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2011.10.15
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カテゴリ: アニメ


監督 宮崎駿

 今更説明の必要はないでしょう。スタジオジブリの、大大大ヒットアニメです。

 もう、はまりまくりまして、いや、ぼくじゃなくて、うちの子が。
 家にビデオ(DVDではない)がありまして、小学校に上がる前だと思いますが、大好きで、毎日毎日見ていました。もちろん僕も付き合わされて、毎日毎日見ていました。

 おかげで、ストーリーはもちろん、せりふも、かなりの部分覚えてしまいました。「マックロクロスケ出ておいで。」とか、「やーい、おまえんち、おっばけ屋敷。」とか、「おじゃまたくし。」とか、「お父さん、お花屋さんね。」とか、「メーイちゃーん!!」とか、使って、子どもと遊んでいました。
 メイちゃんが、チビトトロを追いかけて、穴の中に落っこちて、初めてトトロに出会うシ-ンとか、夜のバス停で、サツキが初めてトトロと出会うシーンとか、ネコバスが田んぼの中をすっとばして、人の横を通ったのをその人がまったく気がつかないシーンとか、大好きです。

 自分自身、田舎の生まれで、この映画で描かれている田舎の風景に、ノスタルジーを感じる世代でもあるわけで、(実は、この映画の舞台は昭和30年代初頭なので、まだ僕は生れていないのですが。)実に大好きな映画です。

 ただ、ひとつだけ、大嫌いなところがあります。それは、お父さん役の声優、糸井重里さんです。演技しているとはほど遠い、抑揚のない棒読みのせりふ、落ち着いているというほめ方しかできない、感情のなさに、がっかりでした。とりわけ、トトロに初めて会ったメイちゃんが戻ってきた後、神社の御神木にお礼を言う場面、お父さんのいいセリフが、あまりにも棒読みなため、いい場面が台無しです。確かに、声の質的には、このお父さんにぴったりかもしれませんが、本職はコピーライターで、声優はおろか、実写での演技もろくに経験がない彼をなぜ起用したのか、大いに疑問が残ります。


 最近のアニメ映画は、話題作りのためか、主役級の声優までも、タレントや実写の俳優さんを使っているものが多くあります。中には、なかなかの演技を見せる人もいますが、時に、全然だめだという人もいます。お笑い芸人など日頃ドラマや映画に出ていない人ならしょうがないのですが、時には、実写の演技では、非常に達者なところを見せている人なのに、声だけだとどうしてこうなっちゃうのだろうという人もいます。そんな人が主役だったりした場合、映画全体が台無しです。それは、ジブリアニメも例外ではありません。
 こういった状況は、声優を本業にしている人たちは、どう思っているのでしょうか。
 この間、バラエティ番組で、長年アニメの主役級の役でがんばっている、「タッチ」の上杉達也役で有名な三ツ矢雄二さんが、MCの爆笑問題にこの辺を聞かれ、返事に困り言葉を濁しているところを見てしまいました。肯定的に思っているのなら、素直にそう答えればいいわけで、何か不満を持っているからこそ、答えに困ったということでしょうか。
 かなりのベテランで、シリアスな役からコミカルな役をこなし、バラエティ番組で、顔を出しての出演も多く、結構ペラペラとしゃべりそうな三ツ矢さんですが、非常に、返事に困っているようでした。何か大人の事情的なことがありそうです。残念です。

 というわけで、お父さんの声以外は、大好きで、とてもよくできている「となりのトトロ」でした。





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Last updated  2011.10.20 09:52:04 コメント(3) | コメントを書く
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