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2011.10.16
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カテゴリ: コメディ


監督 ジョージ・ロイ・ヒル
出演 ロバート・レッドフォード ポール・ニューマン ロバート・ショウ チャールズ・ダーニング

 アメリカン・ニュー・シネマの代表作「明日に向かって撃て」の3人が、再びトリオを組んだ作品です。米アカデミー賞で、作品賞をはじめ、7部門受賞に輝き、間違いなく歴史に残る名作です。

 若い詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)は、その師匠でもある黒人詐欺師ルーサーと組んで、町でチンピラから大金をだまし取ります。ところが、その金は、賭博場の上納金で、大物ギャングのロネガン(ロバート・ショウ)に渡るはずの金でした。
 フッカーは、彼をつけ狙う悪徳警官のスナイダー(チャールズ・ダーニング)から、ロネガンのことを聞き、ルーサーの家に行ってみると、彼は殺されていました。自分の身の危険を感じたフッカーは、町から逃げ出しました。
 フッカーが逃げた先は、伝説の凄腕賭博師ゴンドーフ(ポール・ニューマン)のところです。彼は、足を洗い情婦の元に身を寄せていました。ゴンドーフとフッカーは、ルーサーの復讐のため、ロネガンから大金をせしめるべく、大掛かりな詐欺の計画を立てます。

 フッカーとゴンドーフが、騙すのは3人です。ロネガンと○○(ごめんなさい、この人物の名前を書くとネタがばれてしまいますので伏せます。)、そして、観客です。そうです、我々映画を見ている観客もまんまと騙されてしまうのです。その仕掛けは実に巧妙で、まずほとんどの人が騙されてしまうでしょう。
 ルーサーの死を悲しむ仲間は、実に大勢いました。全員で30人ぐらいになるでしょうか、彼の人望がうかがえます。そんな仲間を募り、ロネガンを引っ掛ける準備が、着々と進められる様子が映し出されていきます。その様子が、実に粋で楽しく、見事なのです。やはり、それは、脚本が絶品なのでしょう。



 それから、特筆すべきは音楽です。こちら方面については、僕は実に苦手で、今までも、ほとんど言及してきませんでしたが、この映画の楽しく軽快な音楽は、実にいいです。特に、主題曲の「ジ・エンターティナー」です。この誰もが楽しくなってしまう、ジャズピアノの軽快なナンバーは、映画を知らなくとも、今やだれもが知っている曲で、いろいろなところで、耳にすることができます。

 ラストは誰もが「やられたっ!」と言ってしまう、痛快なお話ですが、オチを知った後でも、何度も楽しめる、楽しい映画です。





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Last updated  2011.10.16 12:20:49 コメント(4) | コメントを書く
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