの気軽さはちょっといやだ」と語り、「そこに作品に対する敬意はあるのか?ってことですよな」と怒りをあらわにした。 ネット上では、「確かに個人レベルでもデザインやイラストの仕事を『ちょっとお願い』とプロに無報酬で頼む人は多い」と吉田氏の怒りに同意する声が上がっている。また、今年4月には、政府主催の第2回クールジャパン推進会議で、民間議員を務めるプロデューサー・秋元康氏がクリエイターに無報酬で協力を求める趣旨の発言をしたとして、物議をかもした。 やなせ氏は、13日に心不全により94歳で亡くなった。 ネット上ではこの記事に対して公務員叩きや 無償での仕事に対する批判が出ているんですがちょっと変な気がしたもので取り上げます。 確かに昨今お役所の仕事は『コストダウンすると褒められる』傾向があります。 因みに地元 三鷹では私が生まれる前からそんな状況が強く、私の父親などは60過ぎても継続的に利用され取りますわ。 で、”ひこにゃん”とか”くまもん”でおいしい思いをしている自治体があるせいか、どこもかしこもゆるキャラ祭り。節操無いです。数年すれば倉庫で埃をかぶっていることでしょうし 客寄せというのなら 一部の有名キャラを除けば 従来のウサギとかのきぐるみでもあまり結果は変わらんでしょう。 この『ほかがやっているんだから私たちも・・・』という下卑た横並び意識のほうが見苦しいという・・・。 三鷹でもジブリが隣町にある関係で変なキャラクターをデザイン(あれをデザインというのならばだが)してもらい、お金を吸い上げられるような使用ばかりしているという実態があります。 正直言って三鷹を連想させるようなデザインでもなく、どちらかというと春日部市のクレヨンしんちゃん的な存在。 そしてこのキャラクターで収益を上げているのは ジブリ美術館に近い駅 吉祥寺。 要するに半分以上武蔵野市ですわ。 了見の狭いことを言えば 武蔵野市のために三鷹市民の税金が使われるのって反対したいです。 お役所や政治家さんの考えることなんてその後のことよりも体面や予算のほうが上だというのは端々から出ているので 批判が出ることにはまったく反対できません。 が、この『自治体などが無報酬でデザインを求める』ということに関しては一定の対処方法があるようにも感じるわけです。 ふるさと納税ってあるわけですよ。 どうせ自治体はキャラクターの権利を使いまくるわけですから、権利による収入(税等抜き)=ふるさと納税として処理すれば権利者にも些少ながらメリットが発生しますし、『寄付行為』としての形が出来る。 ふるさと納税には返礼的なものを設けるところもあるし 後々権利で揉めることもない。 素人考えですが、一度デザインさせればあとはこっち(自治体)のもの という一方的な話にはならないのではないでしょうか。 ついでに言うと、お役人って近隣の自治体の提示する”相場”をやたら気にします。 だから無報酬で頼むところが一つあると 議会に予算であげるのが難しくなったりする実情もあります。適正価格を大企業のイメージキャラクターやマークで設定すると殆どの自治体でGoサインは出ないでしょう。殆ど元手がかからずに旨味があるというのがゆるキャラなんぞに傾倒する理由の一つだからです。 デザインの公募を小学生などにまで広く求めるのはまさに『元手をかけずに・・・』というところからくるものですし、この状況においては『無償を恥じる』なんてことはありませんわな。 プロに頼むのに無償(要するに記事のケース)となれば 恥知らずという言葉は避けられません。 が、逆のケースなら許されるのかってのも有るわけです。 例えば古くは『キン肉マン』等で 『僕の考えた超人』とか Zガンダムでも発表前に同様の企画が雑誌でありました。 上位入選者は多少の商品などがありますからまったくの無償というわけではありませんが これらの行為は『プロがアイディアソースを素人から奪っている行為』に他なりません。 ファンの好意に甘えた恥知らずの行動でしょうよ。 因みにやなせ氏も「アンパンマン 新しいなかまぼしゅう2004」等の企画に関わってますよね・・・。 著作権を考えるのならば 権利主張していないところには たとえ奪われたとしても権利が発生しません。 だから『素人の趣味』から搾取するのは合法といえば合法。 あとは良識の問題になりますわな。 自治体に『あの人の『タダ働き』に甘えてきた多くの自治体とか組織は恥じろ』というのは簡単。 この言葉は深読みしちゃえば『クリエイターは絶対的な創造者で有るのだから見上げなければならない』と見えちゃうんですよ。 (注:私はクリエイターとかアーティストという自称がだいっ嫌い) なんとなくですが・・・ やなせたかしという人が 自治体からの『敬意』なんて期待していなかったんじゃないかと私は思うんですよ。 だって『俺は巨匠にならないと決めた』なんていったって断ることは出来るんだから。 彼がそれでも仕事を請けたのは そのキャラクターを見て喜ぶファン・・・というか子供を想定していたからじゃないですかね。金の為の仕事ではなく(必要も無かったでしょうが)、自治体を子供たちとの仲介程度にしか見ていなければどうって事のない話ですよ。 記事を見て吉田戦車という人はまだ『クリエイターの権利と敬意』が上でしょう。 だけど、やなせたかしという人はアンパンマンの歌詞をふまえた仕事をしていたんじゃないでしょうか。 合掌。 何の為に生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ! 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君は行くんだ微笑んで。 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも。
Oct 18, 2013
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「汗のにおい」“JKお散歩”で女子高校生の下着を… (10月10日ANNより) 女子高校生らと散歩できる、いわゆる「JKお散歩」中に利用したカラオケボックス内で、少女がはいていた下着を脱がせて購入したなどとして、30歳の男が逮捕されました。 会社員のS容疑者は4月、東京・外神田のカラオケボックス内で、高校3年の少女(17)が18歳未満と知りながら、1万8000円で下着を脱がせて購入したうえ、わいせつな行為をさせた疑いが持たれています。警視庁によりますと、S谷容疑者は、インターネットの下着売買の掲示板で知り合った少女が働くJKお散歩の予約をし、一緒にカラオケボックスに行っていました。取り調べに対し、S谷容疑者は「シャンプーより、汗のにおいのほうが興奮する」と供述し、容疑を認めています。 嫁と同じ番組を見ていたんですが感想がかなり分かれました。 嫁は『気持ち悪い、コイツ』 まぁ、世間一般の感覚なのでしょう。 で、私はというと『正直に理由を吐いたんだからましな方。』 政治家・役人の責任回避的言い回しだとか 最近で言うとみ○もんた+次男の言い訳(そうとしか聞こえないんですがね)なんかには辟易しているんですよ。 『大人の言い回し』 『大人の気遣い』なんて言葉で誤魔化されがちですが、子供には『正直に話しなさい』って言っているのにね。 犯罪・・・特に企業犯罪なんかだと弁護士に指示されて決まりきった台詞を吐きますわな。 こうしゃべれば裁判で有利に進められるという理由で。 地元三鷹(といっても市の端っこですよ)でここのところ大騒ぎしている事件が起きましたが、地上波のマスコミ様は例によって女性擁護。 批判すれば『死人に鞭打つのか!』ときます。 別に加害者を擁護する気は無いんですが、アニオタ疑惑やら 三鷹警察署の不手際にしたがる(そうとしか見えないんですが)手口やらで何度も報道が繰り返され そのたび『地元・三鷹』が連呼されるのが非常に気分悪い。 世の大人の結婚だって恋愛だって 下手なことをすれば刃傷沙汰になりえますし、ましてごく歳若い男女のこと。むしろ置換冤罪などと同様『ストーカー規制の一方的発信の危険性』を指摘しても良さそうなものです。無論加害者は許されないことをしたのですから正直に事情を(周りに理解されなかろうと)話すべきでしょう。殺害の罪の大きさに対して相応の報いは当然。 が、法治国家の良いところなんだかどうだか知りませんが こうした事件やネット上にあふれる離婚裁判などの話を見れば 『実際には双方問題があっても 証拠を掴んだもの勝ち』という構図がどうにも気持ち悪いわけです。 裁判に勝てば正義ってのは 実質 『ばれなきゃ正義!』『灰色でも黒でなければ勝利!』ってことですからね。 マスコミ、司法が『正直に話して負ければ馬鹿』という環境にあるのならば 『賢く生きる』 ≒ 『正直には話さない』ってなりましょうぞ。 さらに『殺意が沸くような仕打ち』があったとしてもフェアな裁判なんてやる前から望めなくなります。 性善説が前提にあるのが今の日本の司法。結果として形になったものをまず叩く。 そして叩いた対象に相応の理由があったとしても 『叩いたことを正当化するために』相応の理由を認めないへんな二面性が社会ある。これがそのまま司法にも影響する。 自称報道番組の糞コメンテーター等は既に論外ですが 印象操作を促進するような報道に対して規制は出来ないものでしょうかne。 すくなくとも『知る権利』を守っているわけなんてあるわけもないんですから。 犯罪者だって正直に話してくれることによって 警察や一般社会は 『事実としての注意喚起』を受け取ることが出来るメリットがある(加害者には申し訳ないが・・・)。ところが事実をゆがめれば 現実社会の問題を是正する処方箋にはなりえない。 まぁ、『正直に話せば悪いようにはしない。』なんて言っている大人を 私もこの歳になるまで結構な数見てきていますから 自分が正直に生きているなんて事は言いません。 そうなると この世の中は嘘吐きばかりがのさばっている糞みたいな所なわけでね。 糞みたいなところに生まれ出でて、糞だめに沈んでいくなんてのは私は嫌なんですよね・・・。
Oct 12, 2013
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こういうやり取りもリハビリになるので今回のっかってみます。 私が制作者サイドの記事を嫌うのは制作者には2つの側面が必要だからです。 ・・・というより自費制作・自己満足(私が大学時代にやったのはまさにコレ)でない限り、クライアントの依頼はとても強いですし、制作して飯食っているわけですから(1)プロとしての仕事が求められるわけです。 こうした記事を出すというのは『営業的側面』を言いましたが、その場でクライアントからの依頼と自分の主張したいことのギャップを言ったところで言い訳にしかならんのですよ。 そして『とにかく泣けるものを・・・』という主張を制作側の記事から一方的に・マイナス方面に捉えてしまえば 「そんな状況で作らされて可愛そう」となるのは彼らが無償で制作した場合でしょう。 私は一方的な主張を由とはしたくありませんし、これはフェアな見方になりません。 作品で制作側の言い分が前面に出ていない・・・と主張されていますが、そりゃぁそうでしょう。 世界観まで根本的に作り変えるのなら別ですが、そこは制作サイドも仕事としてこなしています。 制作側のこだわりというのも記事を読む限り個々のシーンに限定的なように、それも前提条件に世界観・設定があるのですから当然といえます。 同人レベルであっても世界観・設定が固定されているものを 前提を壊さずに演出だけでまったく別物にするのって骨が折れる作業ですよ。 私は前回の記事で「うちの子は泣けなかった」と書いたと思いますし、自分が過去に泣いた作品について「今も同じように出来るかはわからない」と書いたと思います。 私は実のところこの記事にえらい反発を覚えていまして、「技術的に泣けるシーンは簡単である」かのような言い回しをされているようですが、上記のようにうちの子供は泣けませんでしたよ。 技術的に簡単になかせることが出来ると思っているのなら 制作者として思い上がりも甚だしいといいたい。 私は「泣ける作品」「泣けた作品」などと評価していないと思いますよ。 これは視聴者によって受け取り方が一様ではないということであるし、人間の感情は単純にして複雑だということなんです。 以前どこぞで見た話。 「ライブで泣いている人がいてもお前の歌に感動して泣いていると勘違いするんじゃぁない。 その人はお前の歌で自分の中にある何かを思い出して泣いているんだ。」 こんな話だったかと。多分武田哲也辺りだと思いますが。 世にエンタメ作品が多数存在する中で「結果的に泣けた作品」が異なった背景・時間を持つ個人で全て一致することなど無いのですよ。 cheese さんの言う「自然と結果的に泣ける」は技術的に稚拙であっても自分の琴線に触れる部分の多寡、大小、高低・・・諸々が影響しているはずなんです。 アマチュアアニメを引き合いに出したのは こうした点でスポンサーを気にしない状況があるからです。 「俺はこんな表現が凄いと思うんだけど、どう?」 「こんな台詞このシーンで言われたら 俺なんかは耐えられないね。」 とか、自分の情動をそのまま下手は下手なりになんとかアニメに盛り込もうとします。 「みんなそうだろう?」とか 「みんなこれが泣けるだろう?」なんて上から目線じゃないんですよ。 (2)良くも悪くもオナ_ニーです。だけど表現者の個人としての限界はまさにそこにあるんじゃないかとも思いますよ。 これが商業作品になると、企画・監督・脚本・演出辺りだけでもある程度「個」を薄める部分(というより混ざり合う部分)が出てきます。表現方法としても記事のように『技術』としてテンプレートがあるかのような物言いをしてしまう。作品でもそれをなぞってしまう。(=手抜きです) 記事からうかがい知れるのは制作者はcheese さんの言う『お涙頂戴』に興味が無く、そして、恐らくは企画者側は制作者に「子供が興味を持ちやすいアニメーションを作れる技能」位しか期待していないであろうという事です。前にも書いたとおり原作の絵ってアニメ向けでもないし、好き嫌いが分かれる絵ですからね。 キャラデザに関しても。 制作者側だろうがスポンサー側だろうが私はどちらでもいいんですよ。 視聴者の知ったことではないんですよ。 キャラデザも含めて 「送り手」は作品に責任を持たなければならないのだし、スポンサーだってこければ損をするんです。 せっかくの企画なのに 原作者にも嫌な思い(これが後でどうなるかは分かるでしょう)をさせてしまう。 アニメーターが動かしにくい絵柄で泣きを見てきた歴史なんてのは長いですし、逆に原作の絵柄を踏襲できなくてファンを怒らせる事例なんてのも多々あるわけです。 ただ、繰り返し書いてきていることですが見せる・見せたい対象は子供なんです。 近年・・・例えば仮面ライダーが設定的やキャラクターの感情表現(恋愛感情なんかはうざいくらいに)凝りまくってくだらない方向に来ていると私は思っているんですが、アニメを多数見てきた目の肥えた人を対象にしているわけではないんですよ。大人の目から見てあざとい演出があろうが『わかりやすさ』が優先ならしょうがない部分もある。 私が「昔泣けた作品を今・・・」というのは 『子供のものを大人が奪っているのはどうなの?』って気持ちも有るんです。 その時には泣けた物が今は泣けない。だとしてもどうして泣けなくなったかを考えるきっかけにはなる。昔泣けた自分は事実であるのだから作品をこき下ろす必要も無い。 人は年齢や環境によってステージが変わります(上下左右前後・・・)。 cheese さんからの書き込みは『かつて制作した身』として面白い部分はあるのですが、『親として子供を見守る身』としてはあまりに『制作者と企画者の綱引き』に目が行き過ぎていて 一視聴者としてみなすことが出来ず少々きつい。 私は昔から自分でアニメも見てきたしゲームもやるし、この手の話が好きですから大人が例えば・・・プリキュアや仮面ライダーの映画に行こうが良いではないかと思いますが、『本来の自分のステージではない』という一点は守るべきだと思います。 (だから子供向け作品をアニメ誌で語っちゃう制作者は下種だと・・・以下検閲により削除) 一応後はこの件については返信を怠ります。 変に熱くなると倒れちゃうんですって。冗談みたいに。
Sep 16, 2013
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コメント欄に書くのはなんだか辛いので。 因みに更新が滞っているのはPCに対して体・・・というか病気のせいもあって頭が拒絶反応を示すことが度々あるのと、結構倒れている時間が多かったりする結果世間様の情報に疎くなっている部分があるせいです。 今後も書きたければ書く姿勢なのでお付き合いのほどよろしく・・・。 Re:毒書感想文『おまえうまそうだな』(11/10) cheese さんこの映画のプロデュース側について「人気絵本のネームバリューを使いたかったのか」「原作者が絵本と違う物をって頼んだのを良い事に映画を単なるお涙頂戴物にしたかったのか」って事を突っ込みたいのです。 私は『受信側』=視聴者・・・特に子供向けですから 子供がどのように感じるかということを主眼において回答していたのですが、どうもご納得いただけないようで。 先日ガンダムで著名な富野監督が最近の作品に対して『最近のアニメ作品は予定調和的で中身が無い』旨の発言をしています。 また最近話題という意味ではジブリの宮崎駿監督は 原作レイ_プの傾向が強い人であり、自ら原作のナウシカは『原作が無いとスポンサーが・・・』という大人の都合によって原作漫画を作ったものですが、映画とは密度から規模までまるで異なるものです。 例えば富野監督は『皆殺しの富野』なんていわれる位人が死にますわな。戦争やっているんだから当たり前といえば当たり前。イデオンも走り観程度ですが見ますと、確かに伝えたいことも程ほどに次々・・・子供まで死にます。 この作品は『泣かせる為』だったのでしょうか? 私は過去に泣いた作品はいくつかありますが、その作品を『今』みても同じように泣けるわけではありません。 私が『作り手』という表現よりも『送り手』という表現に走るのは監督や脚本家が『作り手』本体なら、『送り手』は例えばジブリなら鈴木Pまで含めた『商品として送り出す側』であるからです。 何かしら『伝えたいこと』表現をするからには相手が発生します。 アマチュアアニメではこの『相手』を無視した作品が数多くあります。要するに『自分の作りたいものを作る』というオナ_ニー思考です。私もこの段階を経験しています。 私はこのあにめの『おまえうまそうだな』はそれほど原作を無視した作品(いってしまえば別物とはいえない)と思います。 cheese さんはよく『制作側のコメント』を取り上げますが、では『制作側』は何を伝えたかったのか? 制作側のコメントを見た上で言うのなら、この監督の思惑は少なくとも親である私には伝わってきていません。 アクション? 比較すればもっと凄いものを多々見てきています。 泣ける表現を小手先で出来る?そうはしたくなかったから・・・? うちの子、ないちゃあいませんよ。 私は作品のコンセプトに対して『考えさせられる』としたわけで、つまるところ一番私や息子を『受け手』とした時にメリットがあったのは原作者であり、それをアニメに取り上げた企画者です。 しかも『客』として成立させながらも 『泣かせること』『アクションとして魅せること』も失敗しています。 では企画者は『本当に泣かせること』を目的としていたのでしょうか? 私ね、この手のアニメ誌の記事嫌いなんですよ。 アニメに限らず作品を作るものは『作品から読み取られるものが誤解や偏見を含めて全て』なんですよ。 私のこの駄文だって同じ事。 同じ言葉で傷つく人も居れば喜ぶ人も居る。 言い訳したところで言い訳が見てもらえるか分からないし、まして許されるとも限らない。 極端な話、誰が作ろうが『良い作品は良い』と言いたいし、わざわざフィルターやブーストかけるのは制作者なら本質的にするべきではない。昨今増えているのは『営業』と理解して やるのは勝手と そっぽ向いていますけど・・・。 ・ 商業ベースに乗せる ・ 原作の大意を感じさせる ・ 好き嫌いの分かれる原作をより見やすく多くの人に見てもらう これが企画者の意図だとしたらどうでしょうか? 勿論私の想像ですがそれなら達成されているでしょう? 原作のネームバリューといいますが、知らない子供は知らんですよ。古典童話でもないんだから。 お涙頂戴・・・で本当にそのように感じるかは受けて次第ですよね? 商業的に原作があったほうがスポンサーもつきやすいのは確か。 作品の企画進行がしやすいのも確か。 あらかじめある程度の受け手を期待しやすいのも確かです。 それで作品の大意を残して 広めて 売り出すことが出来たのなら何が悪いんでしょうか? 表現や設定があざといと感じるのであれば フジテレビではありませんが『見なければいい』の如く視聴者が勝手に離れます。 対象にしているのは子供たちです。 マトリックス張りのアクションを見たいのでも月9張りの女優が見たいのでも昼ドラ張りのどろどろとした展開を期待しているのでもない。 コレまでの経験から観るのではなく、自分のわずかな経験と新しい『考える種』が有ればいいんですよ。 cheese さんの言う『この映画のプロデュース側』が「人気絵本のネームバリューを使いたかったのか」はYesでしょう。それはもう書きました。「原作者が絵本と違う物をって頼んだのを良い事に映画を単なるお涙頂戴物にしたかったのか」はどちらかというと制作者の感受性が問題だと思いますよ。作品・原作のたち位置を考えれば・・・制作側の・・・例えばアクションシーンなんて『子供が見やすい』というだけですから。 いずれにせよ、原作者、企画者、制作者、視聴者・・・それぞれの思惑を超えてこの作品があるということが一番意味があることだと最後に記しておきたいと思います。
Sep 14, 2013
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オリンピック開催に冷や水を浴びせると批判されるのが現実社会のようなのですが、私個人は『スポーツ振興』っていうのをそんなに良いものだとは捉えていないんですね。 私は中学・高校位までは一生懸命スポーツする人で、その後は楽しむ以外はお断りの人になりました。 原因は所謂『体育系行事』です。 中学で市の大会なんかに 男子のいない陸上部の代わりに練習、大会と狩り出され、しかも体育系行事ではそれを”実績”としてやりたくも無い競技にエントリーされまくる。 中3の時に学年全体集会でいきなり選出された時には練習参加拒否を表明して参加者と対立したりしました。 因みに出たい奴の一部には 内申の関係があったのは裏を取っています。 昨今の部活動における体罰の問題なんかもあるわけですが、私は根本的に『健全なる体に・・・』ってのは信じていません。 だからオリンピック参加者のように『突き詰めた能力の持ち主』が志向するのはどうぞご勝手にと思いますが、敢えて特定のスポーツをやらないといけない方向に持っていくような空気はどこぞの協会連中やスポーツを業にする人たちの勝手な都合でしょう。 それでも私が『スポーツ振興』をするべきというのは 『体が弱くっちゃ無理してでも自分の将来やりたい事をやり遂げることもできないし、自分が大切だと思うものを守ることも出来ないでしょ?』ってことです。 だから長男の水泳でも『水難対策』程度の認識は義務教育として欲しいし、自分の体と向き合うのは義務教育+高校位の授業では必要だろうと思うんです。その上で自分にあった体の動かし方や健康管理(コレを主題にした体育授業って見ないんですが・・・)を進めるべきでしょ。 体育の授業で所謂運動音痴な人たちが、コンプレックス全開に、諦めムードで一緒にやっているのって辛くないですか? 少なくとも私は辛かったし、見下している輩に一緒に一泡・・・ってのも何度かやりましたが、うまくいくのって義務教育くらいまで。その先は一緒にやる機会自体がなくなっちゃう。 私は集団スポーツと個人スポーツで集団をまとめる適正だとか、コミュニケーション能力に差が出るかというとそれほど大差が無いように考えています。個人スポーツでも相手も無く、まったくの孤独でやるスポーツって単独登山くらいですよ。それ以外にはサポートスタッフが必要だったりライバルがいたりと(数字上だけでもね)相手の思考を無視して出来るスポーツなんて無いです。 そしてNPBやNBAを何年も見ていると、集団スポーツで本当に配慮できる人って意外に少ないことが分かります。それに配慮型の選手がそのスポーツの性質上望まれないことすらある。 少なくとも今長男の小学校で起きている『サッカーは上手いのに ソフトボール投げがまともに出来ない』なんて歪な・・・根本的に子供としての運動・・・遊びをしていたら身につきそうなものが、今や現実に起きていることを考えると 『もっと子供が自分たちのルールで遊べる環境を!』というのが大人が考えるべきことですよ。 公園は誰に配慮してか キャッチボールも、場合によってはサッカーもだめ。 下手糞のバドミントンのほうが危なかったりしますが、お役所仕事がまかり通ったりします。 そして大人自身、スポーツをしていれば・・・ジム通いなんかをしていれば『社会人としての自己管理』が達成されるなんて幻想は早いところ捨てたほうが良い。なんで日本の自殺がコレだけ盛んに起きるんでしょうね? なんで個人の権利主張に対して左翼的な『話せば分かる』がどこまでも成立しないんでしょうかね? ストレス社会という言葉がどれだけ元気で勢いがあるか。 サラリーマンのネクタイは首輪みたいなものかもしれませんが、首輪されて平気な人ほど会社に寄生していたりするのはどうなんでしょうかね? スポーツなんてかたっくるしい事言うから街に人がいなくなる。 人がいないから『袖摺りあうも・・・』なんて言葉が死語になる。 スポーツってそんなに不自由なものなんでしょうか? あ~もうよく分からん!
