ξクラピカξの詩・小説

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五幕// Whereabouts of treasure



五幕// Whereabouts of treasure(宝の在り処)




ロキの手には、鋭く光るナイフが握られていた。

「さて、あんた達には主の場所までの道を教えてもらおうか」

管理員二人は手を挙げて聞いた。

「貴様ぁー、主の何のようだ!!」

一人が怒り狂ったように、ロキに尋ねた。

ロキはそれを聞いて微笑し答えた。

「主が所有している『Immortal Mask (不滅の仮面)』を頂きに・・・・・ね」

管理員たちは、焦った表情を表し始めた。

「小僧目、何処でその情報を・・・・・!?」

ロキは再度微笑し答えた。

「俺たちの職業の間では、かなり有名な話でさー。

 知らない奴は誰も居ないんだよねー。

 まぁ、此処にあるって言うだけで誰が持ってるかは誰も知らないんだけどね♪」

管理員は”しまった”と小声で言った。

「今頃気づいたのかよ・・・・・。

 あんたのお陰で確認できたから間違いないんだね。

 じゃあ、教えてもらおうか?

 主の部屋までの道をね!」

「クソッ、ここまでか・・・・・。

 主は此処の最上階、つまり三階に居る。

 三階には部屋が一つしかないからすぐに分かるはずだ」

ロキは管理員の肩を叩き言った。

「用は済んだから、オヤスミー♪」

そう言った直後に、二人の後頭部をナイフの柄の部分を使って殴りつけた。

管理員たちが気絶した後に、手錠を盗み二人の手を手錠で柱につないだ。

「さて、これで大丈夫だな。

 サクッと盗み出しますか」

ロキは鼻歌を歌いながら階段を探し始めた。



「イザム、エクスガンは此処に来るはずだ。

 その間、待機するぞ!」

「まかせろ、ピンジ!」

二人が待機を始めて数分、その場にジャンが姿を見せた。

「よぉ、俺も仲間に入れてくれよ」


六幕// Prize money neck(賞金首) へ


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