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2008.03.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『Never7』



どうしても納得できない。

何が正しいのか、もう一度考えて見よう。

妄想と現実の継ぎ目 が、どこかに見えるはず…。


※以下、ネタバレです




















わからないことが、あまりにも多過ぎる。

だから、逆に 確かな事柄 を挙げていこう。

物語の前提 、そこを掴むことができれば…。


第一に、 守野くるみは実在の人物である

これだけは、真っ先に証明しないといけない。


まず、『Never7』スタッフの言葉を引用する。

>>インフィニティという物語の主人公は『プレイヤー自身』です。
>>石原誠という別の名前を持った『プレイヤー自身』なのです。
>>シナリオを書く上でも、この『主人公とプレイヤーとのシンクロ』という点に細心の注意を払いました。

プレイヤーが見ている世界は、イコール 主人公の認識する世界。

だが、主人公は キュレイ症候群 に侵されており、その認識は信用に足らない。

例えば、主人公が『いづみさんの妹』の存在を妄想した結果、
妄想具現化により くるみが生み出された可能性すらあるのだから。


誠が見る世界、すなわち 『never7』におけるあらゆる事実は信用できない。



『インフィニティ』の他作品 を信用すればいい。


『Ever17』に、くるみの父である 守野茂蔵 博士が登場する。

彼は クローン技術による妊娠 を望むある女性に共感し、彼女に協力することになる。




それは、 彼自身がクローン技術により娘を複製した からだ。

その女性に対して同情的で、積極的に協力したのも、彼女が自分と同じ境遇だからだろう。


つまり、『インフィニティ』の正史において 遙は確実に存在する 、ということ。

遙の存在理由を考えれば、必然的に くるみの存在も確定する。

こう考えると、 くるみの実在 は疑いようが無い。

彼女は決して、主人公の妄想の産物などでは無いと言える。



では次に、 くるみシナリオは完全に嘘ってわけじゃないこと を確認する。

これも、俺にとっては非常に重要なことだ。


残念ながら、 くるみシナリオはキュレイシンドロームによる虚像 である。

虚像を生んだのは、 主人公の妄想 である。

だから、そのシナリオにおけるくるみの態度も、 主人公の願望に塗れた偽者 でしかない。


……と、思う人も居るだろうが、 違う。

主人公の妄想を構成しているのは、主人公だけではない。

主人公の妄想に共感し、キュレイ症候群に侵された女性が二人居る。

優夏 と、 いづみさん だ。


彼女達の持つ情報も、主人公の造る世界に取り込まれている。

それが 妄想伝播 であり、彼らは互いに影響し合って一つの巨大な妄想を造り上げている。

つまり、ゲーム内の くるみ とは大部分 いづみさんがイメージするくるみ であり、
その再現力は信頼して良いと思う。

同様の理由でゲーム内の 沙紀もほとんど優夏が創造した のだろう。

また、これは確認不可能なことだが、キュレイ症候群による
主人公とくるみが極めて親しくなった可能性
もある。

その記憶を元にすれば、主人公にも 一週間分だけなら くるみの性格が再現できるだろう。

これは、同じ論法で 遙 のシナリオにも当て嵌めることができる。


つまり、 ヒロイン達は完全に主人公の支配化にあるわけでは無い。





……。


……複数の人物の認識が合わさって造られる『妄想』……。

これを、 『現実』 と呼べたらどんなに楽だろうか…。


って、やばい、 俺自身がキュレイ症候群を発症しかけているぞ…。

今日はここまでにしよう…。


とにかく、この観点では駄目だ。

もっと抜本的に、かつ 単純な部分 から考えていかないと…。





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Last updated  2008.03.04 02:07:33
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