Sep 13, 2013
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東京オリンピックが決まりました。 経済効果や決定に伴うテレビでの連呼がうざったいと思う今日この頃。 こんな私は異端なのかとゲンナリスルここ数日。 前回の招致の時には東京都の職員がかなり異動されて商工振興などの担当がごっそりいなくなったりして驚いたものです。 正直その当時からオリンピックは否定派なのであまりめでたくも感じないんです。 推進で出てくる人たちも マスコミ関係、スポーツ関係・・・そして政治家。 胡散臭いのばっかりでね。 つまるところこのイメージ。 なんだか自分のノスタルジックな想いを箱物にして・・・ってところが本当なのかなと。 勿論安倍総理周辺は財政出動の根拠としても大義名分が欲しいという本音はあるんでしょうが。 企業スポーツや部活動なんか、そして日常的な遊びの延長線上にある運動が困難な状況に東京はなっているのに、先端にあるスポーツ振興だけしたところで「ちょっとやってみよう」とはならんわけですよ。金かかりすぎて。 以前こんなニュースがありました。年齢別の体力目標・体育指導者小学校に派遣 ( 2010年8月 3日 HP:まなび倶楽部より) 年齢別の体力目標・体育指導者小学校に派遣東京都教育委員会は7月22日、子どもの体力低下を食い止めるための「総合的な子供の基礎体力向上方策(第1次推進計画)」をまとめた。子どもの体力・運動能力が全国的に低下傾向にある中、東京都の児童・生徒は、文科省の調査で全国平均値を大きく下回っている。年齢別の運動テストの到達目標の設定や小学校への体育専門指導者の派遣など本格的な対策に乗りだした。学校での指導の改善・充実では、体育の授業の中でノート作成や話し合いの時間が長すぎ、子ども一人当たりの運動量が確保できていない例があると指摘し、体育の授業改善を提案。教科担任のいない小学校では、専門指導員を派遣し、技術的な指導を行う。 今年の夏 長男は小4でやっとこ25Mを泳ぐことが出来ました。 授業ではろくすっぽ泳ぎ方を教えないようなんですね。他のこの状況を確認しても。 ところが殆どの子は泳げるようになっている。 スイミングスクールの普及率が高いんですよ。 で、いっていない少数の子は取り残される、と。 しかも水泳の授業数は自分の頃に比べて少なく、既に今夏は終わってしまっています。 地域のコミュニティセンターのプールなども既に終了。 上記のニュースの他に 中学などで運動部の指導を出来る教師の不足を伝えるニュースも何度も出ています。 子供時代のスポーツの取っ掛かりって 漫画やアニメ、地域でやっている各種の競技の有無だと思うんですよ。 空手や剣道とかも警察署や道場があって”親の認識”でやるかどうかのスタートがあるし、私の子供時分を見返せばキャプテン翼→ サッカーやるで~ドリームチーム→ バスケやるで~ と非常にたやすくブームに飲まれたものです。 ですがこの間ブームの起きた『F1ブーム』等には環境が無かったこともあってせいぜいテレビ視聴止まり。 ダンス甲子園などがあった『ダンスブーム』も後のリア充御用達の趣味であり かじる程度で終わりますわ。 スポーツの祭典なんていって 実際には商業主義。 団結を示すとか言っても(実際招致委員は『絆』をうたう・・・)85%は会場8キロ県内のコンパクト運営をうたう大会で 経済的メリットを享受できる人も限られてくる。 スポーツを子供に志向させるにしても足許が超・お留守。 7年間広告業者様らは稼ぐつもりでしょうが、それこそ前回の東京オリンピックとは社会情勢が違うわけでね。 お祭り騒ぎに便乗して 世間を盛り上げるには地道な準備と確たる目的が必要だと思うわけです。 それがオリンピックの本質的な目的に沿うものなら意識も共有され広がるわけでね。 お祭り騒ぎと『無難なコンテンツ』が欲しいのなら 祭りの後が見えているので止めちまえ!というのが私の意見。 せっかくやるんだからさぁ・・・ 未来の為にとか綺麗事が言えるんだからさぁ・・・ 手抜き工事みたいな真似はやめましょうよ。ね。猪瀬知事。安倍総理。
Sep 9, 2013
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婚外子相続格差は違憲=「家族形態は多様化」-民法規定めぐり初判断・最高裁大法廷(2013/09/04 jiji.comより) 結婚していない男女の間に生まれた子(婚外子)の遺産相続分を結婚している夫婦の子(嫡出子)の半分とした民法の規定が、法の下の平等を定めた憲法に違反するかが争われた2件の家事審判の特別抗告審の決定で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は4日、「家族形態の多様化や国民意識の変化などを考慮すると、親が結婚していないという選択の余地がない理由で子に不利益を及ぼすことは許されない」として、規定を違憲とする初判断を示した。 裁判官14人全員一致の判断。今回の違憲判断は既に決着した同種相続事案に影響しないとする異例の言及もした。 相続規定は明治時代から引き継がれ、最高裁では1995年に大法廷が合憲とする初判断を示して以降、合憲が維持されてきた。大法廷が違憲判断に転じたことで、国会は法改正を迫られる。 最高裁が法律の規定を違憲としたのは、両親の結婚を国籍取得の要件とした国籍法の規定をめぐる2008年の判決以来で、戦後9例目。 2件は、それぞれ01年7月と同11月に死亡した東京都と和歌山県の男性をめぐる遺産分割審判で、いずれも一、二審ともに規定を合憲と判断していた。 『子供のための平等』 論点が盛大にずれている。これを大義とし、『差別』とおっしゃる裁判関係者の皆様。 狂っていますよ。 子供はコウノトリやキャベツ畑から産出されると思っているわけではないですよね? 法律が、法制度にのとって婚姻をし、その上で生まれた子が法的に守られる。 生物学上『片親だけで』生まれるはずの無い 子供が、法制度によって 摘出子と『区別』される。 法の下の平等を謳うのであれば、やることやった大人が子供に対して責任を取るのが大前提でしょうよ。 キャベツ畑なら別ですが。 言葉を変える弊害ってこんなところにもあるんだという一例ですわな。非嫡出子の歴史 昭和17年民法改正前までは、「非嫡出子」といわず、認知されているか否かで「私生子」、「庶子」と分類されていました。婚姻外の子供で、父親に認知されない子供を「私生子」といい、認知された子は「庶子」と民法上分類されていました。しかし、差別の原因になったため、「非嫡出子」に統一されたのです。( 税理士・中島IT会計事務所運営 HPより) 今回の裁判で嫡出子側は勿論受け入れがたいとしていますが、当然で寸。 NHKで実際の非嫡出子の親が顔出しして(恥ずかしくないんだ・・・)厚生制度などでの非嫡出子の不利を『婚姻しなかった罪・罰』とのたまっていましたが、基本的に婚姻外や婚姻を前提にしない性交渉・・・要するに”遊び”をおおっぴらに認めなさい、その後始末を制度的にも有耶無耶にしなさい、厚生制度も認めちゃいなさいという判決ですよ。これは。 親の離婚での不利益とかじゃないんだもの。 子づくりの段階での話ですからね。 こうまで言うのは仮に婚姻していなくても非嫡出子を回避する手段って法制度であるから。 法曹家でもない私でも直ぐに『養子縁組』が頭に浮かぶ。 これ、親戚の遺産相続で揉め事の種になった制度でもあるんですが、ちょっと探せばこれに触れている情報も有るんですよ。例えば・・・(HP 司法書士鈴木が語る!!はじめての人にもわかる『相続・遺言ここだけの話』 2012年04月18日分より)ズバリ、「養子」になれば可能です養子縁組の手続きを行なえば、嫡出子となることができます。お腹を痛めて生んだ実の子どもなのに、養子縁組できるのか?という疑問がある方も多いかと思いますが、法務省の考え方によると実の子どもでも「非嫡出子の場合は、養子縁組により嫡出子の身分を取得し、『地位向上』という実益があるので養子縁組できる」とされています。「地位向上」・・・要するに、非嫡出子が嫡出子という立場を得ることにより、相続上での身分が嫡出子と同様となるつまり相続分が2倍に増えるということです。逆に言うと、すでに嫡出子である場合は、地位が変わらない(利益がない)ので養子縁組できない、ということです。また、民法798条によると、未成年者の養子縁組であっても 「 自己又は配偶者の直系卑属を養子とする場合 」には、家庭裁判所の許可は不要となります。なお通常、未成年者と養子縁組する場合には、家庭裁判所の許可が必要となります。 ちょっと検索するだけでそこそこヒットするということはそれだけ同様のケースがあるということなのでしょう。 敬虔なクリスチャンなら泣いてしまいそうな話ですが・・・。 『差別』と『区別』の違いもわきまえずに 法曹家こんな判決を出すのは不見識を誇っているようなものですよ。 ただね・・・ 人と人との関係から発生する事案ですから、勿論デリケートな(そういうケースなら裁判なんてしないでしょうけど)ケースは存在するでしょう。 それでもそうしたケースに対応する為に『区別の破棄』(実際に政府が検討している今回の対策)は下作も良いところですよ。 まず養子縁組など現行法制度で可能な対応を示すべきですし、個別事案に対して法制度の抜本的な改正に走るのは本末転倒なんです。 問題があるのは子供を作る側の下半身なんですから。
Sep 5, 2013
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わ【和】.1 争いごとがなく穏やかにまとまる。「和解・和合・和平/協和・講和・親和・不和・平和・宥和・融和」2 やわらいださま。ゆったりとして角立たない。「和気・和光同塵(わこうどうじん)/温和・穏和・緩和・清和・柔和」3 性質の違うものがいっしょにとけ合う。「混和・中和・調和・飽和」4 声や調子を一つに合わせる。「和韻・和音・和声/唱和」5 二つ以上の数を合わせたもの。「総和」6 日本。日本語。「和歌・和裁・和室・和食・和風・和服/英和・漢和」7 大和(やまと)国。「和州」 「デジタル大辞泉」 「子ども」やめ「子供」 文科省あえて漢字表記 (8月30日熊本日日新聞より) 文部科学省は7月中旬から、省内の公文書で使ってきた「子ども」の表記を「子供」とするよう徹底している。子供の「供」が差別的な印象を与えるとして敬遠してきたが、「差別表現ではない」と判断し、あえて方向転換を図っている。 文科省の文書は、常用漢字を使うのが原則。文化庁国語課によると「子供」は常用漢字だが、1980年後半から省内の公文書で「子ども」「こども」を使うようになったという。法律の条文も、98年から「子ども」を使用。同省総務課は「供が『お供え物』などを連想させ、差別的表現だという意見が、審議会などであったことが要因」と説明する。 これに対し、今年3月の通常国会で、自民党議員から「小学生は『子供』と学んでいる」「(漢字とかなの)交ぜ書きは国語を破壊する」などの指摘があったため、本年度に入って省内で協議した。 この中で、▽「子供」はもともと子の複数形で、単数でも用いられるようになった▽「供」は当て字で「共」を使うこともあったが、「供」が定着した-との見解が示されたことから、「『子供』は差別表現でない」との結論に至ったという。 一方、熊本県は「子ども」を採用しており、課名も「子ども未来課」「子ども家庭福祉課」などと表記している。文書で「子ども」を使っている県教委の教育政策課は「表記を統一した根拠は不明」。同様に「子ども」と表記する熊本市教委は、「これまで文科省が『子ども』を使ってきたので統一した」と言う。 同省総務課は「各教育委員会に『子供』を使うよう呼び掛ける考えはない」との見解。ただ、県教委は「全国の自治体の動向を参考にしたい」と言っており、影響が広がる可能性もある。 県立大文学部の半藤英明教授(日本語学)は「公の立場で『子ども』が多く使われてきたため、漢字表記に差別的な意味合いがあるとの印象を与えてきたのではないか。強制するかどうかは別問題だが、『子供』と漢字で表すことは自然な流れだ」と話している。 自分の中のくくりとしては「漢字は文章表記で 文章の意味合いを正確に伝える為の手段」ですので、正直『子ども』表記を推進したのがまず馬鹿馬鹿しく、次いで、この表記を変にまじめな議論をしなければ直す事も出来ない『事の重要性・優先順位』が狂っている社会に呆れてしまいます。 差別がどうの言うのなら 『馬鹿』や『阿呆』や『禿』『デブ』なんて言葉が普通に存在していることは問題にならないの? 所謂 『悪口』のほうが明確に差別しているわけですが、『ちび黒サンボ』は問題にされてもこうした言葉が糾弾されて消滅するようになっていないのは何故なんでしょう? 単純に『差別だっ!』って叫んで得する人が居るからとしか思えないんですが。 差別であることにして『損害』と『謝罪・賠償』『配慮』って方向性じゃないんですかね。 だいたいにして「(漢字とかなの)交ぜ書きは国語を破壊する」なんて妄言ですよ。 日本でどれだけ漢字表記すればよいのに わざわざ横文字(あえて英語とは言わない)表現してごまかしたり、短縮語表記して訳が分からなくしていると思っているんでしょう。 例えば極端な例としては隠しで取り上げられたこんなの。外来語多すぎて苦痛、岐阜の男性がNHKを提訴!「アスリートとかコンプライアンスとか言われても分からない」 (6月25日) テレビ番組で理解できない外来語が多すぎて精神的苦痛を負ったとして、岐阜県可児市の元公務員で、「日本語を大切にする会」世話人の高橋鵬二さん(71)が25日、NHKに対し141万円の慰謝料を求める訴えを名古屋地裁に起こした。 訴状などによると、高橋さんはNHKと受信契約を結び、番組を視聴しているが、必要がない場合でも外来語が乱用されていると主張。例として「リスク」「ケア」「トラブル」「コンシェルジュ」などを挙げ、「外国語の乱用に不快感を抱く者に不必要な精神的苦痛を与える」として、民法709条の不法行為に当たるとしている。 高橋さんは「若い世代は分かるかもしれないが、年配者は、アスリートとかコンプライアンスとか言われても分からない。質問状を出したが回答がないので、やむなく提訴に踏み切った」と説明した。 言葉としては専門性や認知度で『なんとなくそういう意味』で通っているものが少なくなく、提訴までは行き過ぎとしても理解できる部分も有ります。 短縮後としては例えば ATM :現金自動預け払い機の通称(Automated Teller Machine) 等は略称のほうが認知度が高く、意味も理解しやすくなっています。が略称がかぶっていたりするケースや当て字的なケースもあり、「文章を明確にする為の多岐表現」という目的が果たされているのか疑問なことがあります。 WWF :世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature) :アメリカのプロレス団体WWE(World Wrestling Entertainment)の旧称(World Wrestling Federation) 今更「(漢字とかなの)交ぜ書きは国語を破壊する」といったところで「既に破壊されとるやん」というのが現実。 そしてマスコミさんや言葉を職業にする方々が考えなければいけない部分では? 前書きが悪いんじゃなくて、意味合いを伝える意思が欠落しているほうが問題なんですから、破壊の原因を取り違えているわけですよ。 それにね・・・ 日本語の表現方法はそれこそ 平仮名、カタカナ、漢字、アルファベット(和製英語なども含む)まで多岐にわたるわけです。 言葉は生き物であり道具ですから それ自体に『正しさ』を求めすぎても機能しない。 インテリぶって無理やり語彙を増やす(実際『国語』でも同じ表現の重複はマイナスされる)よりも相手に伝わる表現を模索する必要のほうが高い。それは比ゆ表現であったり、図説であったり、間の取り方であったり、ジェスチャーで有ったりもするわけですよ。 コミュニケーションの道具としての必要性を考えれば必然では無いですか? 『言葉狩り』なんて表現もアレですが、「なんとなく存在する共有意識」のほうがたちが悪い。 「話せば分かる」 意味合いをぼやかす為の言葉にそんな力はありません。 なんて空々しい言葉になってしまったんでしょうね。
Aug 31, 2013
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子供の夏休み終了を前に眼鏡やら上履きやらの買出しに。 ついでに随分久しぶりにゲームセンターに寄ってみましたよ。 ストリートファイター2の時代をゲームセンター通いした層からすると随分寂れたものです。 JR三鷹駅の南側には5箇所ほどゲームセンターがあったんですが、ついに最後の一件がやめちゃいました。 一軒はおもちゃ屋との併設でしたが商業ビルにしてカラオケ等が入っています。 一軒は開発でタワーマンションに。 一軒はマンション一階で営業していたものの次々店が変わって・・。 一軒はスーパーの2階で営業していましたが100円ショップに。 最後の一軒は今更コンビニに。 基本的に経営基盤がそれほど強くなく 大型筐体の導入が当たり前になっている(余計に収益性が悪化)業界では生き残りは難しいんでしょうね。 今日行ったのは吉祥寺。 クレーンゲームなんかが主力なんですが キャラクター商法(一般小売)とも連動するこのゲーム・・・。 くまもん。 ふなっしー。 ワンピ。 ディズニー各種。 JOJO。 食品サンプル。 etc. 特に緩きゃら推しが強すぎ。 フィギュア関係は萌系含めて レベル上げすぎて痛い。アイデア商品の方向に振らないと後続きませんよ。 そして客層が・・・。 夏休み最後だから小・中学生っぽい子供はそれなりにいるんですが、おばあちゃんの割合が・・・。それもメダルゲームとかギャンブル系のところで慣れた感じで・・・。 以前からタイトーなんかが高齢者の獲得をプレスリリースしてはいましたが・・・。 子供、若者、老人と店内で生息エリアがガッツリ分かれていて坪当たりの売上げ押し下げているんではないかと・・・。 小規模出店できないとジリ貧じゃないですか。この業界。 私の小中学生の頃ってゲームセンターは不良のたまり場的なイメージがまだ社会にあって、その後オタク層の社交場的に変わって女子高生なんかまで範囲が広がっていったものです。 で、プリクラやクレーンゲーム主体で高校生カップルがいちゃいちゃするのも良いと私は思ってます。 人が入らないより 黒以外のイメージ(根暗、悪質ってこと)でなければピンクだろうがオレンジだろうが明るいイメージで人が集まれるってのは店単体の商売上も、地域としての商売上もプラスなんですよ。 ところが全体の音はうるさいのに 人の声が殆どしないお店って盛り上がりますかね? 冒頭の商業ビルに化けたゲームセンターは店先でおばちゃんがやっすい揚げ物作ってうってました。 がきんちょ共がゲームで負ければ悔しくて騒いでいましたよ。 クリアーすれば歓声が上がりましたよ。 仲間内でくることが出来るお店だったりしたんです。 「どこでも出来る!」ではなく「ここにくりゃ誰か居る」だった。 なんかそうした諸々が「他のお客に迷惑」だとか「人件費が・・・」だとか理由がついて無くなっちゃった。 無人(店員が)のお店で、ネットワーク上では繋がってはいても、その場では孤独で・・・。 大型筐体のゲームは上級者の自惚れ発表会で・・・。 店の真ん中に駄菓子屋でも開けば子供が来やすく、親が行かせやすくなりますかね・・・。 ゲームセンターってそんなに画面とまじめになって遊ぶところでしたっけ? 何かおかしいゾ。 100円握り締めていきたくなるゲームセンターっておかしいのか?
