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2016.05.12
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カテゴリ: SF
SW6-1


   STAR WARS EPISODE VI / RETURN OF THE JEDI 1983年 アメリカ映画

製作総指揮 ジョージ・ルーカス
監督 リチャード・マーカンド
出演 マーク・ハミル キャリー・フィッシャー ハリソン・フォード
   ビリー・ディー・ウイリアムズ

 さてさて、お待ちかねの「エピソード6」です。

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
 前作より1年後、レイア(キャリー・フィッシャー)は惑星タトゥイーンに根城を構える犯罪王ジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入し、追って侵入してきた、故オビ=ワン・ケノービの家に潜伏して過酷な修業を積み、ジェダイの騎士として大きく成長したルーク(マーク・ハミル)や反乱軍に加入したランド(ビリー・ディー・ウイリアムズ)、R2-D2、C-3PO、チューバッカらとともに、ジャバらギャング一派を壊滅させ、冷凍されていたハン・ソロ(ハリソン・フォード)を無事に救出します。

 一方、帝国は森の惑星エンドアの軌道上に第2デス・スターの建造を進めており、最終段階視察のためにベイダー、更に銀河皇帝ダース・シディアス自らが来訪していました。
 その情報を入手した反乱軍は、アクバー提督の下で全戦力をつぎ込んだ最後の反攻作戦を立案します。ソロからミレニアム・ファルコンを借り受けたランドは、デス・スター攻撃隊長に、ソロは、ルーク、レイア達を加えた潜入部隊を率い、デス・スターを護るシールド発生施設の破壊のためエンドアへと向かいます。
 エンドアの森の中で、ソロ達は原住民イウォーク族と遭遇、彼らの協力を得ることに成功します。ベイダーの存在を感じたルークは、単身帝国軍に投降し、ベイダーにジェダイとしての魂を取り戻す様に呼びかけますが、応じないベイダーは彼をデス・スターに来訪していた皇帝ダース・シディアスの下に連行します。
 やがて反乱軍の反攻作戦が開始されますが、ソロ達潜入部隊は待ち構えていた帝国軍に捕えられ、ランドら攻撃部隊はシールドとスター・デストロイヤー艦隊の挟み撃ちに遭います。
 全ては皇帝ダーク・シディアスの仕掛けた罠だったのです。
 絶望的な戦況の中、デス・スターではシディアスの眼前で、ベイダーと刃を交えながら必死にフォースの暗黒面に抵抗するルーク、そしてソロ達も、イウォーク族の応援を得て反撃を開始します。

SW6-2

 ジャバが簡単にやられすぎだろうとか、ルークの修行が短すぎるだろうとか(詳しくは「5」の記事参照。)、「1」で簡単にやれれちゃったデス・スターを同じ形で作っちゃだめだろうとか、イウォーク族の原始的な武器でやられすぎだろうとか、ダース・ベイダーが簡単に改心しすぎだろうとか、いろいろとツッコミどころはありますが、エンドアの森の中を猛スピードで飛びながらの戦いとか、なかなか見どころのあるアクションもあり、結構1級のエンターテイメントに出来上がっていて、僕的には1番出来がいいと一般的に言われる「5」よりも楽しんでみることができました。

 そして、なんといってもこの「6」は、ジャバ・ザ・ハットとイウォーク族という2つの新登場キャラについて触れなければならないでしょう。
 ジャバ・ザ・ハットは、ルークの故郷タトゥイーンを根城に、密輸や麻薬などで裏社会を牛耳っている暗黒界のボスです。ハン・ソロは彼からの借金(ジャバからの依頼の密輸中に帝国の検閲を受け、積み荷を捨ててしまったためらしい。)を返せず、捕らえられてしまったのです。「4」「5」では、会話の中でその名が語られていただけ(再公開された「4」特別編では、出発前のミレニアム・ファルコンの前でソロと会話するジャバの姿がCGで挿入されていますが、最初に公開されたオリジナルではもちろんその姿は謎でした。)で、姿を見せていないので、いったいどんなやつか非常に気になっていた存在でした。
 だから、この「6」で初めてジャバが登場したときは、まさに衝撃でした。その巨大なカエルのようなナメクジのようなマツコ・デラックスのような独特の容姿と、圧倒的な存在感、まさに暗黒街のボスとしての説得力は十分です。なかなか面白いキャラを考えてものだ、と思いました。(その割には結構簡単にやられてしまったのが非常に残念です。)
 16年ぶりに公開された「エピソード1」では、なんとタトゥイーンの顔役として、かわいいアナキンが出場するポッド・レースの特別席らしきところで、同じような姿の妻と並んで観戦しているところが映し出されます。しかし、この「6」では、半裸の人間型の美女(レイアも含め?)をはべらせています。やっぱり結婚して子孫を残すには同種の女だけど、観賞用には人間型の方がいいということですね。(普通の健全な男性として、僕も激しく同意します。)


 帝国軍がその衛星軌道上に第2デス・スターを建造中の森の惑星エンドアの原住民です。その文明があまりにも原始的だったがため、帝国軍がその存在を全く危険視していなかった部族です。
 しかし、皮肉にも、その彼らの原始的武器(斧・槍・弓矢・投石器など)によるゲリラ的応援を受け、エンドアにある第2デス・スターのシールド発生施設は反乱軍により破壊され、第2デス・スターは「4」と同じ方法(なんで反省して改良しない帝国軍??)で破壊され、完全に形勢は逆転し、反乱軍の勝利に向かっていくのです。
 金ぴかに光るC-3POを神と思ってしまったり、攻撃が成功するごとにキャピキャピとはしゃいでみたり、見た目も動きも行動もまさにクマのぬいぐるみがそのもので、非常にかわいいです。当時、やっぱり人気だったようで、彼らが登場するスピンオフ作品(映画やアニメなど)がいくつか作られたほどです。

SW6-3

 ということで、なかなか楽しめる、大大大人気シリーズの完結編(当時)を紹介しました。
 ところで、劇場公開以来30数年ぶりに観返したので、勘違いしていたことをお詫びしておきます。ハン・ソロが一方的に懸念していた三角関係を解消するために、ルークとレイアが兄妹だということを告白するのを、ルークがソロに「実は妹なんだ。」と言ったとぼくは思い込んでいました。実際はレイアがソロに「兄なんです。」と言ったんですね。どうも失礼しました。





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Last updated  2016.05.13 00:01:58
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