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2004年03月03日

今日は、一般では雛まつり

今日は、厄参りのひだ
日本最古の観音様で、ここは、どこともつながりがない孤高の観音さま
それゆえか、霊験あらたかで有名
特に厄除けは、遠くから着物を着た人たちがやってくる。
19歳33歳が女性の厄
男42歳は本厄で、伊勢志摩地方の人には特に恐れられ・・・何かとうるさい。

（松尾観音寺奉賛会発行のパンフから抜粋しました）

　ご本尊は、霊験新たかな十一面観世音菩薩で、厄除け、結縁などにたいへんご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

　また、当山は伊勢の国国司の北畠氏が、代々守護寺とし、後には北畠統一の木造氏の氏寺としてして崇拝されてきました。現在の本堂は、約２００年前の文政三年に木造長郷氏が総欅造りで寄進されたものです。

　当山の山号の龍池山とは、本堂裏にある二つ池（龍池）と呼ばれる二つの池があり、東の池には雄龍、西の池には雌龍が住み、観音様をお守りになっていると、言われている事から名付けられたそうです。
　約６００年前の応永十年に本堂が火災に遭った際、池から二体の龍神様が現れ、雄龍は燃え盛る炎を飲み込みながら空から舞い降り、観音様を自らの体で巻きつけ、また雌龍は何度も池の水を炎に吹き掛け観音様を火災から守ったという伝説が残っております。
　寺では今でも毎月末には、龍神様へのお礼として、御酒、卵、米をお供えしております。

　そこで、この龍神伝説が残るこの寺の観音様は、災難除けのご利益と雄龍と雌龍の絆と言う事から、縁結びや子授けのご利益があると言われております。

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