Aug 30, 2013
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自宅謹慎に近い状態に有る私。 最近『要らない人の末路』的な夢を良く見るようになって少々精神的に落ち込んでいたりもします。 そんな状態ですが、リハビリを兼ねて街歩きにGo!しました。 本日阿波踊りがあることを知らずに駅前に行き、改めて自分の矛盾『人を集めることで利益を出そうとするくせに人間(特に群)嫌い』がもろに出てしまいました。 基本的に『祭り』・・・特に地域の特性を打ち出したものは地域振興にとって・・・というより地域に根付かせる為にかなり効果が高い。 ところがある程度イベント化して 『子供参加』『タイトル』といったものが無いと人が集まらず、主催者の代替わりなどで途絶えるケースを度々目にしてきています。やっぱりサラリーマンばかりの社会って無理があるんですよ。 この阿波踊りも本来は東京でもないし、東京でも高円寺はかなり前からやっていますがそれよりもだいぶ後の発進。 だけど『子供参加』『タイトル』で無理やり根付かせてしまったもの。 で、「人を集める」って点に執着しちゃうとデメリットも出てくるわけで・・・クラブ化に歯止め、「海の家」相次ぎ規制強化 神奈川・湘南海岸 (8月17日産経新聞より) 海水浴客でにぎわう湘南海岸の「海の家」の一部が大音量の音楽を流し、ダンスを行うなど「クラブ化」したり、治安悪化が懸念されている問題で、海の家の経営者で作る団体や自治体などが相次いで規制強化に乗り出している。このままでは「海水浴場離れ」に拍車がかかりかねず、「家族で楽しめるビーチに戻す」(平井竜一逗子市長)のが目的だ。 湘南の海水浴場ではここ数年、クラブ化した海の家が乱立。住宅街にまで騒音が響き、酒に酔った若者が乱闘を繰り広げるケースも相次ぐなど、治安が急速に悪化していた。これを受け、藤沢市は1月、海水浴場組合に対して健全化を要請。「音楽の全面禁止」や「店員の入れ墨の露出を控える」といった自主規制ルールが打ち出されていた。 治安改善に向け、前進したかに見えた湘南海岸だが、実際は深刻さを増している。藤沢市の海水浴場の「クラブ化禁止」を受け、隣接する鎌倉市にクラブ客が一気に押し寄せたからだ。海岸周辺で飲食店を経営する男性は「明らかに悪い客が増えた」と実情を語る。 ( 以 下 略 ) これは海水浴のケースですが、三鷹阿波踊りごときでも『楽しんでいる側・参加している側』と『周辺住民や駅帰りのリーマン』の溝はそれなりにあったりもします。結構悲惨に思えるのが開催地と続きの通りに面しながら阿波踊りが前を通らない箇所の商店他。ガラガラです、なのに参加者や物見客の自転車などを店舗の前にずらりと並べられたり・・・。一応店舗前に出店をしているのですが桜もいない状況ではなかなか客は寄り付きません。実際私などが寄って行った時には自転車を止める客などが後ろに並ぶのですから需要がないわけではないのですがねぇ。 若干フォローしておけば基本的に三鷹での参加者はマナーがよろしいと思います。 事前に周辺のコミュニティセンターや商工会館に場所を借りて(ある程度占拠しているので迷惑との見方も当然ある)いるため現地での混乱も少なく、子供の手前なのでしょうか、特に子供参加者を抱えるチームは礼儀正しかったりもします。 むしろしょうも無いのはオッサンチーム。 4時台には飲んだくれてコンビニにおかわり買いに行きやがる・・・。 ただ、本質的な目的の無い『祭り』では無い『イベント』で、尚且つ近隣でも既にやっているものなのでマンネリ化や代替物への移行等今後課題として必然的に上がるのでしょうね。 ※ リオのカーニバルの目的 カトリックのイースター( キリストの復活祭 )の前の40日間の禁欲期間とされているため、 その前の数日間を開放的に楽しもうというのがカーニバルの由来です。 阿波踊りの目的 精霊踊りや念仏踊りが原形であるといわれるが、起源は明らかになっていない。 そして私は集まる物見客の質が結構気になりました。 「昔に比べて~」なんていう気はありません。昔だって酷かった。 だけど酷いのが子供から大人にシフトしているのが気になります。 子供が立ち入り制限されたところに行ったり、アレ買ってコレ買ってやるのは勿論 泣き喚いたりするのは当たり前のこと。織り込み済みのことは問題視しませんよ。 通路で子供を泣かせて障害になっているのに、わざわざそこで怒り出す保護者とか、人ごみに自転車を押して入っていく(周辺で案内あるのに)中高生とか・・・。 それに主催者が絡んでのことかもしれませんが ディズニーパレードであったようなレジャーシートでの場所取りもかなり酷い。 大きい無人のレジャーシートにガムテープで苗字が・・・。これはディズニーランドであっても撤去されるでしょうに。 これで通路が半減してえらく通行が妨げられているんですが・・・。 本部も大きく取っているんですが お年寄りの観客(かなり多い)向けに敬老席でも作れば場所取りもかなり軽減されるのに。 一日だけのことだから我慢する人も多いでしょうが、興味の無い人にとっては迷惑でしかない。 楽しむ為には余計なことを考えたくない(=余計なことを考えていては楽しめない)という理屈も分かりますが、自分たちルールの確立と我侭の許容が増えれば『村化』が進みますよ。【 蛇足的結論・本音 】 文中の【自分たちルールの確立】は私がディズニーリゾートのエゲツナイ(褒め言葉)商売を尊敬しながらも、ディズニーリゾートを毛嫌いする原因だったりします。場所取りもちょっと検索すると『1時間ならマナー違反じゃない』とか一杯出てきます。 あそこ、初めてで夢とチケットだけ持って行ってもそんなに楽しめないんですよ。 楽しむテクニックと 変に確立された客側の俺様ルールがあって。 こうやって楽しむんだ!とか先の場所取りだとかファストパスだとか、それこそ入場制限(実際にコレにかかって入れなかったこともあります)だったりとか(日付指定なら入れたりする)。 どう楽しむかはそこで触れた人間が感じるもので、「これこれこうやったから、ね、楽しいでしょ?」ってのは気持ち悪いんですよ。 一見さんお断りなんてしていない! そう参加者や主催者は言うでしょう。 こうしたイベントの一見さんって誰なのか? それを分かっていないんですよ。 自分たちが楽しむ為に 他の人を犠牲にして良いって話にはならない。 これが『地域の祭り』と『イベント』の間を大きく分けているんです。 そしていまや参加者・主催者は『イベント』しか志向しないし見ていない。 いや、見てはいるんだけど手も目も届かない。足りない。できない。 普段の自分たちの居場所じゃないから祭りの後は荒れてても気にもしない物見客に翻弄される。 イベント化すれば規模が大きくなって問題はやたら大きく膨れ上がる悪循環。 『公共性』・・・これが守られる範囲をもう少し考えたほうがいいんじゃないですかね? で、サイレンとマジョリティー(大多数の適正マナー客等)はそろそろ口に出して言うべきなんですよ。『王様は裸だ!』って。 大多数の適正マナー客や興味の無い、それでいてデメリットを負っている周辺住民は自分たちが楽しんでいる為に迷惑している部分は黙っていれば『ないこと』になるのを知るべきなんです。 子供引き連れた親が馬鹿やっているのをほうっておけば、その子も馬鹿になりません? 馬鹿なルールが定着すれば一見さんは関心→無関心→迷惑と成長しますよ。 もう随分前に神戸で花火を見る為に歩道橋に詰め掛けて事故が起こりましたよね。 我先に、自分たちさえ良ければ・・・そんな気持ちが無かったとは思えないんですが。 楽しむだけの人たちは それがつぶれればイナゴの如く次に行きます。では参加者や主催者はそれまで育てたイベントをどう思うんでしょうね? 良識の存在しない楽しみなんてやらないほうがましだと思っちゃうんですよ・・・ハァ。 こういう裸の王様は正論なようで詐欺の一貫だよなぁと思ったりする。 これは完全に違う。逸話関係ないじゃん。
Aug 17, 2013
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更新をサボっていた(体調が優れなかった)期間も世間はしっかり動いている。 本当に自分が世間から取り残されているように感じる。まぁ、気を取り直して更新。 いくつか備忘のため記しておくと 緊急地震速報を初めて体験したが、甲子園では『教育』を謳う人たちが観客や関係者もこぞってガン無視した。 後日高野連は今後の対応を発表したが 根本的に有事に適応できない、する気の無い姿勢が現れたものだ。 マック赤坂、又吉イエスという泡沫候補の雄が選挙引退を宣言。 勿論問題もあるのだが、既にお二人とも『主張ある泡沫』として広く認識されている(逆に言えば既存政党やぽっと出の候補に強い主張を感じない)お二人が比較対象としての価値を今後発揮できない(逆に言えばやはり当選は無い)のは残念に思う。 東京・・・それも住居近辺で連日の雷雨。 スマホアプリの『Yahoo!天気災害』の雨雲ズームレーダーでそれなりに雨雲の動きは追えるのだが、8/12はまったく当てにならなかった。 近所にも落雷したらしいが、最大一時間90ミリとも言われるレベルになると既存の住環境ですら脆弱に思える。 避雷針って周辺であったっけ?とおもってちょっと検索。4. 避雷設備設置基準(建築基準法) 避雷設備の設置は下記のように建築基準法施行令に定められています。 (設置)第129条の14法第33条の規定による避雷設備は、建物の高さ20メートルをこえる部分を電撃から保護するように設けなければならない。(構造)第129条の15前条の避雷設備は、建設大臣が指定する日本工業規格に定める構造としなければならない。*上記の「法第33条の規定による避雷設備は。。。。。。」とは下記の通りです。(避雷設備)建築基準法第33条高さ20メートルを超える建築物には、有効に避雷設備を設けなければならない。ただし、周囲の状況によって安全上支障がない場合においては、この限りではない。 近隣は低層住宅指定地区。一番近いのが公営住宅ってレベルですから今回のように集中的・局所的に落ちていると設置してあってもあまり意味は無いのかもしれませんが・・・。 世間的には小さな話題でしょうが、この間(というより備忘しておこうと思ったきっかけ)一番自分に大きかったニュースがコレ。 漫画家が自殺か=「無敵看板娘」の佐渡川さん―茨城 ( 8月13日時事通信より) 13日午前5時ごろ、茨城県利根町中谷の利根親水公園で、男性が首をつっているのを通行人が見つけ110番した。県警取手署員が駆け付けたところ、男性は既に死亡しており、漫画家の佐渡川準(本名・川人睦)さん(34)=東京都小金井市=と確認された。同署は自殺とみて調べている。 同署によると、佐渡川さんは木の枝に掛けた麻のロープに首を巻き付けており、着衣に乱れはなく、外傷もなかったという。自家用車が公園内の駐車場に止まっており、遺書は見つかっていない。 佐渡川さんは利根町出身。昨年末から週刊少年チャンピオンで「あまねあたためる」を連載中だった。代表作は「ハンザスカイ」「無敵看板娘」など。無敵看板娘は2006年にテレビアニメ化もされた。 自分は所謂『いい年をして漫画を読む大人』なのですが、いい加減作者よりも年上であることのほうが多くなっています。 当然感情移入も難しくなりつつあるわけで、作品とは別筋を追っちゃったりもします。 この作者の代表作といえばギャグマンが分類されているコレなんですが・・・ 無敵看板娘 あんまり”類似性”を感じないところに好感を持っていたりします。チャンピオンを読んでも 当時それほど楽しんでもいなかったというレベルなんです。 この作者でむしろ引き込まれて読んでいたのはこっち。 ハンザスカイ 簡単に書くと『不良の更正モノ』あたりになるんでしょう。 相変わらず極端なキャラの攻撃性表現が”らしい”んですが、それ以上に迷いとか ふっきりとかの感情の動きが読みやすく 好きな作品の一つです。惜しむらくは終わりがなぁ・・・ってところですが。 近年漫画、アニメ、ゲームといった分野の訃報もニュースなどで取り上げられる傾向がありますがこの分野の訃報は急死や自殺が目立っています。おじゃる丸の作者も自殺でしたね。 ところが一般的な目で見るとこの分野の仕事って『自分の好きなことを仕事にしている』と見られるもの。 それがほぼ同世代で急死・自殺というのを目にすると「夢を売る仕事、好きなことを仕事に・・・ってなんなのだろう?」 と思わずにはいられません。 好きなことだけに拘りや没頭が自分を蝕んだのだろうか? 好きなことが好きでなくなる瞬間に絶望したのだろうか? 没頭によって世界が小さく、思いをはせることが出来なくなったのか? いろいろ考えさせられます。 私はコレまでも書いているように『死の選択は悪いことではない』という意識の持ち主ですので、「もうあの作者の新しい作品は読めないのか・・・」という残念な思いはありますがご本人には冥福を祈り、コレまでの作品を世に送り出してくれたことに感謝する気持ちしか有りません。 しかし、訃報を離れて『仕事ってなんなのだろうね。』とか『自己実現・自己表現ってなんなのだろうね。』と思わずにはいられない。 私はたいした人間では有りませんが、『何も無い』という自他のつぶやきは常に否定し、拒絶して生きています。 なしえた人にはわからないだろうけど、そんな人間を支える言葉もネット上には落ちていたりします。 氏が落ちこぼれかは存じえませんが、氏が自分の世界に満足が有ったと願ってこのコピペを最期に。手塚治虫『人間関係が希薄な人は漫画は描けない。漫画とは読者との会話だからだ』 宮崎駿『ロクに人生経験も無いオタクを雇うつもりはない。火を表現するには火に触れないと駄目だ』 庵野秀明『アニメ・漫画に依存するのは止めて外に出て欲しい。あれはただの絵だ』 富野由悠季『オタクは日常会話が出来ない。アニメ作るならアニメ見るな』 藤子・F・不二雄『よく「漫画家になりたいなら漫画以外の遊びや恋愛に興じろ」だとか 「人並の人生経験に乏しい人は物書きには向いていない」だとか言われますが、 私の持っている漫画観は全く逆です。人はゼロからストーリーを作ろうとする時に「思い出の冷蔵庫」を開けてしまう。 自分が人生で経験して、「冷蔵保存」しているものを漫画として消化しようとするのです。 それを由(よし)とする人もいますが、私はそれを創造行為の終着駅だと考えています。 家の冷蔵庫を開けてご覧なさい。ロブスターがありますか?多種多様なハーブ類がありますか? 近所のスーパーで買ってきた肉、野菜、チーズ、牛乳・・・どの家の冷蔵庫も然して変わりません。 多くの『人並に人生を送った漫画家達』は「でも、折角あるんだし勿体無い・・・」とそれらの食材で賄おうします。 思い出を引っ張り出して出来上がった料理は大抵がありふれた学校生活を舞台にした料理です。 しかし、退屈で鬱積した人生を送ってきた漫画家は違う。 人生経験自体が希薄で記憶を掘り出してもネタが無い。思い出の冷蔵庫に何も入ってない。 必然的に他所から食材を仕入れてくる羽目になる。 漫画制作でいうなら「資料収集/取材」ですね。 全てはそこから始まる。その気になればロブスターどころじゃなく、世界各国を回って食材を仕入れる事も出来る。 つまり、漫画を体験ではなく緻密な取材に基づいて描こうとする。 ここから可能性は無限に広がるのです。私はそういう人が描いた漫画を支持したい。 卒なくこなす「人間優等生」よりも、殻に閉じこもってる落ちこぼれの漫画を読みたい。』
Aug 14, 2013
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先日病気療養中ながら 税務署よりお手紙おばいただきまして 申し開きのためにおしらすに行って参りました。 因みにこの文章は公務員批判ではないです。 むしろ個々人が制度のあり方に口を閉ざしてしまう組織論の問題を指摘するもの。 要は青色申告控除における事業規模の実態調査なわけですが、頂いたお手紙そのままに回答文章を出してしまうと65万円の控除が吹っ飛ぶという楽しい罠が張られているもの。 私は公務員側の仕事をしたりもするのでこの手の”嘘は書いていない”形式の行政指導がらみの文章は撤廃すべきだと思っています。 詐欺といわれても仕方の無いこすいやりかたですから。 因みに問題となるのは個人事業における賃貸の戸数。 手紙にはご丁寧にタックスアンサーの写しにマーカーされたものを同封していただきましたが、これは『原則』であって、しかも基準となっているのはもの凄く古い文章です。 ”書生さん”なんて言葉が出てきそうな『貸間』の記載や、ほぼ都内では絶滅したような規模の貸家を基準にしています。 原則基準は 戸数なら10戸、貸家なら5棟以上を事業規模とします。 しかし、私は税務立法のの本来の目的が『経済規模(収益)に対しての適切な課税・納税』にあると考えていますので、極端な例としてA) カプセルホテルのような部屋を10戸 (2万円*10)=20万/月B) 大型のマンションを4部屋 (15万*4)=)60万/月 であればB)こそが事業規模であると考え、青色申告申請前に既に図面持込で税務署に複数回問い合わせをしていた経緯がありました。 結論から言うとまともな数値基準は何度も足を運んでも得られなかったということです。 当日は お二人担当されましたがお一人目の説明では独立した物件か?、自宅の一部貸し等の外観基準を話され、こちらはあらかじめ用意していた建設時の外観図を提出(先方が写しをとりました)しました。 しかし、その後、もう一人のご担当がまた『原則基準』を持ち出しました。 この時点で私は『本当のところ何が基準になっているの?』と?????の状態。 原則基準の突っ込みどころとして 貸間というのであれば近年増えたシェアハウスの形式なら一棟で書類上の原則基準を突破してしまいます。 これについては今回突っ込んでみたところ、”現状では”という注釈つきで一戸と見なすべき(外観基準)ですと言われました。 同様に近年増えた平屋のコンビニに貸し出したケースでは?という問いに対しては『事業です』と言い切りました。 それなら一階事業所貸しの物件なら既に事業であろう(平屋でもその上に何か建とうがその事務所貸し自体に変化は無い)に、何が基準で見ているのかが見えてこない。 その後こちらが『事業規模=収入規模』ということを再度話すと 『その事業で生計が成り立つかどうか』 という基準を持ち出してきました。 コレまでに既に『原則基準』『生計基準』『外観基準』と3つも出ている。 ところが、回答文書に乗っかっているのは『原則基準だけ』。 これは『取れるところから搾り取れ!』という方針だといわれて言い訳できないでしょう。 実際この言葉は現地でも『そういう採られ方をしかねない』と指摘しました。 恐ろしいことに原則基準以外はタックスアンサーを見ても知ることが出来ません。 なにせ基準は『通達』というお役所の内部基準で常時変化しうるわけです。 原則基準に基づけばB)をもう一棟造ったとしても事業規模とは認められないことになってしまう。馬鹿な話です。 馬鹿正直にお役所の文面だけで(意味を考えずに)申請すると一方的に損をすることになってしまう。 しかも、この『お役所文書に対する不信感』は『税金を払わないですむ方法』=脱税的な手法に走らせる根源にもなりうります。 実際私が税務指導のある職場に居た頃、某民○商工会から移ってきた人が『向うでは税金をゼロにしてくれた』と言い放った逸話があるほど・・・。 騙される方が悪い形式ではどちらも余計なリスクを抱えることになるというのに・・・。 今回のケースでは・通達の開示(遡及するのはもってのほかですが・・・)・こちらからの図面添付申し出を受けておく(後日返却でも良いではないですか)・古い、時勢に合わない基準に対しての附則の追加や条文の改正 この辺りのことで相当レベル改善されるはずです。 ご担当者も最後には『7月に移動してきたばっかりで・・・』とエクスキューズを求めていましたが、回答文書を何の疑いも無く出してしまった人たちは『原則基準』しか知る由もないわけです。非常に不公平な処置となってしまいます。 今回は録音という対応はしませんでしたが(スマホがあるのでいつでも出来ますが)、今後は常時行わなければならない水準まで 今回の件は不安感を煽るものです。 文書主義、申請主義を採っている職場でこちらから掘り下げなければ不利益をこうむるというのであれば その文書、申請、制度に瑕疵があると私は考えます。 お役人はそのルールの下で行うわけですから 陰口や罵倒を受けながらもそこから逸脱することは出来ません。 これ、結構つらいところなんです。 というより、下っ端が苦しむだけで上のほうは大して痛くも無いのが問題ですよね。 『踊る大走査線』で『理想を実現したかったらえらくなれ!』というのはお役人の厳しい現実なんでしょうが、この国の法治ってこういう単純でそれなりの数もあるところでもかなりいい加減です(そのわりに罰則はきつい)。 このブログでは馬鹿裁判を批判することが度々ありますが、法理の原則は子供から大人までもっと浸透させないと法治国家なんて維持できないんじゃないでしょうかね。そんな気持ちになりましたよ。 そういや在日の生活保護みとめたのも通達でしたね。 権限強すぎるでしょう。 通達に対して発信者責任及び罰則規定を『個人』に定めるとかなり抑制されますよ。 ポピュリズムとのハザマは有るでしょうが、それなら立法に回せばよいのだから。
Jul 30, 2013
