ξクラピカξの詩・小説

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OASIS


潤わせる水を注いでよ
僕を満たしてくれるのは
冷えきった水だけなのか

満たされたグラスの中だけに
命の鼓動が存在する

オアシスのように
満たしてくれる人は
何処に居るの
乾ききった砂漠に
潤いの雨を降らせてよ

降ることのない雪を
降らせたのはオアシスさ
乾いた場所に
潤いを与える

僕を満たすのは
粉雪なんだ
人でもない物だった
巡り会えて喜びが湧く

満たされた僕は頼むのさ
冷たい肌を温める
光が欲しいと頼んだ

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