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これ、少し前に『学校の道徳授業』に対して疑問があるとした日記の”ブツ”です。 世間では”美談”になっているようですがこれが息子のクラスで道徳教材として使われ、無批判だったようなので(公開授業)息子と話しちゃいました。 勿論本人の努力や周囲の協力という”点”で見れば美談ですが、1)競争相手がチーム内に居て、対戦相手が居るスポーツで行ったという”点”で私は美談としては捉えられない児童が居てもよいのではないか?2)そもそも試合で更なる事故につながらなかったから美談化されているが、まったく別の結果を想定しない視点は? 等という点で 授業進行に注意を要する素材と感じたわけです。 その教師がやたらと資料を配るんですが、この資料には主人公が”先天的な病があった”という点は割愛されています。 そしてその授業後の学級通信では児童の感想を実名入りで列挙してきているのですが どれも友情賛美・・・。 バスケで30点差をつけたら試合に出す(監督の出した条件)って大概な条件ですが、それ以上にそんなリハビリ途上の選手を 走るスポーツのバスケで出されて相手チームはどう感じただろうか? 控えの選手は点差がつけば実力を示すわずかなチャンスなんですよ。それを奪ってしまったことをバスケにかけていた主人公が気を使えないってどうなのよ? 接触プレーがあるスポーツでそんな変な状態の(相手からすれば詳しい事情など知るまい)人が居て・・・もし転倒・事故なんてなったら・・・。 指導者は勿論、チーム全体、学校や保護者にいたるまでどうなっていたか? 私は学校教育で『交通マナー』とか、『法的なルール』は学ぶことが出来ても、授業体系として道徳観念を指導できる教師なんて殆ど居ないと思っています。いじめの対応とか、その後の教育委員会まで含めた対応まで見ても美徳感覚が狂っているんですよ。 私のほうが狂っているかもしれないということは否定しませんが、この主人公は例えば『チームに貢献したい』という意識であるのならば、マネージャーとして・・・とか他の方法で目標設定することも出来たはずです。本人のこだわり等諸々の事情はあるのでしょう。が、それでも こうしたことから下種な私はVTRで倒れたシーンに 学校側やチームが弱み(悪質な接触プレーによる転倒とか)を握られているんじゃないかと勘ぐっっちゃいましたよ。 繰り返しますが 本人の努力や周囲の協力という”点”はもの凄くエネルギーを使うし、”相手”を意識しなければ素晴らしいことなんです。 だけど、人間って社会の中で生きていくものだというのが私は前提だと思っているんです。(よく漫画などである『負けた相手の気持ちを 勝者は背負っていくんだ!』的な話は大好物です) なのにこれは編集したり間で伝えるものの恣意的なものなのか・・・。 少なくともこの授業を進めた息子の担任は美談に目がいって”相手”が見えていないと思いますよ。 結論を言えば学校教育での道徳は『日常・学校生活での道徳観念・行動から伝えることが出来ていないのなら発信者・感受者ともに駄目だろう』というもの。 参院選でねじれも解消。自民党は各方面で改革に乗り出せる体制は整ったといえます。 だけど少子化対策は勿論でしょうが、親が子供を育てない(鳩山元総理は「子供は社会で育てる」を標榜してましたね・・・)という風潮の下、共稼ぎ上等、保育園上等、結果失業率UP、引きこもりUP、労働環境Down、待機児童UP、社会保障費拡大、社会モラルDOWN・・・。 今はまだ良いとして、教育のマイナス面が顔を出すのは10~15年後のこと。 その時に責任を取る人、取れる人なんて居ないんですよ。 すげぇジジイやババァが元気な社会であったとしても、その先は若年者が社会を支えるんです。 その若年者が年長者の苦言を聞くと思います? 散々放置した彼らの言うことを。 長幼の序、温故知新・・・死語でしょうね。 美談を作りたがるのはそれを求める気持ちが強い社会風潮があるからでしょう。 美談を美談として捉えられる感性は尊いものです。 が、道徳を教える目的ってなんなの? 根っこが腐った制度改革や 形だけの教育改革なら教師の・・・それも”本当に頑張っている先生たち”(確実に居るんですよ!)ではない、職業学校教諭たちの言い訳を増やし、学校を児童・保護者まで含めて腐らせるだけですよ。 制度として教えないと・・・・いや、制度として、形として教えられるほど単純なものなの、道徳って? 先生は勿論お手本になって欲しいですよ。あくまでお手本ですよ。 学校だけに押し付けた教育で、基本的な社会モラルが狂った子供を・・・複数の子供を預かる中から矯正するのって簡単だと思いますか? 教師を尊敬するのは結構なことだと思いますが、神聖視して人間扱いしないのなら・・・家庭での教育をドリルや受験勉強という偏差値教育だと考えているのなら家庭も学校も国も教育なんてやめちまえばよい。 エリートと落ちこぼれ、効率と非効率。 人間は多面的にできているという認識が無いのなら教育なんて言葉は糞でしょう。 私は『左手一本のシュート』を打つ為に努力した人間を否定してはいません。 だけどこれを使った道徳の授業や動画から 何かがおかしい。何かが引っかかるわけです。 努力は報われたほうが良いに決まっている。 だけど、その努力は”方向性”は関係ないのでしょうか? 出番を失ったほかのチームメートは? 対戦相手は? この話は違うけど、悪い努力や協力もすばらしいことになっちゃうの? ちがうでしょ・・・ かつて自分もガキだったわけで、道徳の授業は「誰々の気持ちはどうだっただろうか?」なんてのが殆どでした。 学芸会で主人公は一人であることを認めない人たちが 他の登場人物の気持ちの存在を無視するのはいかにも滑稽でしょうに。
Jul 22, 2013
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某局の選挙放送でほぼ同議席数の維新・みんなが党首が頭を抱えるアニメーションだったのに、その横で勝利のこぶしを振り上げる志位(当家にては”カバさん”)さんには笑った。 そんな糞選挙。 他のところでは桜井さんが公明山口さんに「自民が単独過半数に届かない辺りから 微笑んでいらっしゃいましたが、それはチェック機能を働かせることができるということからでしょうか?」なんて聞いて固まらせたりしてそれなりに見所がありました。 宮城では一定の民度が見えました。 東京・・・中核派(政見放送ではそれなりに見えてしまったりもするのが・・・)当選させちゃいましたネ。 選挙中に個人情報漏えいさせちゃったり色々しているんですが お咎め無しっていうのならこの先禍根を残しそうですな。 ワタミさんてばなんだかマスコミの玩具にされちゃいましたね。 自民も比例票逃しているんですから なんだか政局的な動きとしては意味不明。 政策的なメッセージもマスコミが吹き飛ばしてましたしね。 充分予想できたことなのでやっぱり意味不明。 民主党・・・ 。敗因分析って本当にしたんでしょうかね。 前出の桜井さんに 細野さんが「社民との連携など民主党の方向性に対する発信力に欠けた」と指摘されているのに(要するに何をしようとしている党なのかわからんよ!という意味)、明後日の回答していて・・・。 政治記者さんたちは『責任論争』大好きみたいですが、根本的に迷走体質の人達を議員にしておくことのほうが問題ではないかと。 マスコミには格好のネタなんでしょうが。 あとテレ東。 池上さん・・・狂犬というか 溺れる者に強気すぎ。 大江アナ居ないのでちょっと絵面的にもさみしかったり。
Jul 21, 2013
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平成狸合戦ぽんぽこの最後の方をはじめて見ました。 ”最後の方”ってのは 『途中で見る気なくすような作品』っていう評価だからです。 作品の訴えたい内容だとかは理解・共感できてもつくりが・・・。 ジブリ作品って本当に声優嘗めてますからねぇ・・・。自分たちはプロとしての主張が強いのに。 私は東京生まれの東京育ちですが、東京の中間辺りのせいか コンクリートジャングルだとか東京砂漠って嫌いだったりします。 それでも今も昔もアスファルトとコンクリートが多いし、増えています。 この作品表向きのテーマは『都市開発 自然破壊』なんでしょうが、もう少し丁寧な言葉を使うと 人間・狸関係なく進むのはこの方向で良いの? という問いかけに感じます。 ネタバレすれば狸は敗れますし、それでもその後の開発に一定の自然への配慮をうかがわせる成果もあります。 が、そこを追われたり、失ったものにはそんな成果は実態的には関係ない。 上の動画は『リアルぽんぽこ』ですが、地権者の開発への理由が『山林が開発地区に認定されて固定資産税等が・・・』 本当に公共財という考え方が希薄な国だなぁとしみじみ。1)目に見えるものすべてが誰かのもの(所有権)であって、それに起因する現象は誰かに必ず原因がある。2)自然を守りたければ権利者となり維持コストを払い続けよという風潮 養老猛先生がよく1)のことは指摘されていますが、人間ってそんなに統治できるような理性を持っていないし、『自然ならショウガナイ』があったはずなのに都市化を進めることで =意識化を進めて全部コントロールできると思い込むようになっている。病気。さて、本編のほうの話に戻します。 強硬派の狸も最後はトラックにひかれて 『人間にはかなわなかったよ・・・。』 残った狸たちが最後の勝負として開発地区を昔の姿に化かす。 おそらく監督は最後のこぶ平の台詞や 化ける能力の無い狸が ”どっこい生きている”という救いを提示したかったんだと思うんですが、監督とは別に『あぁ、人間が好きじゃない奴がいるんだろうなぁ』と私に思わせたのが上の二つのシーン。 強硬派が死ぬのは救いが無いけど、人を呪わば・・・と言いますから。ある種報い。 だけど『人間の中の化け狸』の感想は結局勝ったはずの人間ってどうなの?って事に感じます。 そして二つ目のシーン。 ”かつての風景”を目撃した人間も狸もそこに駆け寄ります。 現象の否定でも肯定でもなく駆け寄ります。 でも、ちょっと気にすると人間も狸も駆け寄る子供は描かれていません。 と言うより 子供たちにとってはお化け大作戦(百鬼夜行)同様 バーチャルと言うか非現実でしかない。 存在しないものを懐かしがることは出来ない。 世間で何年か前から廃墟ブームなんてものがありますが、自然ではなく何故廃墟?と思っていましたが、彼らにとってのノスタルジーがそこにあるわけで。 勝者(であるはずの者)も敗者(であるはずの者)も幸福実現者ではなく、 戻れない過去を切り捨てながら なんだか”現実”という今を生きている。 遊び心を無くせば、タヌキももはや、タヌキではない。 そんなことを言って最後の化かしを行った狸たち。 ”あそび”じゃ無きゃ過去を振り返ることもできない哀れ。 表向きの『自然破壊』よりも、むしろこの『過去の切捨て』感が私は痛かった。 というか、少し泣きました。 効率化を良しとして 過去を”遺物”と言い捨ててしまう現代。 自然が~とかではなく、もっと過去にとらわれて生きるほうが”自然”なんじゃなかなと感じさせられました。 でも、全体的には見ていてイライラするのは今までと変わりませんでした。 ジブリってメッセージ性の部分と作りたい部分が結構違っている気がしますね。 多分一人の意見で統一できていないという違和感。
Jul 13, 2013
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経団連からして・・・ねぇ。 一応書いときますが和民バッシングではないですからね。 どちらかというと企業の人事コストを下げる方策とワークシェアとかキャリア認定の社会的認識を変えないとだめじゃないの?って話。 自分の関わる職業(コレまでの転職分を含めて)でこの偽装請負に当たるものって実在します。 渡辺美樹会長時代のワタミグループ高齢者宅配弁当事業で“偽装請負”の疑い (7月9日週間文春Webより) 参院選比例区に自民党公認で出馬している渡辺美樹氏が6月まで会長を務めていたワタミグループの高齢者宅配弁当事業・「ワタミの宅食」に、“偽装請負”の疑いがあることがわかった。宅食は、主に高齢者の自宅に調理済み食材を宅配する事業。「まごころスタッフ」と呼ばれるスタッフがワタミと業務委託契約を結んだ個人事業主として、仕事を請け負う形になっている。請負の場合、ワタミ側は労災保険料や社会保険料、ガソリン代などの経費を負担する必要がないが、日々の業務に関する指示などができないことになっている。週刊文春が入手した社内メールや文書によると、一部のまごころスタッフには「リーダー手数料」の名目で1万~3万円程度の手当てが支払われていた。こうしたスタッフは、業務委託契約にない仕事をしており、まごころスタッフが従業員に代わって営業所の電話を受けるなどの業務もあった。このリーダー手数料は、渡辺氏がワタミ会長在任中の今年3月になって廃止が決定。4月1日から、手数料を払っていた部分の仕事のみでパート契約(雇用契約)を結び、弁当の宅配は業務委託契約のままという二つの契約を締結している状態になっている。渡辺氏の事務所とワタミは次のように回答した。「私は政治に専念するためにワタミの役員を辞任したところであり、回答する立場にありません」(渡辺氏)「販売・営業の業務を行う業務委託スタッフ(まごころさん)とは、業務内容に従い適切な契約を締結しています。業務委託スタッフが行う販売については、その時間や場所は業務委託スタッフ自身が決めることであり、指揮命令系統は存在しません。よって販売業務に関する契約は、貴誌が指摘するような労働契約や偽装請負ではありません」(ワタミ)ただ、「労働者性を判断する上では、『会社側が指揮・監督していたかどうか』が重要になります。しかし、直接指示していなかったとしても、彼らが作業していた事を黙認することも指揮監督にあたります。なので、このケースは請負ではない可能性が高い。広い意味で“偽装請負”と言えるでしょう」(元横浜北労働基準監督署長・菊一功氏)という指摘もある。渡辺氏が国政選挙に立候補しているだけに、ワタミのビジネスモデルが今後も注目を集めそうだ。 記事のように基準となるのは指揮命令系統の有無。 コレ→直接指示していなかったとしても、彼らが作業していた事を黙認することも指揮監督にあたります。 現実的にサービス業で企業の名を関したサービスは 利用者にとっては請負かどうかなんてどうでも良い話。 問題があれば請負だろうがなんだろうが ”当該企業の責任”を問うでしょう。 結果、法令順守だ、クレーマー対策だ 利用者情報のDB化だ なんてことをやっていれば実質的な指揮命令系統無しになんてできっこない。 当然雇用契約ではなく 業務請負契約をするわけですが、その文章外で指示や顧客情報を受ける方法のマニュアルや指図があるわけですよ。 契約書に無いのは労働時間他の定めで・・・これが企業・団体側の主たるメリットです。 で、私が出くわしたケースは『昔からこのやり方でやっていたから』という理由によるもの・・・。 ワタミは確信犯でしょうが(経費節減目的)正直、請け負った側から訴えられない限り曖昧な契約で進行しているケースは多いのではないかと感じます。一応公共料金がらみの事業体でも実在しましたからね。 例えば労災の加入だけしていて 雇用契約書を曖昧(請負契約になっている)、所得税は1割源泉なんてケース。 健康保険などはアルバイト パートの短時間に満たない・もしくはそもそも所定時間が損じ市内という説明をされて完全に理解するでしょうか? 自分の会社の残業手当・・・どの単位、もしくは申請無しで出ますでしょうか? 就業規則を会社面接で説明する企業・・・見たこと無いです。 (就業後にも閲覧できなかった経験もあります。勿論違反。) で、もっと問題提起すれば労組が存在する企業で、労働者団体で残業手当にどれだけ真剣に取り組んでいるか? 自治労だけが権利主張を盛大にしていて 中小零細は・・・。 公務員ですら休日出勤を 振り替えれずに消滅する振り替え休暇でごまかす(誤魔化される)ケースも有りますよ・・・。 ルールは勿論大事ですが、中小零細で雇われている側ってのは、それで・・・そんなことでお飯食い上げになる(=職を失う)ことのほうが怖い。 つまり知識の啓蒙をしたところで 雇用の需給関係が悪い中では労働者には対抗要件が欠ける。 その上、景気下降局面では 雇用を維持しようとする善意の雇用側も簡単に賃下げを行うわけにもいかず 苦しくなる。 共産党あたりが自民の政策は『解雇要件の緩和』と簡単に批判しますけど、労働法自体が厳格な罰則を定めにくいのは雇用のパイを維持することが労使ともにメリットがあるからですよ。そのために雇用条件をフレキシブルに変えることができるかというところが問題になるんですが、年功序列、実力主義(年俸制等とリンク)と形はそれぞれありながら賞与ですら公務員は自治体の赤字お構いなし(後日の調整はあるがそれでも数%減で見送りは無いでしょう)。代わりに民間に出す委託費用の節減でせっせと自治体の支出を減らす(当然どこかにマイナス面が出ますけど)。 市場にしても 雇用にしても『適正価格』は常に変動するはずなのに 企業が解雇しようとすると『退職金の積み立て』の問題も有って結構もめますわ。本当にキツイトキニ割り増しの退職金なんて出せませんから踏み倒しに入りますよね。 個人的に以前から感じるのは 『就職活動を前提にした短期の職業が乏しい』ってことです。 拘束時間や就業場所の問題で次の就職活動がしにくいケースが、ねぇ。 派遣などの一部業務はまさにコレに当たるわけですが こういった業務の流動性が低い低い。 企業側も個人情報他の漏洩問題も有るので一定の拘束を掛けないと・・・なんて考えている企業は苦しくなる一方で。 だらだら書きましたが、政府から中間的雇用形態が提示されていますが、根本的には意味が無いと思っとります。 必要なのは 一時雇用→再雇用 の部分。 出産・育児休暇や怪我、病気による正社員からの離脱が致命傷になるのって大きな社会的ストレスですから。 社会保障費を積み上げるよりも 公務員や外郭団体の仕事やイベントをこういったものの一部に当てるのもありでしょうし、以前から話が巷に出ている 農業や林業等への就労支援ボランティアのキャリアとしての社会的認定というのも一手でしょう。 現実問題『正社員』という部分を魅力にワタミの門をたたく人は居るわけですし、ブラックだから=悪というのも単純すぎる話。 企業が権利をうたい、労働者が権利を盾にして身を守る社会ではどんなに良い制度を創っても利益に飲まれるのは明白です。 企業にとっても社員の当たり外れや育成の手間が掛けられない、求人・人事コストは深刻な問題です。 公的な金を使うのなら、言葉は悪いですが『模範囚』を公的に補償できる状況がまず必要でしょうね。
Jul 12, 2013
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参院選の各候補から 『原発反対の主張』をもの凄く見るのですが 『節電しましょう』 『暑いからってクーラーに頼るな!』 なんて発言は聞きません。 室外機とコンクリートジャングルの弊害は明らかでしょうに・・・。 一方で選挙カーの中はかなり涼しそうにもうかがえます。 政見放送のスタジオも汗一つかかない(熱が入っていない大根役者ばかり!)模様です。 社会保障を厚くする発言は良く聞きますが、それを支える労働者人口などの根拠は耳にしません。 皆が社会保障に頼った場合、誰が社会保障費や税金を支払うつもりなんでしょう? 女性の社会進出の形や是非が問われずに、馬鹿みたいに『待機児童対策』『女性雇用対策』を口にする政治家は・・・。 言葉で仕事をしなければならない人たちが、言葉の力を信じない。 言葉の力を呼び起こす努力をしない。 まぁ、この暑さで『クーラー使わずに節電!』って言ったら落選でしょうけど。
Jul 10, 2013
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昨日は七夕でしたが、見事なまでに曇っていて星は見えませんでした。 それどころかすさまじい雷に豪雨と・・・。 代わりに長男長女は虹を見ることが出来たので良かったとは思います。 が・・・この有様って子供にどう説明したものやら。 彦星と織姫がキャッキャウフフした結果 年に一度の逢瀬を楽しむ日になった七夕が流れるって。 そろそろ『改訂版 七夕物語』とか出てもおかしくなさそうです。
Jul 8, 2013
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←こういう選手がね・・・。 NBAとNPBのドラフトって好きです。 高校くらいから注目し始めて、ネットや情報誌でも情報量が年々濃くなっていって・・・現在やや下り坂。 何年か前にMLBでマネーボールがはやって、つい最近NBAでもMEMのGMがマネーボール的手法での強豪育成(個人的には頭打ちのやり方なので成功例と取るのもどうかと思いますが・・・)なんてのも記事になりました。 NBAとNPBというピックアップなのは情報量が比較的多く興味があるものだというだけの理由。 ルールも違えば、獲得選手数も異なる両者では当然に結果も手法も異なるんですが・・・。 どちらにも共通するのが未だに”ポテンシャル”とか”サイズ”がもの凄く重要視されている点。 特にNBAではポジションごとの適正サイズに妙にこだわる。 Tweener(中途半端くらいの意味)なんて単語がやたらと出てくる。 後、lacks the athleticism of a ~ (~に対しての運動能力に欠ける位)なんてのも多い。 その割りに筋力をつける必要があるだの、シュート力の改善だの、そんなのカレッジで散々やってきたであろうこと(要するに劇的な改善ていうのは直ぐに望めない)点を比較的軽く見積もっていたりする。 先日JキッドとGヒルの時にチラッと書きましたがそれならポテンシャル期待でカレッジ一年の選手を採るのはどうだろうという話なんですが・・・。 青田刈り思想なんでしょうが、ルーキースケールの大半を控えですごしたり、契約で消えていく選手を見ると”特別な選手”以外はアーリーエントリーなんてものをしない方が、認めないほうが良いように感じます。 2012のNBAドラフトでもSenior の選手でドラフトでは全体35位で指名されたDraymond Greenなんてのは上記のTweenerとかlacks the athleticism of a ~なんて書かれまくって、年齢からの上積みが期待できない(3年程度でポテンシャルは枯渇するというのは無いと思いますが)なんてのまで有ったのに、しっかりとPO出場チームのローテーに入ってきています。 正直ね、マスコミに騒がれる1位とか2位とかはあんまり注目していません。 良いも悪いもドラフト前に評価でそろってますから。 どれだけ良い取引(取るほうもとられるほうも)がされるのかが私の注目。 だって人生かかっているんですよ。それを馬鹿げた見栄や打算だけで(NPBはこれが多い・・・)採るっていうのは人殺しと変わらんと私は思います。 で、今回指名された選手で注目しているのは2人。23. Indiana Solomon Hill | 6-7 | 226 | SF | Arizona | 22歳 この人Draymond Greenと同じような雰囲気があります。 どの世界でも入るからにはそれなりに認められた才能があるわけですが、そこから生き残り、上にいくとなると頭を使わないと限界が早い。 その面で二匹目の泥鰌になれるかも・・・という評価です。 ドラフトの好事家いわく典型的Tweenerで事前評価は50位位~選外。 ドラフト1位とネッツの大型トレードでインパクトが薄かったようですが、結構なサプライズです。 High basketball IQ・・・ 特にディフェンスでの勘所が良い。バードが球団社長に復帰してこの指名なら・・・。 ただ、このチームではSFはDグレンジャーが戻ってくるとプレーする機会が薄そうなのが気がかりです。 46. Denver Erick Green | 6-3 | 180 | PG/SG | Virginia Tech | 22歳 Solomon Hill同様Seniorでpick and rollからの得点等が評価されとりますね。 個人的に推す理由は PG/SGのTweenerといわれていますが、外からのシュート力の無いPG、ディフェンスの緩いPGってチームがいい加減まで強くなっても頭打ちになります。 しかもPG依存のチームがNBAを制せ無いのは近年定説化しています。 DALの優勝もJキッドは1stオプションではない。 サラリーをPGで大量に持っていくとビッグマンが・・・。 今回のドラフトでNo.1PGとされたTrey BurkeがUTAで面白いとされているのは Jerry Sloanが顧問として復帰することも影響があるのではないでしょうか。 そのTrey Burkeに対抗して新人王を採るのが彼だったら面白いなという視点。 課題は・PGとしての指導が出来る環境・プレータイムの確保・コンビを組むビッグマンの存在 要するに環境面だと考えています。 TOR辺りはゲイやバルニャーニ放出してEブランドでも獲得すれば(それでもKロウリーを使いそうですが)そんな形になります。 でも、獲得したチームだとベンチスタートでしょうし、PGとしてのチャンスは薄いでしょう。 このタイプの選手は先発PG+短時間のSGの方が結果が出そうに見えるんですが・・・。 次のドラフトではOhio StateのAaron Craftがいますから、今期中にPGスキルが一定レベルにあれば面白いバックコートになると思うんですけどねぇ。 いずれにせよ、それまでに努力を重ねた彼らが、満足できるNBA生活を送れるように願いたいものです。
Jun 29, 2013
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大人って良く分からんですね。 子供に説明することが困難なことをして それでいて『子供の成長した結果』であることを自認していたりする。 えぇ・・・ひとつは参院の問責決議です。 経緯のまとめは各所で既に行われているので備忘のために某所より転載のみ。衆議院で通った「0増5減」法案の区割りに関する話し合いを何故か参議院で審議 ↓ 民主平山(議長)が何故か18増23減の議論を中心とした委員会を立ち上げる ↓ その委員会で自公に与えられた質疑時間はゼロ ↓ 自公で委員長解任動議を出す(ルール上解任動議が出た場合はそちらを優先) ↓ 民主平山これを無視して謎の委員会散会(60日ルールがあるので参議院で意思決定不可能に) ↓ 解任動議無視するわ勝手に委員会散会させるわで自公で改めて議長に不信任案提出 ↓ 民主石井ピン何故かこれを無視して予算委員会を開く ↓ 自公ボイコット ちなみに、議長への不信任案採決が最優先なので閣僚が出てこれない 「んなもん知らん!!1!憲法違反だ!!」と野党三党が問責提出 ↓ 民主党、共産党、みんなの党も問責に賛成して可決 ← イマココ 756 ::2013/06/26(水) 23:16:35社民・共産・生活・みどり→ナマポ厳格化と海上警備強化に反対 みんな・大阪維新→自民案の発送電分離など後回しの電力改革に反対 太陽維新→大阪維新を潰す仕上げ 生活→野党のまとめあげのきっかけづくり 民主→野党共闘の為に問責賛成 こんな感じか? 一応共産のカバさんから生活保護法案の改正をつぶす目的だったのが表明されましたが、それならコレまで同様骨抜き法案化する方向で動けばよいのに、都議選での自公圧勝で 逆に健全野党を求める動きもあるだろうとは考えないんでしょうね。 (ちなみに共産党は私は”健全な”野党とは思っていないので) これで問責を理由に衆議院の解散→選挙なんてやられたら野党は共産党以外焼け野原でしょうよ。 みんなの党もアジェンダ(政策課題)を連呼していながら、政策是正・成立への手段は問わないという姿勢は大人のやることではない。 損得勘定で考えれば 不可解な行動で子供に説明も出来ない。 政策って広く認知・承認してもらってうまく回るわけですから子供にも分かるレベルに噛み砕くことが出来るってのはもの凄く重要なんです。 ・・・まぁ、これは息子(小4)の道徳の授業での酷さとネット上でその題材への高評価っていう前振りがあってのことなんですが・・・。 それは別に書きましょう。
Jun 27, 2013
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都議選の話題も収まったので。 一言で言えば馬鹿選挙。 共産党陣営が叫ぶように都議会は『共産党以外All 与党』何ですけどね。 それでも半民主党の流れに乗っかって前回の都議選とまるで逆のことが発生するお笑い。 自民、公明の立候補者全員当選なんてありえないって。 私は実家の関係で自民支持してますが、自民の候補だから無条件支持なんてしませんよ。 例えばこんなことが起こる。石破幹事長を悩ます自民党の爆弾娘は元NHKキャスター ( 6月20日週刊文春より) 今、自民党執行部が「第2の杉村太蔵だ」と頭を悩ませている新人議員がいる。“安倍チルドレンの爆弾娘”こと大久保三代衆院議員(36)だ。 参院選候補者のポスターを1000枚張るよう全所属議員に指示した石破茂幹事長に対し、〈あ~、胃が痛い。これはきっと、ストレス性イシバ症候群だわ。呼び出し5秒前なんだけど、説教されたからって、ポスターは1枚も増えないのにさ。説教されるまえに、貼れるなら貼ってるっつーの。説教したって無駄なのにさ〉(6月4日)などとブログで爆弾発言を連発しているのだ。 大久保氏はNHK北九州放送局のキャスターを務めた後、大学の研究員に。その間、松下政経塾に三度、自民党公募に四度不合格。医師である夫の勤務地で、被災地を抱える宮城5区(石巻市など)から“再チャレンジ”した。「相手は選挙に強い民主党の安住淳元財務相。候補者が見つからず、公募の中から若い女性ということで選ばれた」(自民党関係者) 選挙区では敗れるも、比例で復活当選を果たした。 (以下略) 地元では維新、共産も立候補して定数2に対して4人の候補。 当選したのは市議経験のある自民、民主の候補。 本来これが有るべき姿でしょう。 維新、共産の候補はそれぞれジャーナリストと僧侶兼介護福祉士からの転進。 私に言わせればタレント議員と変わらんのですよ。 特に国政選挙と異なって比例の無い都議会では『地元』が重要です。 そこでの声を拾い上げられるか、そこの実情を政治に反映できる目と力があるかが重要なわけで。 逆に大局的な視点を必要とする国政の場においては『比例区』こそが元官僚とかジャーナリストという肩書きに意味がある。 選挙区と比例区の意味をもっと考える必要が有りますよね。因みに・・・ 共産党が善戦できたのは第3極がいい加減だったのが見透かされた+自民への不審票でしょう。 一例としては今回の三鷹での維新候補(落選)は・・・特殊法人での勤務経験を活かし、公務員や独立行政法人の問題について週刊誌等に寄稿する機会が多い。『実録事業仕分け』(2010年4月5日発行)で「事業仕分け」を高く評価するも、『裏切りの民主党』(2010年4月22日発行)で事業仕分けの成果をあまり予算に反映できなかった民主党を批判している。予備自衛官補を経た予備自衛官でもある。第22回参議院議員通常選挙で民主党からの出馬を目指し、党本部候補者公募と民主党千葉県連候補者公募に応募するが不合格。(自身の著書『体験ルポ 国会議員に立候補する』で明らかにしている)結局、みんなの党から比例代表候補として出馬したが、落選。2012年、トランスペアレンシ―・インターナショナル日本支部事務局長に就任。2013年、日本維新の会で2013年東京都議会議員選挙三鷹市選挙区からの出馬したが、落選。(Wikiより)応援しています! 東京都知事 猪瀬直樹 衆議院議員 石原慎太郎 参議院議員 中山恭子 参議院議員 片山虎之助 衆議院議員 山田宏 衆議院議員 中田宏 衆議院議員 東国原英夫 (選挙公報より) この人公務員叩きとか渡り問題熱心にやって、嘘の指摘も結構受けている方。 しかも自宅で父親の同居介護しているとのたまっているんですが、そんな人が都議会やってられるんですかね? 渡りを問題視しているのに、この人自身党の政策関係無しに 民主党→みんなの党→維新ですから。 当選すれば正義という主張に思えてしまいますよ。 さらに支持者なんですが、橋下大阪市長の名前が無い。 港区には応援に来ているのがニュースでも流れましたけど、この候補は党内でも支持・不支持が割れていたんでしょうかね? その割には東国原や中田議員(橋下派ですよね)の名前があるのが良く分かりません。 就職面接であれば突っ込まれる内容が満載なわけですよ。 国会議員がだめなら都議って臭いもします。 東京都都議選は参院選の前哨戦と位置づけられていました。 そして実際参院選までの期間は短いので各党大きな変動は望めません。 今回の都議選は政党的には自民が伸びたことは評価されるのでしょうが、公明、共産が勢力を残している以上 その評価とて3割引程度です。 以前も主張しましたが、日本は政党政治を標榜するのであれば市区町村の議員からおたたき上げと比例区での色分け(今のは選挙区で負けた時用の逃げ道)をしっかりとすべきです。 私は今回の都議選を踏まえれば 参院選に期待することが無い。 候補者も従来どおりなら有権者も大して変わらなかったということです。 あ~あ。
Jun 26, 2013
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(笑) 緊急アンケートあなたはワタミをブラック企業と考えますか | お知らせ - 週刊文春WEB「緊急アンケート あなたはワタミをブラック企業と考えますか」と題されたアンケートで、答えるにはメルマガ登録が必要。質問は2つ。質問1・あなたは、ワタミをブラック企業だと考えますか、それともブラック企業ではないと考えますか。理由とあわせてお書きください質問2・あなたは、自民党が渡辺氏を参院選比例区の公認候補としたことに賛成ですか、反対ですか。理由とあわせてお書きください。質問1A.ブラックでしょう。 ただ、一般的に言われている内容とちょっと解釈が違うかもしれませんが。 多分一般的には下記のとおり。ブラック‐きぎょう〔‐キゲフ〕【ブラック企業】従業員を酷使していると評される企業。サービス残業や過剰なノルマを強要したり、朝礼や研修などが精神主義的な内容だったりする。(大辞泉より)労働者を酷使・選別し、使い捨てにする企業。「ブラック会社」ともいう。度を超えた長時間労働やノルマを課し、耐え抜いた者だけを引き上げ、落伍者に対しては、業務とは無関係な研修やパワハラ、セクハラなどで肉体・精神を追い詰め、戦略的に「自主退職」へと追い込む。金融危機の影響で就職難が深刻化した2000年代後半から、こうした悪辣な企業を指すようになった。その明確な定義はないものの、以上のような「合法か否か」の境目をはるかに超えた「劣悪な労働」「峻烈な選別」「非情な使い捨て」などが特徴で、企業規模や知名度とは関係なく、入社3年内の離職率の高さや社員の年齢構成(30~40代が極端に少ない等)が1つの指標とされる。なお、かつては反社会的企業(暴力団系やそのフロント企業など)を指す言葉だった。法令違反の長時間労働やサービス残業、労使の合意を経ない転勤命令などは、1970年代から問題視されており、多くの日本企業には元よりブラック的な体質があったという見方もある。他方、こうした強要に忍従した労働者の「滅私奉公」は、企業が終身雇用・年功賃金を保証するという「暗黙の合意」の上に成り立っていたのであり、日本型雇用慣行が崩壊に進み、新卒採用でも買い手側が圧倒的優位にある現在、労働者とりわけ若年労働者を蝕む新たな社会問題として対処すべきという指摘もある。 (知恵蔵2013の解説より) 過労死への濃度が問題視されているのが一般論のように感じます。 一方、私は企業モラル・・・特に取引先などに対する『自分たちさえ良ければよい』という独善的な行動を基準と考えます。 自動車産業なんかも社内的には福利厚生もあってブラックではなくても 取引先・・・特に下請け、孫受けに対してはブラック化させているわけですから根本的には余程悪質であろうという話です。 和民がブラックだというのは社内的なパワハラ等を問題としているのではなく、社員がインフルにかかったケースで『出社せよ!』等という話が出ている点に対して。 外食産業ですよね? 客に移るのはもってのほかですよね? ってこと。 こうした点で顧客との共存共栄を志向しない会社というのは ダンピングなどで市場を荒らすことはしても、最終的に市場が商品のライフサイクルに関わらず廃れますわな。市場が廃れるのって消費者の立場としても、労働者の立場としても・・・経営者としても長期的な生活基盤の上に立っていないってことになります。 株で一儲けとかパチンコであぶく銭ってのと同じ。 知恵蔵では 『社員の年齢構成(30~40代が極端に少ない)』という指標を出していますが、これってユニクロと和民の印象が強いでしょう。 実際には中堅企業から上(福利厚生や退職金を基準にすると分かりやすいと思います)以外ではこの辺が一番使い捨てですよ。 その上が抜けないからポストもないし、人件費も上がってきちゃうから削減対象になるしね。 非正規が問題になっているのがこの層だということを考えると この説明・定義で議論するのは間違いの元でしょう。質問2A.反対 一般論としては ブラックを国が容認することが反対理由でしょうが、私は国の役割と経営者の立場って基本的に正反対だという立場から反対。 永続的な資本主義って共産主義と近い。 福利厚生を武器にする民主主義って行き着くところは社会主義。 企業の自由が・・・むしろ一部企業の優遇が認められるような状況なのであれば 国に福祉をゆだねるのは無い袖をふらせる行為。 そして顧客との共存共栄を志向しない企業は所詮はイナゴであり 市場を廃れさせる存在です。 経営者がするべきは一企業の繁栄ですし、そのためには市場の同業他社との談合だって”市場を繁栄させる・維持する”目的としては十分考えられる行為です。しかしその経営者がもう一つ広い枠で企業利益を推進しようとすれば・・・・規制を操れる立場になった時にどうするでしょうか? 本質的には『自社を抑えて規制する側に回る』ことが求められます。 大手企業の経営者にはこの資質はありませんよ。 モノポリーを良しとする。 アメリカ型を推進するファーストリテイリングだとか楽天だとかは政治とは逆の存在です。 そしてワタミも同じでしょう。 大企業で市場バランスを重視するようなことをすれば出世できませんて。 一方で前安倍政権であったように 教育改革に関する委員としての発言は その立場の人間からのものとして有益です。 政治や官僚の側はその立場の違いを踏まえて 彼らの言葉や知恵を盗むべきです。 オリッ○スやソフト○ンクの誰かさん達のように使ったら(起用したら)どうしようもないですけどね。 会社ってどうしたって不合理で不条理でいい加減で我侭で酷い存在です。 だけどそんな会社からでるサービスに顧客は価値を見出してくれるから会社は存在できる。 片方だけで成り立たせようとする思考はカタワそのものだし、その主義主張は最大公約数と苦しい時の出動を任務とする(逆に世の中が好く回っているときは何もするなということ)政治とはまったく異なるわけで。 それぞれの立場を調整する場として政治があるわけで。 私が異端なのかもしれませんが、世間様っておかしいことが当たり前になっている気がしますね。
Jun 21, 2013
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主治医から自分の気持ち・考え方の分析をしなさいといわれてからやたらと睡眠時間が短くなり(2時間で目覚める)、夢と現実の境目が自宅療養当初のように曖昧になってきた。 今朝見ていたと思われる夢などは 家もない子供3人のもの。 普通に考えれば日本でそうなることはあまりないし、その子達は幼稚園にいっていたのだから現実味は乏しいはず・・・。 だけど私ってば 実際に仕事先でそういう状態の親子に絡んだ経験はありますし、彼らの通う幼稚園は3クラスで2組だけが貧困親なしのクラス。ものの見事に他のクラスから迫害を受けていたりする。 「みんな同じだよ~」「博愛」なんて言葉が馬鹿馬鹿しいほど現実の社会って”区別”意識が強い。 そして自分が”区別される側”になるのがものすごく恐れているし 唾棄すべきものとしている。 恐らくは 昨日テレビで見た 南アフリカの旧アパルトヘイト地区の子供と 貧困ビジネスの住宅訴訟(事務所や倉庫と家主が偽装申告し、住人が退去指示にたいして占有申し立て中のもの)なんかがこの夢の根っこにはあると思われますが、自分がこうした問題を”自分のストレス”として捉えてしまうのには 『本当に困っている人達の力になっていない自分の無力さ』 『どうすればよいかという具体的思考・行動への制限(自分がマイナス側に入る恐れ)』 そして 『仮にアイディアを持とうが、実行する背景を持たないと そのアイデアが良かろうが悪かろうが実現されない また、現実はえてして悪い方向に向かう』 という自分の現実に対する拗ねた、サメタ認識が 人間に対する根本的な不信感と合わさって自分に対して『お前は何様のつもりだ!』と突き刺さる。 ・・・そんなにたいそうな事をしたいわけでも、たいそうな事を望んでいるわけでもないんだけれども 結局自分が状況を改善出来ていないという結論は『理想主義の現実的処理者』と認識する自分にとってはストレスなわけです。 因みに『目の前のことをどうにかする』という結論は過去に何度か達しましたけれども、目の前のことを処理すればするほど その周囲の流れでどうにもならなくなる経験をすることにもなるわけで・・・。 どうにかしようとすればより ”どうにかし難い相手” をどうにかする手を考えてやるしかなくなるわけでね・・・。 この文章自体は 糞みたいな愚痴なんでしょうが、今の状況になる原因は自分のいくつかの立場を使って 方々を引っ張り出すようにしながら、結局最後には『自分の会社に後ろから撃たれた』ことがトドメになっています。そこまでは自覚できるようになっている。 会社のOK取りながらやった行動なのにね・・・っていう気持ちがもの凄く強かったし、交渉相手(複数)との立ち位置や力関係を考えれば もうチャンスが無いのも確定事項。 事の始めの段階で既に壊れかけていた(この時点では主に身体の方)が無理してやっちまった。 そして事あるごとに会社に言っていたのが『会社愛なんてありません。自分や同僚の食い扶持を得る為にやってんですよ』 まったくこの言葉には偽りなし。 が、同時にこの言葉で会社に攻撃される理由も説明が・・・。 結果から見れば会社の為だろうが 自分や同僚の生活の為だろうが一緒なんですけどね。 で、こんなのを某所で発見。緊急アンケートあなたはワタミをブラック企業と考えますか | お知らせ - 週刊文春WEB「緊急アンケート あなたはワタミをブラック企業と考えますか」と題されたアンケートで、答えるにはメルマガ登録が必要。質問は2つ。質問1・あなたは、ワタミをブラック企業だと考えますか、それともブラック企業ではないと考えますか。理由とあわせてお書きください質問2・あなたは、自民党が渡辺氏を参院選比例区の公認候補としたことに賛成ですか、反対ですか。理由とあわせてお書きください。 これについては別項で。
Jun 18, 2013
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先ごろNBAで二人の選手が引退を発表しましたね。 一人はジェイソン・キッド。 もう一人はグラント・ヒル。 キッドはDALでマッシュバーンなんかとプレーしていたのが私の印象。 ヒルはDETで貴公子然として扱われていたのと FILAの広告塔だったのが印象に強いです。 この頃実家でBSを見ることが出来たので何度か見ることが出来たんですが両者とも1年目から毎試合のようにトリプルダブル級の活躍をして中心になってましたね。 で、この二人は同じ1994年のドラフトだったりもします。 確かキッドが2位・・・ヒルが3位だった・・・あれ?1位って誰だっけと。 オリンピックのドリームチームでNBAを認識して NBAのドラフトをちょこちょこチェックするようになったのが1995年。つたない記憶をたどっていくと 1992年にシャキール・オニールがドラフト1位。 同2位でアロンゾ・モーニングはCHAに入ってこちらはLJとともにNextBullsなんて言われていました。 1993年は1位クリス・ウェバーで3位にアンフィニー・ハーダウェイ。ORLの躍進となった年。 因みにこの時の2位はPhilで長身センターショーン・ブラッドリー。バスケは身長が重要だと思っていたのに・・・。 で1994年にキッドとヒル。 月刊バスケットボール誌ではカリッド・リーブスが取り上げられていて『サイズはないが肩によく筋肉がついていて良いDFになりそう』なんて・・・。その後全然見ないどころか翌年には同じ大学のDストゥダマイヤーが新設のTORで活躍してリーブスの話なんて・・・。 1995年には雑誌買うようになっていてHOOP誌の表紙が『Joe is NO.1!』と銘打たれていてジョー・スミスが1位だったものの・・・。 この年の特集は3位のジェリー・スタックハウス(NextMJ扱い)でしたよ、確か。 そしてもう一つの特集が高卒で指名されたケビン・ガーネット。 ここまでは覚えている。ここから数年高卒指名が続いてねぇ・・・。 1996年にアレン・アイバーソン。 前年特集されたスタックハウスは追いやられていくという・・・。 それに直前までのHOOP誌は2位のマーカス・キャンビーを推していた気がしたんですが・・・。 この年の大当たりはLALの高卒新人コビー・ブライアント。 スタックハウスはさらに記憶の外のほうに・・・。 1997年には前年から記事が載っていたティム・ダンカンが1位。記事の中身は元々水泳をやっていたんだけどハリケーンで壊れたからバスケに集中した とかってやつだったかと。 ドラフトで雑誌買ったのはここまでで、翌年1位が大ハズレ(オロワカンディ)だったというのはかなり後になって知った話。 ここまで記憶をたどっても1994年の1位が出てこない。凄い活躍をしたり酷かったりすればそれなりに記憶にあるはずなのに・・・。 しょうがないのでネットで答えあわせをすると・・・ あぁ!グレン・ロビンソンか。 入団時にサラリー吹っかけて揉めた記憶しかない。 wiki見ると通算成績は14,234得点(1試合平均20.7得点)、2005年SASでファイナルを制覇? ダンクシュート誌の選手名鑑でこの年のって古本で買ったはずだけど・・・。 写真無しのデータのみ掲載なんですけど。 むしろこの年SASにニック・ヴァンエクセルがいるのが驚き。 そこそこ記憶は手繰れたんですが さすがにコレだけ前になるとおっさん化した脳には穴も空くわけで。 歳とったなぁ・・・orz
Jun 7, 2013
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そろそろマスコミ以下沈静化してきたので書きますかね。 とりあえず今更猪木担ぎ出しはねぇだろう! 維新さん・・・。 で、本題。 大学時代プレゼミでお世話になった吉見教授が橋下発言問題に斜めの方向から参戦していて たいしたかかわりでもないのにちょっと恥ずかしい思いをしている最近・・・。 今にして思えば何で”商学”で教授やっているんでしょうね? 当時『慰安婦問題を中心に・・・』といわれたのに直ぐに 「戦時の人権問題」に拡大解釈してガス室の話にもっていった私は 当時からちょっと変わった人扱いだったので 別に擁護する義理でもないんですけどね。 でもなんだか恥ずかしい。 左翼系、人権主義の方々の言うことって 実のところ理解しがたくて、また、その反対に広島・長崎の原爆で『もう過ちは犯さない』という発言に対して『過ちを犯したのは原爆を落とした奴ら』という発言をする人も理解しがたい。 戦争ってそもそも『過ち』なんでしょうか? 最近タックスヘブンを利用した脱税に対して世界的対応をするようなニュースが出ました。 TPPなんかが問題なのも 国策を超えて企業利益が優先されるようになり、根本的な生存権の補償をする主体がなくなるからなんですが、そうした見方はされていません。 こんな世界情勢の中で戦争を起こすメリットって どの国にどれほどあるんでしょうか。 紛争を小規模に起こして 社会不安を煽るという方がよほど需要をコントロールできる。 そして企業とはいってもその中で本当の大きな利益を得るのは そのピラミッドの上のほうだというのは今も昔も変わりません。 日本はまだましというレベルですが ファーストリテイリング等を見れば その基準を欧米化しようというのは出てきています。 では、軍事力をもって国境を越えた侵攻をしなければ『戦争』でも『侵略』でもないのでしょうか? ISOやその他権利利得は先行したものが後進に対して主張する権利ですが、この権利を拡大解釈してしまうと経済体制や文化の押し売りまで入ってしまい 従来の地域生活というのを復元不可能にしてしまうのは日本の現状を見て明らかでしょう。 何が言いたいかといえば・・・ 皆さんそんなに”異常状態”である戦争を平時の価値観で評価をぼてくり返して結論でないでしょうというのと その”平時”である資本主義経済の真っ只中の社会で 情報を操ることで経済破綻→自殺なんてのがここ最近また増えていますヤネ. 戦時だろうが平時だろうが”止むを得なかったで済まされない人を害す行為”は人の悪意によってなされるのは変わらんでしょうよ。ということ。 『騙されたほうが悪い』とか平気で言えてしまう社会って”譲れないものの為に戦う戦争”よりたちが悪い。 『真面目だねぇ』といわれることが 茶化されていることになる社会って異常ですわ。 従軍慰安婦の強制云々というのも既に条約で解決済みの話なので 事実関係や補償問題なんてのは馬鹿馬鹿しいので割愛。 今を生きる人が重要なのは 『歴史から学ぶこと』のはずでしょう。 『原爆に関する過ちを繰り返さない』 原爆さえ落とさなければ過ちを繰り返していないんだといえるのなら 私はその人を馬鹿にするでしょう。 原爆で殺そうが、包丁で殺そうが相手は死にますからね。 追い込んで自殺させても ”自分の手は汚していませんが”結果は同じですよ。 奇しくもこの言葉を比較的最近使ったのは維新の党首ですが 『我欲』が拡大・増長すれば人は相手を侵食するんですよ。 戦争なんてその形の一つに過ぎないし、ガス室だってその戦争の中の”目的遂行の為の一手段”に過ぎない。 たくさん殺したから残酷だという話になっても、ならば、人の目に付かないように一人ずつ殺していたのなら・・・。 日本の教科書で南京大虐殺をどう表現するかなんて問題を中国とのかかわりで問題にしますけど、『その行為が起こりうる動機』『その歴史(仮)を知ってどうするべきなのか?』というところが大事なはずです。 それがねぇ・・・謝罪だったり賠償だったりするのはやはり馬鹿な話ですよ。 逆の立場だったら規模や場所、方法は異なっても・・・今の時代であっても類似した行為は起こりますよ。 人質を取るってコストかかりますし、戦闘員・非戦闘員の区別なんてゲリラ化すれば無いに等しいんだから。 本当にこうした歴史から学ぶ行為を進めているのなら 韓国サンだって中国サンだってアメリカサンだってもう少し誠実なことが出来ますよ。 それなのに他人の子供ひとりしかれない大人ばっかり量産しているじゃないですか。 相手を騙しても得しようとする欲にあふれているじゃないですか。 面倒ごとに首を突っ込むのは馬鹿といわんばかりの風潮じゃぁないですか。 吉見先生には申し訳ない(?)けど 歴史を学ぶことが歴史を紡ぐことになっていないんです。 私はたいした学も無いですが 大事なことを忘れた学問なんて消えたほうが社会の為ですよ。
Jun 6, 2013
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外れ馬券購入費は必要経費じゃない!大阪国税局が具体的課税ケースを説明 ( 5月24日デイリースポーツより) 競馬の的中馬券の配当金への課税で、外れ馬券購入費が必要経費と認められるかが争点となった刑事裁判。23日の大阪地裁判決は、約3年間で、28億7千万円分の馬券を購入し、払戻金30億1千万円を得ていた元会社員の購入方法があまりに高度かつ特殊だったため“特例”として、外れ馬券購入費の必要経費参入を認める判断が示された。 一見、競馬ファンが沸き上がりそうな司法判断。だが、被告弁護人の中村和洋弁護士は判決を高評価しつつ「この判決でただちに、一般の競馬ファンの外れ馬券代が必要経費になるものではない」と指摘した。 大阪国税局に、現状の見解や具体的な課税ケースを聞いた。 ‐一般的な会社員に確定申告の義務が発生するのは? 「会社からの給与以外に年間で20万円を超える収入がある場合です」 ‐競馬収入の場合は90万円を超える額、となるようだが。 「一時所得である競馬配当金の場合は、税法に沿った計算式で『(競馬での収入-特別控除額50万円)÷2』の額が20万円を超えた場合に確定申告の義務が発生。逆算すると競馬収入が90万円を超える額となります」 ‐90万円は競馬収支の黒字という意味か。 「1年間の当たり馬券配当の総額から、当たり馬券の購入費用の総額を引いた額です。仮に1年間に購入した馬券が1レースの1点買いだけで、100万円で購入して200万円の配当があった。これは100万円のプラスで、90万円を超えているので確定申告の義務があります」 ‐1年間を1レースに置き換えて聞く。馬番連勝(1)‐(2)(3)(4)(5)の4点を各100万円、合計400万円で購入。(1)‐(2)が的中して200万円の配当があった。この場合は、収支はマイナス200万円だが? 「(1)‐(2)の配当金200万円から(1)‐(2)の購入費用100万円だけを引いて、100万円の収入とみなされます」 ‐外れた(1)‐(3)(4)(5)の購入費用である計300万円は? 「必要経費とはみなされません」 ‐現実的には、1点あたりの購入額は百円~1万円程度が一般的。ただし、毎週末に競馬を楽しんでいれば、年間収支がマイナスでも、当たり馬券だけの年間90万円は現実的なラインだ。 「少額で大量に買った場合も、考え方は、先ほどと同じです」 1年間の競馬収支が大赤字でも納税義務が発生するケースがあるとの国税当局の見解が世間を驚かせた今回の刑事裁判。結局、一般的な競馬ファンの“救済”までは至らなかった。 中村弁護士は個人的見解として「競馬の配当金を非課税にするなど、誰もがすっきりできるシステム作りが必要では。今回判決がその一歩になれば」と話した。 単純に今回は国税側が”継続的営利”として主たる所得(今回の件では会社員としての給与)以外の『一時所得扱い』したことによる判決なんですが・・・。 私はこの国税側の言い分は 『所得の性質』を基準に考えた場合は『一時所得である』とする主張は正しい。 むしろ何故 弁護側が『雑所得である』とする記事があるのかが不可解です。幾つか今回のケースでは疑問がわきます。1)個人事業として行っていた場合、経費として認められるのか?2)テラ銭として馬券購入時に引かれる25%はどのように考えるのか?3)パチンコやカジノ立法などでの考え方は?4)先物やFXなどが雑所得であるのは適正か?1) おそらくはこの元会社員さん、競馬での収入が安定するまでは退職していません。 別記事でそのことに触れていますね。 弁護人によると、男性(39)は以前は会社勤めをしており、年収は約800万円。しかし平成23年2月に在宅起訴された後、今年1月に勤務先から退職を勧奨され、退職した。裁判で争う一方、これまでの競馬のもうけや預貯金などから約7千万円を納税し、現在も毎月数万円を支払っているという。 (産経新聞 5月23日より) 本業で充分ジャン・・・と 決して裕福でない私は思うのですがそういうものでもないんでしょうね。 『個人事業』とした場合どうだったのか? 国税の言い分と今回の判決結果では基本的に『当たり馬券の購入費=経費』というのにグレーゾーンが出来た程度のものと見ます。 事業収入としてなら認めたのか(そもそも本業とする人は例外的でしょうが)という点で見れば、今後この人が本業にした場合再び経費算入基準については争われることになるでしょう。 個人的に儲けのない収入に 税金をかけるのはずるいとも思いますが、それ以前にこうした儲けが是として争われる社会のほうがもっとクダラナイトモ思いますがね。2) 馬券売り上げから25%引いてその後の収入から配当を分配・・・。 胴元がおいしいといわれる由縁です。 ですが、儲けに対して課税するという考えならばコレを逆転し、配当支出時への天引きへ改めれば万事解決の気もします。 通常の所得の高低に関わらず20%税金+JRAの取り分とかね。 国税もこの方が証拠を抑えやすいですし飲みやすいでしょう。 なんなら配当額に段階をつけて税額を変えればナオヨシ。 一方でJRAは莫大なハズレ券からのテラ銭収入がなくなるので反対するでしょうけど・・・、3) 競馬でこうした裁判やるとカジノ立法やらは考慮しないとまずいと思うんですがなんにも言われませんね。 おそらく経済特区という言葉でごまかすんでしょうが、 パチンコにしたって年間50万以上払い戻しがある、継続的に通っている人間はいるでしょう。 直接換金していないからといってコレでは不公平です。 申告した人が馬鹿を見る。 配当天引き+胴元への税金強化 っていう方が国税の言い分に近くないですかね。 今の状態が時代遅れ・・・というより元より抜け道の為の立法という気がしますね。4) ここのところの株式の信用取引で どうにも電車が良く止まっていますね・・・。 海外からも広く資金を集める為・・・なんて名目で優遇されているこうした科目。 リーマンショックなどでも既にマイナス面のほうが大きい(というより悪用する輩が・・・)のは立証されたのですから、世界的に廃止していく方向が正しいのではないかと感じます。 株式も『広く資金を調達する手法』という本来の目的であれば現物だけで良いわけでね。 不労所得を優遇すれば 労働意欲なんて・・・・ねぇ。 以前先物やって大失敗しましたが、その間税務署に経費について問いあわせるも、基本的に不親切(というより経費算入を拒む感じ)でしたよ。 国税の側としても現状に即していない、取れるところには強気っていう姿勢がどうやっても取られる側のマイナス感情を煽っていますよ。 税科目の適正化ってもっと議論・是正されるべきですよ。
May 24, 2013
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水の力利用、停電でも浸水防ぐ新システム 京大など開発 (5月21日朝日新聞より)) 津波や高潮で押し寄せた水の力だけで立ち上がって浸水を食い止める新しい防水設備を、京都大と日立造船が共同開発した。停電しても人の操作がいらず、増水や豪雨による建物や地下街への浸水対策にも使えるという。20日、大阪市住之江区の同社に設置された1号機と実験機が報道陣に公開された。 防潮堤の開口部やビルの玄関など壁の間に水平に置かれた板が、浮力と水圧を受けてひとりでに立ち上がる「フラップゲート」と呼ばれる仕組み。今のところ幅10メートル、高さ5メートル程度まで対応できる。丈夫で軽い特殊な樹脂を使い、上を車が通れる強度と十分な浮力を確保した。年30億円の売り上げを目指す。 [検証!首都防災]豪雨に注意 地下鉄が浸水!? 日立造船は3.11以降フラップゲート式津波防波堤(海底に一列に配置した扉体を浮力を利用して旋回起立させることで波を制御する装置)に力を入れているようなので、その一端ということでしょうね。 で、これは記事にあるように実際の使い道としては上の動画のような 地下、もしくは半地下施設への浸水防御という需要がおおきそうに感じます。 が・・・特に東京の都心部って地盤は脆弱だし、海抜0メートルなんてところまである。 そんなところに地下に穴掘りまくって『震災時は地下のほうが安全』なんて言葉を額面どおり受け取ることが私には出来ないんですが。 東京近郊が震源で東京湾に津波が・・・なんてケースになれば高さ5メートルで”その先”への浸水は防げるかもしれませんが、その脇から大きく水が浸入していきそうな気もします。 日立造船には申し訳ないが、今回の記事の設備って本質的には役に立たないと思います。 要は「何で都市開発の考え方が変わらないのか?」ってことです。 もう住んでいるから。 もうインフラ一杯だし。 そもそも場所がないし。 いろいろ原因はあるのでしょうが 高層化と地下への進出って”再建”と”避難による対策”を考えると絶望的です。 地域の(主に自治体施設)災害対策備蓄の不足はもとより、自分の住んでいる場所でさえ自動車道まで使ってもマンションの乱立などによって(震災後マンション立ち入れないでしょう)対処できる人数をオーバーするという・・・。 そりゃぁ被害者が大量に出れば備蓄も足りるようになるんでしょうが、都市部で働く人や江戸川や品川などに住む人たちというのはさらに絶望的だといえるでしょうね。 マンモス団地が高齢化が進んで 自治対応も出来なくなっている状況は各地で出ています。 マンションの分譲が建て直しの際に障害になっている事例も出ています。 人口ばかり増えて自治体が住民サービスへの歳出に悩む状況も出ています。 上と下に広げるだけの都市開発ってそろそろ限界だと認めたほうが良いと思うんです。 栄えている街だって駅から10分歩かないうちに静かになっちゃう。 なら土地活用の方法論・評価論を切り替えて横に広げていく方が現実的じゃないですか? 少なくともその方が住民サービスの一極化を避けて分散に向かう可能性が高い(≒リスク分散)し、地元での雇用も発生しやすい。 なんだか目先の利益を追いかけている状況が変わらないと、人口問題、都市問題、雇用問題等が解消されないまま、また日本が落ち込むような気がしています。 人の命が地球より重いなんてことを私は思いませんけど、人が住めない街・人よりも銭が優先される街ならば 金の切れ目が縁(繁栄)の切れ目 ってのは必然ではないでしょうか。韓国・中国・・人事じゃねぇ~ゾ。
May 21, 2013
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3) 私はコレまで嫁としか付き合ったことが有りませんので多くを語れる立場ではありませんが、女性の社会進出を『女性の男性化』と勘違いしているのではないかと思われることが度々あります。 同時に以前から述べているように『女性の出産・育児がキャリアとして生かされない社会』というのは当然に少子化します。 多くが経験するのであればその経験から多数派が発言できることになるはずですよね? 社会的に必要とされる経験であるはずですよね? 関連する産業が生きてくる社会であるはずですよね? 教育産業まで含めてとてもではないですが 理屈を超えたところでその『必要性』を認めているようには思えません。 生まれて直ぐに『英才教育』『幼児教育』と競争に勝たせることを目的にした馬鹿が多数沸くのはその証左でしょう。 社会の価値観が平面的・画一的になってきた結果、『幸福の形』まで決めてかかる社会になっているのは問題があります。 某国や鳩山元総理が『幸福の数値化』を打ち出していますが、こんなことをすれば競争は一本道になり、競争した結果に発生する副産物も認めず、競争からあぶれたら再起も難しくなります。 競争社会の否定はしませんが、オマケが主役に踊りですような面白みもない社会に価値なんてあるんでしょうかね?4) 馬鹿議員が同性愛者を反対理由に挙げていますが、まったくくだらない。 まず、マイノリティにも色々あるんだということをこいつは知らない。対案ですらない。 この施策の意味するところを踏まえていないと感じる。 私はもっと『養子制度』が生きる社会になって欲しいと思うし、『価値観の多様化』というのであれば 働く女性がこの施策に総スカン(ダイヤモンド・オンライン(5月13日)宮崎智之(フリーライター)の記事)というのには納得がいかない。 この宮崎氏の意見も『男性の理解不足』の問題を挙げているのだが、その『女性の社会進出、ジェンダー』を進めているのってどういう層だとお考えなのか? この点の政策的矛盾(少子化と女性の労働力化)と、子供の非社会化(適応障害、凶悪犯罪、価値観の偏向等々)は政治の問題が大いにあるが、それってTPPでも私が問題にしているところのアメリカングローバリズムの受容と ここまでに書いた社会的価値観の異常から来ている。 そしてTPPには反対する社民党なんかは女性の社会進出は声高に叫んでいる。 私は働く女性を否定する気はないし、男性のしょうもないのも多数見てきているので比較にも意味は感じない。 逆に、女性は生物としての+αがある部分を意識しないのは・生かさないのは男性コンプレックスだとも感じる。 男なんて蟷螂の雄のごとく 磨り潰すまで働かせる位しか使い道がない。 なのに働く女性にはどうにも価値観まで男性化しているように見える方を良く見かける。 これで『女性の価値観を市場に反映する』なんて出来るのだろうか? (因みに社民、民主あたりには女性の体を持っただけというのが・・・(以下略)) 5) 女性が女性らしくある社会。 それはけっして『結婚、出産、育児』が基準ではない。 が、同時にそれすら否定する『女性的な感性』が多数派ならこの社会は終わっている。 男性側がその責任の半分であることは紛れもないが、同時に誤った施策・制度が出来ている際に 修正や適応させられないという事実(育児休暇の不備とかね)は宮崎氏の言う『オジサンが考えた政策』と言う点の誤りを示している。 オジサンみたいな女性が増え、男性の理解も進んでいない。= 子供という不確定要素を『面倒ごと』とする感性 イクメンなんて言葉に都合のいい賛成だけする。= 自己都合が高い優先順位にある恥知らず社会 間違っているだろうか? 『個人』と『オジサン』ばかりの社会で上手くいくはずなんてないのである。【 蛇 足 】 男はどこまでいっても所詮野郎。 子供を生み、育てる”結果”ではなく、”可能性”と”性別”を持ったことを誇りと出来る社会・・・。 特権ではなく矜持たれ。
May 13, 2013
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一つ断っておけば 基本的に私は『多数派の意見』と言うのを正しいものとは思っていません。 だけど同時に多数派になったものっていうのには市場なり意見なりについて”強制力”が働くということを少数派は甘受しないといけないとも思っています。 ついでに言うと、スーツの女性上司・・・大好物であります。 なんだか従ってしまう。議員も火花「女性手帳」論争 (5月13日Yahoo!みんなの政治より)政府は、女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発する「女性手帳」(仮称)の導入を検討。医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し、「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙いとしていますが、「結婚や出産をいつするのか、しないのかは個人が決めることだ」といった反発も。「女性手帳」に対する評価は。「女性手帳」バトル 蓮舫氏「非常に危険」 森氏「啓発は大切」 ( 5月10日産経新聞より) 女性の妊娠・出産には適齢期があることなどを国民に広く啓発するため、内閣府の「少子化危機突破タスクフォース」が導入を検討している「女性手帳」(仮称)をめぐり9日の参院内閣委員会で新旧の少子化担当相が火花を散らした。 質問に立った民主党の蓮舫元少子化担当相は「全女性が対象ならば非常に危険だ。例えば同性愛者は手帳をどう受け止めるのか。結婚や出産をいつするのか、しないのかは個人が決めることだ」と批判した。 これに対し森雅子少子化担当相は「高齢の妊娠・出産の危険性を啓発するのは大切だ。前提となる知識がなければ選択はできない」と反論した。ただ、蓮舫氏の間断のない質問攻撃に押され気味だった。 限界集落の話って今ではまだ村程度の話。 先進国でも限界集落化というのまでには達していません。 ただ、それって国と言う規模の大きいものであって 衰退に小さな村よりも時間がかかるし、そもそも先進国ったって大戦後の括りなわけですから成立後の時間がまだ足りていないわけで・・・。 だけど社会の成立に高齢者ばかりとなれば社会体制の維持も、雇用の成立も難しくなるわけでね。 それを民主党のメダチタガリヤだとか弁護士だとかブロガーが批判しているのは主に『個人の自由』についてなんですよね。 因みに高齢化の推移についての参照。平成24年版の高齢社会白書から。 移民政策が緩やかなところは比較的緩やか。 日本は・・・あぁお先真っ暗と言う感じでしょうか。 自分の代ではいいでしょうが 今の自分たちの生活だってコレまでの歴史の上にあるわけですから、将来の社会に対してもう少し自分が『その過程に貢献している』と考えてもいいんじゃないかと思うんですよ。 これは結婚や出産の有無に関わらず、その社会に生きる人なら全てが該当する話です。1) 先にあげたブロガーた弁護士は『そもそも子供を生みにくい社会を作った政治の責任』なんていっているんですが、コレって彼女たちが挙げている『結婚しない・生まない自由』や『同性愛者への配慮』だとかと意識の問題としては正反対の主張です。 いつからだったか『勝ち組・負け組』なんて事を言い出して、バブル期なんかには『男女の見栄』は絶頂だったでしょうに。 私と嫁の結婚の時にはその次期の人から『もっと遊んでから~』とか『年貢を納めるには早い~』だなんて話もされましたよ。 世代攻撃は適当でないかもしれませんが、このバブル前後の時期に生み出された価値観の結果として 結婚後も『自分らしさ重視』だとか 子供も勝ち組にするための教育・資金力だとかが男女間で必須だと思われていますよね・・・。 そんな思想の社会で結婚しようと思ったら 既に高っいハードルが出来ているってことなんです。 自分たちの意識で上げたハードルを 政治に責任転嫁したところで出来ることは限られているんです。 そういう意識を捨てた上で結婚する・しない、子供を生む・生まないっていう個人の選択があるのなら健全ですが、今のマスコミ調査の状況は『現実的に考えた結果』というよりは『現実に押し流された結果』でしかありません。 2) 女性手帳の早期導入が駄目だっていうのならそれこそ対案は 『性教育の充実』ですよ。 これなら『少子化の責任を女性に擦り付けている』という論も成り立ちません。 私は小学校くらいから所謂『エロ』には興味を持ちましたが、もてなかったこともあり初体験も遅いです。 魔法使いにはなりませんでしたけど・・・・。 中学の頃は塾だ部活だ学校の役職だで土日も暇なし。 高校は男子校。 大学もバイトで少し 女性と関わるくらいで(この際も免疫がないために失礼をしています・・・)。 欲望だけはいっぱしにあっても遊んでもいないし、どうすればよいかも検討がつかない中 就職後に嫁と付き合い始めました。 その結果、恐る恐る女性を知ったわけですが、私と違って中学の時分には体験するような奴もいました。 そしてその結果として”問題”(詳細はご想像にお任せ)を起こすこともありました。 行為のやり方や仕組みに興味が行きがちですが、その時に『女性の心と体への影響』ということを認識していれば、早期に・むやみに行為に移るでしょうか? 女性の側はそうした相手を適切な相手とみなすのでしょうか? 流産を繰り返した夫婦を知っています。 出産が高齢になり 育児のハードルを上げて、しかも親に聞けずにママ友を捜し求める人を知っています(ママ友乞食といえる)。 学校側は”躾”しにくい環境になっていることも承知しています。 であれば、男性も女性ももっと大事にする価値観を知るべきでしょう。 その為に適切な性教育は必要だと思います(だれが教えるのかの課題は有り)
May 13, 2013
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息子とちょっと話が出たので覚書。 私の頃とは小学校で習うことがちょこちょこ替わっている模様。 ただ、その変え方や教え方には疑問もあるわけで・・・。いいくに作れなかった鎌倉幕府。成立年度、1192年から1185年に変更されていた (2010/11/12デジタルマガジン過去記事より) 大人のみなさんの多くは鎌倉幕府の成立年度を「いい国作ろう鎌倉幕府」という語呂合わせで勉強した記憶があるでしょうが、鎌倉幕府、いい国作れませんでした! 幕府ができた年、変わっちゃったんです! 新しく設定された年度はなんと1185年。語呂も「いいはこ創ろう鎌倉幕府」に変更されてしまったとか。なんでも、2006年ごろから「違うんじゃないか」と言われ始め、2007年には歴史の教科書の内容も改訂。今ではほとんどの教科書が1185年説を支持しているんだそうです。録音していたラジオ放送でこのことを初めて知って、もうビックリしました。皆さん、知ってましたか? 気になる変更された理由ですが、1185年に源頼朝が朝廷に日本全国への守護・地頭の設置を認めさせたことから、実質的な支配が頼朝に移ったと考えられるためだそうです。また、同年に壇ノ浦の戦いで平家を破ったこともその一因とみられています。 さらに付け加えるならば今まで1192年に幕府を開いた根拠として任命された征夷大将軍という地位は、頼朝が朝廷から軍事権力を奪うためにあえて任命させた官位で、地位としては1190年に任命された右近衛大将よりもずっと低いものでした。ちなみにこの右近衛大将という官位は武官の最高位でしたが、“天皇の近衛兵”という立場だったため頼朝は任命されてからたったの10日で辞任しています。 大人になってから歴史を学ぶ機会なんて滅多にないと思いますが、この手のお勉強はしておきたいものですね。 2006年頃から発生している話ですが、ネットをちょっと漁ると上記の記事のように『1185明記』ではなく『確定年不明記』と言うケースもある模様。 まぁ、正直言って過去の年数よりも時代背景と現代に生かす知恵が重要なのであって教科書への記載方法はここではあまり興味のあるところではありません。 因みに室町、江戸幕府への影響について言及しているところも多々あったようなので探してみると良いかも。 さて、上記記事の内容を読むと『1185年に源頼朝が朝廷に日本全国への守護・地頭の設置を認めさせたことから、実質的な支配が頼朝に移った』と言うことですが、現実社会で考えた時に 例えば『実質的に会社を切り盛りしているのは専務だから 社長としての責任も専務にある』なんて言ったら通用しますかね? 因みに江戸幕府の成立と大政奉還による終焉はともに『将軍職とその権限』の移動を基準としています。 征夷大将軍が低い官職であろうとも『武力の根拠』を朝廷から剥がしたことにより 自分の権力的裏づけが内外に示されたと言うことが重要なのであって、実体論なんてのは『形にこだわる日本人』だと考えにくいことではないでしょうかね? それに、これ実体論を唱えている方々は実態的に支配していたはずが、軍権を確定させなかったことにより例えば『頼朝配下の者に征夷大将軍を任命され、軍権が分断される』とか反乱されてしまったらどこに”実質”が有るんだと言う話になりませんか? 近年『親(⇔子)としての振る舞い』『年長(⇔少)者としての振る舞い』『組織員(⇔個人)としての振る舞い』で頭を悩ませることが多かったのですが、それぞれの立場、特に加齢によって後進を意識した時に自分の立ち位置に固執する結果 下は伸びない、上は胡坐をかくということに度々出会いましたよ・・・。 コレって ”名”と”実”が乖離しているってことです。 実にふさわしい責任(名に付随)を回避すれば その周辺は変な回り方をしますし、逆も然り。 要するに”ここ”が崩れているから社会がおかしいんですけどね。
May 5, 2013
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「領土交渉再スタート」を宣言、日ロ首脳が共同声明 まぁ、不謹慎では有りますがロシアとの交渉ってのはワクワクします。 個人的にゴルバチョフ、プーチンってのは尊敬に値すると考えているので。 しかし、北方四島一括返還をいきなり質問した日本の記者はその後プーチンに脅されましたね。 デリケートな問題、そしてはっきりと話をできるはずもない問題に土足で踏み込む意識は理解できない・・・。 早期解決には既に妥結している二島変換+α(国後島周辺での海底資源問題とか 核のゴミの処理問題での協力とか)あたりが現実的かと。 ロシアも中国以上に恐ろしい国ではありますが、対中、対米(TPP)、対アジア連合(EU的な構想も出てきました・・・)に対して大きな交渉力を得られる出来事として面白くなってきたと思わざるを得ません。 一方で中野剛志氏なんかが有名になったここでは・・・【水島総】TPPと中国侵略問題[桜H25/3/25] TPPに関して。 この水島氏『TPP反対。反対する為にこそ安部総理に交渉できる力を!』という主張は理解できます。 概ね言いたい事も分かるんですが 根本的にメディアとしての問題を抱えているように感じます。 要は『参院選にきちんとTPP反対派を擁立、当選させなければならない』と言うことを伝えなければならないはず。 それにはここまでのTPP準備交渉で日本政府は大幅譲歩と思われる内容は世論形成に悪影響だと思いませんか? 私は半ば捨て鉢に言っているように見えるし、コレまでの『正論主張→失望』の長い期間を考えれば仕方がない部分も有るのでしょうが、それなら戦後レジュームからの脱出なんていう必要はない(後述)。TPPの問題点を正面から突いて世論形成に寄与するべきだと思います。 どうもこの年代の人たちが それ以下の世代の人たちに対して勘違いしている部分がここではないかと感じたので苦言。 もう2つ桜の動画。【朝鮮半島】北の醜態は韓国も同じ、日本の売国奴も忘れるな[桜H25/4/4] 【日いづる国より】西田昌司、TPPかポーツマス条約か[桜H25/4/5] 個人的に日本の自立ってなんだろう?っていうのと、”戦後””戦争”を意識していない私みたいな層(結構多いと思いますよ)が、日本をどうしたいかを問われれば、『戦争』を望むことはないだろうし、多大な社会変化は望まないのではないかと・・・。 その一つには経済を大きく変えるにしても、現状の政治の方向はどれも自由貿易、グローバリゼーション・・・。地域主権をうたう某市長様もこのあたりは大きな矛盾を抱えています。 自虐史観の払拭+教育の向上 自前エネルギー・資源政策の推進 自主防衛力の向上(脱米) 在日問題の解消+α コレに将来の人材問題として少子化対策だとか、雇用の確保(産業の維持)といった問題が絡んでくるのはどこでもいつでも一緒。 憲法改正に関しても『なくても達成できるのでは?』という認識が私にはあるわけです。 教育改革などは前回の安部政権の時にも踏み込みきれなかったように 手ごわい問題ですが、それ以上に『何を学ぶべきか?』という問題が学校の現場に薄い。 教育目標なんて年度ごとに出ますが 毎年コピペしたかのごとく薄っい内容です。 知識と知恵と理性 のバランスということを長男にはよく言うのですが、知識にやたら偏った教育と価値観が私の子供の自分には行われていたように感じます。それだけ親世代にまで浸透してしまっている問題ですし、払拭しがたい価値観になってしまっていると言うことです。 そしてそういう価値観に疑いを持たない教師がいたりする訳ですよ・・・。 そうした層に対して”脱戦後”を打ち出しても論点はずれているのではないでしょうかね? 日本は大量に米国債を抱えていて、ある意味爆弾を抱えている状態。 そしてアメリカの経済も綱渡りをし、中国も経済においては爆弾持ちです。 私は『日本は中立・連携国家であるべし』という事こそが自立ではないかと考えます。 中国依存、アメリカ依存をすれば共倒れする。 交渉の根拠(自前資源や軍事力・経済力)を背景に深すぎない、馴れ合わない関係の外交力を育成すること。 そういう意味でロシアとの交渉はワクワクします。 水島氏は「批判するだけなら・・・」といいますが、日本の民主主義の根幹にある教育がどんなものか考えれば、メディアが 、政治家がきちんと説明なり、選挙主張なりで打ち出してって言うべきですよ。 (参加表明後のラジオで三橋氏は「選挙公約に6項目入れるべき」と発言) 言葉で伝える人たちが、また、暗にメッセージを出す人たちが誤解や反感を誘発してどうするんだ、と。 大衆が大衆であることをメッセージを発する側が否定するのであればそれこそ社会は成り立たないのにね。
Apr 29, 2013
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私は「権利の主張が悪い!」とか「沖縄に配慮する必要がない!」なんてことを言うつもりはありませんが、 『予算を預かる人間がこの主張の仕方をすれば、その予算に関わる人間がみな不幸になる!』ということが許せないんですヨ。陸自配備 石垣島に変更検討 与那国町長「決裂やむなし」 ( 4月4日産経新聞より) 与那国島への陸上自衛隊「沿岸監視部隊」の配備計画で、政府は3日、配備先を石垣島に変更する検討に入った。与那国町との用地取得交渉が難航しているためで、同町の外間守吉町長も3日までの産経新聞のインタビューに対し、「交渉決裂もやむなし」と述べた。 これまでの用地取得交渉で、町側が10億円を要求しているのに対し、防衛省の提示額は最大1億5千万円。両者の隔たりは大きく、交渉は暗礁に乗り上げたままだ。 外間氏はインタビューで、平成24年度の防衛予算に工事費などを含め配備関連で10億円が計上されたことで「町民は10億円が入ると思っており譲れない」と説明。ただ10億円の積算根拠がないことを認め、特例の「市町村協力費」としてゴミ処理施設などインフラ整備費で国が10億円を支払うよう主張した。沿岸監視部隊配備の国防上の意義については「国が考えること」とし「(町の)経済効果が最優先だ」とも説明した。 防衛省は10億円の支払いには応じないが、8月の町長選までは配備容認派の外間氏の軟化を期待しつつ交渉姿勢は保つ。ただ外間氏が再選しても事態打開のめどはつかないばかりか、仮に配備反対派が当選すれば計画は即座に頓挫する。 8月は26年度予算案の概算要求を固める時期にもあたる。このため、防衛省は町長選を判断の区切りとし、与那国配備の撤回と計画変更に踏み切る。 新たな配備先は石垣島が有力。23年度から5年間の経費総額を明示した中期防衛力整備計画は、石垣・宮古両島を念頭に初動対処部隊の配備も明記している。ある政府高官は「中国に近い石垣に監視部隊も配置するしかない」と指摘する。 監視部隊は航空機などの接近をレーダーで探知するが、中国から遠ざかれば水平線の下になる低空飛行への監視能力が低下する。早期警戒機などでカバーする必要もあるが、警戒機はすでに過密な監視飛行を迫られており、新たな課題を抱えることになる。 少なくとも自治体で予算を扱う責任者であるわけですから、予算計上の意味合いをこんな記事の通りに捉えているのであれば”無能”ですし、金額を吹っかけているのであれば”チンピラ、タカリ”の類ですよ・・・。 1) 私が違和感を感じるのは記事の中で 『ゴミ処理施設などインフラ整備費で国が10億円を支払うよう主張した。』 という点です。 25年度の同町の施策方針でごみ処理施設なんて出てこないんですよ・・・。 うたっているのはゴミの減量・リサイクルの推進。 当然限られた予算ですから優先課題から上げていくのですが、・通信インフラなどが文章量では重くなる点 や・航空定期便の低減などに対しての対策費用、・災害対策費用(役場の建替なんかも・・・)・港の整備などが書かれています。 少なくとも自衛隊施設導入を前提にして地域との連携を考えるのなら、これらは他名目の助成金を名目に交渉できる内容でしょう。 特に航空便(物資関係)と通信インフラは保険として国側も必要と考えそうなところです。 現実的な交渉ができる環境下にあって ・・・そしておそらくこうした現実的な要求をする準備が有って(コレも無しなら本当に無能ですヨ)、積算根拠を提示しないというのは交渉相手に対する怠慢であり、実現すべきメリットに対する(住民のメリット)怠慢ですよ。 用地の取得費用 + 建設に関わる周辺需要 + メリットを共有できる部分のインフラ整備。 これらが全てひっくるめて10億円という積算があるのなら交渉です。 しかし、「なんだか判らんけど俺は国から10億引き出した!凄いだろう!」というのなら寄生虫です。 少なくとも予算を預かる人間が『積算がない』というのはありえない話で、施策方針の中に『限界集落の回避』がうたわれる状況で国に「何でもいいから10億出せや!」というのは完全に利権体質に漬かっているといえるでしょう。2) 1)の最後に書いたように『限界集落の危機』(人口等は蛇足参照)を迎えている以上、福祉などを維持する為だけにも交通インフラ、通信インフラが維持できる根拠が欲しい。それは為政者ならば意識するところ。 そもそも『経済効果が最優先だ』 という町長の主張は どこに向かう経済効果なのでしょうか? 経済をまわすのは”人”ですよ。 人が減るところにインフラ”だけ”ぶっこむのって原発と同じで”それだけ”になりますよ・・・。 あとから生えるものが無くなっちゃう。 地場の特性を生かした産業(これは施策方針に自ら書いている)や観光業を重視するのなら、やはり交通・通信インフラのほうが優先順位が高いし効果が見込める。 地元の特性を失う利権体質への移行っていうのは限界集落化を進めますから 例えば原発をぶっこもうとする側からすると折衝する権利者が少ないですから楽ですよね。 海外資本にも簡単にのっとられる(乗っ取りに対する反対の根拠をもてない)。 どこもかしこも似たような”都市化”を良しとしている風潮が未だにありますが、そうなると大きな都市の引力に負けるだけでね・・・。 インフラはツールであって目的ではない。 だから使う道具を選ぶ(予算付けする)のは為政者の大事な仕事なわけです。 この道具(手段)と目的をはき違えると交渉する意味を失ってしまうんです。 インフラ作って町が滅びる。 こんな馬鹿な話は・・・こんな馬鹿な金の使い方はないんですよ・・・。【 蛇 足 】 こちらは民事となり、住民が原告となる為本記事とは別なのかもしれませんが・・・・ 仮に10億円を住民の迷惑料として予算付けすると考えると 与那国町のHPでは3月末の 世帯数は 766世帯、総人口は1527人。 1世帯あたり1,305,483円です。 因みに平成19年5月29日の判例で横田基地の裁判の例ですと・・・慰謝料月額:AW値75~80の地域は3,000円、B同80~85の地域は6,000円、c同85~90の地域は9,000円、D同90以上の地域は12,000円 最大のもので約10年分を、最小のもので36年分を一括補償するような金額。 正直なところ、コレが適当な金額かどうかというのは意見が分かれるところです(私は横田基地が少ないように感じます)。 但し与那国町は『初動対処部隊』で『陸自』ですからこうした費用は要らないのかもしれませんが・・・。 部隊編成なんかは詳しくないのでこの辺はなんともいえません。【 蛇 足 2 】 小学校~高校位の移動教室や修学旅行、卒業旅行って海外やリゾート地に行く話しとその積み立ての苦労を耳にします。 それよりもこうした地域を自分の目で見たり感じたりする機会に当てればだいぶ違うような気もするんですが・・・。 特に都心部の学生、児童はその先で有権者となるに当たっても【都会型の政治】を一方的に口にするのはこうしたものを切り捨てる対象にしている、自分とは関係がないという認識が強いからと感じます。 実際は都市の生活って歳だけで成り立っているわけではないんですが、数字を右から左に動かすことがえらいと言う世界が幅を利かせている状況は実感のなさから来るもの。 単純な観光よりも見方を変えるべき。
Apr 4, 2013
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別にこの本を買ったわけではありません。実際に読んだのは古本屋で見つけたこの雑誌の記事。 因みに2012.2号 ザックリいえば・米ドルは基軸通貨としての地位を騙し騙し続けていたが、リーマンショックで終焉・基軸通貨は「通用性」「購買力」によって決まる・そのため広く頒布すればそれだけ 価値の裏づけたる希少性を失う(金本位制などの歴史)・ドルの後釜候補だったユーロは”政治的思惑”による成立のために、価値を高める≒基軸通貨を望めなくなった・基軸通貨の存在が難しい時代への突入・地域通貨・通貨分散時代へ この人 「遅かれ早かれ1ドル=50円時代に突入する」と予測しています。 実際にそこまで進展するのには時間がかかるでしょうが、アメリカ・ヨーロッパの経済を支えた中国がヨレヨレで、日本の債権なんて米国債中心であることを考えると共倒れの危険だってある。 要はアメリカの終わり・・・そんなのを想定して動く必要が国にはあるってことなんです。 おそらく本日TPP交渉参加宣言されるんでしょうが、農業問題に集約させて、農業者を悪玉に仕立て上げたやり口はヤレヤレです。 やっとこ海洋資源とロシアというカードを得ようという段階で 全ての交渉を不利にするカードを仕込む必要なんてないのにね。 そういう本質とはなれた論調を展開する代表がここ。TPP「農業守りすぎ」維新、松井幹事長が自民批判 ( 3月15日産経新聞より) 安倍晋三首相が15日夕に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加を表明する見通しとなったことを受け、日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は同日午前、自民党が農林水産分野の重要5品目を「聖域」として関税撤廃の例外とすることを条件に交渉参加の容認を決議したことについて、「農業分野を守りすぎている」と批判した。大阪府庁で記者団の質問に答えた。 自民は13日のTPP対策委員会総会で、コメ、麦、牛肉、乳製品、砂糖を念頭に、重要5品目と国民皆保険制度について「聖域(死活的利益)の確保を最優先し、確保できないと判断した場合は脱退も辞さないものとする」と注文を付ける決議を了承した。 これに対し、松井氏は「日本の農業は成長産業としてこれから世界に打って出る分野。交渉参加は当然で、参加前にあまり国内でこの部分(を関税撤廃の例外)と決めて出ていくと、交渉のテーブルで有利な条件を引き出すのが難しくなってしまう」と疑問を投げかけた。 大阪は農業や自給率なんて関係ないんでしょうし、町工場がTPPでよくなるとでも思っているんでしょうかね?国内雇用を減らしていくというのは=女性の社会進出をしても働き口がない =国内の食品・日常品といったものの消費が低減する =国内での生活が困難になる(少子化推進!)等々ろくでもない話になると思うんですけどね。 上のマイナス要素って ようは『地域破壊』なわけで、地域通貨なんて浸透しないんですよね。 それに『効率化』という言葉で商店街や小規模事業って否定的に言われているんですが、反対に伸びているのってアマゾンやら楽天やら・・・。 実店舗を閉めてネット販売専門にして儲けているところなんてざらな状況です・・・。 地域通貨ではなく、こうしたネット上のポイントのほうが余程『リアル通貨』なわけです。 円天万歳ですよ・・・。 この知事がいかがわしいのは前からですが、『何をもって有利とするのか』も定義づけしない姿勢は卑怯であり、無能と言われても仕方のないものですよ。 自動車輸出って本当に延びると思ってんの? ものづくりどうこう言うのなら シャープが韓国に食われようとしているのをどうにかしろよと。 国が食われて地域だけが生き残るってのは『併合された上での話』です。 関税の問題じゃぁない! 自分たちで選挙権を持っても、地域で安全対策に条例を打ち立てても、それが外国企業のご都合で否定され、場合によっては賠償を求められる状況なんてありえないんですよ。 企業が『法人』ではあっても主権者ではない。 この前提がない民主主義は詐欺ですし、無駄ですし、ゴミ。 当然地域通貨もなければ、国としての通貨もお飾りになります。 これは日本だけではなく、欧米、中国にすら言える話。 ・・・TPP交渉で武器輸出国の道を開くのなら・・・。 選挙前に石破議員のコメントで武器の性能を売ることで知らしめれば、抑止力になりうると言うのがありました。 TPPと安全保障を一緒くたにしているのならこんな提案すら出てしまうのではないでしょうか? 交換条件としてね。 そのとき日本は日本でいられるのでしょうか?
Mar 15, 2013
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納谷吾朗さんが亡くなってしまいました・・・・。 ご冥福をお祈りいたします。 また昭和の一頁が世を去ってしまったわけです。 そのせいか、本日は追悼番組的なものが流れ、吹き替えを担当された『猿の惑星』が放送されました。 創世記ではないやつね。 以下ネタバレ含むなので未見の人は飛ばしてください。 ラスト手前の遺跡前でのいざこざ。 猿側の最高頭脳ザイアス議長は猿の有史以前の文明・・・人間の存在と危険性を過去の文献より既に読み解いていた。 「人間は感情が理性を凌駕する」 「(人間が危険なのは)この禁断の地が砂漠になってしまっていることが証明している」 「人間だけは享楽のために、相手の縄張りを奪う為に同属を殺す」と人間を危険視する理由を語り、新天地を目指すテイラーの背を見ながら 「我々にとっても、奴(テイラー)のとっても知らないほうが良いのかもしれない」と嘯いたりする。 そしてテイラーの前に現れる自由の女神・・・。 自分は地球に帰ってきていた・・・。誰が地球を滅ぼしたんだ・・・! 人間など全て地獄に落ちればいっ!! テイラーの嘆きで劇終となります。 放送終了後 維新の会が質問している国会中継をその後見ていたんですが・・・。 3.11という刻まれた日の直近でこの作品を見ると・・・そして未だに原発を抽象論で『雰囲気的に怖いもの』として現実的な対処を曖昧にする人達を見ると・・・。 人間って本当に『知識がある』『IQが高い』『偏差値が高い』とかいうのと『賢い』の間が埋まらない生き物・・・もしくはその違いをわざと誤解しようとしている生き物なんだと実感させられますな。 ここのところTPPを話題に上げることが多いですが、原発にしてもIBMのCMにあるようなスマートメディアにしても、モノポリーを自然に実現してしまう過程ですよ。 よく『格差社会』といいますが、本当に格差が進むと底辺が圧倒的多数=数の力を持つことになり、洗脳をうまく続けない限り『革命』を誘発することになります。 『頭の良い勝ち組』の人たちはそれが本当にできるでしょうかね? 人口分布でピラミッドが例図となるのは伊達ではないでしょう。 多くの人が処理しきれない効率化なんて その先は『多くの人は享受できない効率』に化けますよ。 本当に底辺化すればネット環境なんて失うし、交通も物流もメリットどころか利用自体が制限されてしまう。 人間にとって 適度なコストに適度な価格、適度な報酬というの保持しないと『富の分配』の『富』はどこから来るんでしょうね? ベーシックインカム制度なんてのも格差が進めば1%の勝ち組の富から99%に分配できますか? 非常に文章内でも『効率化と社会保持について』の矛盾を抱えたものがあったので転載。ユニクロの高い離職率が意味するもの - 辻 元 ( 3月11日アゴラより)私の前記事に、山口巌さんが「ユニクロの柳井正社長は嘘つきなのか?」を書いて抵抗しているが、問題の本質を見誤っているようなので、前記事と重複するが、簡単に指摘しておきたい。私は、ユニクロの経営システムそのものを批判しているのではなく、実態と乖離した「世界一へ、グローバルリーダー募集」といった、プロパガンダを掲げた人材募集の方法に問題があると言っているのだ。( 中 略 )私が問題にしているのは、ユニクロの企業イメージと実態の乖離で、ユニクロのシステムを批判しようというのではない。 高いスキルを持った一握りの人たちに高給を支払う一方、大部分の仕事はマニュアル化され機械化され、IT化されて価値が低くなり、その結果、大部分の低スキルの仕事が、低賃金に甘んじるのは、仕方のないことである。 私の言いたいことは、労働が二極化しているのだから、それならそれで、就活生に「世界一へ、グローバルリーダー募集」などという実態と乖離したプロパガンダを掲げることを止めて、「グローバルリーダーは(新卒でなくても中途採用でもいいので)、別途採用します」という方が正直で良いのではないか、ということだ。そもそも、決められたマニュアル通りに働く人材が欲しいのであれば、何も大学を出ていなくても構わないわけであるし、厳しい労働に耐えられる体力と精神力、低賃金でも文句を言わない従順さを持った人材を、選ぶ方法はいくらでもあるだろう。マニュアル労働の末、大したスキルも身に付けられずに、大量の若者を離職させることは、社会的損失も大きい、私が言いたいのはそれだけだ。 グローバル化って均一化でもあるわけでね・・・。それはマニュアル化と通じるんですよ。 既存マニュアルを保持した上で、市場における適合・マッチング・発展と言うのが「グローバルリーダー」だとおもいますが、高いレベルでマニュアルと現場のマッチングをするのって結構、事なんですよ。 コレはシステムも同様。 何でもできるシステム、なんにでも対応できるマニュアルってインプットが広いけどアウトプットの多様性が無限に広がる。 だからマニュアル・システムはインプットの制限を強くするほど、「該当業務における正確性・価値の向上」になる。 「高スキル(と呼ばれる者)の所業」が「低スキル(と呼ばれる者)の奮闘」に支えられているという矛盾を抱えることになる。 本当に高スキル(と呼ばれる者)が正しくて、グローバル化が正しくて先進が正しいのなら、後追いである北朝鮮や中国に何故現状のように脅威を与えられているのか? 猿の惑星において 猿は猿人の社会保持と言う既得権益のために人間を迫害しました。 現在 日本では被災地の復興が・・・「被災地に春が来なければ日本の春も来ない」(安部総理)と言いながら復興とは正反対のTPPなんかが沸き起こり、生存の為の産業という議論がされない不思議がある。 結局自己愛のために共存できない・・・他者を侵略することで生きる人間が猿(比喩)に取って代わられないとは私には思えないんですよ。 わざわざ他者とぶつかり合う様に効率化=道幅の縮小を続けて、最後に人間を嘆く姿が ラストのテイラーに見えたのは私だけでしょうか?
Mar 12, 2013
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で、個人的な見解ですけども・・・。米大統領支持率が43%に低下、強制歳出削減で=ロイター調査 ( 3月7日ロイターより) 6日に発表されたロイターとイプソスのオンライン世論調査で、2期目就任後わずか2カ月足らずのオバマ米大統領の支持率が低下し、経済面の失策について野党共和党と同程度の批判が出ていることが分かった。調査では、オバマ大統領の業績を「評価している」との回答が43%で、2月19日時点から7%ポイント低下した。支持率は、政府が超党派の合意にこぎつけられず、強制歳出削減が不可避であることが明らかとなった2月26日の週の低下が主な押し下げ要因となった。強制歳出削減は、1日に発動された。政府は合意に至らなかった原因は共和党にあるとの批判を展開しているが、調査回答者の大半は、民主党、共和党双方に責任があると回答した。イプソスの調査担当者であるジュリア・クラーク氏は、航空業務や国立公園運営などサービスの縮小や、国防総省の予算削減などにより、オバマ大統領の蜜月期が終わったと指摘。「有権者は(強制歳出削減が)軍や個人に大きな影響を及ぼすと予想している」と述べた。 この状態で極東の小競り合いにお金と人を出すでしょうかねぇ~。 オバマサンはマイナスを早く返したいでしょうから長期的展望は給付関係の抑制でしょうけど、短期的には自分の懐と国土が傷まないやり方を採りたい。 日韓に迎撃ミサイルだのを販売したいでしょうし、北朝鮮への支援も日中あたりを中心に進めさせたい。 2.13の一般教書演説。これはニュース報道。 原文をつたない英語力で読んでいくと、北朝鮮のことはアルカイダ等対テロリズムの流れでの発言ですし、演説翌日の産経新聞で書かれているようなTPPや北朝鮮を”主題”にしたものではなく、あくまでエネルギー等の諸施策の中での一項目といったところ。 しかもこれらは短期に結果を出さなければならない状況下で中長期に結果が出てくるものでしょうに・・・。 国内世論だって企業=イナゴ中心の話で、本質的にはオバマ施策とは矛盾がある。 下の動画がそのリーク報道。 ぶっちゃけた話がオバマは朝鮮半島情勢・・・ひいては対中軍事行動にそれほど関心があるとは考えにくい。 てめ~の財布気にしなくちゃならん時に他所の子のけんかの仲裁をする人も居ないって話。 歳出削減でマイナスの手を一度打ったわけですからとは”儲け話”に食いつきやすい・・・コレが誘導する側なら『カモ』でしょうね。 ”穴”を埋める為なら悪いこともしますよ・・・。こんな記事があります。オバマ大統領は、「財政の崖」に直面し、「悪の戦争経済」に誘惑され、第3次世界大戦から逃れられるか? (2012年11月12日板垣 英憲 | 政治評論家、板垣英憲マスコミ事務所代表)再選された米オバマ大統領は、果たして「核戦争」(悪の戦争経済・第3次世界大戦)を回避できるであろうか。米国は、「財政の崖」に悩まされており、この大ピンチを脱するには、どうしても「悪の戦争経済」に頼らざるを得ない誘惑に惑わされる。第2次世界大戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、アフガン空爆・イラク戦争と約10年ごとに大戦争を繰り返してきた。第2次世界大戦の英雄であるアイゼンハウワー大統領が、憂慮して退任したように、米国は、「軍産協同体」の存在により、「悪の戦争経済」に依存しなければ、米国経済を維持できない国家になってしまっている。アフガン空爆・イラク戦争から約10年を経て、いままた大戦争を求めており、この病的な経済から脱するのは極めて困難な状況にある。オバマ大統領が、この病弊から逃れるのは、至難の業と見られている。 日本はほぼ当事者ですから『特需』はないでしょうが、アメリカは違いますわな。 先日のテレビタックルで西田議員も発言していましたし、それ以前から中野剛志氏なんかが言ってきたことですが、日本の国防のためにアメリカから原潜や空母買ったほうがよほど両国間でメリットがあるって・・・。 私は戦争をしたいと思っているわけではないし、TPPは反対だし、本質的には第2次世界大戦時の戦勝国の爪痕が問題である朝鮮半島問題に、アメリカの意思で決まるし という状況はなんとも理解しがたい。 本質的にはアメリカ関係ないんだもの! 表向きは”世界の警察アメリカ”ですけど、現実問題欧米先進国に成長力はないし、アフリカやアジアが先進国化していくのに対して『今度は自分たちが安い労働力を!』なんてことは絶対にしないのが人間の性。 対テロだって原因となる 経済摩擦を起こしているのはどちらかと言うと先進国側だしねぇ・・・。 3.8の報道ではアメリカの失業保険申請数が低下したとかで「アメリカ経済回復?」となって1ドル=95円台に一時達したとか・・・。 これも歳出削減策の悪影響はこの後ですから円安に向けての動きってのも 楽観視できないのでは? ミサイルが1,2発韓国かに本位撃ち込まれた後に合同軍事演習を引っ込めて 譲歩した状態から会話再開ってのが一番有りそうな話です。 ただ、私はこんな相手(北)も自分も益のない喧嘩は本当にばかばかしいと思います。 これで『お国の為!』なんて言葉はいたら馬鹿でしょう・・・。
Mar 8, 2013
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・・・まぁ、これはいいとして。 北朝鮮が休戦協定の白紙を宣言しましたよ。 それもいつものおばちゃんではなく軍トップの宣言で。 な~んで何にも無しで終わる(交渉に戻る)前提の報道になっているのか不思議。 で、意思決定者となるアメリカさんの動きなんですが・・・ロッドマン氏訪朝も、第2の「ピンポン外交」にはならない=中国 (2月28日サーチナより) 北朝鮮メディア・朝鮮中央通信は27日、NBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏一行が北朝鮮を訪問し、地元選手と合同トレーニングを実施したと伝えた。中国メディア・中国新聞社は28日、今回の「バスケ外交」はかつての「ピンポン外交」のような成果は出ないとする中国人専門家の意見を掲載した。 記事は、ロッドマン氏の訪中が、米中関係改善の足がかりとなった「ピンポン外交」に匹敵するインパクトを持つ「バスケ外交」となるかどうか、米国国内では大きな議論になっていると紹介。「『指導者がバスケ好き』以外に、ロッドマン氏が北朝鮮からどんな情報を持ち帰ってくるか、多くの人が待っている」とした。 一方で、国際政治経済が専門で金融アナリストの呂超氏が「外交的な成果あまり見込めない」と分析したことを伝えた。 呂氏は、「ピンポン外交」は米中両国に関係改善の意向があり、「両国間にあった障子紙」を破る役目を果たしたのに対し、今回は北朝鮮が核保有や反米に対する強い意志を持ち、米中間には「障子紙どころか城壁より厚い」壁が存在すると状況の違いを説明。「ゆえに、『バスケ外交』が北朝鮮問題の対局に影響を与えることはないだろう」とした。 この記事自体は民間外交以下ですから取るに足りないのですが、白紙宣言の前にロドマンがインタビューにこたえた報道。 で、これをアメリカ側が”即時拒否”(小倉某の番組)の結果が白紙化なんですが その後こんな記事。米、休戦協定「白紙化」の北に「対話決断を」 ( 3月7日読売新聞より) ケリー米国務長官は5日、ドーハでの記者会見で、北朝鮮が朝鮮戦争休戦協定を「白紙化」すると表明したことについて、「白紙化すると脅すよりも、(非核化などに向けた)対話を決断する方が世界のためになる」と述べ、北朝鮮を批判した。 要するに北朝鮮は”譲歩をしあう交渉”は拒否して ”トップ会談”を望んだのに拒否られたからもう一段上の脅しに入ったと・・・。 報道が正しいのならアメリカさんの交渉力って・・・。 だいぶ前から対北朝鮮での交渉は『下手』と言われていましたけどねぇ。 アメリカの外交は軍と国務省(所謂経済援助)の二本立てで 軍は現状まだ、中東。 と考えれば今回も喧嘩はするまいと 北朝鮮には足下を見られているのは確実。 3.11米韓合同軍事訓練を前に一つ二つ波乱がありそうですが・・・。 あんまり3.11に意味を付け加えてほしくないというのが一日本人としての気持ちなんですがねぇ・・・。 今回中国が北の制裁を拒否していないというのが 一番怖いところです。 相手を追い込むときは一箇所逃げ場を残しておくのが常道ですが、中国はその役目を引いているし、アメリカはとにかく会談を引き延ばしもせずに蹴っちゃった。 誘拐犯が身代金交渉の電話をしたら、近所に警察(中国)が走り回っているし、交渉の電話に出た奴はいきなりガナリ立ててくるし・・・って感じでしょうか。 先の番組では韓国軍が暴走する危険も指摘しとりましたね。<続く>
Mar 7, 2013
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親戚の子が私立幼稚園→私立小中大一貫校に行くそうです。 因みに女の子。 今回はこのことに対する批判というか、懸念の指摘。 私のおじさん・・・この子の祖父は地元で仕事をしている関係からも 地元の幼稚園、学校に通わせたかったようです。 私は大学まで含めても東京都の中で収まっていますので比較的地元志向であるといえます。 で、この年齢になってみると、『他人は自分を映す鏡』というのを実感します。 自分が相手に対して苛立つ要素だとか、面白いと感じる部分、ありがたいと感じることなどが出てきます。 ただ、これって短期間のつきあいで発生して、その付き合いが切れてしまうと”その時だけ”になりがちです。 ところが、これが幼稚園くらいから知っている(友達とは思わなくても可)奴だと紆余曲折はあっても相手の変化は勿論のこと、自分が相手に対する見方が変化していることに気づけば”自分自身の変化”を認識することもできます。 これが仕事での付き合いから発生した要素というのはメリット、デメリットを追いがちで今一歩踏み込めなかったりする印象があります。 小学校時代に虐めにも合いましたが、殆どが隣接する公立中学に進む環境では 『最悪嫌でも9年間同じ空間で過ごす』ことが強要されます。 ただ、この時期に『長期間付き合う相手との処方』を自分の中に作らないと社会に出てから・・・(これは主婦になると近所づきあいでさらい厳しい)まぁ、どうにもならんわけです。 そして、同時に相手の動きを心身ともに見ようとすれば『本当の自分』(夢見がちな言い方ですが・・・)にはなれなくとも、自分が”他人”という成分からもかなりの部分成り立っていることが判る。 =社会的動物 であるところの人間が見えてくるわけで・・・。 私立でも幼~大学まで一貫なら同じことだろう・・・そう取られるかもしれませんが、少なくとも通学に電車を使わせているようなところでは なかなかうまくいかないだろうなぁというのは通勤時にそうした子供の言動を見ての感想。 目線が狂っちゃうんですよ。 特に女の子。 純正栽培のように言われる効した私立ですが、大人の薄汚い部分が一足飛びに成長しちゃったりする。 歳をとれば自然に加わるものなのに・・・。 自分のHomeをどこに定めるかは人それぞれですが、自分が簡単に排除できない時期だからこそ義務教育の時期には多くの交わりを持って雑種になることが必要だと感じます。 それも、できることなら好き嫌いを超えてできるだけなが~く。 相手を許すことができない人に、許す=許容する部分を認めることのできない人に先につながる付き合いも、取引も難しいと思うんです。 そのための下地が認められない社会になっているのはなんとも。。。ねぇ。 と、会社でのお話も拙速で近視眼的で相手を省みないものになっていると見ている会社勤めの人は思うのでした、と。
Mar 7, 2013
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先日NHKで『自殺を防ぐ』特集をやっておりました。 簡単に言えば「自殺にたるルートを解明することにより 適切な対処ができるような 制度・環境づくりをすることにより自殺は防げる(減らせる)」というもの。番組はこのルート解明の取り組みを行っているNPO法人を中心に構成されていました。 冒頭のアニメはこれまでに記憶にあった「人生」に関するものを Youtubeから改めて拾ってきたもの。 比較的最近ではディズニーランドのCM(下記)や鉄拳の『振り子』等もこの類。 内容的には 『喜』『楽』のものも有れば『哀』『怒』にあたるものもこうしたものには有ります。 が、それぞれ考えるべき部分が有るように感じます。 私は適切な対処・制度なんてものは現実に存在しえると思っていない = 現環境化においては自殺は減らない と考えています。 このNPO法人の方々はそれぞれの専門家で構成され、使命感に燃えて努力されているのでしょうが、おそらく救えている・救える人というのは結果から見て自殺を”しない”人だと思います。 だって自殺に踏み切るかどうかのスイッチなんて類型化しようがそれは『表面上のキャラクター・経歴』によるもので、内なるどろどろした部分から来る そこまでの距離なんて図りようが無いですから。 そんなに心を開いている人ばかりだったらこんな世の中になるわけないし。 番組内で『身近だからこそ、家族だからこそ自分の状況を隠されてしまい気づくことができなかった』という視聴者の意見が寄せられておりました。 自殺者の関係者に鞭打つわけではありませんが 『それなら誰が気づけるんだ?』というのが率直な感想です。 先般の滋賀県の学生が自殺して大騒ぎした時もそうですが、基本的に学校は他人事ですし 学校自体・・・教師の人間性などの問題による虐めの拡大(私はかつてコレを経験しています)すらあるのに、根本的な対処が制度整理でできると考えるほうがおかしい。さらに教師とて人間であり、一人ひとりの生徒に対応できる時間的余裕も限られていることを頭から外すべきではないでしょう。 『一緒にいて感じ取ることのできない』 私はこの原因は『急かされている社会』に求めたい。 『異常な価値観への批判』ともいえます。 例えば まったく関心が無い(要するに嫌いよりも悪い状況)の相手と二人、一室に長時間いれば、良くも悪くも相手のことは何かしらの感情を伴って『自分なりの理解』をするでしょう。 うざったいと感じるか、意外といい奴と感じるか・・・、それはわかりませんがね。 逆に『家族』で括ろうが、(1)家族の行動がルーティンワーク化しているケース や(2)時間的・空間的接点が乏しいケース(3)関心の範囲が重ならないケース といった状況の何れかが当てはまれば『変化・予兆』なんて簡単にスルーされるでしょう。 しかも地元で考えても 幼少の頃から夫婦共働き、地域社会との接点の消失(商店街・自治会消滅など)、受験の早期化による家庭で過ごす時間の減少・・・・。 上記(1)~(3)を満たす環境が進行してしまっているわけです。 世間様は海外との競争を猛烈に言いますけど、正直その流れに乗れている人、まったく落ちない人って本当のところどれぐらいいるんだろうと不思議に思います。 余裕があれば・・・ 時間が有れば・・・ 言い訳じみていますが人のこと、人の変化を知るのにはやはりSNS等の”キャラ作りによる平面的な人格”よりも現実を見ないと難しいと思ったりするわけです。 ”つながり”って何なんでしょうね。
Mar 2, 2013
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ガソリン12週連続上昇=エネ庁 ( 2月27日時事通信より) 資源エネルギー庁が27日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(25日時点)は、全国平均で前週比1.0円高の156.2円と、12週連続で上昇した。原油相場の高止まりや為替の円安傾向が影響したとみられる。 41都府県が上昇、4県が変わらず、北海道と富山県は小幅下落した。愛知県と京都府(ともに2.4円)、島根県(2.3円)、宮城県(1.9円)の上昇幅が大きかった。 調査を担当したみずほ総合研究所は、今後について「円安も一服しており当面は小幅な動きが続く」としている。 因みにこの記事に対するyahooコメント。円高のときはいろいろ言い訳してなかなか値下げしなかったくせに、円安の時だけ足並み揃えて価格反映する元売りに腹が立つ。上がる時は順調だな「政府は原発やめろ!」と言ったり、「円高不況だ政府何してる!」と言ったり、「円安にしたら火力発電の輸入が高くつくだろ政府!」と言ったり…。マスコミの無責任ぶりってあいかわらず凄い。そのくせ、原発依存も貿易赤字も避けられるように政府は海洋資源を守れ、とはろくに言わないよね。尖閣•竹島の報道では侵略国との友好が大事だと平気で言い、侵略行為を事実上容認する有様。あそこの資源が採掘できたら原発依存しなくて済むのに。ある意味で、マスコミとか古舘とかみのもんたは侵略国以上に日本に害を及ぼしているのでは?90年代はハイオクが100円くらいだったのに😔運送業が大変だ。 TPPで外に打って出ると騒ぐマスコミさん。 現状、多少戻したとはいえかなりの円高水準。しかも対ユーロはイタリアの政情不安でやたらと弱い。 ドイツあたりはイタリアに頭を悩ませつつも 国内産業的には喜んでいるでしょう。 日本国内でいえば 貿易赤字を招いている原因は主に『エネルギー輸入量の増大』と国会でも論じられているのに、「原発には反対だ~!」「国民の生活負担を増やすな!」とわけのわからない合唱が続いていますわな。 使えるものは使えと言うのであれば原発は当面使うべき話でしょう。コレだけでエネルギー輸入の面では足下見られないんだから。 儲かるのは商社だけっていうのであればtppで喧伝している『日本の技術力』の源泉である中小企業は総倒れですよ。 だいたい日本の技術力の根拠の一つは安定した社会インフラ・エネルギー供給・基礎学力・安全といったものがあるわけで・・・。 国土強靭化が”こうしたもの”を的確にさしているのであれば目先しか見ない人以外は支持するべきモノ。 でも、正直踏み込みが足りない。 最近アメリカさんの液化天然ガスがニュースになっていますがこれも日本近海におけるガス田も『エネルギーとしての石油の代替』ですから、原材料としての代替にはならない。 加えて3点。 1.太平洋側での採掘は現状地震リスク・政情リスクでマイナス面が大きい。 2.オイルサンドの採掘は昨今アメリカの地震原因という話が出たまま続報が・・・。 3.日本海側・・・つまりはロシアと関係する近海での採掘の話は放置されたままであるし、 そもそもエネルギー面で足下を見られないようにリスク分散するのなら ロシアとのビジネスは不可避。 TPP交渉を優位にする為の材料が日中韓FTA交渉(成立するとは言っていない)なのかもしれないが、 そろそろ北方領土問題とあわせて・・・バランスをとる上でもロシアさんは正面から付き合える状況にしないと・・・。戦後何年だって話でね。いくら教科書で日本の領土と書いても説得力がなくなっちゃう・・・。 そういう意味で鈴木某さんが国会に戻ってくると面白いと思う今日この頃・・・。 以上チラシの裏。
Feb 27, 2013
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<大学生/就活>ロート製薬、あえて脱・ネット 「思い」持つ学生と本音で対話 ( 2月24日毎日新聞より) 今や就職活動と言えばインターネット。企業へのアプローチは「ネットから」が主流になっている。しかし、ロート製薬は就職情報サイトによる募集をやめ、現在の大学3年生ら14年度採用からは原則として直接会った学生がエントリーシート(ES)を提出する方式に変えた。ネットに頼る就活では、企業も学生側も、お互いのことがよく分からないままになるとの指摘が強い。採用方法の模索が始まっている。 「『とりあえず』を止(や)める」 同社のサイトで、新卒採用情報のページを開くと、大きな文字が目に飛び込んでくる。 同社は、11年度採用から就職情報サイトでの募集をやめた。その前年まで、学生のエントリーは2万~3万人にも上った。当然、全員に会えるはずがなく、面接できるのは1000人以下だ。一方、6000~7000人程度を対象に説明会の案内をしても、参加率は5~6割程度にとどまっていた。 「会えば魅力がある人か分かるのに、それまでに人数を絞らなければならない。ロートに思いを持った人だけに会う方法はないだろうか」。そう考え、新しい採用の仕組みを検討したと、人事総務部の矢倉芳夫マネジャーはいう。 そこで、応募を電話で受け付けるように変えた。仲間以外と電話応対の経験がほとんどない学生が、企業に初めての電話をするには、何らかの考えを固めてから。あえて“ハードル”を設けたわけだ。応募者は当初、800人程度に激減。最初の電話でも、サイト上に記した同社のメッセージをどう思うかなど、簡単なやりとりから始めた。 ( 中 略 ) 矢倉マネジャーは「ネットは悪ではないが、企業側は数を集めて安心し、学生側はどこにでも通じる志望動機を書いたESを大量に送る。思考停止状態からミスマッチが生まれていないか。お互いの相性確認をするのに、対話する努力は欠かせない」と話している。 ネットの応募って”中途”で利用してますけど応募も簡単なら断られるのも非常に簡単。 『次』につながるものが無い。 私個人をもって『日本人は~』ってやるのは不遜ですが、この「『とりあえず』を止(や)める」っていう発想は非常に現状を良く捉えた示唆を含むものだと感じます。 『メリット・デメリット』の両面があるのが通常の『現実の事象』です。 『長所・短所』という部分に置き換えてもコレは同様。 ところがこれらのマイナス面は互いに隠しあうのが常になってしまっています。 わざわざ「欠点をさらす必要はない」というのはその通りでしょうし、商売目線で言えば『騙してはいないけどマイナス面に目を向けられると儲からない』という意識は当然にあります。 ネットを介した応募では、おおむね足きりですから、マイナス面があるものを捨てていく作業になります。 結果・・・マイナス面に目を瞑っても・・・むしろマイナス面をはかりきれないままに長所をはかりそこねることになります。 スピードアップ、効率化というのは非常に良い意味として使われますが、『端折る』『省く』という作業によってその端折ったもの、省いたものが常に適正であるかが省みられることは少なくなります。 テレビではTPP交渉参加を事実上宣言したとばかりに報道されていますが、この『端折る・省く』を優先した業種がここ数年でどうなっているかを見れば『日本は技術力が有るから海外に打って出ることこそ正義!』っていうのは信じられないんですよ。 これも『日本にとってのメリットは何で、デメリットは何か?』って具体的に宣言することもなく曖昧なまま『例外が認められた!』なんて言っているだけ。それで新聞社の世論調査がupしたなんて・・・。 この調査が正しいのなら日本人って本当におめでたい人種です。 民主党政権を是とした時からなんら変わっていない。 きちんとメリット・デメリットを並べ、誠意を持って・・・これは相手の顔を立てえるとかではなく自分たちの求めるものを相手に提示する。 新卒・中途と結構な数の面接を受けましたが、コレをしてくれたと感じたのは新卒の時の1社だけでした。 しかもその時担当していただいたのは 人事の専門ではなく、海外も含めた事業推進のお偉いさん。 だから『これから欲するもの』をダイレクトに出していただけましたし、こちらが望む形との差異や足りないものを感じることができましたよ。 (因みにこの企業では内定をいただいていましたが、最終的に辞退しました。) 『なんとなく』『とりあえず』で泣かされるのは立場の弱いものですし、立場の弱いものほど余裕も余力も無いのですから『少なくとも次に生かせる成果』を求めるべきです。 私はこんなことを言って、やっているので嫌な顔をされることもしばしばありますが、結局そこでつめなければ相手(クライアント等)もいい思いばかりはできなくなるんです。少なくとも『騙そうと思って騙していること』がこの関係では是認されてしまう(そんな関係多いです)。 そしてこの結果は、現在どれだけ『本当に必要なもの』が必需品となっているかにあらわれます。 『とりあえず』で失うのは人間の正直さ、誠実さですよ。
Feb 25, 2013
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